ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

お天気につられて

2014年11月11日 | えっせー
 ☆しばらくぶりで夫と散歩
 いろ良いことが続いた上、「心が楽になる本」が、またすぐに増刷され
30刷になったと知らせて頂いた。それに今日は素晴らしいお天気で、お調子者
の私はすっかりそう状態になった。以前のように元気になった夫を「散歩に行か
ない、馬事公園はどう」と誘ったら、「ちょっと遠過ぎるよ」と断られた。
 いつも行く羽根木公園ではつまらないし、と考えていたが、夫が入退院をくり
返したため、お彼岸にお墓参りをしなかったので、下北沢にある菩提寺の森巌寺に
歩いて行くことにした。
※遊歩道のせせらぎと花壇
   
 お寺にはペットは連れて行けないので、二人で行くことにしたが、遊歩道を歩き
環状7号線を超えて歩くのは、ちょうど良い散歩になるし、夫とおしゃべりしな
がら歩くのも、きっと彼の頭の刺激になるはず。
 環7を超えた遊歩道は、下水道を浄化した水が流れているきれいなせせらぎがある。
あまり人通りもない静かな道で、桜並木が少し黄葉していたが、二人で昔話をしなが
ら歩いた。昔下北沢は「東京府 荏原郡 世田谷村 字下北沢」だったそうだ。
 夫が生まれた年には、東京市になっていたとか。
 ※ 墓地から見たきれいな空

 土地っ子の夫は良くいろいろなことを知っている、会話はとても認知症とは思えない
ほどスムーズなので、私はいつもそれが一番幸せだと感謝している。
 森巌寺には約30分で着いた。両親のお墓参りの後は、遊歩道まで茶沢通りを
歩いたら喫茶店があったので、入ったら何だか懐かしいムードのお店だった。
 夫婦だけで喫茶店に入ったのは、「もしかしたらイタリアのベネチュア以来かもね」
と笑った。コーヒーはなかなか美味しかったが、そこでもいろいろおしゃべり
し、「二人だけでお茶するなんて、何だか恋人時代みたいね」と話した。
 往復約1時間の夫との散歩は本当に楽しかったが、いつまでもこのままの夫でい
て欲しいと、私は祈るような気持ちで、屈託のない笑顔の夫を見つめた。
 ※森巌寺の保存樹木の大銀杏

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