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チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

疲れは自分がつくってる

2025年06月28日 09時29分19秒 | 日記
今日は「比佐子つれづれ」
これは毎月団四度土曜日であることはもう40年続いているのでわかりきっている。しかも毎年テーマも決めてある
だのにチャ子ちゃん先生、目の前にその日がこないと準備をしない
昨日はやっと一日開けてレジュメ作りに没頭

と思いきや
イスラエルっていったい何なんだろう?
なんて思いついたら、そちらが気になりいろいろと調べてみる、ついには図書館まで行ってしまった
頭の隅に「レジュメ作らなければ」という思いがあるので、イスラエルの調べも中途半端
其の上つれづれが終わったら金沢に行くので、そのチケットの購入にもいかねばーー

優先順位はなに?
と自分自身に聞き
「レジュメ作りです」
そうでしょう?一か月も猶予があったのよ
「ハイその通りです」
というわけでまじめに真摯に取り掛かる
「でけた!」

しかしいざコピーの段になったら「インクが不足」
ええーとヨドバシに走る
ついでにチケットの購入も、ああそうだ倉庫の家賃も振り込まなければ(カードを忘れていて振り込めないバカ)

あたふたと戻ってきたら
「今日はシルク伝道師協会の理事会です。zoomにはいれますか?」と連絡が来る

つまりひとつのことをきちんとやっておかないから、すべてのことがぎくしゃくして、あたふたするのだ
そんなこととっくに分かっているのに、計画性のない性根はなかなか治らない

分かっているから直す,治すって意外と難しいもんだわ、他の人には簡単なんでしょうが――

ま、気を取り直して行ってきます


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評判の映画を観た

2025年06月27日 08時10分16秒 | 日記
どうしてそんなに評判がいいのか
ごめんなさい分からない

先日観た「父と僕の終わらない歌」だったかな?寺尾聡の主演
こちらの映画は感動した

物を見て感じる心は人それぞれだからそれはそれでいい

映画はいろんな人の手で作られていて
その情熱のほとばしりに私たち観る者は感動する

だから今回の映画も出演者やスタッフの努力には感動したし、ありがたいと思った

映画というのは異次元の世界だからその時間に集中して、没頭できることが一番いい
やらなければいけないことを抱えていても
じっと座って自分を解放しているのだから、やはり必要な娯楽なんだと友と語り合った
つまりはそれだけのことだった

違う土地で映画を見ると評判だという映画でも15人くらいしか座っていない、だから冷房の利き方が尋常ではなく、こういう時きものは体を守ってくれると改めて感謝
同行の友は洋服で震えていた(笑)


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きものの仕立て

2025年06月26日 08時12分48秒 | 日記
かねてからきものはオートクチュールと思っている
だからこそきものの寸法にやかましいチャ子ちゃん先生
久しぶりに手を通した夏の長襦袢
「えっきものから裾が出るじゃん」
それもそのはず先日健康診断で60年ぶりに測った身長が2センチ低くなっていた。えええーと言って測りなおしてもらったけど、看護師さんは涼しい顔をして
「60歳くらいから背が縮む方多いですよ」
ショックを受けてる患者なんて「モノ」扱い
自分だけは縮まないと思っていたのでショック度は強い
縮まないという確証でもあったのか?
あった、しかし誰でも通る道なのっだと受け入れるしかない

夏の長襦袢は表の着物の生地が薄いので、冬物より一寸長くしている、ちょうどその分が余分になった

昨夜はチャコちゅうぶで「現代の名工・草川幸郎」さんとの対談をした
きものを着る時の「採寸」のはなし 
年を重ねる着とが問題になるのは当たり前で、胸の肉も落ちて来るので、「抱き幅」と言われる場所の寸法も変えなければ、胸周りがプカプカするという指摘、それと同時に首の根っこに肉が付いたり、姿勢が猫背になると、襟肩あきや、繰越の寸法も変わって来る

