（株）落ちる理由には

　本日は全面高となる中、逆行安になったのがバンダイビジュアルでした。

　前日に四半期決算を発表しているのですが、６０％以上の減益になったことが原因です。
　しかし、レポートを読む限りは、第一四半期には利益に貢献する作品が少なかったことが原因とのことで、売り上げが予想を下回ったからではないようです。四半期決算は予算が出ているわけではないので、これが進捗状況としてどの程度かは分かりませんが、業績の修正は行われなかったため、順調と言える範囲だと判断すべきだと思います。
　そのように考えれば、今回の下落は過剰反応だと思います。とにかく、ただでさえＰＥＲが１５倍以下で、優待もあるのに配当利回りが２％以上になっています。

　或いは、むしろ上方修正くらいの期待がかかっていたのでしょうか。
　らきすた祭については、以前も書いたように、１０万枚売れたって売り上げは１．２億円にしかならず、それほど大きな利益になるとは思えません。発売日にしても、第１四半期（３月～５月）のギリギリで発売されたのですから、影響が出てくるのは第２四半期からでしょう。

　正直、この前のサミーの下落よりは動揺していますが、それでも会社を信じて耐えようと思っています。今日は何とか高値引けとなったし、今後は底堅く推移してくれるのではないでしょうか。

（地方競馬）年のせいか・・・

　この日は帝王賞（ＪｐｎⅠ、大井２０００ｍ）。

　アジュディミツオーが回避してしまい、ブルーコンコルドの独壇場。サンライズバッカス、シーキングザダイヤは全くアテにならず、それ以外はもっと格下ということ。前日に前売りオッズを確認し、とりあえずブルーコンコルドを頭に固定し、２，３着は狙っていこうかと考えていました。

　当日は仕事でしたが、帝王賞の発走（２０時１０分）には十分に帰れます。当日オッズや馬体重を確認し、ネット中継で当日の状態を確認してから馬券を買おうと思っていましたが・・・。

　家に帰り、次に気づいたのは、２０時５５分頃でした。

　家に帰って色々していたら、すっかり忘れていました。帝王賞は、ホクトベガが勝ったレース（現地で見た）以降、毎年必ず買い続けていましたが、その記録が途切れてしまいました。

　とりあえず結果を見ると、何とブルーコンコルドは２着に敗れており、勝ったのは２，３番人気の２頭ではなく、５番人気のボンネビルレコードでした。その後リプレイをチェックしましたが、完全にブルーコンコルドが先頭に立ったところを、内をすくうようにボンネビルレコードが伸び、優勝をさらったという感じでした。あくまで位置取りと、（大井に慣れた）騎手の差だと思いますが、交流重賞を一度も勝ったことない馬に負けて欲しくなかったと思います。

　ということで、結果的には買わなくて良かったということなんですが、私としては買って外れるよりずっとショックを受けました。
　ＪｐｎⅡ、Ⅲくらいのレースを買い忘れるのは今までもあったし、そんなにショックでもないのですが、よりによってＪｐｎⅠ（ＧⅠ）を忘れるとは、正直あまりにも情けないです。まあ、今回ミツオーが回避したことで、注目点が乏しく、馬券的にもそんなに妙味を感じなかったというのはありますが、それでもＧⅠなんですから、参加だけはしておきたかったところです。最近物忘れをすることが多くなっており、要するに年をとってきたということかもしれません。

　次のＪｐｎⅠはジャパンダートダービー。こちらはフェラーリピサの回避により、一層盛り上がらないレースではありますが、今度は忘れないようにしたいです。

（ギャンブル以外）ミートホープについて

　（岡山では）２７日の深夜に放送された「ながされて藍蘭島」の一場面で、ヒロインの「すず（声：堀江由衣）」のセリフです。

　「食事は、生き物に一番大事なものだから、楽したり手を抜いたりしちゃだめなんだよ」

　これは、決してミートホープの社長ではなく、全ての消費者に言っている言葉だと思います。もちろん、社長のしたことは許されることではないのですが、まるで鬼の首を取ったようなマスコミの取材攻勢には、少し疑問を感じます。

　漫画の美味しんぼでも何度か語られていることですが、現在の食品業界が、そんなに信頼できない状況にあることは、今更言うまでもないのです。例えば、「わらびもち」と言いながら、本当にワラビ（のデンプン）を使って作られるわらびもちなど、ほとんど存在しません。美味しんぼでは、このような事例が数多く紹介してあります。牛の代わりに豚が入っているかどうかより、体に有害な農薬がどれくらい残っているか、こちらの方が大事ではないでしょうか。

