「インドの聖者」と聞いて誰を思い浮かべるかは、人それぞれだろう。筆者の場合は真っ先に「クリシュナムルティ」だけど、クリシュナムルティの場合は、どっちかっていったらイギリスとかアメリカで活躍した人。
歴史上の人物としては、「釈迦」と「シャンカラ」が二大巨頭だろう。ただし、インドは歴史の国じゃないので、正確な歴史が誰にも分からない。2人とも、なかば伝説的な人物に近い・・・。
現代で、多くの人が「これこそインドの聖者の筆頭」と思う人物といえば、なんといっても、シュリー・ラマナ・マハルシなんじゃないか。他にも聖者が多い中で、ラマナ・マハルシを別格あつかいする人は少なくない。
精神世界系で屈指のアクセス数を誇る某有名ブログでは、ラマナ・マハルシを「千年に一人の人物。この人を超える人は出ていません」とまで持ち上げている。それをそのままウノミにはできないまでも、それくらい、インドでも傑出した人物ということだろう。
以前、ブログを読んだ人たちが、「インドの聖者」について親切にもいろいろと教えてくれたことがある。今でこそ、精神世界全般に通じている筆者だけど(笑)、実際のところ、ブログや掲示板をやってきたおかげで得た情報は多い。この「インドの聖者」関連の話もそのひとつ。他にも、「ダンテスダイジ」とか、「ヴィパッサナー瞑想」とか・・・。どれも、ここでその道のプロから聞くまでは知らなかった。
それはともかく、「ボクも、インドの聖者の本を読んでみよう」とは思ったものの、いろいろあるから迷ってしまった。どこから始めるのがベストなのかと言えば、やはり、基本はラマナ・マハルシ。
でも、もちろん、ラマナ・マハルシしかいないわけではない。まず、弟子として有名な「覚醒の炎」のプンジャジがいる。もっとも、「覚醒の炎」は現在、日本語訳が絶版になっている様子。こういうのは、どうしてもマニア向けの本なので、価格が高い上にすぐ絶版になる。だから、ますます読まれない・・・。
さらに、その弟子として有名になったのは、アメリカ人女性のガンガジ。こちらは、「ポケットの中のダイヤモンド」という名著で知られる。この本には、あの「現代のスピリチュアル・リーダー」こと、エックハルト・トールが序文を付けている。
エックハルト・トールは、このラマナ・マハルシからガンガジに至る系統に、強い影響を受けている。この系統は、「アドヴァイタ派」と呼ばれる。インド思想4大学派のひとつだ。4大学派といっても、ひとつはこの「アドヴァイタ派」で、もうひとつは「ドヴァイタ派」、あとの2つも「なんとかドヴァイタ派」とかいう名前。違いはまったく分からないし、おそらく、あまり違いはないんじゃなかろうか(笑)。
誰もが古代インド最大の哲学者・シャンカラの思想をそのまま受け継いでいて、基本的には同じなので、どれか一つを読めばよいと思われる。最も親しみやすいのは、ガンガジの「ポケットの中のダイヤモンド」。逆にダントツで読みにくいのは、シャンカラの古典。ちなみに、この中で筆者が以前から読んでたのは、シャンカラだけなのだが・・・。
といっても、インドは歴史の国ではない。もちろん歴史がないわけじゃなくて、実際にはものすごい悠久の歴史があるんだけど、当のインド人が興味なかったもんだから、歴史に意味がない。だから欧州や中国と違って、インドの場合は、思想の歴史をたどることにも、あまり意味がない。
そもそも、真理を外部の世界に求めて探し回っても報われない。真理は、自分の心の内側にある。
異口同音にそう言ってた人たちの本を、片っ端から読み漁る。それこそ、矛盾というものだろう。「思考を止めようと考える」というのに通じる、根本的な矛盾。
それはともかく、ラマナ・マハルシの系統の外にいる人で、マハルシに勝るとも劣らない名声を博しているのは、二サルガダッタ・マハラジ。
ラマナ・マハルシと、二サルガダッタ・マハラジでは、どっちがより高い位置付けになっているのかというと、「マハルシを超える人物などいない」という信奉者もいれば、「マハラジしか読まない」という人もいる。どちらとも言えないとはいうものの、ややマハルシが優勢か(笑)。
そして、マハラジの弟子として有名なのは、ラメッシ・バルセカールという人。あと、セイラー・ボブって人も有名。
これくらいの予備知識があれば、この分野に入っていける・・・。
(つづく)
うー、寒い
故障者が増えて そのしわ寄せがきつくなるな、みんな当然 仕方ないけどね
今日もなかなかの揺さぶりでした。
まー、明日からもだらだらやろう。
風呂に入って出かけるか
でも、これ、俺の感情じゃないんだよなー。
精神病の友人に伝染されたやつなんだよなー。
あ~あ‥‥。
やれやれだぜ。(^_^;)
精神世界マニアならアジズとフーマンの本は読まなきゃだめだよ
彼のステート・オブ・プレゼンスの概念は超特筆モノ
あと、いつかはグルジェフも取り上げてください。
マハラジの言う「意識に先じた状態」をこと細かく描写してるのがアジズ
ラメッシにも直に会いにいったらしい
そのアジズが「世界で五本指に入る」と評したのがフーマン
この人はハワイに住んでた悟ったシャーマンみたいなひと
会った人は口々に、別格のマスターだったと言う
2005年に亡くなっているが、自殺説がある
そのフーマンが評価している日本人が、五井昌久と出口王任三郎の二人
話が込み入ってきたな