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アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(その他)最近のニュースについて

2025-02-08 19:59:43 | その他
ちょくちょく追記しています

〇スシローが鶴瓶をCMから外した件について

 フジテレビの問題に関し、笑福亭鶴瓶が中居正広のバーベキューに参加していたことが分かった件について、回転ずし大手のスシローが、CMキャラクターだった鶴瓶の画像をホームページから削除し、CMも鶴瓶が登場しないバージョンのみを流していましたが、この件について謝罪した上で鶴瓶を復活させました。
 この件について、私の意見はスシローが100%アウトです。今回はあくまでバーベキューに参加していたことだけが分かったもので、中居氏のおこしたと言われる問題に関わっていた証拠が出てきたものではありません。この程度でCMから外されたら、芸能人は他の芸能人と食事をすることさえ許されなくなります。更に、CMから外したことにより、まだ公になっていない事実をスシローが掴んでいるからCMから外したのではないかと思われてしまいます。鶴瓶にとっては、いくらCMの出演料が満額払われたとしても、イメージ的には大きなマイナスになってしまいます。現時点でもマイナスのイメージが付いたことは小さくない損失だと思います。
 そもそもスシローのCMと言えば、以前は立木文彦のナレーションでおなじみでした。しかし、スシローが公正取引委員会からおとり広告で措置命令を受けた時、ニュースで立木文彦のCMナレーションが何度も流されました。これは想像ですが、この件に関し立木側はスシローのせいで立木文彦のイメージが悪くなったと思い、CMから降りたのではないかと思います。どちらにしても、スシローが立木文彦に迷惑をかけたことは間違いありません。
 このようなことをしておきながら、新たにCMキャラクターになってくれた鶴瓶に対し、この仕打ちはあまりに酷いと思います。私が鶴瓶なら即CMから降りて、損害賠償を請求していると思います。これまでは特に何とも思っていませんでしたが、スシローに対する私のイメージは極端に悪くなりました。もうよほどのことがない限りスシローには行きません(ペイペイの50%クーポンとか出れば行くかもしれませんが(笑))。

〇千葉県の道路陥没事故について

 詳細は省略しますが、下水道等の老朽化が主な原因のようです。
 何も知らない人は、点検や設備投資をケチっているのかと思うかもしれませんが、以前から下水道や上水道などの老朽化は大きな問題になっており、どこの自治体も積極的に点検や更新を行っています。また、万博やリニアモーターカー等にお金を使うくらいならそちらに回せという人もいますが、万博とかをやめたところで、上下水道の老朽化が解決するわけがありません。金銭的にも労務的にもレベルが違いすぎます。
 こういうことがあるから、はやくコンパクトシティ化を進めるべきだと思うのです。10人が使うだけの上下水道を更新する代わりに1000人が使う上下水道を更新した方が100倍効率がいいのは誰が見ても明らかです。以前も書きましたが、一定条件以下の人しか使わないような公共設備(道路、電柱等も含む)はさっさと廃止する(対象者には補助金を払い引っ越しさせる)か、相応の費用を利用者に払わせるようにすべきです。これが最も現実的な「経費削減」です。

〇兵庫県の問題について

 ついに、斎藤知事の選挙に関わっていた会社に強制捜査が入りました。まだ有罪になるかは分かりませんが、有罪か無罪か五分五分なら(特に公選法については)ここまでやらないと思います。これは有罪に持っていけるかもしれません。
 しかし、仮に有罪にならなかったとしても、斎藤知事に対する私の信頼度は既にゼロです。何よりこの人を信頼できないのは、いわゆる説明責任を全く果たそうとしていないからです。先日は、記者会見で立花氏の動画について見ていないと発言しましたが、これが本当なら兵庫県のトップ失格です。仮に今回の件全てにおいて斎藤知事自身に何も問題がなかったとしても、知事に関係がある人間が直近で3人も亡くなっており、県議会議員に対する犯罪レベルの誹謗中傷が行われている現状に対し、普通の知事なら全力で対応に当たると思います。しかしこの人は、一事が万事他人事です。最初に告発した職員に対しては即対応してパソコンを押収したのに、情報漏洩の疑いについては警察に訴えることなどせず、第三者員会を設立して・・・とかまどろっこしいことを言っており、一貫性もありません。誰に言われたからではなく、この混乱の責任を取って即刻辞任しろと言いたいです。
 兵庫県の人も、さすがにもう1回選挙をしてこの人を通すようなことは、まさかありえないと信じていますが、それでもまだ斎藤知事を信じている人は、自分が騙されたことを認められず、(馬鹿なのに)自分が馬鹿ではないと信じているかわいそうな人(あるいは斎藤知事じゃないと利権にありつけない人かもしれないが)なのでしょう。立花氏の二馬力選挙が批判されると、「兵庫の22人の市町村長に応援されたのは22馬力選挙だ」とか頭の悪いコメントをする人もいましたが、その市長たちは全員候補者1人分の時間を使って政見放送をしたのでしょうか。何のためにポスターの枚数等が厳格に決められているのでしょうか。SNSの規制についても、私は積極的にやるべきだと思います(選挙期間中は選挙に関する発信を全面的に禁止するくらいでいいです)。残念ながらSNSを正しく使えない人が一定数いる以上、規制せざるをえません。
 それにしても、今回の件でまさか私の大嫌いなTBSの報道特集を何度も見ることになるとは思いませんでした。また、YouTubeでも左向きの人の動画をよく見ています。しかし同じ人が出しているマイナンバーカードを批判する動画は見ていません(笑)
 そして斎藤知事と同じようなことをやらかして批判されているのが例の石丸氏。配信の業務をある会社にお金を支払ってお願いしようとしたが、公職選挙法違反になるとの指摘を受けてキャンセルし、この際キャンセル料を支払ったことまでは分かりますが、その業者がボランティアで配信業務を担当したとか、もうギャグで言っているのかというレベルです。これが許されたらもう何でもありですね。斎藤知事の件で橋下徹氏が指摘していましたが、金銭の受け渡しがある業者にボランティアをさせること自体が疑惑を招く行為です。公選法の趣旨を無視しているという点では、まさに政治屋そのももです。こちらの信者もいい加減目を覚ましてほしいです。
(追記)
百条委員会の報告書がまとめられ、斎藤知事のパワハラはあったという報告でしたが、それに続いて県が設置した第三者委員会からもパワハラを認定し、告発者探しは違法とする報告書がまとめられました。この第三者委員会は設置された経緯等が色々問題が指摘されていて、これは知事に有利な報告書を出すのではないかと思いましたが、むしろ百条委員会より厳しい報告が出たことには正直驚きました。
しかし、この報告書は非常に重いです。これを機に、議会に対し再び不信任決議を出すべきだという意見がありますが、前回の選挙からあまり時間が経っていないことに加え、現在ネットでデマをまき散らした連中は1人も逮捕されていない以上、同じような結果になる(更に斎藤知事の対抗馬を応援する議員等に誹謗中傷が降りかかる)可能性が十分にある以上、議会が二の足を踏むのは当然です。
私は斎藤知事が自ら辞任するのが当然だと思いますが、今のところそんな気配は一切感じられないので、それ以外となるとリコールでもするしかないかもしれません。また、警察も現在捜査中だと思われ、これについて遅いとの批判もありますが、ある程度時間が掛かるのは仕方ないと思います。これでデマをまき散らした関係者が逮捕でもされれば、一歩先に進むのではないかと思います。
(更に追記)
 YouTubeのおすすめに「斎藤知事に対する第三者委員会の弁護士の判断に対してGACKTがブチギレコメント発表する」という動画が流れてきました。これまでGACKTは社会に対して物申すコメントをされていますが兵庫県問題に対してコメントしたのは聞いたことがなかったので、この問題をどれだけ理解しているのか疑問で、それなのにこんなコメントをして大丈夫かと思いました。更に、こちらも時々政治的なコメント(あまりディープではない)をされるタレントの武井壮も、少し前に似たようなコメントをしたという動画が流れてきて、こちらはスルーしたのですがさすがに気になって、元の記事を確認してみることにしました。
 しかし、この二人のコメントは、あくまで過剰にあふれかえるハラスメントに対する苦言であり、GACKTについては、元となったエックスのポストも確認してみましたが、斎藤知事とか兵庫県とかはコメントに全く出てきていません。つまり、「斎藤知事に対する第三者委員会の弁護士の判断に対してGACKTがブチギレコメント発表する」は、完全に嘘なのです。
 しかし、この動画は10万再生以上されていて、コメントは斎藤知事を応援し第三者委員会を批判するものであふれていました。一部、この動画がおかしいと指摘するコメントもありましたが、低評価が多く押されているのか下の方に追いやられていました。
 これは本当にありえない話だと思います。こうやってデマが拡散され、(これに似たようなことがあって)結果斎藤知事が再選されたのなら、完全に民主主義がゆがめられています。YouTube(Google)にも重大な責任があると思います。できれば武井壮さんとGACKTさんは、この動画投稿者を訴えてほしいと思います(政治的発言は右でも左でも今後の活動に影響が出ることがあり、今回は言ってもないことで損害を被る可能性がある)。また、有名人がこんな片方に寄った発言をすることは異例で、普通の感覚なら真偽について疑問に感じると思うのですが、あっさり信じてしまう馬鹿がこんなに多いのか思うと、つくづく嫌になります。

