ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

お迎えに行った妖精ドール

2009年01月24日 | Weblog
   ☆ どうしても欲しかった守り神
 11年間わたしがもの書きとして守ってくれた妖精ドールが、疲労困憊に
なったため、その二代目がどうしても欲しくなった。
 そのため、人形作家の名前が入っていたので、インターネットで何度も検索
し、その先生のアトリエの電話番号が分かり、電話をしたら、何とその先生と
お話しすることができ、そのアトリエに伺い求めることが決まった。
 そして方向音痴のわたしは、友人に付き添われて、横浜のアトリエへ行ったが
作家の先生のお願いして、もしも可能であれば、わたしの大切な妖精の修復
をしていただければと、大切にしながら連れて行った。
 先生に事情をお話したが、それは大変手間がかかるため、新しいドールを買う
ほど費用がかかると言われたが、わたしはそれでも良いからとお願いした。
 何故なら何年か前に可愛がっていたお人形とぬいぐるみを、ご供養していた
だくためあるお寺納めたが、別れがたくて、悲しくて、涙が止まらず一緒に
行ってくれた友人を困らせた経験があるからだ。

 長年比較的幸運だった執筆人生を、守ってくれた妖精ドールを、どうしても
手離したくなかったから。そして、二代目の妖精を決めてから、先生が思い
がけなく、わたしがこんなに愛していることを、意気に感じて下さった
ためか、気に入ったもう一人のお人形をプレゼントして下さった。
 一代目の妖精は、以前とまったくイメージが違う衣装にし、しばらく
すると、もう一度わたしの元へ帰ってくるのが何より嬉しかった。
 背中に羽のついた今度の妖精は、以前より華やかな感じだが、わたしはすぐに
名前をつけた。いただいたその子も一緒に、ルンルンして連れて帰ったが
赤いドレスと純白なドレスを着たドールは、わたしのパソコンデスクに座って
いて、とても華やかになった。(この二人に見守られながら、わたしは執筆家と
してもう少し仕事がしたい)、と思っていたら、娘がそれを見て「キャー、何て
可愛いのでしょう」と見とれていたので、思わずいただいたドールを上げて
しまった。(わたしはどうしていつもこう気前が良いのだろう)と、少々後悔
したが「後の祭り」で仕方がないだろう。
 今はまだ二人並んで座っているが、(どうぞわたしに書く力やチャンスを給え
てね)と、祈るような気持ちでしばらくじっと見つめた。
 昨年末に大変よく当たると言う占ないでは、平成21年は大変良い年だと
言われたので、実は今ちょっと期待しているのだけれど……
 果して結果はどうなるかしら?でも今はとても嬉しく幸せな気持ちだ。

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