ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

わたしを成長させてくれた恩人達(その4)

2009年07月31日 | Weblog
☆ 苦しかった発表までの道のりー 2
 ようやく発表できることが確認できたのは、大分後のことだったが、それ
からの手続きが、実に大変だった。連絡は北京からすべて英文のメールで
送られ、それを友人が訳し、わたしが理解してからその返事を、こちらからも
英文で返信メールする。そのくり返しは実に多かった。
 そのため、期日が迫ると、友人はその連絡のため、一日三回も家に来て
くれたことがあったほどだ。英語力のないわたしだけでは、とても不可能
な難しい作業だったし、もしもわたしが一人だったら、きっと途中で諦め
投げ出したことだろう。

 発表はポスターによるものと、オーラルプレゼンテーション(口頭で行う)
があるが、わたしはオーラルプレゼンテーションを申し込んだ。
 ところが、学会のミスでポスター発表となっていて、友人とわたしは蒼く
なった。そのため何度も北京の学会とメールでやりとりし、ようやく口頭での
プレゼンが確定したが、その発表の時間が、帰国予定日の午後に決まったため、
わたしだけ一日延泊することにした。
 手続きのすべてが終わり、ほっとしたが、「良かったね」とニコニコしている
友人にも本当に心労をかけた。
 また、もう一人の友人はわたしのパソコンや、パワ-ポイント(発表用ソフト)
などいろいろと面倒を見てくれたが、自分のパソコンの持ち込み使用はダメと・
わかると、万一の場合に備えて、CDやUSBメモリーなど両方に、発表
内容をすべて収録してくれた。さらにメカに弱いわたしのために、その
使用法を詳しくメモしてくれた。
 最大の目標であり、夢だった「世界心理治療学会」でのプレゼンテーション
がいよいよ実現できるのだ。


 

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