チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

帯板

2015年01月29日 10時34分41秒 | 日記
最近チャコちゃん先生は帯板を外している
今から30年ほど前
市販されている帯板が固く苦しい思いが強く
それを分厚い木綿の芯にし其の周りを絹で巻いた帯板を考案した

若いときは其れがとても都合が良く
帯の前も美しく保つことができた
しかし年齢を重ねると共にこの帯板一枚がやけに苦しい
そして邪魔
何より帯揚げが浮いてくる

其れで終に外して堅めの木綿の芯を入れた絹の伊達締めをつくり
其の伊達締めを使うようになったらまこと調子が良い

なにより帯揚げが浮かないし
帯が絶対にさがらない

むかしから帯板は礼装のときにしか扱わなかったのだと思う
着物を楽に着ることは
下着や小物を見直すことも必要だとつくづく思う
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