チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

三代の家族

2012年10月08日 10時43分32秒 | 日記
子育てにはじじばばの知恵が必要だとつくづく思う
バスの中で
生まれてまだ一か月ぐらいしかたっていない赤子を抱いたママ
自分の腕に赤子の頭を乗せて抱く
ということを思いつかないらしく
普通に抱っこしている

バスが揺れるたびに赤子の頭がガクンがくんと動く
見かねたチャコちゃん先生
「こうして抱いてちょうだい頭は固定してね」
と注意をする

前に抱き袋に入っている赤子もまだ首が据わっていなくて
首ががくがく動いていて
これは一緒にいた友人が注意した

でもこういうお母さん
「ありがとう」なんて言わない

ベビーカーでも気になる
急に冷えてきたのに赤子の足は裸足のまま
つい触ってしまって
「冷たいから靴下履かせた方がいいわ」
「いえ赤ちゃんは体温が高いから靴下は履かせなくてもいいと本に書いてありました」
と拒否された

見ていてハラハラすることが多い
ベビーカーの子供はずっと下の方にいて埃をいっぱい吸っているのではないかと
生まれ赤子をどうしてこんな繁華街に連れてこなくてはいけないの

他人事ながら気をもんでいる

学生時代電車の中で前にすっわったきものを着たお母さんが
いきなり懐を開けて母乳を飲ませている姿を見たとき
その母の強さに驚いたが

今は母はおしゃれして爪を伸ばし高い靴を履いて
子供をベビーカーに押し込んでいる人が多い

若夫婦だけで育てるのではなく
じじばばのいる家族で育てる方が赤子は幸せ
そしてじじばばもボケないで健康でいられるように思う

一緒に住めば世代が違うのでどちらも我慢したり摩擦もあるだろう
しかし新しい命は健康に育つ気がする

こういう事に目が行ってしまうチャコちゃん先生である
コメント
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