ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

カウンセラーからのアドバイス 14回

2006年08月27日 | アドバイス
  心の偉大な力その1             06:8:27 
 
 ☆ あなたはご存知ですか? 
 実は前回は潜在意識についてお話するともりが、傘やとぞうり屋の息子
を持つお話になってしまいましたので、それに続いて無意識の偉大な力や、
心が持つ重要なメカニズムについてお話をいたします。
 わたし達は日ごろ意識している自分と、もう一人の無意識の自分
とで生かされているのですが、実はそれを知らない人がとても多いため、損を
している方も多いようです。今回はそれについて詳しくご説明しましょう。
 でもとても長くなりそうですので、何度かに分けてお話を奨めます。

 ☆ 意識と無意識
  わたし達の日常生活は、気がつかずに意識と無意識をつかっています。
 どんなことでも、自分で考え、認識し、そして判断し、行動をしているか
 のように見えますが、実はそれはごくほんのわずかなのです。たとえば仕事
 の企画や、発想、判断力、段取りなど、物事を考えたり、想像したりする
 ことなどは、明らかに意識的に頭を使って行っています。
 でも日常生活の習慣や、行動などはあまり考えずに自然に行っている
 のです。たとえば、一日のスタートからお話しますと、朝起きたときにも
 何も考えずに身支度をし、同じ道を歩いて(車で)出勤する。
  また車の運転をするときにも、頭を使わず(ごく初心者なら別ですが)
 エンジンをかけてから発進し、赤信号でストップし、信号が青になるとまた
 走るなど。それらの行動は、実はほとんどが無意識で行っていることにお気
 づきでしょうか。
  つまり運転をするときの一連の作業は「すべて無意識の中にシッカリと
  インプットされている」ため、まったく考えないでも、スムーズに車を
  走らせることができるのです。

  ですから毎日の習慣は、ごく自然にできることがご理解いただけたこと
 でしょう。もしもすべての物事を意識的に行うとしたら?とても疲れると
 思います。たとえば、歩くときなどにも「右足から出そうか、左足から出そ
 うか」などと考えることはありませんね。
  つまり意識的に行うことは日常生活のごく一部ですが、初めての経験や、
 新しい仕事に立ち向かうときには、わたし達はその持てる意識を全開状態
 にして行うのです。つまり頭を使って、考えたり、工夫したりして、それを
 実際に行動することは、「自分の意志の反映」なのです。
  心理学では「意識は氷山の一角」と表現されていますが、日常生活の習慣や
 行動のおおよそは、頭を使わずに無意識で行っていることを、ご理解いただけ
 たことでしょう。次回は無意識(潜在意識)について詳しくご説明します。
                             能里子


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