〇103万円の壁
 最近なんとなく存在感が薄くなりつつあるような感じなのに加え、新人議員が党の意向を無視して国会で暴走し、私の中では斎藤知事ほどではないものの信頼感がほとんどなくなっている国民民主党。
 ある政党が国民民主に対抗し、103万円の壁を300万円まで引き上げるべきと言いました。この党はこれに加え、定期的に全国民に補助金を支給し、能登は全力で(お金を投じて)復旧させるとか、もう財源がどうのの話を通り越して詐欺師の言うこととレベルが変わらないことを言って、多くの人から嘲笑されました。
 しかし、国民民主の支持者は彼らのことを笑えるのでしょうか。178万までは引き上げられても300万まで引き上げられないのは何でしょうか。国民民主の支持者が政府を批判する時「国民の手取りが増える政策を拒むとは何事だ」と言う人が多いのですが、それなら300万までの引き上げを批判するのは「国民の手取りが増える政策を拒む」ことではないでしょうか。
 先ほどの上下水道問題にしても、必要なお金は必要なのです。ザイム真理教とか言って財務省を批判する人もいますが、その人は他の言っていることが滅茶苦茶なので全く信頼できません。国が使えるお金には、どこかに限界があるのは確かです。国民の自分本位な声に流されて政策を間違えば円の価値が大暴落して、取り返しがつかないことになる可能性もあります。
 まあ、国民民主は金融所得課税を20%から30%にするとか言っているように、財源問題は重要だと考えてはいるようで、(金融所得課税についての賛否はともかく)その点はまだ安心できるのですが、支持者はそう思っていないようなので、不安はあります。
(追記)自民党が、年収200万以下の人は控除額を160万、200万以上500万以下の人は133万に引き上げる案を提示しました。この案について、ある情報番組の出演者は「税は公平であるべき」と言い、別の番組の出演者は「もう少し分かりやすくしてほしい」と言いました。
なら、全ての年収の人に対し、税率をきっちり揃えたらどうでしょうか。例えば25%なら、年収50万円の人も、年収50億円の人も25%ということです。おそらく税収は大幅に減り、大金持ちは更に潤い、貧乏人は更に苦しくなりますが、これが「公平」であり「分かりやすい」ということですよね。
そもそも、今回の件は働ける能力や時間がある人が、年収の壁を気にして働けないことが、日本経済全体にとって良くないことだから、その壁を取っ払うことが最大のポイントのはずです。ところが、それ以外の普通に働いている人にまでいい顔をしたい国民民主党が欲張ったせいで話がこじれているのです。何兆円もの巨額の税金を差し出すくらいなら、数千億円で済む維新の高校無償化の方に政府が傾くのは当たり前の話です。そうなれば世間は政府自民党を叩くのでしょうが、私はむしろ国民民主党の方が無能だと思います。
なお、私はそもそも所得税は年収50万円の人も払えばいいと思います。累進課税は維持すべきだ(というか維持しないとやっていけない)と思いますが、今のようなあるラインを超えたら手取りが減るような計算式は何とかすべきです。

〇日米首脳会談について
 とりあえず大きな問題は起きず、成功と言っていい結果に終わった日米首脳会談について。とにかく極右連中は石破総理が大嫌いなので、何をやっても批判です。共産党もビックリのレベルで、れいわ新選組といい勝負です。
 まず最初に言われた石破総理の態度について。確かに個人的にも、政府専用機から降りる時にポケットに手を入れている(?)ところとか、トランプ大統領と握手するときにひじを付いている(?)ところとか、少し違和感はありました。ただ、ASEANの時にはテレビ等のマスコミにも批判されていましたが、今回は特に言われておらず、これは許容範囲だったということでしょう。
 日本製鉄とUSスチールの問題について、買収は認めないが投資は認めるということでまとまったのは、ご破算になるよりはマシという話。もちろん、日本製鉄の意向を聞かずに政府が勝手に決めているはずもありません。
 アメリカへの投資を1兆ドルまで増やすという話も、既に8千億ドルの投資規模だったのを1兆ドルにするということだし、投資するのは基本的に民間企業です。これについても、民間の投資行動を政府が勝手に決められるはずがなく、経団連とかと話をして、合計すれば1兆ドルになるという話だと思います。しかも投資ということは日本に対する見返りもあるわけで、献上するお金ではありません。ガス田開発には国が出資するのかもしれませんが、これも資源に乏しい日本にとってはプラスの話です。
 ちょっと話は変わりますが、外国人の観光客にしても労働者にしても、来させないという選択肢はありえません。外国人が来ることを前提に、問題点についての対策を行っていくことに全力を注ぐべきです。外国人に頼らず日本が生き延びることができると本気で思っているのでしょうか。
 兵庫県の問題で、極右の論客はろくでもないことが良く分かりましたが、今回は野党ですら一定の評価をしているのに極右連中はとにかく批判です。いくら石破総理が嫌いでも、自民党以外、しかも立憲民主とかに投票する連中ですから、私に言わせれば普通に反日勢力だと思います。極左とは方向が違うだけで、反日勢力に変わりはありません。

〇高額療養費制度について

 高額療養費制度について見直す方針について、反対の声が挙がっています。
 私は全身麻酔をするような入院を5回ほど経験しましたが、そのたびに高額療養費制度には助けられました。私の場合も医療費が月8万いくらを超えたら、超えた分は戻ってきました。あらかじめ請求を押さえてもらう方法もありましたが、払ったとしても自動で戻ってくるので、クレジットカードで全額決済すればポイント還元で稼げました。30万円の支払いでも1%なら3千ポイントなので小さくないです(しかも支払った半分以上は戻ってきますがポイントはそのままです)。マイナ保険証の場合はどうなるか知りません(何もしなくても自動的に支払額が抑えられる?)。
 しかし、私が使った時に思ったのは、「これはさすがに恵まれすぎじゃない?」という感想です。当時は健康保険で、入院1日で1万円以上もらっていましたが、個室(差額ベッド代は高額療養費制度の対象外)に入っても余裕でプラス(支払った医療費より保険でもらった金額の方が多い)でした。専門家でも、医療保険など入る必要はないと言っている人がいますが、個室を希望せず、保険診療以上のものを望まないなら、本当に保険に入らなくても問題ないと思います。
 私は、ある程度の見直しは必要だと思います。それでも国民が現状を維持することを支持するなら、当然増税も受け入れるべきです。消費税が15%~20%になろうと、がんに苦しむ患者を助けてあげてほしいと言うべきです。とにかく、サービスは求めるくせに払うものを払わないのは、カスハラの客と何が違うのでしょうか。

