チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

縮緬ゆかた

2010年06月11日 09時45分59秒 | 日記
梅雨に入るほんのわずかな日々に
絽縮緬の着物がある
湿気が多くなると
見る見る縮んでいくので
梅雨の声を聞くともう着ない

そして登場するのが
縮緬ゆかた
一越縮緬のきものを素肌にさらりと着る
この世に女で生まれた醍醐味を味わう

衿はバチ衿仕立て
柄は文久小紋や越後型
もっと若作りお望みなら
百合や菖蒲の立ち姿が美しい花柄がいい
最近はカラーの柄も浴衣にある

素肌に着るから
甕覗き程度の淡いブルーから茄子紺まで
白地は肌の色が透けるのでチョット隠微
これ狙いの方はどうぞご自由に

代謝の激しい若い人は
いしき当てを付けた方が無難
さらに年配のひとはも
肌が冷えるのでいしき当ては必要

ということは
40,50,60代始めの女達が
一番色っぽくよそえるのかしらねえ

この年代の女が
また
一番きものを着ない年齢
日本の女に生まれているのに
もっと女の麗しさを楽しんでほしい

縮緬ゆかた
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