　今回の問題の根本には、現在の人間が食事に対して手抜きをしたことにあります。コロッケにしても、冷凍のものを揚げて終わり・・・ではなく、ミンチにするところから自分ですれば良かったのです。

　もちろん、今から昔のように戻れと言っている訳ではありません。私も、料理を食べる事は好きでも、料理を作るのはそんなに好きではありません。ですから、私は手抜きによりリスクを負っているということを自覚しているつもりです。これを自覚していれば、正直牛が豚になっていたからといって、大した問題ではないと思うのです。私は、出来上がったものがそれなりの味なら、仮に後で「実は豚が入っていました」と言われても、正直何とも思いません。仮に豚が入っていたために不味かったとしたら、次に買わないようにすればいいだけです。怒るのは、食べた時に「牛肉コロッケと書いてあるのに豚肉の味がする」と気づける人と、宗教的に豚を食べられない人くらいでいいのではないでしょうか。

　繰り返しますが、今回のミートホープの社長がやったことは、許されることではありません。ただ、もともと食の信頼なんてこんなものだという自覚も必要だと思います。それが許せないのなら、すずが言うように、食に関して手抜きをしないという努力が必要なのではないでしょうか。

（パチスロ）ナディア！！

　さて、先日解説を書いたシェイクⅡについて。最近写真を貼ってなかったので、少しは貼っておこうと思います。

　ヒロインのナディアです。初めて見た時は「プレミアムツアー」などと書いてあるので、ボーナス確定なのかと思いましたが、入っていませんでした。（ナディアに限らず、レインボーの予告は時々出ますが、基本的にサボハニ対応という程度で、特別に熱いわけではありません）
　しかし、ナディアがカワイイから許す（笑）。

　それにしても本当にナディアは良いなあ・・・。今までの大都のキャラはそんなにカワイイと思ったことはなかった（秘宝伝のシャロンがまあまあかなというレベル）ですが、ナディアはいわゆるアメコミ風のキャラなのにあの可愛さ。ナディアを眺めているだけで、１０００円５０ゲームのじれったさも解消されます。

（中央競馬）満足の不的中

　この日は宝塚記念でした。

　良馬場ならウオッカを信頼しようと思っていたのですが、今回天気が悪そうということ。ウオッカは良馬場以外で一度も走ったことがなく、今回重馬場になると、更に未知なる材料が増えることになります。ということで、良馬場ならウオッカ、重馬場以上ならメイショウサムソンあたりを本命にしようと考えていました。
　ところが、前日は良馬場で、当日に雨が降り稍重馬場という微妙な状態。かなり悩みましたが、準メインの１０レースの時計が、１０００万以下としては平凡な１分９秒台となったのを見て、これは馬場が悪化していると判断。メイショウサムソンを１着受けにすることにしました。相手はアドマイヤムーン、カワカミプリンセスあたりを選び、ウオッカも一応２着受けで買いました。

　結果。ウオッカは直線伸びず８着どまり。メイショウサムソンは一歩早めに抜け出しを図ったところ、その外からアドマイヤムーンが追い上げ、サムソンを半馬身押さえて優勝しました。３着はポップロックでした。
　アドマイヤムーンは２番手評価で、重馬場もそんなに問題なさそうだったので、週の初めはこの馬も頭で買う予定にしていたのですが、いざ買うときになってそんなことをすっかり忘れていました。３着のポップロックは低評価ながらも一応３着受けとしていたので、ちゃんとアドマイヤムーンも押さえていれば当たっていただけに、悔やまれる不適中でした。とはいえ、この春のＧⅠシリーズの中では最も惜しい不適中であり、そういう意味では満足感もあります。サムソンは、結果的に早仕掛けだったかもしれませんが、早めに抜け出して粘りこむのがこの馬の競馬ですから、今回の敗戦は致し方ないでしょう。交わされても最後は食い下がっており、展開もムーンの方に味方したように思います。一方勝ったムーンの方も、さすがドバイでＧⅠを勝っただけはあります。非常に見応えのある一騎打ちだと思います。

　一方、ウオッカにとっては厳しい競馬になってしまいました。１周目ゴール板前付近で、先行馬のメイショウサムソンよりも前で競馬をしているのを見て「あれっ」と思ったのですが、どうやら掛ってしまったようです。おそらく、慣れない道悪馬場に戸惑ったというところではないでしょうか。今回は惨敗となってしまいましたが、きっと巻き返してくれると思います。調教師が行けると判断したのなら、凱旋門賞へ行って欲しいと思います。

