やはり、保守王国とされる日本にも、激変が起きた。民主党が300議席超の圧倒的多数を獲得し、半世紀以上も第一党の座を担ってきた自民党が下野する。壊滅的な大敗だけに、組織の崩壊も予想される。再建は容易ではない。
衝撃は、非常に大きい。半世紀に及ぶ一党支配は、中国共産党にも比せられるだろう。本格的な政権交代は、現代日本にとって未体験ゾーン。ここから、明治維新にも匹敵する、平成維新が始まるのかもしれない。
中央官庁の知人たちは、緊張を抑えきれない様子だ。アメリカでは、政権が交代するごとに、高級官僚も一斉に交代する。日本でも、民主党は官僚人事に強く口出しする意向であり、それに近いことをやりそうだと、霞ヶ関は戦々恐々としている。
農協(JA)の知人も、不安を隠しきれない様子だった。長年にわたり、自民党にとって最大級の支持基盤であり続けてきただけに、今後どのような立場に立つことになるか、見当もつかない。民主党のマニフェストには、「農産物貿易の自由化」が高らかに謳われている。
他にも、さまざまな分野の人々が、「自民党一党支配の終焉」という現実に直面している。
それにしても、今は激変の時代。古いシステムが、ますます壊れてきている。堅固なものが次々になくなり、すべてのものが流動化しつつある。まさに、諸行無常・・・。
こういうときこそ、「世界は幻想だ。この世で起きることには、何の意味もない」(byニール・D・ウォルシュ)という、精神世界ファンならではの割り切りがモノを言う(笑)。
もともと、自民党一党支配そのものが、幻想にすぎなかった。その崩壊もまた、幻想にすぎない。現実には、何も起きていない・・・。合掌。
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こういうのは、あくまでも政治経済の動きなので、人類の意識的な覚醒に直接つながるものではないでしょう。
でも、世界各国で急激な変化が起きているのは、固定的な世界の崩壊と、流動的な世界への移行を象徴してますね。
日本の政治の流動化が始まるような気もします。これも、アセンションへのプロセスの一つなのでしょうか?