〇オンラインカジノ問題について

 オンラインカジノについて、お笑い芸人が事情聴取されて、それを理由に芸能活動の自粛を発表しました。本人が言うにはオンラインカジノをやっていたのは2020年までで、正直自粛までする必要があるのかとは思いますが、一方で本当に違法と分からなかったのかとも思います。
 このブログの2012年の記事で、ドバイワールドカップに出走したスマートファルコンの馬券をブックメーカーで買った記事を書きました。しかし私は当時から、日本からネットを通して買えば違法になると思っていたので、イギリスに住んでいる家族に買ってもらいました。
 何より違法だと思った最大の理由は、日本で大っぴらに宣伝していないからです。実はブックメーカーの会社も日本語のページを作っていて、その中の説明に違法ではないかのようなことを書いているものがありました。しかし違法ではないのなら、もっと大々的にCMを打てるでしょう。しかし実際は、無料のメダルゲームであるかのようなCMしか打てないのです(ファミリーアイランドで体力をもらうためにCMを見ていたら、それらしいCMを何度も見ました)。それでも、「日本で認められているギャンブルは公営ギャンブルのみで、パチンコはあくまで遊戯扱い。それ以外は違法」という常識を持っていたので、登録しようという気には全くなりませんでした。
 それなのに、友達から言われたからとか、ネットで言っていたからとかで合法だと信じてしまう人が多いのは残念なことです。ただ一言、「嘆かわしい」です。
 あと、オンラインカジノのせいで公営ギャンブルやパチンコにも非難の矛先が向いていますが、それらとオンラインカジノの大きな違いは、「税金を払っているか否か」です。公営ギャンブルは投票額の10%が自動的に納税されるし、パチンコでも最低限「消費税」という形で納税されます。しかしオンラインカジノは合法ではないので納税はされません(何千万クラスの多額の払い戻しを受けたら、それが銀行に入金されることで発覚する可能性はあるかもしれませんが)。社会的意義は天と地ほどの差があります。
 まあ、オンラインカジノが合法だったとしても、やってみたいとは微塵も思いません。そもそも勝てると思っているのでしょうか。オンラインカジノ側の不正に対する対策がどの程度かは知りませんが、仮に清廉潔白だったとしても、還元率が100%を超えることはありえず、長くプレイしていたら確実に負けます。今の時代に攻略法があるとはとても考えられません。私にとっては、オンラインカジノをプレイする意義を見出せません。

(以下追記)
〇トランプ大統領について
2回目の大統領就任ということで、前回以上に好き放題にやっている感じ。関税の問題とか、アメリカの株価をわざと下げようとしているのかと思わされます。インフレが問題なのにこんなことをすれば、更に物価が上がりかねません。それで利下げをさせようとするとか、さすがに正気かと思います。
ウクライナ問題とかも、24時間で戦争を終わらせるとか豪語しながら、全くスムーズには進んでいるように見えず、ロシアにすら舐められる始末。アメリカはウクライナに大金を拠出していることを考慮しても、そのことをことさらに主張しているところを見ると、日本も同じような目に遭うのではないかと不安になります。
もしかして、トランプ大統領はロシアあたりに操作されているのではないかとさえ思います。

〇新NISAについて
そのトランプ大統領のせいでアメリカの株価がやや下落しており、SP500等に投資している人が多い新NISAの評価額が下がっているのですが、下落に耐えられず損切りしてしまう人が多発しているようです。そんな中、ある調査で新NISAをしている人が何%の下落まで耐えられるかアンケートを取ったのですが、40%の人が「1%」と答えたらしいです。なお30%が「10%」です。
私は10%でも馬鹿なのかと思ってしまいますが、1%て・・・。もう現金だけ持ってろと言いたくなります。なお私がこのアンケートに答えるとすれば「考えていない」もしくは「100%」です。

〇石破総理について
正直、10万円配った話はそこまで大きな問題なのかと思います。金額については、大御所俳優が他の演者やスタッフのために数百万レベルの差し入れをすることもあるのとそこまで変わらないし、法律的にも、数千円でも逮捕される買収とは違い、今回の件は1万円程度なら許される話ということで、10万円ならギリギリセーフではないかと思います。まあ告発されたようなので、法の判断を待てばいいのではないでしょうか。
むしろ私が石破総理にガッカリしたのは、上で書いた高額療養費の件で、このことが批判されると来年以降の改正を引っ込めたからと思ったら、更に批判された結果今年の改正分までひっこめました。ひっこめる余裕があるなら最初から出すなと言いたいし、もし余裕はないのにいい顔をしたいだけで引っ込めたのならとんでもない話です。むしろこの件の方が、私は石破総理に対する不安が大きくなりました。

〇国民民主党について
国民民主の玉木代表は、真偽不明のデマを平気でまき散らす人です。1つは、103万円の壁の引き上げについて、地方税が減ることについて都道府県の知事に総務省から反対するようにお達しが出たという話。政府に批判的な島根県知事ですらこの件は国民民主に対して批判的な発言をしています。玉木代表から根拠は全く示されていません。
2つ目は外国人が3か月日本にいただけで数千万円の医療保険の補助を受けているという話。これについては朝日新聞が否定する記事を出しており、国民健康保険に加入している外国人は全体の3%程度いるが、外国人に対し支払われている保険金額は全体の1%程度とのこと。そもそも日本で働いている外国人も国民健康保険に加入しているのですから、本当に病気になれば3割負担の恩恵を受けられるのは当たり前の話です。
そして、先日は、花粉症に〇〇が効くという発言をしました。これに対し、真偽を疑うコメントがあったのですが、その説明としてあろうことかAIに質問した結果をSNSで発信しました。これが公党の党首のやることかと思います。現在もAIを活用すること自体は問題ないですが、AIに丸投げはありえないです。誰がどんな論文を書いている等の情報をAIに聞き、それを元に文献を調べて、その結果を発信するなら分かりますが、AIに丸投げするなら国民民主の党首もAIでいいのではないでしょうか。このSNSのコメントは削除されたらしいです。
更に、国民民主の榛葉幹事長が、国会での立憲民主の杉尾氏の発言にブチ切れてました。杉尾氏が、国民民主がお金を出してネットの切り抜き動画を依頼したかのように発言したと言っていましたが、該当部分の発言を聞くと、国民民主等を持ち上げる動画の作成依頼がクラウドワークスにあったと言っただけで、国民民主が依頼したとはニュアンスも含めて全く聞き取れません。しかし、このようにブチ切れれば信者が切り抜き動画を拡散してくれます。むしろ、そのような方向に持っていくために、確信犯的にブチ切れたのではないかとすら思えます。
国民民主党の支持者についても、石丸とか斎藤とかを支持する連中とかぶっていると思います。一方、「国全体がどうとか考えている余裕はない。とにかく金をくれ」みたいな人はれいわを支持します。消費税を廃止し、103万円の壁を300万に引き上げ、定期的に国民にお金を配り、能登は金に糸目をつけず復興させ、原発は廃止。もう投資詐欺の連中でもここまでは盛らないだろうという勢いですが、とにかく自分の金さえあればいい連中が支持するので調子に乗るのです。
最近話題になっている財務省デモも似たようなものです。ニュースで参加者にインタビューしていましたが、大半が知性のかけらも感じられないです。特に、あるニュースで流れていた「増税されているのに(財務省が)お金が足りないというのは矛盾している」というコメント。お金が足りないから増税するのは普通のことで全く矛盾していません。こんな馬鹿なコメント普通は採用しないと思うのですが、これ以外のコメントはもっと馬鹿だったということでしょうか。どうせ財務省が無くなれば納税しなくていいくらいに考えている連中なのでしょう。貧乏人は間違いなく納税している額以上の恩恵を受けているのに、そのことに気づけないのはただただ嘆かわしいです。
自民党の支持率が低迷しても立憲民主党の支持率が上がらないのは、ある意味いい気味だと思うのですが、それに代わって国民民主やれいわが支持を伸ばすくらいなら、まだ立憲民主の方がマシかもしれません。自民党についても、石破総理が辞任して高市氏が総理になったとしても、最近の極右連中の暴走を見るとむしろ不安しかありません。本当に日本はどうなってしまうのでしょうか。

(その他)今後一切信頼しない

2024-12-07 20:49:26 | その他
 兵庫県知事の問題について。

 兵庫県の斎藤知事が、選挙活動についてある会社の女性社長に、違法な選挙活動をさせていたのではないかと疑われていて、大学教授らが警察に告発を行いました。
 女性社長がネット上で選挙活動について語っている内容はかなり詳細に書かれており、これが全くのデタラメや誇張だとすれば相当想像力がたくましい方ということになりますが、斎藤知事のこの件に関する答弁はまさにオールドメディアならぬオールド政治家で、「違法なことはしていない」と繰り返すだけです。SNS等を主体的に運営したのが(女性社長ではなく)斎藤氏本人なら詳細に説明できると思うのですが、どういうことでしょうか。
 あんな状況を見ても「斎藤知事がマスコミにいじめられている」とか思う兵庫県民がまだいるなら、心底軽蔑します。

