アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)辛すぎるスペック

2008-05-26 21:14:03 | パチンコ
 この日は新台の42.195キロでした。
 大当たり確率が400分の1近い台で、しかも連チャン次第で並も非常に荒くなります。最低でも二人で打ちたいところですが、残念ながら一人打ちでした。

 回りは素晴らしく、20回は軽く超えていて、メモリーが貯まって頻繁に手を止めなければならないほどでした。
 しかし、予想通り当たりが来ず、投資金は増えるばかり。確率線を越え、いったいどこまで連れて行かれるのかと思った484回転目。観客群が初めて出ると、やっと当たってくれました。
 一応雑誌で予習していたので、止め打ちなどを実行してみましたが、雑誌の止め打ちはメモリーが十分に供給されることが前提になっています。しかし、現実的にそんなことはあり得ません。どこかの雑誌には、「ワンセットで12個打てば十分」とありますが、12個打って1個スルーを通るような釘なら、千円(250個)で21回くらい回ってしまいます。低換金率ならともかく、等価の店などでは右打ちした方が得ということになってしまいます。
 しかし、最初はそのことも分からなかったので、店の調整が悪いのかと憤慨しながら打っていました。すると、平均8.3回続くはずの大当たりが、何と2回で終了。出玉は1200個程度です。とてつもない脱力感に襲われました。

 そして、出玉はすぐに飲まれ追加投資、200回、300回を超えても当たらず、どこまで投資しようかと考えていた404回転目(投資合計35K)、再び観客群が出て聖火リーチ(聖火青)。これも無事当たってくれました。隣の台などでは、もっと当たりそうなリーチも外れていたので、とりあえずやれやれです。
 これはボチボチ続き、確率線を越える寸前だった8回で終了。それでも、3箱山盛りになりました。1箱で1800個くらい入るので1回で600個以上は出ているようです。

 これなら、よほどハマらない限り、もう1回は引けるかなあなどと弱気なことを考えていると、今度は3連続予告からスタジアムリーチというそんなに当たりそうにないリーチが大当たり。予告もリーチもあっさりしているので、こんな当たり方もあるんだなあという感じでした。トラブルっぽい当たりだし、ソコソコ続いてくれれば・・・何て思いながら打っていると・・・。
 確率線である8回を超えると、10回を通過、15回を通過。終了画面が出ても簡単に復活し、もう最後には終わる気がしなくなりました。終わってみると確率線の3倍を超える大ハマリで、見事30連チャン。一撃2万発です。
 こういうこともあり得るとは思っていましたが、本当に驚きました。

 これで、出玉切れの心配が無くなるどころか、プラス領域にも突入して一安心です。
 203回転目、あまり当たりそうにないリーチがあっさりハズレ。これが、メダル登場で逆転大当たりとなりました。これは6連チャンで終了。
 この次にドーンとハマりました。そこまでは500回を超えていなかったのですが、600を超え700を超え、途中で熱そうなリーチを外すこともあり、プラス維持が怪しくなってきたところ、掲示板「チャンス」からデッドヒートリーチに発展。シャッターが赤という見たことないパターンから、最後に写ったのは当たり絵柄が勝つところでした。
 ハマリが止まってやれやれでしたが、残念ながら4連で終了。それでも、これでプラスが確定したかなと思っていたところ、222回転で同時停止からロングリーチという、そんなに当たりそうにないリーチから大当たり。最初の2回以外は、いずれも意外な大当たりばかりでした。むしろ、こちらが普通なのでしょうか。
 これが11連チャンとそれなりに続き、ハマる前とほとんど同じくらいまで回復しました。その後93回転回して実戦終了となりました。
 出玉は25000発。投資金を回収して余りある結果でした。

