ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

わたしを成長させてくれた恩人達 (その3)

2009年07月30日 | お母様方へのアドバイス
☆ 苦しかった発表までの道のりー 1
国際学会の発表は原則として開催国の言葉か、または英語で行われると決め
られているが、無論わたしの場合は英語ということになる。
「世界心理治療学会」で発表するために必要な準備作業は……
  ※ 英語の特訓。
※ 発表論文を書き上げ、その英訳を専門家に依頼すること。
※ データーのグラフ化。 
※ 発表するためのパワーポイントの習得。
準備が終了するまで約一年半あまり、我ながら本当によく頑張ったと思う。
次の段階は、英文で完成した論文のリーディングから始まったが、長い
単語には友人がすべて仮名を振ってくれた。
舌足らずのわたしには、長たらしい専門用語の単語が羅列する英文は、大変
難かしく、毎回友人を大分てこずらした。
でも、くり返し練習することで、少しづつ英語らしくなってきた。
さらにわたしの友人のご主人で、ネイティブのアメリカ人がわたしのリーディング
をチェックしてくれ、論文のすべてを、まるで流れるような美しい英語で録音
してくれた。それをくり返し練習していたら、わたしの発音は見違えるほど
良くなった。その間プレゼン用のパワーポイントを習い、写真やグラフも挿入
した。 プレゼン用のサマリー(論文内容の概要)も友人が訳し、北京の学会に
メールで申し込んでくれた。受理された返事はすぐにきたが、採用されたかダメ
なのかが決まるまで随分待たされ、本当にイライラした。
でもたとえ没になっても、また次のチャンスがあると楽観的に考え、その間
にも、勉強やそのための準備は進めていた。

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