 一方、今回斎藤氏を擁護している人の多くが、いわゆる極右グループにいます。斎藤知事は、最初は維新の会と自民党に推薦されて当選しましたが、今回自民党はいち早く不信任決議に賛成する意向を示しており、出直し選挙も自主投票でした。しかし、いわゆる右派の論客と言われる人が積極的に斎藤氏を応援していたように思います。逆に左派と呼ばれる人ほど斎藤知事を批判しているようです。
 更に、今回の選挙に積極的に絡んでいた「ウソツキ」を、ネット番組に呼んだり、その発言を支持したりしていました。しかし、その「ウソツキ」は発言を徐々に変えています。個人的には、情報漏洩対策が進んだ今の状況で、私的なUSBを職場のパソコンで見つからないように使えるのかという点で疑問だし、100歩譲って県民局長が不倫をしたり、勤務時間中に私的にパソコンを利用していたとしても、それが斎藤知事のパワハラとは何も関係がありません。もちろん、この程度のことで県民局長のプライバシーの公表が許されるはずもありません。まあ、それらが本当だったらとっくにその動かぬ証拠が公表されているはずだし、それができないということは、まあそういうことだろうなと思いますが(笑)
 そもそも、以前にも数多くの問題を起こし、裁判で有罪判決も受けている「ウソツキ」を番組とかに呼んで発言をさせる機会を与える行為は、「ウソツキ」に加担している行為に他なりません。彼らの中には、立憲民主党や共産党等を批判する意見には納得させられることもありましたが、もう一切信頼できません。彼らの動画は、どんなに良いことを言っていたとしても、二度と見に行きません。見に行くことで彼らが収益をあげ、それが「ウソツキ」の妄言の拡散に利用されるとか耐えられません。

 あと、もちろん左派の論客たちについても信頼するつもりは毛頭ありません。兵庫県の件についても話半分に聞いていて、それを踏まえた上で、斎藤知事はアウトだろう、「ウソツキ」は今回もウソツキだろうと思っていますが、これを覆すに足りる証拠が出てきたら考えを改めます。あと、斎藤知事が失職する可能性はあまり高くないような気がしますし、それは仕方ないのかなとも思います。むしろ「ウソツキ」の方は絶対に何とかしなければいけません。
 マスコミ(いわゆるオールドメディア)に対する不信感は私も大いにあります。しかし、それにとって代わるのがSNSとかは、現状では全く思いません。

 追記。
 斎藤知事について、百条委員会のアンケートが複数回答可能だったということで、やっぱり斎藤知事は無実だったと大喜びしている人がいますが実に滑稽です。別にこのアンケートの結果だけで斎藤知事の有罪無罪が決まるわけではありません。あくまで参考に過ぎず、仮に「知事のパワハラを見た」と言った人が過半数でも、それだけでパワハラを認定するわけではありません。
 そもそも、この数値については正直微妙だと思いました。直接見たという人はかなり少ないし、4割程度の人が噂を聞いたことがあるという件も、(仮にパワハラがなかったとして)悪意を持った誰かが積極的に噂を流せば、これくらいになるのではないかと思います。
 それ以前に、一部のパワハラについては斎藤知事本人も認めており、このアンケートが複数回答可能かどうか以前にパワハラがあったのは事実でしょう。とにかくこの斎藤知事自身が積極的に発言しないし、女性社長の件の不誠実な対応を見ると、信頼できる要素がどこにあるのかと思いますけどね。

(その他)兵庫県知事選挙について思うこと

2024-11-19 22:15:42 | その他
 17日に兵庫県知事選挙の投開票がありました。当選したのは、パワハラ疑惑で議会から不信任決議を叩きつけられて失職した斎藤氏でした。

 この件については、当初から疑問に思うことがありました。
 最も疑問に思ったのが、斎藤氏がパワハラ発言をしたか問われたときに、それを明確に否定したことです。今の時代、スマホがあれば会話を録音することは非常に容易です。もし斎藤氏のパワハラが日常的に行われるなら、録音を行う職員は当然出てくると思います。もしパワハラの音声が出れば一発アウトです。しかし、そんな音声が出たという話は全く聞きません。
 あと、私は「死んだら勝ち」みたいな話が嫌いです。日本では、人が死んで(ここでは自殺、他殺の場合)初めて動くことが多すぎます。「部下が死んだから斎藤氏は悪人」みたいに考える人が多くてうんざりします。
 ただ、身内であるはずの維新の会の議員すら不信任決議案に賛成したということで、身内すら守ってくれないような人は、やっぱりクロなのかなとも思いました。

 そして今回の選挙結果が出たのですが、正直気持ち悪いと思いました。
 私は兵庫県民ではないので、斎藤氏が正しいかどうかは分かりません。しかし、SNSであることないこと情報が飛び交った結果、ここまでムードが急変したことに恐怖すら覚えます。マスコミの敗北とか言う人もいますが、マスコミも意地があるならこの状況と戦うべきだと思います。ネットの戯言と放置せず、間違った情報が飛び交っているならすぐに取り上げて間違いを正すべきです。これらを馬鹿にして放置したことがマスコミの敗北ではないかと思います。少なくとも、NHK党の党首がやっていることについては早急に対策を考えるべきです。

 ついでに国民民主党についての続き。
 玉木代表が、総務大臣が地方自治体の首長に直接電話して、地方から今回の減税に反対するよう工作したと発言して世間がざわつきましたが、すぐに何も言われなくなりました。
 本当は何も困っていないのに、総務省が地方を脅して発言させたのなら問題ですが、今回の件で地方の税収が減ることは動かしようのない事実です。岡山県(市町村は含まない)でも200億円の減収見込みということです。他の自治体からも税収減を懸念する声が多数上がっており、工作が事実かどうかは心底どうでもいい話になってきています。一部有名人が「お金が足りないなら無駄を排除せよ」とか言っていますが、旧民主党の「埋蔵金はあります」と同じくらいの恥ずかしいコメントだと思います。今回の減収を補えるほどの無駄があるなら、具体的にハッキリ指摘したらどうかと思います。
 更に、国民民主党はこれらの減税の対応について、「予算措置について考えるのは与党の仕事」みたいなことを言って、さすがにこれは批判されました。「予算措置については与党の内部の人間でないと分からないことがあるから」なんて言い訳していましたが、それならなぜ減税しても問題ないと思ったのでしょうか。元鳥取県知事も言っていましたが、そこまで言うなら連立政権に入って、国民民主党も責任を持つべきだと思います。減税しろ!でも責任は取らない!ではあまりにも無責任すぎます。
 立憲民主よりはマシかもしれませんが、それでも元民主党に代わりはありません。獣医師会の件(詳細は省きます)もあったし、玉木代表にも国民民主党にも、何も期待できません。

(その他)完全にアウト

2024-11-12 14:58:48 | その他
 国民民主党の玉木代表について、不倫していたことを伝える週刊誌記事が出ました。

 10年20年前の話を蒸し返されたとかならともかく、まさに現在進行形の不倫で、衆議院選挙の3日後にも会っていたということで、もう呆れてものが言えません。私は最低限代表辞任くらいはすべきで、議員も辞職しろと言われても仕方ないと思います。衆議院に28人も送り込む公党のの代表としては、あまりにもモラルに欠けており、一番身近にいるはずの奥さんすら裏切る人は、一般国民に対しても普通に裏切ると思います。週刊誌記事が出た当日に行われた総理指名選挙でも、よくこの人の名前を書けるなと思います。
 そして、更に気持ち悪いのが信者連中で、無条件擁護どころか、財務省が仕掛けたという陰謀論を当たり前のように吹聴する様には心底呆れ果てます。この不倫は2年前からということで、2年前から財務省が目を付けていたということでしょうか。百歩譲って仕掛けられたとしても、浮気をしたのは玉木代表本人であり、全く言い訳になりません。あと、本当に財務省が仕掛けるなら選挙の前に仕掛けると思います。

 「不倫をしていても政治家として能力があるなら構わない。103万円の壁の件が大事」みたいなことを言う人もいますが、玉木代表は政治家として能力がある人なのでしょうか。
 103万円の壁の件で7兆円の財源が足りなくなる件について、玉木代表本人がYouTubeで説明していましたが、到底納得できるものではありません。確かに今年度、前年度については、税収が想定より増えて、7兆円程度の減税なら耐えられるかもしれませんが、今回の103万円の壁の解消は恒久減税なのです。向こう5年、10年先は大丈夫なのでしょうか?逆に税収が想定より減った場合はどうするのでしょうか。
 更に、予算で計上したものの使わなかったものについては、使わなかった理由は何でしょうか?全てが完全に無駄な予算だった・・・という話ではないでしょう。むしろ、大半は必要だったから予算として財務省から認められたわけで、それでも様々な理由で使われなかったことと思います。これを「無駄なお金」としてしまうと、現場では予算を使い切ることを第一に考えるようになります。

