ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

なかなか明けなくなった朝

2012年08月16日 | えっせー
 寒くて目覚めたら窓から風が入ってきて、クーラーは消えていたので、夫が
窓を開けたと気が付いた。時間は4時少し過ぎ、外はまだ暗い。7月ごろはもう
明るくなっていたのに…5時になってもまだ完全に明けていない。
 いつもは起きている夫はまだ寝ているので、5時ジャストに彼の耳元で
「ポン・ポン・ポーン」と言ったら、彼はびっくりして飛び起きた。
夏に弱く毎日「暑い暑い夏なんかいらない」と、文句ばかり言っているけど
朝の動作は素早い。ペットを連れていつものウオーキングに出かけた。
 わたしは習慣の「オン・ザ・ベッド・レッスン」をタップリ一時間。
今朝も元気で感謝!これが私の若さと健康の元だ。
 今日は一日原稿書きに徹しよう。

久しぶりのピンヒール

2012年08月14日 | えっせー
 昨日最終回の指導が終わった52歳の女性は、うつ病のためあまり変化がなく
ちょっとガックリ!途中で何度か受診を勧めたが、一度精神科へ行って処方
された薬でひどい副作用があったためか、とうとう最後まで行かなかった。
 うつ病の人は、まるで心にサングラスをかけているような状態だから
心理療法の効き目は少ない。彼女もその典型だった。
 最終回の指導は90%以上のクライアントは、入会時に行った心理テストを
再びやって、その自分の精神状態の激変に気づき、感激してくれるのだが…
 でも「自分が内罰的で、悲観的なことが明確になったこととが、よく分かった
ので、これからはコントロールできるので、それだけでもよかったです」
と感謝してくれたのが、せめての救いだったが…
 いつものような達成感が得られず、残念だったがこれも仕方がない。

 友人達と食事をしてからカラオケへ行く約束がしてあったが、あまり楽しく
ない気分を払拭するために、そう歩くわけではないので、久しぶりに
9センチのピンヒールを履いて出かけた。
 スタジオでは自分の姿が8人見える鏡の前で、ときどき歩く姿を確かめているから
自信はあるが、でも外を歩くのはやっぱり気持ちが良かった。
 わたしの年齢でこんなハイヒールを履ける人は、おそらくいないだろう。
まだ捨てきれないで並んでいる、ピンヒール、でも(いつまで履いて歩ける
かしら?)と、楽しそうに歌っている友人達の歌を聴きながら、ふと思った
夜だった。


季節は巡っている

2012年08月11日 | えっせー
 立秋を過ぎてから何となく涼しいと思える日があるが、夜明けは大分以前より
確実に遅くなっている。早朝起きる習慣のわたしにはそれを痛切に感じる。
 昨日は半分死んだような状態だったが、今朝はいつもの時間に目覚めて一時間
タップリ心身の修行?をしてご機嫌。そんな時ひとりでに出る歌がある。
 「Day by day,  in every way I’m getting better and better.
今日も明るく元気で幸せ」これはわたし作詞の「第二の青春」の歌詞の
最後の部分だ。これはふだんのように元気な証拠。
 だから、今日も楽しく頑張ろう!

わたしの大脳の細胞が回転した!?

2012年08月10日 | えっせー
★ 不思議な体験
 昨日はオペラシテーのコンサートに、夫と行くはずだったが、わたしのポカから
友人の一周忌と暑気払いの行事とぶつかり、残念ながら夫の友人にさし上げた。
 SS席のセンターの前から4番目なんて、滅多に取れない席で、わたしは凄く
楽しみにしていたに…潔いわたしなのに今でも残念でならないが、でも11月の
ピアノコンサートは多分良い席が取れるからとあきらめた。
 そのためかどうかは分からないが、食事をしているとき頭が妙にフラフラしてきた
(まさかまた熱中症?)一瞬思ったが、その後も頭がフラフラして気分が良くなく
早めに家に帰った。多分三時半頃だろうか、友人が家までおくつてくれたが、すぐに
ベッドに入り、食事も入浴もできず朝の10時過ぎに電話で起こされるまで寝ていた。

いつものレッスンはとてもやる気になれず、精神統一だけして、頭に意識を向けたら
後頭部から頭頂部までうずくような刺激を感じたが、すぐにその動きが右回りで、しかも
二回転した。それは生まれて初めの感覚だが、もしかしたらそれは…?
 ヒーラーとして自分の実体験から、学者でもないのに「細胞意識説」などど唱えたが
「心のアンチエイジング」川上正也著 講談社発行 の中で「細胞たちは会話しながら」
「情報を伝達している」の項を読んで、「やっぱりわたしが思ったように意識がある」と
多いに納得出来て嬉しかった。わたしは毎日自分の中の60兆あると言われる全細胞と
対話しながら生きているが、そのお蔭もあるが、いつも健康なのだと思っているが、昨日
のわたしの状態は、一体何なのだろう?
 そしてさっきの不思議な感覚は?わたしの大脳からの何らかのメッセージかも
知れない。それにしても・・・・頭と対話したら、今までとは違ったダイレクトな
感覚、これからも再び経験できるのだろうか?
 それにしても、「細胞は絶対に意識がある」と感じた、貴重で不思議な体験だった。



