「日月神示」の研究家・中矢伸一氏によると、今は「ミヨイヅの世」なのだそうだ。
「ミヨイヅ」は、漢字で「御世出づ」と書く。「神の世界の出現」ということか?
もっとも、神示の原文では、「三四五」と表記されているという。これを「ミヨイヅ」と読むのである。「4649」を「ヨロシク」と読むのに似ている。
「三四五の世」の前は、何だったか? 「一二三の世」ということだ。これは、「ヒフミの世」と読まれる。
このように、日月神示の特徴は、大半の言葉を、漢数字を用いた暗号で表現しているところにある。たとえば、「二二八八れ十二ほん八れ」という一節は、「富士は晴れたり日本晴れ」と読むのだそうな。
ちなみに、「おはよう」は「〇八四」。「おやすみ」は「〇八四三」ということになる。「四十九二一五」は、「新宿に行こう」と読む・・・(?)。
全体がこんな調子なので、本当に読みにくい。自動書記係を勤めた岡本天明自身、ワケワカメなので捨ててしまおうとしたそうだ。その紙切れを、ゴミ箱から拾って解読してくれた人がいた。一説によると、解読したのはポケベル女子高生だったという(当時は、まだ携帯電話が普及する前だった・・・)。今日、我々が神示を読めるのは、そのおかげである。
問題は、「三四五の世」の次だろう。
「三四五の世」の次は、「五六七の世」である。これは、「ミロクの世」と読む。
なぜ「ミロク」が、「三六九」ではなく「五六七」なのだろうか。それには、ワケがある。
昔から、「五六億七千万年後、弥勒菩薩が回向して人類を救済する」と信じられてきた。どうやら、この「五六七」に引っ掛けているらしい。
さて、「ミロクの世」とはどういう世の中なのか。それは、「日月神示」に詳しく描写されている・・・。
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