チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

人命救助

2011年10月14日 11時29分05秒 | 日記
昨日はビル全体で人命救助のイロハと
消火器の使い方119番の電話のかけ方などを
消防署の方々の実演で教わった

人命救助というのは
「早く苦しんでいる人を助ける」
ということが大切で
その人がどういう状況なのかを冷静に判断する必要がある

当然私達は医療の素人なのだから
人工呼吸などは訓練してなければ出来ない
その訓練をさせていただき
落ち着いてやれば私達にも出来ることがわかった

人に助けを呼ぶ場合は
誰かを必ず決めて相手の目をしっかり見て頼む
周りに居る人は自分が何をすればいいのか
指示を待つ前に
「私119番に電話をします」
など大きな声で宣言する

119番に電話をすると
其処は丸の内の本部にかかるので必ず
「新宿区です」
とまず区をハッキリさせて住所をいい
目印のあるビルを相手につげ
どういう状態かを説明をする

「新宿区西新宿十二社通りにある十二社池の上のバス停近くで
70歳くらいの男が泡を吹いて倒れています」

そうすると本部から近くの消防署に連絡が行き大体電話を受け
7分以内で駆けつけるのだそうだ

また煙がもうもうと立ち込める中にも入る訓練をした
これは袂を鼻に当てていたが一寸先は闇
訓練だと知っていても大変な恐怖感を味わった

新建材から出る毒ガスや他の色んな化学的な煙を浴びる
体験からいつも自分が歩く道筋を確認していた方がいいと
感じた

マスクを袂に入れておこう
呼び笛も

そして思ったのはきものってなんと便利
お財布は帯にサイフを使用すればイザに間に合う
小さなバックは帯のお太鼓に仕舞うことができる
袂には草履も入るしペットボトルも入れられるお菓子も
「動く箪笥だわ」
とチャコちゃん先生ほくそ笑む

ところで消防自動車についている梯子は
10階までしか伸びないのだと聞かされ
それはそれで覚悟が必要だと思った

近くに消防署があるので其処に顔を売っておくことも大事
知っておくと落ち着く訓練ではあった





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