ゲートブリッチ散策

2012年08月08日 | えっせー
  ★元気な自分に感謝
この暑いのに我が歩行会では夏休みの番外編として「ゲートブリッチ」を
歩いた。と言っても橋を渡っても向こう側には行けず、唯戻ってくるだけの
コースで、あまり面白味がない。先日熱中症になったばかりのわたしは、まったく
行くつもりはなかったが、よく考えたらやはり付き合う「べき」と、およそ
わたしらしくない価値観で行った。
 ところが驚いたことに、総勢30余人、余程物好きな人が多いのか、と思った
ら、「家にいられないからでしょ」と冗談ぽく言う人もいて可笑しかった。
 
 海上から60メートル高い橋、「歩きたくない、揺れるし」という高所恐怖症の
友人を、折角ここまで来たのだからと、「怖くないから大丈夫」と誘って、サポート
しながら、かなり強引に歩かせてしまった。
 後から他の友人からメールが来て、「きっとすごく疲れたのでは」と言われたけど
悪かったかしら?と少々反省した。
 でも橋の上は冷たい「ひんやりシート」を首に巻いたためか、それほど暑くな
かった。わたし達のクラスは男女4人ずつでいつもより出席者が多く、いつもより
賑やかだった。橋の下でしばらく涼んだけれど、日蔭で海風が程よく吹いて気持ち
良かった。食事をしてから家に帰り、一休みしてスタジオでレッスン一時間
まったく疲れていない自分に感謝できた日だった。
  

本当に暑い!

2012年08月05日 | えっせー
 今日は出かける予定だったが、あまりの暑さに何だか頭痛がして、約束を
キャンセルして冷房の家に閉じこもっていた。
 送られてきた原稿の直しが4本、出版社もこの厳しい中に本を出してくれるのは
きっと大変で、以前よりかなり要求は厳しいが、それはあっという間にできた。
 すぐに返信したいのに、何故かメールが添付できない。
サポートセンターに問い合わせたら、「只今大変込み合っていますので、回線が
空き次第こちらからかけます」と言う返事だが、一時間待ってもまだかかって
こない。食品の買い物に行きたいのに、足止めをされて、出るに出られずもど
かしい。仕方ないから空を見たら、真っ青な空に、真っ白な雲が浮かんでいるが
しばらく見ていると、その形がどんどん形が変わっていくので、それが面白くて
全く飽きない。我が家から見える狭い空でもこんなに面白いのから、広ーい大きい
空を心行くまで眺めたいと思った。それにしても…
 まだサポートセンターから電話がない。あーあ!

オープン時のようにきれいになったダンス・スタジオ

2012年08月04日 | えっせー
 わたしが使うのは週二回だけ、スタジオをレンタルスペースにするため
ワックスが剥げてとても気になっていたフロアーの改修工事を依頼した。
 そのため先日から4人の男性が来ていたが、その仕上がりを見て驚いた。
本当にきれいで光っている。三度目のダンス・スタジオは、設計段階から夫に
頼んで、外壁にお花を植えるフラワーボックス、室内はシャンデリア、鏡は
できるだけ広くL型に張り、その鏡の上にもきれいな飾りのついた電気、映像を
映せるように大きなスクリーンをと、わたしの夢を全部実現してつくった贅沢な
ものだ。でも時の流れで、わたしもだんだんレッスンを減らし、そのほとんどを娘
に貸していたが、彼女は我が家の並びの近くに越した。
 夫も「ほんとにきれいになったね」と、とても嬉しそうだった。

 
 今まで強運と努力でほとんどに夢や目標は実現できたけれど、ここ何年かは自分の
スタジオでありながら自由にならず、それらのモヤモヤが雲散霧消した。
折り畳みの椅子や机、プロジェクターもあり、ホワイトボードも友人達がプレゼント
してくれた。本当は心理学のセミナーや、新しいクラスも開きたいが執筆中の本もあるし
プライベートでも雑用が増えたので、今はちょっと無理なようだ。
 そんな広くはないが、ダンスだけではなく、ちょっとした会議や、演劇の稽古など
にも使えるし、駅からも1分もかからず、交通も新宿、渋谷までは15分と便利だ。
 これからは、月ぎめや、時間貸しでレンタルするつもりだが、今はわたしの思い
通りに使える。わたしの生き甲斐であり夢のスタジオは、まるでオープンした10年以上
前のようにピカピカになって嬉しくて仕方ない。
 もし誰も借り手が現れなくても、わたしの夢のためにキープするつもりだけれど、でも
いろいろな経費もかかるし、そうのんびりもしていられないかも……
 でも、レッスンしていてもすぐ踊りたくなる、我ながらあきれてしまうが、本当に毎日
ウキウキしているちょっと足りない陽気なわたしだ。