（その他）確率の計算

　声優の田中真弓がナレーターをしている人気クイズ番組「クイズヘキサゴンⅡ」で、少し気になる問題が２週連続出たので、少し苦言を呈しておこうと思います。

　おバカなタレントに簡単な計算問題を解かせるというコーナーなのですが、そのコーナーで出題された問題が、次のような問題です。

「阪神対巨人の試合で、２－０で巨人リード、９回表で１塁ランナーは赤星。ピッチャーは上原で、キャッチャーは阿部。阿部の盗塁阻止率は４割１分。さて、赤星が盗塁した時、盗塁が成功する確率は何パーセントでしょう」

　問題の趣旨としては、例えば「２－０で巨人リード」などというのはダミーで、要するに４割１分＝４１％だから、盗塁が成功する確率は１００－４１＝５９で５９％となり、ダミーに戸惑わずおバカタレントが答えられるかどうかという感じなのでしょうが、ギャンブルにおいて常に確率と向かい合っている私としては、正直この問題は我慢できません。

　盗塁阻止率は、あくまで結果論であり、阿部の能力を客観的に示しているものではありません。ましてや、１塁ランナーは俊足の赤星。例えばこれが仮に（正直どれくらいの足なのか知りませんが）矢野くらいだったら、間違いなく盗塁成功率は下がるでしょう。しかし、今回の問題では赤星が矢野に変わっても、計算結果は変わらないということになります。
　盗塁が成功するかどうかということは、様々なパラメーターが影響しているはずです。キャッチャーやランナーの調子に加え、ピッチャー（得意な球種、球速など）や球場の特性（走りやすいかどうかなど）、その他様々な影響が重なって、盗塁の成否が決まっているはずです。
　にもかかわらず、キャッチャーの盗塁阻止率だけで盗塁の成功率を決めようだなんて、あまりにも乱暴な問題だと思います。最低でも、「赤星の足の速さや各選手の調子などは考慮に入れないことにします」などのフォローはすべきです（これでも全く足りず、そもそもこのような問題に現実の選手の名前を使う事が間違っています）。

　このケースを用いて正しい問題を用いるとすれば、「阿部選手の今年の盗塁阻止率は４割１分でした。今年、阿部選手が捕手のポジションにいる時の、任意の盗塁について、それが成功である確率は何％か」という感じなら、問題として成立しますが、これでは分かりにくすぎるので、今回のような問題になったのでしょうが、それでは意味がありません。

　この問題を作った人は、この程度は問題ないと思って作ったのでしょうか？それとも、この人が本当に確率について何も分かっていないということなのでしょうか？とにかく、全国ネットの番組とは思えないほど愚劣な問題です。あまり子供をダシに使いたくありませんが、それこそ子供が見たら確率についての誤解を生むと思います。

　問題を解けなかったタレントの一人が、「そんなのやってみなければ分からないじゃん」と言っていましたが、まさしくその通りだと思います。「これだけの条件では求められない」が正解だと思います。

（サッカーくじ）またしても天は味方せず

「ＢＩＧ」当せん金、初の６億円…２３、２４日のＪ試合(読売新聞) - goo ニュース

　ということで、初めて６億円が出たＢＩＧくじですが、不幸にも２本も１等が出てしまい、またしてもキャリーオーバーはほとんどなくなってしまいました。

　今回の売り上げは１０億円を何とか超えた程度。「全通り分（約１４億円）」にも全然届いておらず、今回１等ゼロの可能性が約４７％、１本の確率が約３５．５％で、８０％以上の確率で再び６億円以上キャリーオーバーできたのですが・・・。特に、１本だけだった場合は、６億円でアピールでき、なおかつ６．４億円のキャリーオーバーをダシにして次回の売り上げにつなげることができたんですけどね・・・。

　また来週から激減でしょう。いくらキャリーオーバーがあっても４４００万円じゃあ、とても６億円は期待できないでしょう。前回のフィーバー直後は繰越なしでも５億円くらい売れましたが、今回はいいところ３億円といったところでしょうか。また、貯まるまで耐える日々になるでしょう・・・。

（パチスロ解説）シェイクⅡ

○順押しＤＤＴ

　基本的にスイカ、チェリーは予告発生時にしか出現しませんが、第１リール停止時に予告音が鳴る事があるので、やはり基本的にＤＤＴは毎回行います。予告については、予告音なしで液晶のみ変化する予告（特にサボハニが大きくなるもの）が分かりにくい。
　左リールは７を枠下もしくはもう一つ下で押します。下段で押しても取りこぼしはないですが、ハズレの時ビタで止まってしまい、スイカの目押しが必要になるので、なるべく枠下で押します。

