チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

新高

2011年10月17日 13時49分50秒 | 日記
新高という梨が大流行
むかし熊本県の特産と聞いていたが
今では四国、九州全域に広がっているようだ

小学生の頭くらい、赤ちゃんの頭くらい
とにかく大きい
20世紀が終わって秋が深まりだすと出てくる梨

「新高山のぼれ」
という戦争開始の暗号をなんで新高なんていってるのかしら
と思っていたが
台湾にはじめていったとき
「これが日本軍の使った新高山です」
とガイドに説明され
「なんで日本の山ではなく台湾の山の名前を使ったのですか」
ときいたけど返事は無かった

その新高を忘れていたとき熊本で「新高」を賞味し
「どうして新高とつけたの?」
「新高山のようにコンモリしているからですよ」
「あの台湾の?」
「そうですよ」
何か腑に落ちないチャコちゃん先生

何のことは無い
物知り博士に聞くと
「それはね新潟の梨と高知の梨を掛け合わせて出来たから新高
というんだよ」
ですって

さらに詳しく聞くと
新潟の天の川という銘柄の梨
高知の今村秋という銘柄
この二つを結婚させて新高

でも新潟の天の川はもともと高知からの輸入品
つまりは元は高知ということになる

高知の果物は本当に美味しい
それにいろんな種類が豊富
太平洋の海風と山地の空気が交じり合ったところがいいらしい

さて本日は大分の大島家からやってきた
新高がわが秋櫻舎のおやつ

水分90%甘くてサッパリ味




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