ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

ウイーン少年合唱団を聞いて

2007年06月03日 | Weblog
   ☆ まるで天使のような声
 昨日友人に誘われて初めて「ウイーン少年合唱団」を東京オペラシティ
へ聴きに行きました。「天使の声」と言われている、この合唱団を以前から
聞きたかったのですが、なかなかチャンスがありませんでした。
 でも初めて聞いてその声や、ハーモニーの美しさに大変感動しました。
少年達の年齢は10歳から14歳までですが、まるで親子ほど背の高さが
違う少年もいて、その成長差を感じ微笑ましかったです。
 今年は日本人の少年が出演して話題になってましたが、黒髪が大変目立って
すぐに日本人とわかり、西洋人の子供達の中にスッカリ溶け込んで、一所懸命
歌っていました。ウイーン少年合唱団の歴史は、1498年、今から500年以上前に
オーストリアの皇帝マクシミリア一世が、ウイーンに新設される宮廷礼拝堂
のために、6人の変声期前の少年を雇ったそうですが、その少年聖歌隊が
ウイーン少年合唱団の原点だそうです。それほど歴史のある合唱団とは
知りませんでしたが、25人の少年達の歌声は本当に美しく、目を閉じ
て聴いていると、目の前の空間に天使達が舞いながら歌っているような
イメージをしました。また日本の歌の「ふるさと」など三曲は、まるで
日本人が歌っているように、歌詞が明瞭で驚きました。
 あっという間に時間が流れました。どの曲もみんな素晴しかったですが
わたしはアンコールの「エーデル・ワイス」は、そのあまりにも美しさに
胸がイッパイになって涙がこぼれました。

 誘ってくれた友人はピアニストですが、プロの音楽家である彼女もわたしと
同じように感じたそうです。それから二人で食事をしながらいろいろ
感想を話し合いましたが、やはり感動して涙がこぼれたそうです。
 わたし達は生まれた年は大分違いますが、お誕生日が偶然同じ月日
でしたので、やはり感性や波長などが合うのでしょう。
 その後二人でおしゃべりしながら、楽しく食事をしましたが、わたしは
ロシアから帰ってから大変忙しかったので、少々バテ気味でした。
 でも非日日常的な空間で、美しい歌声を十分に堪能し、また感動したためか
疲れた神経がスーッと鎮まるような気持ちがしました。
 でも音楽って何て素敵でしょう。こんなに感動し、気持ちがリフレッシュ
できるのですもの。そして誘ってくれた友人に感謝しました。
 さあ!今日は午前中は地方から来る方に催眠法を指導し、午後は男性お二人
のカウンセリング・ケースの予定ですが、がんばって仕事ができそうです。
 それに朝から素晴しいお天気ですもの-------
                              能里子

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