ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「料理を作ることは命に対する敬意です」

2013年01月19日 | えっせー
最近はとても忙しいが、お蔭で疲れないのは体が若いからだと思う。
それは長年の運動、食生活、良い習慣だと思うが、わたしが忙しい理由の一つ
はいつも絶対的と言って良いほど、食事が手づくりだからだ。
 先日会った大学教授の友人は、ご主人に「出かけるときにはつくらないから
一人で食べてね」と言うそうだが、わたしにはそれがとてもできない。
まして持病がある彼のために、「バランスが悪いし、塩分も強いし、味気ないし」
などと思ってしまうからだ。自営業だった夫は、三食ともわたしの手料理を食べ
結婚してから多分今まで、付き合以外は一人で外食したことが一度もないはず
だから、なおさらだけれど…
リタイアしてから男の料理教室に二年間通った夫は、以前は一食ならませて
出かけられたが、認知症になってからはそうはいかない。
 


タイトルは、「命のスープ」で有名な辰巳芳子先生の言葉だが、これはわたしの
座右の銘で、大変素晴らしい言葉で大好きだ。
そんな訳でお弁当を買うなんて、無論出来ないから、二食分を今朝もせっせと
料理をしたが、長年わたし同様に風邪をひかなかった夫が、インフルエンザになり
「絶対にうつらないぞ!」と、自分に言い聞かせたが、多分大丈夫だと思う。
それも「命を守る食生活を人一倍大切にしている」お蔭だと思う。
ポリシーに忠実で融通がきかないけれど、そんな健気にがんばる自分がたまら
なく愛しく感じる。

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