チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの142

2019年04月24日 13時15分44秒 | 日記
オーラソーマの話をもう少し
初めてオーラソーマのボトルを見たとき「襲の色目」と同じだと考えた
美しい!
ボトルの中の色が二層に分かれていて下の色が潜在意識、上の色は顕在意識ととってそれぞれの色の言語で、そのボトルを選んだ人の過去、現在、未来を解いていく

日本には色がたくさんあるのにそのような明快な解釈をしたものが当時なかった
ひとつひとつの色の意味は語っていても、色の階級制度はあっても
今その色を選ぶその人の心模様は解説されなかった

色は階級ではなく色は言語!
そしてチャコちゃん先生若い人たちに混じり勉強を始めた
楽しかった!遂にテイチャーにまで上り詰め人に教えたりもした
仲間も楽しく素敵な人たちが多く
「オーラードーマー風水」までも構築して各テイチャーのオフイスまで出張し色を中心にした風水を広げた

風水の師匠は鮑黎明先生だったので「色」を取り入れることをとても喜んでくださってさらに風水の奥義を教えてくださった

オーラソーマ風水は独特な広がりをして「風水師中谷比佐子」になってしまうことを恐れて講義では必ず着物を着ることに設定していた
そして着物とオーラソーマの接点はないかと探ったら

あった!

源氏物語の中、光源氏が関係している女たちに新年の着物を送るシーンがありその襲の色の言語とオーラソーマのボトルの二層が一致した!
大興奮!
その話をイギリス本校の校長に報告したら、名古屋での会合の時話しなさいという依頼
やったー
だったが源氏物語そのものを読んでいない人が多く盛り上がりは薄かった!

なんとなくがっかり気落ちしている時同期の人たちに励まされ
全くジャンルの違う場所で話をしたらいいとそういう場を作ってくれたりして嬉しかった!

しかし
その翌年の東北大震災の折我が東京の揺れ方も大きく、会社に設置していたオーラーソーマのボトルの半分が床に落ちて割れた

これはもうオーラーソーマをやめろということだと解釈して
スッキリとやめそれと同時に風水も辞めて着物を本道とした

経済的には大打撃だがもともと着物を通して学んできたこと
着物に恩返しするのは当たり前

それにしても紫式部はすごい
イギリスで生まれたオーラーソーマはまだ40年にも満たない
紫式部が色を言語として捉えたのは今から千二百年以上も前だ
日本の文化の底しれない深さと雅をオーラーソーマを学んで教わった
ありがとうよaura soma

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コメント
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