チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

水で活きる

2022年01月11日 10時58分40秒 | 日記
私達の体は75%が水で出来ているといわれる
いい水を体に入れるのが健康の元であることは誰でも理解している
「水を買う」
ということがこの日本で起きるなんて夢にも思わなかった
それくらい日本の水は清かった
「木火土金水」という五行の教えがある
木は火を生みそこでできた灰が土になり、その土から金が生まれ、金から水があふれ、その水がまた木を育てる。この自然の循環がわが国土で脈々と行われていて、わが先祖は山にブナの木をたくさん植えて山の緑を育て、金山、銀山、銅山を誕生させ、おいしい水を生み出してきた

街中を流れる小川の水さえ飲むことのできた日本(今でも福井にその街がある)

水の結晶が科学的に証明され、水は私たちの気持ちも反映することもわかった現在、活きた水を求める人たちも増え、お水の商売は大いに潤ってきた
しかしそのもとである、天然の山を生き返らせなければ水は生きていけない
美しい山の水は海へと注がれる。当然死んだ水も海に行く
元を清めるという感覚を私達は取り戻さなければならないとつくづく思う
それにはわが国土の力を再認識して、農薬に頼らない土づくりの応援をしたい。それには一人一人が無農薬無肥料の食物を手に入れる工夫をすることが一番。もともとある土壌菌を生かす農業が私たち先祖の姿

近くに高野山を望む「ゆの里」「このの」の温泉につかりながら、お水の重要性を深く深く考えたチャ子ちゃん先生の休日

今ここには世界から水の研究家が訪れ水の大切さの科学的な根拠を打ち出す話し合いもなされているが、私たち日本人は「いいものを魂レベルで知ることのできる民族」であることを忘れたくないと思う

和歌山県橋本市神野々898「ゆの里」



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