今年の冬は寒い。季節の変わり目だけに、カゼを引きやすいので要注意。
というのも、筆者自身がカゼをひいたからだ。熱を出して2日間、寝込んでしまった。病院に行ったら「39度の熱が出ているので、インフルエンザの検査をします」と言われた。検査の後も歩けないので、しばらく病院のベッドで寝ていた。検査の結果、どうやらインフルエンザではなかったらしい。まあ、原因は「生命エネルギーの不足」といったところか・・・。
こんなときこそ、生命エネルギーを天から集め、地から吸い上げるとき。日頃の修養がモノを言うのは、こういうときだろう。
そのおかげかどうかは知らないが、2日間はほとんど寝てたけど、今日は早くも働いている。別に、働くのが好きなわけではない。単に、余裕がないのである。すでにアクセクした日常生活に巻き込まれ、病気が遠い過去に思えてきた。
改めて思うのは、「現代人の生活には余裕がない」ということ。現代人には、日常生活に埋没して精神世界に無関心な人が多い。こればっかりは、仕方がない。もともと精神世界に興味がある人ならともかく、そうでない人については、まず余裕を作ってからでないと、関心を持つこと自体が難しいだろう。そこには越えられない壁がある。
思うに、地球の物質世界でうまく生きていくためには、この世界に意識をまるまるフォーカスして、余計なこと(つまり、精神世界・・・)には関心を持たないのが効率的な生き方だと言える。「いろんな世界に意識が飛んでいってしまう」という傾向は、生きていく上で不利だ。精神世界に意識が飛んでいってる間に、物質世界で、自分の身体を肉食動物に喰われてしまったら元も子もない(笑)。
地球は、生き残り競争の世界。より生き残る確率が高くなる生き方、つまり、「より一層、物質世界に意識をフォーカスする生き方」が現代人に好まれるのは、自然の成り行きだろう。「精神世界には興味を持たない方が良い」と考えている人が世間に多いのは、このためと思われる。
実際には、そうではない。むしろ精神世界を知らないと、こういうときに生命エネルギーを集めて自分自身をヒーリングするコツが分からないから、回復が遅れるのである。
筆者は、何年か前にもひどいカゼをひいた。あのときは、治った後も、3週間くらいゴホゴホと咳き込んでいた。さらにその何年か前にも、そうなった。今回は、いつになくセキが止まるのが早くて、すでにピタッと止まっている。
「自分は病気で苦しんでいるのである」という信念は、ストッパーになって、回復を遅らせる。今回は、そういう信念の障壁をうまくハズすことに成功したようだ。もちろん、「薬の効能が進歩しているおかげ」とも考えられるので、結論を出すのは早すぎるかもしれないが・・・(笑)。