このようにきものは、まさしくオートクチュールという感覚で仕立てていく
きものを着ることは
自分自身の体の変化にいち早く気づくことにもなる

そしてチャ子ちゃん先生の寸法直しがまだあった
胸の肉が落ちたため「裄」の寸法が変わった手首のクリクリが隠れてしまっている
紬だったらこのクリクリが出ている長さの方が軽やか
世のきものの平均寸法は、身長156cm、体重48キロこれは100年ほど変わっていない

きものの仕立てを志す人が少なくなってきたけど、お針を持つことの好きな方はきものの仕立てを学ぶと、人間がよくわかり面白い仕事になっていくと思う
早川幸郎さんは味わい深い方だった

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久々の梅雨空

2025年06月25日 09時16分05秒 | 日記
梅雨はこれでなくっちゃあねえ
という天気の6月25日
どういうわけか今年は早々と白い古代朝顔が咲いた
青い古代朝顔はまだまだ蕾も出ていない

自然の生業というのは毎年違うので興味が深い
古い本を読んでいると、自然から教わることが多い古代人の姿が見える
私たちの先祖は自然と一体になって暮らしていたのだとわかる
地球全体が日本だったとという説もあり、なんだかうなずいてしまう

縄文という時代が世界そのものだったのではないかという人も現れている
取材にいったときその土地の研究者を探して教えていただくことが多い
自分の土地を愛し、日本の文化を尊ぶ人たちが中央の考古学者や歴史家とは一線を引く土着の文化を語ってくれる

チャ子ちゃん先生表向きには日本のすべての土地を訪ねたが、まだその土地の研究者たちの話をすべて聞いてはいない
ぼつぼつその旅に出たいと思っているが、身の回りの整理が先決なやましい

地産地消と一口で言ってしまうが、専門の蚕一つをとっても、その土地でしか育たないものもあった
冠婚葬祭の内容も違う、当然着ていくものも変わって来る、もちろん言葉も違う、違うからこそ興味もわく

人の暮らし方がそれぞれで、その違いを尊重し受け容れるのが文化国

梅雨空の下にこそ映える古代朝顔を眺めながら
その地方にしかなかった文化が消えていくのは、國がやせていくことになるのだよねと花に問う朝

本日18時からチャコちゅうぶ



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トランプ革命 3

2025年06月20日 09時58分33秒 | 日記
トランプ革命というより「トランプ劇場」だな
今アメリカフアーストの大統領がイスラエルフアーストになったとか、結局は戦争か?がっかり!
という話が盛ん

そうだろうか?
そこには日本人には理解不能な聖書問題がある
更に新しく作ったイスラエルという国はよくわからない
更には中東という国々の成り立ちを説明できる人が少ない
其の上武器商人たちの動き

この不可解な国々のこと
見えない人たちの欲んの手で国々が操られていること
私たちが常識と思っていることが彼らにとって非常識であったこと
このようなことが浮かび上がり
それらを咀嚼するだけでも大変だが、トランプは浮かび上がった渥(あく)を整理して消し、そこに新しい秩序を作ろうとしているのだが、その過程では味方の中の敵もあぶりださねばならぬ

トランプ側の人たちが彼を諫めることを言っているが、いさめることで今まで見えていなかったことが見えてくる。
とにかく世界中の人に「見せなければならない」ことが多いということがわかる。諫める人との信頼関係がないと、こんな芝居はできない

トランプは第一期が終わって次の選挙運動の時、沼の泥をすべて流してきれいにする、ポップコーンを片手に見学してください、その泥抜きの最後は日本とおっしゃっていた

その劇を見ている私たちは
ほんとうの日本の歴史、本当の日本人の魂、本当の日本の文化、本当の日本人の美学、そういうものに気持ちが動き始めているのではないだろうか

トランプ劇場は本来の常識ある人々の誕生を促しているだけなのかもしれない

だから戦争は起きないと思う
日月神事にある「一厘の真実でひっくり返る時が来る」
いろんな予言の中で改革の後は「日本の出番」とあるように、その日が刻々と近づいているような気がする

