ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

若々しく元気な高齢者になるために 12

2016年01月13日 | えっせー
  ☆ 顔の老化にハッと気づいて 
 私が自分の老化をハッキリ意識したのは、ヨーガの指導者なのに
何年ヨーガやっても「瞑想状態を体験できず」、もどかしい思い
をしていた40代の後半でした。その頃はヨーガ教室とダンス
スタジオを経営し、大勢の人を使っていてそのストレスもあった
のか、よく友人達とワイワイ朝まで飲んでいました。 
 そんなある日ほとんど寝てないのに、娘と池袋サンシャイン劇場で
上演していた、劇団四季の「コーラスライン」を見ました。
 それからレストランへ行き、そのとき鏡に映った自分の顔を
見て愕然としました。目じりに深いシワがあったからです。
 
 いつも誰からも、「若い若い」と褒められていたのに…
そのとき「ハッと」気づいたのは、表面には見えないけれどその
奥にはシワがあるのだと。でもそのシワは次の日にはなくなって
いましたが、それから私は自分の顔の老化に気づき、いろいろ
アンテナを張って、顔をダイレクトに刺激し、その老化を防ぐ
方法にたどりついたのです。それをすぐにヨーガのレッスンにとり
いれましたが、ある編集者が「これは画期的で面白い」と言って
新しい本が出ました。それは、心理的な面やウオーキング、姿勢矯正
法などを合わせた本で、とても長いタイトルでした。
「表情が変わる 心が変わる そして人生が変わる」
 1999年6月に扶桑社発行 \1300円が出ました。
          
 それからしばらくして「表情筋」と言う言葉が、一般的になり
ましたが、私はいつも時代の先端を走っていました。
 その後「もしかしたら体の表面からの刺激より、もっと中を
流れるリンパ節の刺激が効果的ではと、リンパについて自分なりに
学習したのです。すると、リンパとは血液からシミ出る組織液で
その主な役目は老廃物の回収と排泄で、リンパ管は内臓や皮膚
などに、体の中にまるで網の目のように張り巡らされている
ことを知りました。また、リンパ節は800か所あると言われてい
ますが、そのもっとも重要な所は、わきの下、そけい部(両足のつけね)
お腹などにあることが分かり、私は大変興味を持ちました。
 でもその頃はまだインターネットもなく、教えてくれる所
も分からず、しばらくそのままになっていました。



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