　●サボハニ、リプ、ベルで停止

　基本出目。目押しは不用。ハズレの時は必ず、サボハニが小Ｖ型に並ぶ。それ以外で小役（取りこぼし含む）がなければボーナス確定。ただし、ボーナス時にもサボハニ小Ｖが出ることがある模様。

　●７下段

　７を下段にビタ押しすると、基本的にここで止まる。スイカの可能性がある時はスイカを目押し。

　●それ以外

　目押しが合っていれば、全て小役確定。スイカが枠内にあるはずなので、中、右とナディア絵柄を目安にスイカを狙う。
　ベルの可能性もあるが、もしかすると枠下にきっちりと７を押せていて、この目が出たら、スイカｏｒサボハニ確定かも？

○中押しＤＤＴ

　この台の変則押しは、十分注意する必要があります。ポイントは、最も複合の期待が高いサボハニが１５枚役ということです。適当に変則押しをして、もしボーナスが入っていた場合は、１５枚役を取りこぼすことがあります。複合していなければ問題ないですが、１５枚の取りこぼしは痛いので、出来る限り取りこぼしを回避するべきでしょう。
　右リールは、ボーナス絵柄が多く、ＢＡＤポイントが多いので、中リールを最初に止めます。狙うのはナディア絵柄を下段付近。ここを狙えば、１５枚役を取りこぼすことはありません。
　なお、順押しより目押しが面倒なので、フラグ成立判別時に使えばいいと思います。

　●リプレイ、サボハニ、スイカ

　小役も含めてハズレ確定。多分ボーナスの可能性ゼロ

　●リプレイ中段

　リプレイ確定。残りを適当に止める。

　●ベル中段

　多分ベル確定。左リールを先に止める。

　●サボハニ、スイカ、ナディア

　サボハニ、スイカ、チェリーのいずれか。左リール枠下付近に７を狙い、スイカがテンパイした時のみ右リールにスイカ目押し。
　ボーナスの場合は基本的にここで止まる。いずれの小役も並ばなければボーナス確定。ただし、目押しが早すぎた場合は、ハズレでもここで止まることがあるので注意。

　●サボハニ、スイカ、ベル

　基本的に「サボハニ、スイカ、ナディア」と同様なのだが、このケースではベルの可能性もある。ナディア下段時と同様の目押しをすればＯＫ。

　●スイカ、ナディア、ベル

　おそらくベル確定。左は要目押し。

○ステップアップ予告

　レバーオンと同時にステップアップがスタート。Ｂｏｙ、Ｆ．Ｋ．、ナディアの３パターンがあります。最高でステップ５まで上昇し、４以上ならレア小役の可能性大。５ならボーナスの期待度もアップします。
　しかし、ステップアップ中でもリールを１つでも止めてしまうと、ステップアップが途中で終わってしまいます。勝負に徹するなら無視してもいいかもしれませんが、盛り上がるところなので、ステップアップが止まるまで見ていてもいいと思います。

○ボーナスを並べる時（暫定版）

　ボーナス成立を確認した場合は、どのフラグが成立したかを確認します。例えば左リール枠内にＢＡＲを狙えば、ナディアビッグとＢＡＲを同時に狙うことができますが、１５枚役獲得を狙えることと、フラグ後はリプレイ確率がアップすることを考えれば、一つずつ狙っても問題ないと思います。

　７、ナディアを狙う時は、まず右リール上段にその絵柄を狙い、上段停止した場合は中リールに同じ絵柄を狙い、テンパイしたらそのまま左リールも狙います。この形からはリプレイの可能性もあります。下段まで滑った時は、おそらくベルなので、ビッグ絵柄を避けてベルを揃えてください。
　ＢＡＲの場合はどうもその方法が通用しません。そこで、左リール上段にＢＡＲを狙います。上段に停止した場合は、右リール上段にＢＡＲを狙い、それが下段まで滑った場合は、中リールＢＡＲを避けてベルを揃えます。この押し方をした場合で、ＢＡＲが揃う時は基本的に左のＢＡＲが中段に止まるようです。この場合は、そのままＢＡＲを並べてください。