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初めての健康診断

2025年06月19日 08時34分39秒 | 日記
生まれて初めて健康診断をしていただいた
それは白内障の手術に必要だから
結果は
心臓肥大 レントゲンを見ると肺の面積にかぶさっていた
そもそも血圧が高い、その原因は心臓肥大だったというわけだ

「心筋梗塞になる可能性がある」
「動脈硬化になる可能性がある」
ということでこちらは自費負担で検査させてくださいとなった

動脈を調べると
「きれいですね、何の問題はありません、100%素晴らしいわけではないですが、大丈夫です、不思議ですねえ」
それでも病原を探したいらしく
「大腸がんの検査もしますのでこれも自費ですが便をとって後日提出してください」

88年も使った身体だ、どこかが弱っていても当たり前
健康診断というのはその人の抱えている体の弱いところを見つけて、治療をするのだなあと納得、その治療は何かと聞けば
「薬」だという
動脈硬化、心筋梗塞にならないような薬だという
ひそかに思う
(薬はいらない、日常の生活をもっと注意をして無理しないように過ごそう、今まで以上に食べものの吟味、着るモノは自然素材、時間を丁寧に、快食快便快眠を心がけよう)

「血圧の高さが気になるので薬を処方しようと思いますが」
「そうですか?」
「それにしてもいい遺伝子をいただいていますね、そのお歳で元気ですから」
「はいおかげ様ですありがとうございました」

健康診断は病を見つけるもの
その病の治療法は薬
こういう図式なのだと納得

衣食住に注意を向けることこそ大事なこととつくづく感じた
早寝早起き、腹八分は医者いらずと母の言葉を思い出す

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いきなり夏

2025年06月18日 08時57分42秒 | 日記
「梅雨寒」という季語は何か憂いを持っていて
「梅雨晴れ」という言葉は明るい
しかしここ数日の梅雨晴れにはいささか応える

いま毎日天体望遠鏡で太陽を見ている知人がいるけど、太陽そのものに異常があるらしい
黒点が二つになったり、太陽フレアが尋常であったり
大昔から太陽の変化は人の変性意識に影響を与えるといわれている
この太陽の異常な強さに私たちはどうしたらいいのか?
その知人
「外に出ないことだね」
と一言

そうはいかぬ、砂漠にすむ人たちのように全身を布で覆いつくすしかないのかと思う
外に出る時は絹のシーツにくるまることにするか?

世界も日本も日々とてつもない変化を見せているけど、アジサイが満開の「夏至」(21日)あたり「内なる図書館」に意識を向けようとその知人は言う
そこから答えが自然と湧き上がってくる
成るほどね
日々自分の足元見て過ごすのが一番
与えられたことを粛々とこなしていく

さて本日チャコちゅうぶ20時から


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汗の行方

2025年06月16日 10時00分26秒 | 日記
ヒトの体には240万個の汗腺があるといわれている
その中でも脇と陰部の汗腺が厄介
こちらは酸性が強く体から湧き出た汗を分解してさらに匂いを強くしてしまう仕組みになっているらしい
わきがの方は汗を止めるより、食べ物の管理をする方が効果的だとか
肉とか乳製品を控えるといいらしい
たしかに食べる種類の結果だ

汗は出るに任せた方がいいという
体の中の新陳代謝の結果であり体温を保つ、汗を止めると体の中の免疫が下がっていく
風邪をひいて汗が出るとそれを嫌い留める人も多いが、それは逆効果
体の中が必死に浄化しようと働いているのだから、それは留めずに自然に任せることで、体の調子は飛躍的に回復する

このようなことを考えた下着づくりをしている
つまり脇と陰部の汗を解放する下着だ
幸いきものの形はこの汗腺の解放を容易にしているので、いつもながら先人たちの智慧に驚くばかり
この二か所の解放は誰が考えた着物の形なのだろう?

