ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「介護難民」10年後には140万人 終

2015年06月10日 | えっせー
  ☆ 努力は必ず報いられる
 命の長さは自分ではどうにもならないが、これからますます深刻化する
高齢者の問題。高齢者達も、行政や、家族を頼ることだけでなく、また若い
世代の負担にならないように、甘えてばかりいず、押し寄せる老化現象と
上手に付き合いながら、自立して生きる術を学習すべきではないかと思う。
 そのためには最も大切なのは「運動」だが、体に負担をかけずに、効率
よく体幹のインナーマッスルを鍛えたり、足を鍛えたりすること必要だ。
 私はそう思って、毎日実行している。これは私の実体験だが、20年位前
には少し重たいものを持つと手がブラブラになっていたが、この2・3年は
以前に比べたら、私にとっては重たいものが持てるようになった。
 それはスポーツジムで鍛えたお陰だと思ったが、「荷物は腕だけで持つのでは
なく、肩、背中、腰など全身で持つのだ」と、先日のテレビ番組で知った。
 それは意識的に体幹のインナーマッスルを鍛えるレッスンに変えた結果だと
ハッキリ分かって、本当に嬉しかった。
 
 できるだけ長期間介護を受けずに、また長生きしたければ、高齢者といえども
努力することは絶対に必要で、それらを続けている人達はあまり寝込むことなく
(迷惑をかけないで)人生の最後を迎えることができると信じている。
 「いまさら、この年で」とか「何をやったって変わらないよ」などと思わず、
思い立ったら今日が吉日、何故なら「今日が人生の中で、もっとも若い日」
なのですから。また、食生活も大切だが、何時もできあいのお惣菜や、お弁当
しか食べない老夫婦を知っているが、二人ともいつも医者通いが絶えない。
 それは当然だと思うが、時間がある今だからこそ、まったく添加物の入って
いない、薄味でバランスとれた食事を毎日することが、健康の基本だ。
 高齢世帯になると時間があっても、つくるのが面倒だから、昼食はお惣菜や
お弁当を買ったり、外食と決めている家庭も多いようだが、それでは健康は
保てないと思う。その点、私の同世代前後の友人達は、自分なりに努力をしてい
る人が多い。それぞれのポリシーで、自分の最後を見据えながら生きているのは
友人として尊敬できる存在だ。
          
 私自身の理想は「命終わるまで凛として生きること」だが、こればかりは
自分ではどうすることもできないだろう。
 でも、おそらくそんな気概を持って生きていれば、多分そう老残をさらす
ことなく、人生を全うできるかも知れないが。
 それはあくまで希望的な観測であって、先のことは誰にも未知数だと思って
いる。いずれにしても、自分の人生の最終章まで、寝たきりにならず、ある
程度体を動かせるためにも、高齢者達も遊んでばかりいないで、運動したり
学習したりすることが必要だ。これからますます増えると言われる「認知症」
予防のためにも・・・そう長くない命だからこそ、私は燃焼して生きていたい。
 そして、できるだけ長く介護をされないように、努力と工夫とをしながら
これからも楽しく過ごしたいと思っている。

人気ブログランキングに参加しました

人気ブログランキングへ