 テレビなどを見ていると、減税が正義、増税は悪という意見に凝り固まっており、恐怖すら感じます。今のうちにドルを買って、超インフレが来てもいいように対策しておこうと思います。 

 ついでですが企業団体献金について。
 企業団体献金は悪、一方個人献金は善とする感覚がよく分かりません。アメリカ大統領選挙では、イーロンマスク氏はトランプ氏に個人で100億円以上献金したらしいです。これはOKなのでしょうか?大企業の社長が個人献金するのはOKなのでしょうか?結局、やろうと思えば個人で献金できるのです。ついでに言えば、よく「利害関係者」と言いますが、日本に住んでいる以上、日本人は全員「利害関係者」です。もっと言えば外国人でも「利害関係者」は多いと思いますが。
 私は、企業でも団体でも個人でも、誰からの献金かがハッキリしていれば何の問題もないと思います。むしろ誰からか分からない献金の方が遥かに問題です。

 ついでにもう少し。
 経済同友会の新浪代表幹事が、今回の件について「7兆円の減税は非常に厳しい」との見方を示しました。目先のことにしか興味がないヤフコメは猛批判していますが、サントリーHDの社長でもある新浪代表幹事にとっては、目先では国民の手取りが増えれば消費の増加に多少はつながるわけです。しかし、今の動きに懸念を示しているのは、長期的に見ると日本経済にとって良くないと判断しているのだと思います。
 (全面的に信用するつもりはありませんが)本当に経済に詳しいか疑わしい政治家よりは信頼できると思います。ヤフコメの「代わりに法人税を増やせばいい」なんて意見も、まさに目先の話で長期的には優良企業が逃げるだけです。

(その他)国民民主党について思うこと

2024-11-03 14:09:34 | その他
 まもなくアメリカの大統領選挙が行われます。
 毎度のことながらアメリカ大統領選挙はスポーツの試合でも見ているかのようで、討論会の内容で支持率が動くこともどうかと思いますが、終盤になって出てきた「ゴミ」発言で支持率が動くとか、もうこんな心底どうでもいいことでアメリカの将来が決まっていいのかと思います。
 更に意味が分からないのが投票のシステムで、各州で投票を行い、1票でも勝った方がその週の選挙人全員を獲得するとか、どういうことなんでしょうか。普通に票数の比率ではだめなのでしょうか。それ以前に、選挙人とか意味の分からない制度より、普通にアメリカ全土で票数が多い方が勝ちというルールではだめなのでしょうか。日本の選挙制度では、一票の格差を解消するのに四苦八苦していますが、アメリカではわざわざ一票の格差を付ける選挙制度にしているという状況で、日本人としては理解に苦しみます。

 一方、日本では選挙の結果過半数を取る連立政権は成立せず、自公中心の政権となったとしても、過半数に届かないのでいちいち野党にお伺いを立てないと物事が進まなくなります。国民生活への悪影響は計り知れません。
 話題の国民民主党(国民)について、野党支持者の中には、国民が立憲民主党(立憲)に協力しないことを批判する人がいますが、国民の判断は当然です。立憲は政権交代を目標にして選挙を戦っていましたが、国民はそんなこと一言も言っていません。立憲による政権交代を望むなら立憲に入れれば良かったのです。結果として、議員数が増えたとはいえ比較第一党になれなかったのですから、「政権交代を目指す」という意味では、この選挙は負けなのです。そもそも立憲は、議員数は大幅に増えましたが比例代表で入った票数は前回とあまり変わっていないという民意を、もう少し考慮してコメントすべきだと思います。
 国民民主は以前から自公政権とは是々非々の関係で、立憲は反対しても国民は賛成することもありました。今回の対応は全く自然なことで、むしろ当然のように立憲に協力すると思っていた人がいることを不思議に思います。

 その国民が求める103万円の壁の問題について。
 働く時間を延ばすと手取りが減ってしまう件については、対策が必要だと思いますが、そもそも働けるのに働かない人を保護する制度をそろそろどうにかした方がいいと思います(配偶者の保護については徐々に縮小しているようですが)。18歳未満の子供や、ケガや病気、或いは出産育児のため働けない配偶者は保護すべきですが、それ以外の保護をやめることで国の減収分を確保する政策が必要ではないかと思います。
 国民民主が言っていることは、れいわほどのレベルではないにしても一種の「ばらまき」であり、期待通りの経済効果がなかったら国の財政運営が悪化します。私は「政府の借金は国の借金ではない」理論は全く同意できないので、国民民主が言っていることは大きな不安があります。しかし多くの一般国民は国の財政より自分の家計の方が大事なので、国民民主に拍手を送る人が多いと思います。
 政府は苦しい立場だと思いますが、経済の専門家にも協力してもらって、日本経済に大きな影響が出ないようにしてもらいたいと思います。国民民主も、感情に任せた政策提言ではなく、理論的な提案をしてほしいと思います。

 まあ、どちらにしても日本は前途多難です。政府がこれまでより謙虚に野党と話し合う必要があるのは仕方ないことですが、国民民主をはじめとする野党の方も謙虚に話し合ってほしいと思います。調子に乗って無理難題を押し付けるようになるのではないかと心配しています。
 あと、国民民主は石丸氏と絡むのをやめてほしいです。
(追記)
 心配した通り、国民民主の意見に反論する人に対し、財務省の犬呼ばわりする人が湧いています。これは言論弾圧と変わりません。7兆円の税収が減ることに対し、どう手当てしていくかについては、丁寧に説明する必要があります。1000万円の年収の人に対して減税額は20万円程度では、収入が2%増える程度です。これで劇的に消費が増えるとはとても思えません。また貯蓄に回されるだけだと思います。現在働いている人が恩恵を受ける政策は必要だし、働くと損をするシステムもどうにかすべきだと思いますが、今の玉木代表が言っている件については、現状では賛成できません。
 とにかく、「信者」は本当に気持ち悪いです。玉木代表の言うことは全肯定、玉木代表を攻撃する人は全否定。これが信者でなければ何でしょうか。玉木代表も、信者の圧力に屈することがないように頑張ってほしいと思います。

(その他)衆議院議員選挙について

2024-10-28 17:44:30 | その他
 27日開票の衆議院議員選挙について。

 概ね事前の予想通りの結果でした。可能なら過半数は確保してほしいと思う一方、最悪政権交代まであるかと心配していたので、そこまで行かなかったことにはホッとしています。週明けの日経平均も大幅高となり、私も持ち株もそれなりに上昇しました。

 自民党というか石破総理については、とにかくまずかったのが、自民党総裁選の最中に言っていたことを覆してすぐに解散してしまったことです。これが、多くの人に卑怯という印象を与えたと思います。すぐに解散したければ、それを総裁選の選挙中に言っていた小泉さんか、せめて高市さんを通せば良かったのです。石破さんを通したのなら、少なくとも手のひら返しにならないようにすべきだったと思います。
 また、安倍派への過剰な締め付けは、結果的にマイナスになったと思います。岡山では、4区について自民党支持層の3割が立憲の候補に票を入れたらしいです。自民を支持しながら立憲に入れるとか何考えているのかと思いますが、この流れを作ったのは石破総理の責任です。