 総回転数は2517回転。ガセのある連続予告がある台ですが、それでこれだけ回ったのは、大当たり(確変、時短含む)が早く終わるためでしょうか。初当たりは平均6.3回に対し、実際は6回と、ほぼ平均値でした。一方。総大当たり回数は61回で、初当たり1回に対して平均10.3回ということで、平均の8.3回を上回っています。更に、総回転数から計算する大当たり回数は期待値が52.4回。ということで、今回は8.6回上回っています。従って、1回分の出玉を680個と考えても、期待値通りでも2万発くらいにはなっていた計算になります。この台の釘がいかに良かったかという証明になると思います。

 しかし、リーチはこの確率とは思えないほどあっさりしています。キャプテンロバート並の確率なら、それでも良かったと思いますが、400分の1の台がこれでは、通常時があまりに辛いです。演出をもっと色々考える方法もありますが、むしろ大当たり確率を200分の1くらいにしたら、もう少し楽しめるのではないかと思います(当然、出玉は半分程度にする)。

 また、キャラクターがほのぼのしすぎていて、過激な台という印象が薄すぎます。私のように、スペックを理解している人はいいですが、そうではない人は騙されそうです。
 それに、このキャラクターのセンスが今ひとつです。特に大当たり中は、金メダルが出れば連チャン確定という演出のため、メインキャラクター(初当たり時に並んだキャラクター)の胸のあたりがアップになるのですが、2図柄の胸毛や、6図柄のボテッとしたお腹がアップになるのは、ハッキリ言って見苦しいです。しかも、連チャン中は同じキャラクターがずっと担当しますからね。30連チャンした時のキャラクターが3図柄(女子高生)で本当に良かったです(笑)。

 あと、システムについてもキャプテンロバートと比較すると今ひとつです。
 特に問題なのがスルーチャッカーの件で、とにかく頻繁にミニデジタルのメモリーが切れるため、そうなるとスルーを玉が通るまで、玉を捨てている状態が続きます。それでやっと通ったと思ったら、それが抽選に外れたりするのですから、更にイライラが増幅させられます。
 せめて確変中、時短中のミニデジタルはほぼ当たる状態にして欲しかったと思います。また、中段、上段の電チューも賞球を12個にして、更に開放時間を長くして、それで確変リミッターを5回くらいに減らせば、開放時間が長くなる分、スルーを狙える時間も長くなるため、メモリーが減りにくくなるのではないでしょうか。(この点は、規則面で何か問題があるのかもしれません。また、ラウンド間の止め打ち防止のため、このようなシステムを取っている可能性もあります)

 出玉は魅力だし、攻略効果も高いのですが、あまりにリスクが大きすぎます。隣の台などは朝から2000回転ハマり、何人目かの人がやっと大当たりさせたものの、これが何と2連チャンで終了。これは極端な例ですが、連チャンがどれだけ続くかというリスクもあり、「大当たりして3連チャン以上する確率」で計算すると、500分の1を割り込んでしまいます。

 今後は、できれば二人で打ちたいと思います。しかし、パッと見が分かりにくいためか、新台なのに(それも釘が結構いいのに)あまり客付が良くありません。次に打つときには、もう打てない釘になっている可能性もあると思います。

(パチンコ解説)42.195キロ

2008-05-26 21:12:58 | パチンコ解説
 奥村のパチンコ、CR42.195キロについて解説します。
 仕組みは、過去に豊丸から発売された「奇跡の電役キャプテンロバート」とよく似ています。メインデジタルに見えるのは、実はミニデジタルです。従って、通常時はスルーチャッカーでデジタルを回します。

●スペック

 通常時ミニデジタル当せん確率 398.9分の1
 メインデジタル確率 1.00003分の1(だったと思う)
 確変突入率100% リミッター10回
 確変終了後時短突入率88%

