宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

半霊半物質の人間

2011年08月15日 | 精神世界を語る
 
「地球人類の意識の進化」について考えるには、「意識進化した後の人類は、どういう人間になるのか」ということを考えてみないといけないだろう。
 
これについては、いろいろなことが言われている。今までの話にも、それは出てきた。
  
ブルース・モーエン氏によれば、それは「人類の知覚が拡大する」ということを意味している。ここでいう「知覚」というのは、死後世界の探索を始めとする、サイキックな認識能力のことだ。また、コルマン・インデックスによれば、それは「人類の意識が共鳴して統合に向かい、ひとつの巨大なグローバル・ブレインが形成されることだ」という。これまた、一種のテレパシーが働くようになるわけで、サイキックな認識能力の一環だ。このように、人間の認識能力が拡大して、今までは見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえるようになると考えている人は少なくない。

また、「バシャール」では、それは「振動数が上がること」と説明されている。いわく、振動数が上がるに連れて、意識の波動が精妙になる。それが一定の値を超えると、一挙に覚醒してアセンションするという。バシャールでは、その振動数が「18万ヘルツ」というような形で、具体的に数値として示されている。これは確かに、「意識の覚醒」という、どちらかと言えば漠然として抽象的な話を、具体的な数値で表現したのだから画期的なことだ(笑)。これを受けて、坂本政道氏は、「ピラミッドとヘミシンクの組み合わせで、振動数を高めるのだ」と張り切っている。これまた、今までは瞑想などの精神修養しかないと思われていた覚醒へのプロセスを、器具を使用することにより振動数をガンガン高めてスピーディーに実現しようというのだから、画期的な案と言える。実現するのかどうかは分からないが、やはり興味深い。
   
でも、それ以前から、よく言われていたことがある。それは、「人間が、半霊半物質になる」というもの。今までの人間は、物質世界の肉体で生きてきた。これは、病気になったり老化したり、不便な乗り物だ。「人間を、この世という牢獄に縛り付けるための拘束具」とさえ言われている。でも、これからは、それが大きく変わる。といっても、幽霊になるわけではない。肉体人間と、幽霊の中間くらいの人間。それが、半霊半物質の人間だ。

半霊半物質になるということは、当然のことながら、霊的な認識能力は、大幅に拡大することになるだろう。この場合、「知覚の拡大」や「意識の共鳴」も、自動的に達成されることになる。「大は小を兼ねる」と言うべきか。
 
これまた、なんとなく受け入れられている「半霊半物質」なのだが、それはどういうことを意味しているのだろうか。物質の肉体と、非物質の霊体とを、足して二で割ったような体になるということか。それはつまり、肉体がなんだか半透明になってきて、ついでに柔らかくなって、ルドルフ・シュタイナーが言ってた大昔の人間のごとく、「寒天みたいな人間」になるということ?

たしかに、そんな寒天質の人間になれば、病気や老化とも無縁になると思われるのだが・・・(笑)。

これに関して筆者が思うことは、「ハトホルの書」で強調されている、「プラーナ体」のことだ。「ハトホル」にいわく、肉体の頭頂のチャクラから、足元に至るまで、「プラーナ管」という、気の流れる管が通っている。もっとも、これはハトホルが言い出したことではなく、ヨーガでは昔から言われているものだが・・・。そのプラーナ管には、天と地から、生命エネルギーを集めることができる。それがプラーナ管を通して、人間の全身に行き渡るようになっているという。植物が、地中から水分を吸い上げて、それを生命の源としているようなものだ。

このプラーナ管を中心として、生命エネルギーが人間を取り巻いている。これは、肉体と重なって存在する、もうひとつの体、「プラーナ体」だ。プラーナ体は、電池のように生命エネルギーをプールしている。さらに、その回りをメンタル体・コーザル体・・・が幾重にも取り巻いている。
 
「ハトホル」によれば、このプラーナ体、別名「カー」こそが、アセンションにおいて重要な役割を果たすという。このため、アセンションしようと望む者は、天から地から、せっせと生命エネルギーを集めて、カーを強化しなければならない。それだけでなく、カーを消耗させるような、エネルギーの低い食べ物(ファーストフードとか、インスタント食品とかが、その典型ですな・・・)を避けて、滋養のあるものを食べる必要があるという。

この「気の流れる体」をトコトン強化した人間は、肉体と並ぶ、もうひとつの体を手に入れたも同然だ。思うに、これは「半霊半物質」なのではなかろうか。つまり、「肉体と霊を足して二で割ったような体に変化する」というより、物質の体と、同じくらい確固たる非物質の体とを併せ持つ、いわば「二重の人間」になるということを意味する。これを、「半霊半物質の人間」と呼ぶことを提案したい(笑)。
 
高度に発達した非物質の体は、大量の生命エネルギーをプールしている。だから、肉体にそれを浸透させることにより、若返りや病気直しも自由自在ということになる。これは、カルシウム不足になった体に、骨からカルシウムがしみ出して供給されるのと似ている。
  
筆者の感覚では、そのほうが現実として大いにありうるように思う。もちろん、そもそも、そんな非物質の体の存在を認めるかどうかが、人によって分かれるところだろうが・・・。でも、これは意識して強化に取り組んでいれば、すぐに実感できる問題だろう。
  
そうなれば、知覚は当然に拡大される。意識の共鳴も、ぐっと強まることになる。強力なエネルギーがプールされているのだから、意識の波動の振動数も当然に上がっていく。
  
やはり、気が流れる、もうひとつの体を強化することことにより、アセンションはぐっと近づいてくる・・・(!)

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