 一方、今回の選挙でどうにも許せない件があります。
 選挙期間中に、自民党本部等へのテロ行為がありました(マスコミはなぜかテロと書きませんが、あれがテロでなければ何なのでしょうか)。この犯人のXについて、ある党の代表がフォローしていたことが分かりました。今はフォローを解除しているらしいですが、これは自民党と統一教会のつながりとかどうても良くなるほどとんでもない話です。その党がテロリストとつながっている可能性があるわけです。しかし、ほとんどのマスコミは報じませんでした。また、同じく野党から選挙に出馬している人について、ウイルスデマを広めているとして、製造会社が訴訟を検討しているというニュースが流れましたが、これも報じたのは医療関係の情報サイトだけでした。この会社は、今月上旬に警告を行ったうえで、改善が見られないので訴訟に踏み切るということです。この件も、選挙期間中は色々と繊細な時期なので仕方ないと思います。今までなら・・・。
 ところが、投票の3日前に出たのが、例の2千万円問題です。詳細は省きますが、私は特に問題はないと思います。非公認議員は比例復活ができないし、選挙ビラの枚数等も大きな不利を受けます。それらの議員は、自民党の処分されていない議員からの応援演説を受けていましたが、批判されませんでした。何より、自民党が公認しなくても、比例で自民党に投票してもらわなければなりません。またこのお金は裏金ではなく、使用したら領収書を付けて報告が必要らしいです。そのため、こっそり演説会を開くためにこのお金を使えば確実にバレます。誤解を受けやすい行動だとは思いますが、一応筋は通っているし、批判されるようなことではないと思います。
 というか、あと3日みたいなところで、この記事をマスコミが報じたことが問題です。しかも最初に報じたのは今回選挙に出ている共産党の機関紙「赤旗」の記事です。赤旗が書くだけならまだ分かりますが、これを他のマスコミが報じたのは全く意味が分かりません。しかも、最初の赤旗の記事に間違いがあったらしいのですが、その間違った情報も拡散してしまったようです。これが選挙妨害でなくて何なのでしょうか。これを報じるなら、上で書いた件もちゃんと報じたらどうでしょうか。
 フランスでは、選挙の1週間前から、選挙に関するニュースを禁じているらしいです。最初にこれを聞いたときは、そこまではする必要ないんじゃないかと思いましたが、こんなことが起こるようなら、日本でも取り入れるべきだと思います。
 選挙速報番組は、今回はほぼNHKしか見ませんでしたが、民放の番組では、いわゆる裏金議員について「裏」というマークを付ける等していたそうです。しかし、野党の裏金問題を起こした議員や、選挙区で酒を配った議員については何の表記もありません。民放5局は、いずれも似たような扱いだったらしいです。とにかく与党は全力で攻撃し、野党には激甘の対応。もうNHK以外は全部潰れろと本気で思います。

 NHKでは、出口調査の結果を全選挙区で公開していましたが、予想通り概ね自民党の候補者は低い数値が出ていたように思います。岡山では、2区の自民党候補者は立憲民主党の候補者より数ポイント劣勢でしたが、結果は勝利しました。これは、自民党支持層に、マスコミに対する不信感が募っていて、出口調査に協力しなかった人が多かったからだと思います。
 どこかのテレビ局が行った出口調査で、年代別に比例でどこに投票したかをグラフにしていましたが、立憲民主に投票した割合は、年代が上に行くほど大きくなっており、20代に至っては国民民主より少ないくらいでした。明らかに「テレビに騙されている人」が立憲民主に投票したことのゆるぎない証拠だと思います(上で書いた通り、マスコミに対する不信感から協力しなかった人もいることを考えると、若い人についてはもっと少ないかもしれません)。ただ、れいわとかの支持率も高いのは心配です。

 とにかく、自民党にお灸をすえたつもりが、国民がお灸をすえられることにならないことを祈っています。仮に自公政権が続いたとしても、現状では法案を通すためにいちいち野党にお伺いを立てないといけないし、不信任決議案が出たら可決される可能性もあるわけです(その分解散が簡単になるので、今までのようには出せないと思いますが)。どちらにしても、今まで以上に政治が進まなくなるのは間違いないでしょう。劣等国民と言ってテレビの出演を自粛している人がいますが、この意見にはちょっと同意しますよ(意味はだいぶ違いますが)。

(その他)与党からも攻撃したら?

2024-10-12 17:26:49 | その他
 衆議院が解散され、27日には衆議院選挙が行われます。

 自民党は内部が大混乱しているのは間違いない話で、衆議院選挙では公認するから投票してくれと言われて石破氏に投票したのに公表されなかったという話は、本当に人としてどうかと思います。確かに、ある程度けじめを付けないと自民党全体がダメージを受けるという話も分かりますが、その一方で旧安倍派に対して厳しすぎる対応は目に余るものがあります。
 これで、自民党が単独過半数をキープすれば、石破総理がますます調子に乗ることは目に見えており、一方で自公で過半数割れでもすれば大混乱となり、せっかくいい感じになっている経済に大きなダメージは避けられません。自分の一票でどうなるものでもないですが、まあ単独過半数はさすがにないだろうと思います。

 一方の野党について。
 選挙が近いので、マスコミが野党の主張も取り上げるのは当然必要ですが、テレビを見ていると野党が与党を攻撃している様子ばかりが取り上げられます。しかし、野党にも当然問題はあります。
 特に、立憲民主党の政権公約にある、物価インフレ目標2%を0%超に下げることなど、事実上のデフレ誘導政策であり、日本経済を破壊する愚策です。それで最低賃金1500円とか、冗談にもほどがあります。野田代表は、立憲の中ではマシな方かと思いましたが、今回代表になってからは、今までの立憲の代表と変わらず、政府の批判ばかりしています。特に、能登の被災地をダシにして解散を批判するなど卑怯者のすることです。それなら、今後被災地が日本のどこかに1カ所でもあれば解散しないのでしょうか。あと何か月待てば解散していいのでしょうか。更に、選挙区で日本酒を配って告発され、立憲内部で処分もされた議員を、今回の選挙で公認しています。これは、自民党よりも甘い対応ではないでしょうか。
 れいわ新選組も、議員の裏金問題が取りざたされていますが、テレビなどは全く報じません。単なる記載ミスだったとしても、同様のケースの自民党議員を批判した過去があるなら、言い逃れはできません。しかも金額が1年で1千万円以上と大きく、どうやったらそんなにミスするのかというレベルです。即刻辞任してほしいと思います。

 アメリカ等では、批判の応酬が繰り広げられることが多いですが、日本では野党は与党を批判する反面、与党が野党を批判するケースはあまり見かけません。しかし、黙っていては与党ばかりが悪いと勘違いさせてしまうので、選挙の時くらい与党は特定野党の問題点を指摘しても良いのではないでしょうか。特に物価目標0%なんてとんでもない話ですが、分かってない人が「物価が上がらないのは良いことだ」と勘違いして立憲に投票しかねません。
 あと、マスコミは野党の主張も取り上げるなら、野党の醜聞も同様に取り上げるべき(というか義務だろう)と思います。相変わらずクソみたいなヤジを取り上げるのは、ヤジを推奨しているのでしょうか。青木理氏の失言(自民党に投票するのは劣等民族だからだそうです)も全く取り上げないし(彼は過去に自民党の女性議員に対し、見た目を揶揄するような発言をしましたが、いわゆるフェミニスト団体はなぜかだんまりです)、定期的に出演しているサンデーモーニングでも、何も言わずに出演を自粛していて、おそらく時間が経ったらしれっと帰ってくるのでしょう。安倍さんの言葉を借りれば「こんな人たちに負けるわけにはいきません」という気持ちです。

 ついでに、能登の復興について。
 野党は単純に「復興が遅い」とか言いますが、単純に憲法や法律で「住んでいた場所で元の生活ができるようにしなければならない」と決められているのなら、国も自治体も悩む必要はありません。その通りに行動すればいいだけですから。
 例えば、山の上の見晴らしのいい家に住んでいる人がいたとして、地震でその家が山ごと崩れてしまった場合、その場所で元の生活ができるように、山を造成しなければならないかというと、そんなことはありません。では、今回の地震で水道管が破損し、修理には1億円必要だが、その水道管を使っていたのは高齢の夫婦2名だけだった場合、1億円かけて水道管を直さなければいけないのでしょうか。むしろ、3千万円くらいその老夫婦に渡して、どこかへ引っ越してもらった方が、国や自治体としては安く済むのです。それでも、先が長くない老夫婦のために1億円もの税金を使う必要があるのでしょうか。
 同じように被災した東北や熊本と比べ、立地条件等を考慮すると能登の復興はあまりにも困難だと思います。人口減少が顕著な状況で、そんな地域を復興させる意味がそこまであるのかと考えると正直疑問です。被災地に限らず、一定レベル以上の過疎地域に住んでいる人を人口の多い地域に移転させる政策が急務です。もちろん、道路建設の立ち退き料とかに準ずる費用を出せばいいと思います。ダムとか作る時にそうして来たのですから、できないことはないと思います。
 この件については、立憲民主党の議員でも同様の主張をする人がいます(むしろ自民党で同様の主張をする人は知らない)。こちらの方が、議員報酬とかよりはるかに無駄な税金が使われていると思います。被災者の方々には冷たいと思われるかもしれませんが、今の時代、当然のようにふるさとが元の状態になるということは、決してないと思います。日本で「困っている人」は能登の人だけではありません。

(その他)東京都知事選挙について2

2024-07-16 10:45:39 | その他
 東京都知事選挙から1週間が経過しました。当選した小池氏はほとんど話題がありませんでしたが、2位と3位の方には多数の話題がありました。