●仕組み

 ①液晶下部のミニデジタルスタートチャッカーに玉を通すと液晶が変化。398.9分の1の抽選に当たれば、デモを経て盤面右部の3段電チューの下段が5.5秒開放。
 ②1個でも入賞すると、本当のメインデジタル(液晶上部の6連ランプで結果を表示)が回転。ほぼ当たりとなり、確率変動に突入する。(なかなか外れないので想像でしかないが)万が一外れた場合は、デジタル停止後に下段電チューに入賞した玉が回転するのではないかと予想されるため、普通に打って当たりを引けない可能性はほぼゼロなのではないか。
 ③当たりとなると、中段電チュー、上段電チューを相次いでそれぞれ1秒程度開放する。これで当たりは終了。
 ④100%確変に突入するため、電チューは高確率に。次のミニデジタル抽選はほぼ当せんとなり(3分の1程度で外れることがある)、下段電チューが開放。入賞があれば、2回目の当たりがスタートし、中段、上段電チューが開放。
 ⑤ ④を初回も含め10回消化すると、確率変動は終了する。
 ⑥ 最後である10回目のメインデジタル抽選結果により、時短に突入するかどうかが決定される。
 ⑦ 時短に突入した場合、ミニデジタル抽選により簡単に下段電チューが開く。以下、②に戻る。
 ⑧ 時短に突入しなかった場合は、通常時に戻る。

 注1:メインデジタルは、メモリーがない。ハズレでも引かない限り、1回の開放で電チューに何個玉を拾わせても、メインデジタルは1回しか回転しない。
 注2:スルーチャッカーは、盤面右側にもあり、大当たり中はそちらでメモリーを補給する。ミニデジタルのメモリーが尽きた場合は、スルーチャッカーを通過するまで、次の当たりが始まらない
 注3:賞球は、下段電チューが12個で、中段、上段は6個である。従って、最も玉増えに影響するのは、下段電チューへの入賞である。

●予告

 ○電光掲示板

 「天候注意」「ニュース速報」などが表示される。赤い文字になるとチャンス。

 ○実況モード

 回転中に電光掲示板が広がって、アナウンサーが映し出され「デッドヒート」と叫ぶと突入。
 いわゆるミッションモードであり、指定された絵柄でリーチがかかればその時点で大当たり確定。
 1回転目は、指定された絵柄が必ず上段に停止し、煽りが発生する。下段もライン上に指定絵柄が止まれば大当たり確定だが、大抵ずれる。
 ここから連続予告に発展することもある。実践上、2回目までは確認(ハズレ)。3回目もあるかもしれない。
 なお、赤電光掲示板など、リーチ確定の予告が出た後このモードに突入することがあるが、大当たり確定ではない。

 ○連続予告

 液晶上部の日の丸がフラッシュすると連続予告スタート。
 フラッシュは2回目からスタートするので、1回目は特に予告が出ない。回転開始時のピストル音等、リーチ確定の予告が出てリーチにならない時は、必ず連続予告に突入するが、何もないのに連続予告に突入することもある。
 2回目はリーチにならないが、ここで終了することもある。注意する点は、1回目でリーチ確定の予告が出ていても、2回目で出ていなければ、2回目でリーチにならずに終了してしまうことがある点である。
 3回目まで行けばスーパーリーチ確定。4回目でチャンスアップという感じ。どちらにしても、それ以降の予告に期待したい。

 ○鳩予告

 リーチ後に鳩が登場すると僅かにチャンスアップ。鳩群なら期待度大幅アップ。

 ○応援団予告

 リーチ中に応援団役モノが登場し、液晶いっぱいに応援団が登場する。期待度大幅アップ。

●リーチアクション(タイトルは公式のものではありません)

 ○ラストスパートリーチ

 いわゆるロングリーチ。全く当たらないというほどではないが、期待度は低。

 ○給水所リーチ

 シングルリーチの中絵柄高速回転から発展。給水所に一升瓶が置いてあることもあるが、期待度はそれほどでもない。

 ○聖火リーチ

 シングル限定。背景に聖火が登場。最初から炎が大きく燃え上がっているパターンと、炎の色が青くなっているパターンはチャンスアップ。

 ○トリプルリーチ

 給水所リーチ、聖火リーチに突入しかけて、こちらへ発展することがある。
 シングルリーチ系では最も期待できる。

 ○競技場リーチ

 ダブルリーチ限定。中絵柄高速回転後、入場口のトンネルを通って競技場の全景が出るとこちら。期待度は小。

 ○デッドヒートリーチ

 ダブルリーチ限定。入場口を抜けた後、競技場内から入場口を見る映像に切り替わると発展。それなりに期待できる。リーチの絵柄が勝つと大当たり。負けても、1位の選手がドーピング違反で逆転大当たりとなるパターンもある。