この汗腺を無視して
とどめおこうとタオルを巻いたり、汗取りを身につけたりしている人も多いが、考え方が逆

これってきものの着方に限らず、いろんなことものの考え方に現れる
つまり
臭い物に蓋をするのではなく
その臭いものの原因を解明し、それを解放する方が根底的に解決をする
「原因」を深く知ることによって一番簡単な解決ができる
物事を複雑に考えるのが頭がいいわけではなく
簡単明瞭な考察ができる人の方が賢い

日本人は本来モノの本質から考える人が多かった
汗の行方一つとっても合理的で簡単な方法を考える日本人は賢い




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喧嘩の奥

2025年06月12日 10時29分52秒 | 日記
心の底から信頼しあえた友とは「喧嘩」がまた肥料となる
まさにそのような喧嘩を公的に見せていただいたイーロンマスクとトランプ
なにかある?
二人の決裂報道にそう感じた人も多いと思う
二人は自分の命を懸けて国を成長のために破壊し、作り直したい、それも国民の生活の場に立ってと思い活動し、そのように動いてきた

そういう喧嘩の仕方は日本の武士の中にも見える
諍いをすることで更にお互いの理解が深まっていく、友情はときとしてもろいものでもある。それは依存の場合に当てはまる、依存と信頼は全く別のもの

今回はその二人の間にさらに二人を俯瞰し、どうしたら国のためになる解決法があるのかということを見せてくれたのが「バンス副大統領」
しかしいい仕事をするときは精鋭が集まるものだなあと感心している
ロバートジュニアケネデイの子供の健康を救うというチームも、深くて大きな仕事ぶり、このチームはすごい
神への信仰を第一に考えていることも特筆

私たちは見ざる言わざる聞かざる状態にされているが、このトランプ劇場はいよいよ佳境に入った
二人の諍いの裏の裏はさらに国を強くする奥の手だったということが、垣間見えるのも面白い

日本はもう間もなく本来の日本國になっていくのだろうなあ
今は足を地につけて自分の軸をしっかり持って、粛々と日々を送るのが一番!とチャ子ちゃん先生は思うね


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いのちを纏う

2025年06月11日 09時22分13秒 | 日記
鶴見和子・志村ふくみさん対談集「いのちを纏う」(藤原書店)2006年出版という本がある
いま群馬県の下仁田では「西舘好子」さんが開いた「ねぎぼうず村」で鶴見和子さんのきものの部屋ができて彼女の著書も多く並んでいる
ゆっくりこれらの本もコーヒーを片手に読むことができる空間だ

西舘好子さんはお母さんたちが歌う子守唄を日本中をめぐって取材し、今もなお日本の子守歌の存続に力を注いでいらっしゃる
その西舘さんは若いころ鶴見和子さんの秘書的な企画者だったようで、鶴見和子さんの講演に同行をしている
鶴見さんは講演の時と、終わっての懇親会の時着物を着換えるのが習わしだったという
365日いかなるときにもきものを着てらっしゃる鶴見さんの着物の数々を、ねぎぼうず村に鶴見家から寄贈されされ、そこにきものは落ち着いている

先日シルク伝道師の有志と見学した
チャ子ちゃん先生自身が飾るきもの箪笥にしまっておくきものという選別をしたので、きものの説明をしながらみんなと見学したとき
鶴見さんの著書の中で人気があったのが「いのちを纏う」鶴見さん志村さんの対談本

若いころ志村ふくみさんの工房を訪ねたことがある、50年は前であろうか
その時反物を触ろうとしたらいきなり白い手袋を渡された
なまいき盛りのチャ子ちゃん先生
手の感覚を無視されたその傲慢?さに腹立ちを覚え取材しないまま席を立った
(若さだわねえ)

そしてこの本を改めて詠むと
蚕のいのち植物の命を尊ぶ心を第一に考えて作品を作っていらしたことが「今」は理解できる
そして今この時代こそ生きとし生けるものに敬意を払わねばと深く思う

本日のチャコちゅうぶはこのようなお話させていただこうかな
20時から
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