 まず蓮舫氏について。
 1週間、叩かれまくっています。しかし、同情する要素は1ミリもありません。なぜなら、蓮舫氏自身が燃料を投下しているからです。
 最初の燃料は、小池氏の当選についてイスラエルの駐日大使が、小池氏と大使が握手している「2年前の」写真を使ってお祝いのメッセージをSNSに載せたところ、それを蓮舫氏が、「今問題を起こしているイスラエルの大使にあいさつに行くとは何事だ」みたいな感じで痛烈に批判しました。ところが、この写真は昔のものだということを指摘されると、色々あったのちひっそり投稿を削除しました。少なくとも私が知る限り、この件を蓮舫氏が謝罪したとは聞いていません。
 更に、町中に「R」のシールが貼られている問題がテレビ等でも報じられました。そのロゴが、蓮舫氏が選挙活動で使っていたRのロゴとよく似ており、蓮舫氏にこの件についてマスコミが問いただしたところ、蓮舫氏は「意味が分からない」とコメントしました。この件は選挙期間中にもネット上では話題になっており、私でも知っていたくらいなので、蓮舫氏が知らないわけがありません。さすがに、蓮舫氏が積極的に貼らせたとは思いませんが、「応援していただくのは嬉しいが、公共物にシールを貼るのは問題なので、貼った人は剝がしてほしい」くらい言っておけばいいのに、謝ったら死ぬ病気にでもかかっているのか、こんな我関せずのコメントをされたら批判されるのは当然の話です。
 更に更に、蓮舫氏本人が「女、政治家、負けた。何言ってもいい的な構図で、すごいよね」とインスタグラムのライブ配信で語ったそうです。もし、蓮舫氏の代わりに枝野氏とか杉尾氏とかデマノイとかが立候補して落選し、同じことを語っていたら叩かれないでしょうか。そんなことはありません。日ごろは女性の地位向上や男女差別問題に敏感に反応するくせに、都合のいい時に女を出すのはあまりに卑怯だと思います。本当に自分に全く責任がないと思っているのでしょうか。
 更に更に更に、蓮舫氏は「アッコにおまかせ」にも噛みつきました。番組内で、候補者名は「(漢字で候補者登録している人は)正しく漢字で投票用紙に書く」と説明していましたが、実際はひらがなで書いても構いません。これについて蓮舫氏は「選挙が終わって訂正」とSNSで投稿していましたが、これも実際は放送した当日に番組内でちゃんと訂正しており、翌週の番組で改めて謝罪をしたというもので、選挙が終わるまで放置していたわけではありません。むしろ、番組を不必要なレベルで辱めていると思います。
 それ以外にも、東国原英夫、デーブ・スペクター、上沼恵美子あたりのコメントにいちいち反応して噛みついています。3人のコメントは少々きついところがあるかもしれませんが、むしろこれを笑い飛ばすことで世間のイメージを反転できる可能性もあると思います。また、蓮舫氏など比べ物にならないほど批判にさらされているのに外見上は平然としている岸田総理は、実はすごい人なのではないかと思ってしまいます。
 私は蓮舫氏に対し、怒りを通り越して本気で心配になります。別に揶揄とかではなく、精神科を受診した方がいいと思います。一旦SNS等から離れてしばらくゆっくりしてから、その後のことを考えられた方がいいのではないでしょうか。
 (翌日追記)蓮舫氏は相変わらず方々に喧嘩を売っています。心配したのが馬鹿らしくなってきます。

 一方の石丸氏について。
 彼はもう1つの裁判をかかえていました。ポスターの印刷代について、石丸氏と印刷業者の間で認識の齟齬があったというものです。金額はたったの70万円です。この程度のトラブルについて最高裁まで行った結果、石丸氏は全敗で印刷業者が勝訴しました。
 この程度の金額を最高裁まで持ち込む時点で、行政の長など任せられないと思いますが、あろうことか石丸氏はこの件で取材を受けた際、裁判が終結しているにも関わらず不満を述べて、印刷業者に対して謝罪することは一切ありませんでした。
 もうこの時点で、どんなに立派なことを言っていてもこの人を評価することはできません。少なくとも日本では、裁判結果についてどんなに不満があろうと、その件は終わりにして前に進まなければいけません。そもそも、わずか70万円でこの人は自分の評価をどん底まで下げてしまっていることに気づいていないのでしょうか。もし岸田総理が、裁判で国が敗訴が確定する事案があったとして、その件に対し「あの件はまだ納得していない」なんて言ったら大変なことになります。
 以前、安倍総理が韓国に対し、慰安婦救済の基金として10億円を拠出しました。この件に関し、日本国内ではなぜそんなお金を払う必要があるのかという批判がありました。しかし、この10億円のおかげで韓国は公に何も言えなくなりました。間違いなく10億円をはるかに超える国益を日本にもたらしたと思います。謝ることができない石丸氏には、絶対にできない判断だと思います。そんな何の役にもたたない意地のせいでどれだけの不利益を被るのでしょうか。
 選挙後の振る舞いについてもお話になりません。選挙速報番組で、コメンテーターの古市氏に言われた「2位で嬉しいですか?」についても、1位を狙っていた蓮舫氏に言ったら間違いなく嫌味ですが、3位か4位かと思われていた石丸氏に対しては客観的に見て嫌味でも何でもありません。「1位を狙っていたので、力及ばず残念です」とか「ここまで多くの票を得ることができたことに感謝します」とか、いくらでも答え方はあるのに、いちいち反発する意味が分かりません。その後の古市氏の「石丸さんが排除したいという政治屋と言われる人たちと石丸さんはどう違いますか」という質問は、極々普通の、十分に想定される質問だと思いますが、これについてもいわゆる石丸構文でまともに答えませんでした。信者(もう文字通り信者と言うしかない連中がうようよいる)は、他の動画とかで説明しているとか言い訳しますが、私も含めテレビで彼の意見を初めて聞く人も大勢いるのに、この態度はどういうことでしょうか。

 こんな人を政治家、ましてや行政の長などにしてはいけません。前の記事でも書きましたが、この人が都知事になるくらいなら蓮舫氏の方が100倍マシです。
 (翌日追記)彼が安芸高田市長だったころ、中学生と議論(?)する動画を見ました。中学生が、美術館の運営者公募についてどうなっているのか聞いたところ、彼が中学生に対して「今中学校の給食の無償化を行うことになっているが、あなたの中学は有料でいいならその予算を使って美術館を残してもいい」みたいなことを言い返しました。そんなことできるわけないし、この中学生は一生のトラウマを抱えるのではないかと心配になります。こんな人は「常識破り」ではなく、単に「常軌を逸している」だけです。本当に胸糞悪い動画でした。

(後日追記)
 当初は、「こいつを何とかしないといけない」みたいな気持ちが強かったですが、最近は放置しても問題ないのではないかと思い始めています。
 というのも、この人の喋っている内容があまりに中身がないからです。この人はよく、少子化を大きな問題として取り上げますが、少子化問題なんてずっと昔から言われていたことで、定期的に合計特殊出生率がニュースでも紹介されます。問題なのはわかっていて、それをどうするかが大事なのに、この人は具体策を何も言いません。もしかして信者たちは、少子化が問題だったことも知らなかったから、この人が「少子化は問題だ!」と言っただけで喝采をあびせているのではないかと思うくらいです。
 本人も信者も、マスコミが選挙前に取り上げなかったみたいなことを言いますが、裁判の問題や安芸高田市時代の胸糞動画を流してこの人の正体を知らしめていたら、100万票すら取れていかったのではないかと思います。
 どうやら人の下で働くのが嫌そうな感じだし、テレビでもまともに喋れないのでコメンテーターも無理でしょう。人口10万人以上の市の長になるのはもう不可能でしょう。放っておいても問題ないと思います。(次の都知事選挙が行われる)4年後どころか1年後には忘れられていると思います。