●ボタン演出

 通常時、ボタンを押させる演出が存在する。
 スーパーリーチ中にボタンを押すと、中絵柄のキャラクターが劇画調になる。その時炎に包まれるとチャンスアップ。
 大当たり中、ボタンを押させる演出があるが、連チャンするかどうかは最終メインデジタルに影響されるため、結果は連チャンに全く影響をもたらさない。

●技術介入

 まず、言うまでもないが大当たりが確定したら、早めに右打ちを開始すること。タイミング的には、「右打ちしてね」の声が聞こえてから、更にワンテンポ置いて打ち出せば十分に間に合うが、玉詰まりなどの予期せぬトラブルが発生する恐れがあるため、少し早めに打ち出した方が良い。仮に玉詰まりを起こしてパンクしても、現状では補償してもらえない可能性が高い。

 大当たり中に、大きな技術介入要素が存在する。
 電チューが下段、中段、上段と開放した後、次に下段が開放されるまでしばらく時間を要するので、この間は打ち出しを停止する。
 中段と上段は賞球が少ないため、無理に狙う必要がないという意見もあるが、そこまで止めると確実にミニデジタルのメモリーが不足する(それで不足しないような釘なら、通常時も右打ちしていれば1000円で20回以上軽く回ってしまう計算になる。通常の釘ならそのような可能性はあり得ないので、中段、上段の電チューも狙いながら、併せてスルーチャッカーを狙う。従って、上段電チューが開放したら打ち出しを停止する(慣れたら、電チューが開いた時に玉が2個だけ電チューを狙える程度で止める)。
 上段電チューが閉じたら、液晶の「右打ち」という表示を見る。点滅が7回繰り返されたあたりで打ち出しを開始すると、タイミングが合いやすい。
 メモリーが切れていても、止め打ちはそのまま実行する。打ち出しを開始した後は、先ほどの止め打ちのタイミングになるまで右打ちのまま打ち続ける。
 連チャンが確定した場合は、ミニデジタル(液晶上ランプの一番下)が回転し始めて停止した後で打ち出しを再開すれば良い。

 連チャンが確定した時にミニデジタルが切れている場合は、ハンドルを左打ち(通常打ち)に戻して、ミニデジタルの補給を図っても良い。通常の釘なら、右打ちするよりも比較的簡単にミニデジタルを回せるはずである。入賞して当たり(ランプ点灯)となった場合は、即座に右打ちに切換える。
 なお、このハンドル戻しは連チャンが確定した時以外で実行しないこと。大当たり中(確変中)は、ミニデジタルを玉が通過すると即座に停止し、当たりなら即座に電チューが開放されるため、すぐに右打ちに切換えても間に合わない。1回目を無視してミニデジタルを補給し続けるという手もあるが、実は左打ち中に勢いが付いた玉が右の方に行くと、下段電チューに入賞してしまうことがある。1個でも入賞すると、電チュー開放が1回無駄になってしまう(1個も入賞させなかった場合は無駄にならない)ため、先ほどのケース以外での左打ちは避けるべきである。

 初当たり時の電チュー開放で、電チューに1個も入賞がないとパンクとなり、大当たり自体が消えてしまうが、それ以外については、いつでも休むことができる。とはいえ、ミニデジタルが余っている時に休むと無駄になってしまうので、ミニデジタルのメモリーが尽きた状態で電チュー開放が終了した時に休んだ方が良い。
 とはいえ、大当たり中は音楽がけたたましく鳴っているし、ランプなども光り続けるので、よほどの緊急事態でない限り、席を立つべきではない。