この暑さなのに山にはまだ雪が沢山あった

2012年08月03日 | えっせー
★ 山は大好きだけれど、とても怖かった!
 以前から行きたかった駒ヶ岳の千畳敷カールへ、友人と日帰りのバスツアー
で行った。新宿発8時バスは満席だったが、あまり大きな声でおしゃべり
する人もなく車内はとても静かだった。
 中央高速は緑がきれいで、だんだん山が見えてきて、その景色を楽しみ
ながらスムーズにバスは走った。菅の台から路線バスに乗り換え、山道を30分
以上走ったが、涼しい風が窓から入ってきて気持ちよかった。
それからロープウエーで約五分、標高約2600mの千畳敷カールはとても
素晴らしい景色の涼しい別天地だった。お弁当を食べる時間を含めて、自由時間は
約2時間半、普通に歩いて50分のコースそうだ。
 二人でホテルの食堂でお弁当を食べてから、ところどころに咲いている愛らしい
高山植物を、携帯で撮りながら、ゴロゴロした石のあるきつい階段を登り降りしながら
ゆっくり歩いた。時々晴れたり、曇ったり,急に霧が立ち込めたりする、わたしにとって
はかなりきつい山道だが、でもあたりの景色を眺めながら楽しんで歩いた。
 すると一面の雪の斜面があり、わたし達は喜んで写真をとりあった。
ところがそこはコースの一部で、その雪原を抜けなければならない。


 その下りの雪原に入ったら大変だった、マチュピチュに行くために買った
滑り止めのついているはずの厚い底の革靴が、とても滑って怖くて歩けない。
 つかまるものはところどころに立っている、随分長い間隔のポールのような
ものだけで、周りには誰もいない。友人はさっさと歩いているけれど、わたしは
全く前に進めない。滑って転んで思わず大きな悲鳴を上げたが、何とかようやく
起き上がったが恐ろしくて前に進めない。友人が戻ってきてくれて手をとってくれたが
また滑って尻餅をついた。わたしは「歩けないなら濡れても良いから、このまま滑って
行こうか」と、半分やけっぱちで考えた。
 すると男性がそばに来て、「大丈夫ですか、そっと歩きましょう」と立ち上がらせて
くれ、わたしの手をとって、「足幅は小さく踵からつくように」と教えてくれたので
その男性に手をとられ、歩いたら何とか少しずつ前に歩けた。友人が「有難うございます」
とお礼を言ってくれたが、わたしは怖くて口がきけず、必死に歩いた。
 しばらく歩いて雪がなくなり、地面になったときほっとして、ようやく「有難う御座いま
した。とても助かりました」と丁寧にお礼を言えた。
 すると、その男性は「もう大丈夫ですね、お気をつけて」と、また雪原を登って
行ったが、わたしを見かねてわざわざ戻って来て下さったのだと気が付いて、改めて
感謝したけれど、どんなお顔をしていたのか、何歳位なのかも分からなかった。
 雪原は怖ろしかったけれど、でも長年行きたかったところへ行けて幸せだったし
また親切にしていただいて、本当に有難くとても嬉しかった。
 その思いやりに感謝して、これからもわたしも誰かにお返ししなければと思った。


花びらを数えながら,一所懸命原稿を書いた今日

2012年08月01日 | えっせー
 ★何と愛しいお花
 先日夫の誕生日に贈られた、ひまわり、バラその他何種類かでつくられた、
とてもセンスの良い、素敵なアレンジメントが大分いたんできた。
 オレンジのバラは全部しおれたが、まだ元気そうなひまわりと、白いユリに
似たしっかりしたお花を抜いて、ガラスのコップに差した。
 その白いお花は今まで見たことがないが、わたしはつれずれなるまま、少し上が
茶色になりかけたお花の花弁を数えながら、開いてみたら、薄い花びらは沢山あり
何と50枚数えてもまだある。その白い花はだんだんゴージャスなお花になってきた。
バラの花弁はお風呂の中で何度も数えたが、多いのは49枚だったが、すべてバラバラ
に剥がれてしまうのに、それははがれることなく、しっかりとついている。
 お花屋さんに問い合わせてみたら、そのお花は「ロータス・リリー」と言う、日本
産の新種だそうだ。
 
 ロータスはハスだが…すぐにインターネットで検索してみたら、ハスもスイレンも
英語では「Lotus」で、原産地を前につけてハスは「Indian lotus」睡蓮は
「Egyptian lotus」と言うそうだ。
 恥ずかしながら、ハスと睡蓮の違いをまだ覚えたばかりのわたしは、その白い可憐
な花を見つめながら、何故か突然パリ郊外のクロードモネの、川を引き込んだという
想像以上に広大な日本庭園を思い出した。
 一度目に訪れた時は小雨で、二度目は快晴だったけれど、雨に濡れた日本庭園
の方がズット情緒的で素敵だった。お花の思い出は、もしかしたら音楽の思い出より
もっと多いのかもしれない。何故すぐにそんなイメージが出るのかしら?
 可憐でゴージャスな「ロータス、リリー」と戯れたが、家から一歩も出ず
今日も一所懸命原稿を書いた。

人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