(その他)東京都知事選挙について

2024-07-08 14:47:51 | その他
 私は東京都民ではないですが、東京都知事選挙は最高に近い結果になりました。

 私は小池氏を積極的に支持はできません。豊洲の問題等のイメージは、私の中ではかなりの悪印象です。しかし、このメンバーなら小池氏で仕方ないだろうという考えです。とにかく、「変えなければいけない」と言う人の大半が、「変えた結果、良かったものが悪くなる可能性」を全く考えていません。前も言いましたが、東京を含めた日本は、外国に比べれば戦争状態ではないし、治安も良いし、テロも少ないし、経済も混乱していません。先日イギリスの選挙のニュースがありましたが、イギリスでは医療体制が大混乱していて、歯科医の予約も簡単に取れず、その間に虫歯が悪化して自分で歯を抜いた人もいるようです。日本の悪いところばかり比較されがちですが、日本の方が優れている点も多いはずです(まあ、日本人の気質して、日本を上げるために他国を落とす表現は嫌うと思うので、政治信条を抜きにしてもこういう点をテレビ等で扱いたくないのかもしれません)。
 従って、現状に概ね満足している人は、変えて良くなる可能性より変えて悪くなる可能性を恐れるのは当たり前の話です。7つのゼロの公約の件についても、少なくとも待機児童についてはほぼゼロになっており、これを含めて「公約が1つも達成されていない」と言い切ってしまうのはさすがに卑怯だと思います。達成されたとは言えない項目について批判するのはもちろん問題ありませんが、誇張は批判の正当性を怪しくさせるだけです。
 小池氏の演説中のヤジについても、全く正当化できるものではありません。どこの信者がやったのか知りませんが、つばさの党の連中と何が違うのでしょうか。私は選挙演説に対するヤジは明確に禁止すべきだと思います。

 蓮舫氏について。本当に最高の気分です。1位になれなければ2位も3位も同じですが、立憲民主党に対するダメージは桁違いです。
 もちろん、蓮舫氏自身にも問題があり、第一声でいつもの攻撃的な口調を前面に出した演説は、蓮舫信者には受けてもそうではない人にとってはドン引きです。加えて、都知事選挙なのに国政の問題を前面に押し出した作戦も同様で、国政では無党派層の支持は自民より立憲民主の方が高いくらいなのに、都知事選挙では小池氏の半分以下と低迷しました。事前活動の問題でも、指摘されると自民党顔負けのレベルでごまかしていたし、こんな人が信者以外に支持されるわけがありません。
 加えて大問題なのが共産党との連携です。今回は共産党が全面的に選挙に協力していましたが、これがむしろマイナスにはたらいたことを証明した選挙になりました。立憲民主党は今すぐに共産党と完全に手を切り、連合に謝罪に行って二度と共産党とは手を組まないと宣言すべきです。そちらの方が、確実に無党派層への支持が広がるでしょう。
 共産党は、そこまで野党共闘が大事なら、今すぐ解党して全員立憲民主党に入れてもらえばいいのです。もちろん、共産党の信念など捨てて立憲民主党に完全に従わなければいけません。その程度のことができないくせに、野党共闘に協力しない政党は悪とか言わないでほしいです。

 そして、2位になった石丸氏ですが、私は全く信用していません。もし蓮舫氏との究極の2択を迫られたら、蓮舫氏を選びたいと思うほどです。
 今回の選挙はNHK党の選挙ビジネスが色々問題になりましたが、彼もそれと同類だと思っています。加えて、市長を務めていた安芸高田市では議会を悪を決めつけて対立し、専決処分を繰り返すとか、あの悪夢の竹原元阿久根市長を思い出されます。議員にも問題はあったでしょうが、議員も選挙により市民から選ばれているのですから、議会と調整を行うのは市長の仕事の1つです。これと同じ手法を東京都で行えば、どれだけの混乱が起きるか想像に難くありません。
 更に、選挙中に石丸氏のSNSへの投稿が議員に対して名誉を棄損したとする裁判の2審判決が出て、名誉棄損を認める判決が出ました。裁判費用だけではなく、賠償金も市が払うそうです。この件は、地元のマスコミが報じていたのをヤフーニュースで見ましたが、テレビでは私が見た範囲では一切報じられませんでした。ヤフーのコメント欄には、この件について石丸氏の信者が必至で擁護していましたが、その説明は滅茶苦茶でした。自分たちの目的のためには違法行為も許されると思っている点は立憲共産党の連中と何も変わりません。
 そして、都知事選と同じ日に安芸高田市の市長選挙が実施されましたが、石丸氏の政策の転換を掲げた候補が、石丸氏の政策の継承を掲げた候補らを抑えて勝利しました。得票率は50%を超えており、これは石丸氏の政策を市民が否定したと同義です。安芸高田市民からも支持されていないなら、石丸氏は何の実績もないに等しい人ということです。なんでこんな人を支持できるのか、私には理解できません。
 とにかく、この人が勢いに任せて、間違って勝つようなことが起こらなかったのは良かったと思います。今後は確実にマークされるでしょう。他の候補者だけでなく、マスコミにもマークされることになります。本当に改革を目指すなら、広島に行ったり東京に行ったりまた広島に戻ったりと風見鶏のようにフラフラするのではなく、文字通り地に足をつけて活動してほしいと思います。

 あとは、意味の分からない候補が大勢出てきたり、掲示板をジャックして掲示する権利を売り買いしたりの問題は、もう性善説で解決できない以上、法律で規制するしかありません。供託金ももっと上げればいいと思います。都知事になるくらいの人は、数千万円くらいのお金を集められなくて何ができるのかと思います。最低限、余計な経費を没収した供託金で補えるくらいの額にしないと、なんでこいつらのために貴重な税金が使われるのかという話になります。

(その他)スマホ不具合の経緯

2024-06-11 23:01:43 | その他
 ファミリーアイランド11の最初のところで触れたスマホの不具合について。

 改めて書くと、主にゲーム用として購入したノンシムスマホ「Xperia 1 Ⅳ」について、ゲームをしていたら猛烈に熱くなる(使用をやめて画面を消してもなかなか熱さが収まらない)。何もしていないのに電池の減りが速い(例えば40%の状態で画面を消して寝たら翌朝は電源が電池切れで落ちていた等)という状態でした。また、夜に充電して朝持ってみたら相当熱かったり、カバンに入れて持ち運んだ後取り出してみると相当熱かったり、とにかく普通ではありません。
 メーカーのカスタマーセンターに相談して、言われたようにスマホを一旦初期状態に戻し、Googleログインも行わずYouTubeの動画を見て電池の減りを調べたところ、これについては特に異常が見られなかった(温度もそれほど上がらなかった)ものの、その後の電池の減りの速さは相変わらずで、夜の間に何もしていないにも関わらず数十パーセント電池が減ります。
 改めてメーカーに電話したところ、メーカーが手配した宅配業者がピックアップして、確認することになりました。こちらの送料負担はありません。

 数日後、メーカーから電話がありました。その結果は、熱くなったり電池の減りが速かったりの不具合は確認されなかったということ。愕然としましたが、続けて、その一方で基盤の方に不具合が検出されたので、基盤を交換したということです。その数日後に、スマホは返却されました。
 なお、ファミリーアイランドは、それまで使っていたスマホにインストールしプレイしていましたが、このゲームは熱くなりやすいゲームなのか、同様にそれなりに熱くなりました。しかし電池の減りが激しいということはありません。

 スマホが返却され、早速ファミリーアイランドをインストールしてプレイしてみました。同じように熱くはなります。しかし、プレイをやめて画面を消すと、以前とは比べ物にならない早さで温度が落ち着きます。そして、電池の減りもこれまで使ってきたスマホと同程度になりました。
 普通に考えて、基盤に問題があったとしか思えません。それなら、メーカーの報告は何だったのでしょうか。「基盤に不具合があったので交換した→テストしたが問題なかった」なら分かりますが「テストしたが問題なかった→基盤に不具合があったので交換した」では、全く理解できません。なお、今回は破損覚悟で画面の保護フィルもを付けたままメーカーに送りましたが、返ってきたものにも(おそらく)同じフィルムが付いているので、新品に交換されたということもありません。

 とりあえず、私にとって直接的な被害は全くありません(ただし余計な時間を無駄にした)でしたが、正直Xperiaに対して不信感しかありません。本当に問題ないと言い張るなら、次に買い替えるならXperia以外のスマホにしようかと思うくらいです。実は、1つ前のドコモで購入したXperiaも、最後の方は指紋認証が感知されなくなりました。しかも完全に壊れたわけではなく、再起動すると直ることがありますが、しばらく使っていると突然使えなくなります。直って使える時間も、数分から数日と様々で、ウィンチケットアプリや銀行アプリ等、指紋認証を使うアプリは極めて不便です。ネットで調べるとXperiaはこういうことがよくあるようです。これだけなら、まあこういうこともあるという話で済ますところですが、今回の件も合わせると、次はもう無いなと思うのも仕方ないと思います。