危機感一杯

追悼式が終わりいよいよ新しい一歩を踏み出すことになったが
病を押してご臨席なさった天皇陛下に対し
また心のこもったそのお言葉について
ほとんどのマスコミがそのお言葉の重みを理解していないし
中にはそのお言葉を削ってしまった放送局もあった

そのお言葉とは
福島の原発に対する内容で
我が家に帰れない人たちの気持ちを察し
これから原発に対して日本が取り組むべき道のりについて
言及なさった

天皇陛下と皇后陛下は原発爆発すぐに福島を訪れている
しかも防御の服などお召しにならず

かなり後に全身防御服に身を包み不格好な姿をさらして
現場訪問訪した大臣たちとの心の差を感じる

その差が追悼式にも現れ
わが首相の言葉だけ美しい決意の全くない内容が
哀しく心に落ちて其れが鼠色の雲に覆われた

大手マスコミは一字一句漏らさず総理の言葉は記事にしていたが
記事になってもその文字は上滑りの内容
しかし
天皇陛下のお言葉は闇に葬ったところが多い

こういうこと許されるのだろうか
政府はあまり傲慢すぎないだろうか

すぐに原発再生の見直しが始まってしまった
復興に取り組むと言うが利害関係が優先

退院なさったばかりの天皇陛下がどうしても伝えたかったのが
そのお言葉だったのであろう

私たちはそのお言葉を胸に刻んで
この国を良くする方向にしっかり舵をきりたい

チャコちゃん先生は右翼でも左翼でもない
しかしこの国を愛する一人だ
国民の幸福を心の底から願っていらっしゃる
今上天皇の心に沿いたいし感謝したい

お一人で来る危険に御身をさらしていらっしゃる
日本に天皇陛下がいらっしゃることをチャコちゃん先生は誇りに思う