宇宙のこっくり亭

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日韓のサイバー戦争が激化

2010年03月03日 | こっくり亭日記
    
3月に入って、匿名巨大掲示板・「2ちゃんねる」がダウンした。クリックしても、つながらない。なんとか復旧したものの、今日もなんだか調子が悪そうだ。
   
原因は、韓国人のサイバー攻撃。「2ちゃんねるに攻撃をかけよう」というネットでの呼びかけに、なんと5万人が参加したという。5万人の韓国人が、2ちゃんねるに向かって「一斉にF5キーを叩き続けた」というから、なんとも壮大なスケール(?)。
 
最大のキッカケは、なんといっても、キム・ヨナの金メダル獲得だ。普通の年なら、ぶっちぎりの金メダルだったと思われる天才・浅田真央だったのだが、キム・ヨナがそれ以上にすごすぎたため、銀メダルに終わった。それに対して、日本のネット上では、「韓国人が審判を買収したのだ」というカキコがあり、韓国ネットユーザーの怒りを買ったようだ。もはや、フィギュアスケートの域を超えて、「民族の優位性」にまで話が及んでいる。

もともと、3月1日は「三一独立運動記念日」。第一次大戦末期の1919年3月1日に、ソウルで独立運動のデモ行進が行われた。日本での知名度はイマイチなのだが、韓国では、「日本から分離独立するキッカケになった」と評価されている事件だ。こういう要因もあって、民族感情に火がついたようだ。
 
もっとも、韓国人自身、去年は隣国の北朝鮮からサイバー攻撃を食らっている。隣国といっても、元は同じ民族。東西ドイツが統合して二十年近く経つというのに、今も対立が続いている。韓国政府のサイトがたびたびダウンするため、「犯人は北朝鮮なのではないか?」と疑われていたのだが、調査の結果、やはりそうだった(笑)。北朝鮮は、独自に養成したサイバー・テロリスト軍団を使って、韓国のサイトに妨害を加えていたのだ。選び抜かれたエリート軍人の集団だったわけだが、やっぱり、韓国のサイトに向かって一斉にF5キーを叩き続けたのだろうか。もはや、世界の現実は、B級のSF映画みたいになってきた・・・。
   
日韓のサイバー戦争は、中国でも関心を集め、大きく報道されているという。当の中国も、「グーグルの電子メールシステムにサイバー攻撃を仕掛けた」と言って、米中両国の政府間の問題にまで発展している。人権問題に民族問題、隠したいことが山ほどあるお国柄だけに、グーグルの自由奔放さにガマンならなかったようだ。
 
世界的に見ても、東アジアはITの先端をゆく国々。リアルより、ネット上でのテロ行為が目立つ。この先、どこまでゆくのか。
  
関係ないけど、東アジアでの最近のホット・ニュースといえば、中国がアメリカを抜いて世界最大の自動車市場へと成長したことだろう。2009年の統計が発表され、新車販売台数が前年の五割増となり、一気にアメリカを上回ったことが明らかにされた。去年は、北京の政府が地方の農村でせっせと金券を配り、農民に自動車や電機製品を買わせて話題になった中国。驚くべき飛躍の背後には、それがある。まさしく、「究極の景気刺激策」と言えるだろう。いまや、中国は世界最大の市場だ。アメリカでの巨大リコール問題に揺れるトヨタ自動車の社長は、中国でも緊急記者会見を行い、深く陳謝した。アメリカと違って、中国ではたいした被害が出ていないにもかかわらず・・・。やはり、お客様は神様。中国が、「世界の工場」から「消費マーケット」に変身したことを象徴する一幕と言える。
  
まさしく、激動の東アジア情勢。「2010年には、何かが起こりそうだ」という予感を、多くの人が口にしている。日韓のサイバー戦争は、さしづめ、その前哨戦といったところだろうか(笑)。
 
         
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