ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

カラーとの出会い

2014年11月26日 | 気分をスッキリさせる方法
 今日は雨で何となく気持ちが滅入るので、デスクトップの背景をバリ島に
変えた。すると、バリ島で起きた、「運命的なピンクとの出会い」を思い出した。
 その日は帰国する日だったが、親友が荷物を整理していて、「あなたに上げよう
と思っていて、忘れちゃった」と言ってくれたのが「カラーブリージング」と
言うタイトルのアメリカの翻訳本だった。
 まだ時間が十分あったので、すぐに読んでしまったが、それは「アメリカの
モデルが、神の啓示を受けて、ピンク色をイメージして毎日深呼吸をしたら
何と25歳若返った」という内容だった。
 私はその頃カウンセリングルームで、試行錯誤しながら、不眠症のクライアント
に、眠る前に「グリーンの樹木をイメージしながら深呼吸するよう」と指導して
大変成果があったが、それは間違っていなかったと実感し、とても嬉しかった。
    さらに「カラーブリージング」
       「神々の国と言われるバリ島」
       「バリ島全体に咲き乱れる華やかなピンクのブーゲンビリア」
       「私が工夫したカラー呼吸」
「これらの偶然の一致は、もしかしたら奇跡ではないか、これはきっと何かあるはず」
と、私は全身に電気が走った。
  
 夜のフライトだったが、機内でもずっと気分が高揚し、尾骶骨から頭へと、ジーン
と痺れるような電気がズーッと走りっぱなして、ほとんど眠れなかった。
 日本に着いてからまっすぐに、新宿の「紀伊国屋本店」に行き、カラーに関
する文献を探したが、全く店頭にはなかった。
 分厚いカタログの中から、3冊を選んで取り寄せてもらったが、それを
読んでカラーは心身にさまざまな影響がある、と言う世界中の実例を知った。
 それからカウンセリング・ルームだけではなく、ヨーガ教室のレッスンにも
カラーを加え、色が持つ効果のさまざまなデーターをとった。
 そして、その2年後に「笑い学会」で、「笑いの色は黄色」ということを研究
発表した。多分その3・4年後に、日本にカラーブームが到来したのである。
 あれから何年過ぎたことだろう、一緒に行った親友はすでにこの世にいない。
家族で行った海外旅行以外の写真は、10年程前思い切ってほとんど処分したが
こんな時に写真があればと残念でならない。

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