ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

世界心理治療学会で発表した小池能里子からのアドバイス

2009年07月20日 | アドバイス
  ☆ 笑いはこんなに素晴らしい
 あなたは毎日良く笑う方ですか?それとももしかしてしかめっ面ばかり
している方でしょうか?同じ毎日なら明るい笑顔を振りまいて、和やかに
過ごしたいものですね。笑うことは好感度が高いだけではなく、これほど
効き目があるのをあなたはご存知でしょうか?
   ※ その笑う効果についてご紹介しましょう。
 1 副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。
 2 消化活動がよくなる。               
 3 体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。
 4 ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。
 5 リューマチなどの痛みを和らげる・
 6 気分が明るくなり、イヤなストレスを感じにくくなる。
 7 元気や、活力や、ヤルキが出る。
 8 体が柔らかくなる。
 9 お腹全体が動くので、内臓が活性化する。
 10 気持ちが若返り、老化予防になる。
 11 自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。
 12 心身とも若返る。
 笑いは大脳生理学的、精神免疫学的にもこんなに効果があることが実証
されているのです。

 世界的に有名なアメリカの有名なジャーナリスト「ノーマン・カズンズ氏」
は、難病の膠原病に侵され、再起不能と言われました。
 医学的な治療をしてもなかなか治らず、友人の医師と相談し、大量のビタ
ミンCを摂取すると同時に、「ドッキリカメラ」や「面白い映画」など毎日
見続け、笑い転げると言うユニークな治療法を行いました。
 すると痛みもだんだん少なくなり、その結果として完全な健康体になる
奇跡が起きたのです。それから、75歳で亡くなるまで、以前にもまして
活躍をなさったのは大変有名な話です。
 カズンズ氏は、その著書の中で、「寝たきり病人にとって笑うことは、体内
の運動、一種の内臓ジョキングをさせることだけではなく、ほかのあらゆる
積極的な情緒まで作用する働きがあるようだ」「笑いは脳内のエンドロフィンを
刺激して、痛みを和らげ、また生きる意欲をよびさましたのだ」と述べています。

 また、これも事実ですが、たとえ自分で意識的につくった笑顔でも、それが
大脳に良い情報となり、大脳は体全体に「今は大変良い状態だ」と、指令を送る
ので、心身が健康になるのです。
 昔から「笑う門には副来る」と言う有名な諺がありますが、中国には「一怒
一老一笑一若」と言う言葉があるそうです。気が合う友達と話していると
いつでもコロコロと笑っている自分に気が付きますが、そんなときはとても
和やかな幸せな気分になっています。
 日本にもその笑いを研究する「笑い学会」がありますが、わたしは笑いの効果
をもっと勉強したくてその学会に入会しました。
 これは余談ですが、多分15年程前でしょうか、わたしは銀座で開かれていた
研究会に時々出席していました。あるとき「笑いは何色かしら?」と、その
イメージが知りたくなり、自分が集めたアンケートを元に、研究発表したこと
がありました。そのアンケートの多くは、「笑いの色はイエロー」でした。
 やはり笑いのイメージは、明るくハッキリした黄色なのだと、わたしの研究
発表に皆さん納得していましたが……
 あなたも日常生活に、明るい笑いを積極的に取り入れ、心身ともますます
健康になりましょう。


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