　なお、この方法はあくまで暫定版なので、もっといい方法が存在するかもしれません。、

○ボーナス中

　基本的に、チェリー、スイカは外します。チェリーは左リールＢＡＲを枠内。スイカは左リールナディアの固まりを枠内に押せば外せます。
　しかし、例えばスイカが３回成立したら、全部そろえていた方が６枚得ということになります。もしかすると、最初の方で成立した場合は、揃えた方がいいというケースもあるかもしれませんが、まあそんなに大差はないでしょう。

　ＲＥＧについては、たった４回小役を入賞させただけで終わってしまいます。こちらはチェリー、スイカはきっちり外した方がいいでしょう。

（パチンコ）高見藤に思うこと

　パチンコネタと言うべきかどうか微妙なところなんですが・・・。

　元学生横綱で、一時和気町役場で勤めていたという異色の経歴が、岡山県外でも話題になった力士高見藤。今年の春場所で十両に昇進し、関取となりました。岡山県出身力士としては２２年ぶりの十両昇進でした。
　その春場所は６勝９敗と負け越し、１場所で幕下に陥落したものの、幕下２枚目で迎えた夏場所は４勝３敗で勝ち越し、１場所で十両に返り咲きを果たしており、７月の名古屋場所での活躍が期待されていたのですが、先日、思わぬニュースが飛び込んできました。

　高見藤が、引退（廃業）してしまったのです。
　しかも、理由は体に関わることではなく、ギャンブルによる借金が原因だったということです。

　ニュースによると、昔からギャンブル好きで、消費者金融に数百万円の借金があったということです。このことで親方（元高見山）とケンカになり、部屋を飛び出してしまったということです。

　特にパチンコが好きだったようで、稽古が終わるとすぐに部屋を飛び出して、パチンコにのめりこんでいたようです。まず思った事は、ここまでになるとこれは本人の意思が弱いというより、一種の病気と考えるべきだと思います。アルコール中毒やニコチン中毒と同じです。最近はパチンコ中毒解決のための取り組みが、業界内外でなされているので、早めの対処ができなかったのかと悔やまれます。
　２番目に思った事は、十両を捨ててパチンコを取る意味です。十両になると、月給は１００万円以上に膨れ上がります。相撲は２ヶ月に１回なので、一度昇進すれば、たとえ全敗しても２ヶ月はこの月給を受け取れます。幕下に陥落した時にこのような問題が発覚したのなら理解はできますが、どうして昇進を決めたこの時期に、部屋を飛び出してしまったのでしょう。今後、まともな職に就けるとは思えないし、せめてあと２ヶ月くらい我慢できなかったのでしょうか？

　そして、３番目に思った事が、地元の過剰なまでの盛り上がりです。

　岡山県出身力士と言えば、横綱が出たこともあるのですが、現在の出羽の海親方である元関脇鷲羽山などが活躍しています。しかし、２０年前の大鷹という力士が十両から陥落した後は、一人も関取が誕生しませんでした。そのため、高見藤が十両昇進を決めたときは、地元の新聞の１面を飾るくらいの大ニュースとなりました。
　それだけなら良かったのですが、その後はすぐに後援会が立ち上がり、出身高校や出身地など、あちこちに呼ばれて歓迎されました。私も、岡山県出身として、このニュースは嬉しく思いましたが、この過剰な歓迎振りについては、少し疑問を感じていました。十両に上がったとはいえ、次の場所で負け越せばすぐに陥落してしまうのです。にもかかわらず、こんなに何度も来岡させていたら、稽古もままならないのではないかと思ったのです。そして、春場所は負け越しました。序盤に黒星を重ねる展開で、後半になってやっとエンジンがかかった頃は時既に遅しという感じでした。あの過剰な歓迎がもう少し控えられていたら、きっちり勝ち越せたのではないかとさえ思いました。

　一方で、今思えば、あの過剰な歓迎がストレスとなり、それが余計にパチンコにのめり込ませることになったのではないでしょうか。

　新聞記事から、真実を読み取る事はできませんが、高見藤はそのギャンブルと借金の癖以外は特に問題がなかったようで、稽古などはきっちりこなしていたようです。それなら、今回の件は彼の資質に問題があったというのも一員ではあると思いますが、一方で過剰な期待が彼を潰してしまったのではないか・・・という考え方も、できるのではないでしょうか？

　彼が今後どんな人生を送るのか分かりませんが、今回頭に血が上って飛び出しただけのようにも見えます。もう一度考え直して、相撲を取るということはできないのでしょうか・・・。いろんな意味で、残念なニュースでした。

（株）何度目の正直？

　最近株ネタをあまり書いていないので、私の現状を少し書いておきます。

　今日再び日経平均が１８０００円台に乗せたのですが、私の持ち株も概ね復調気配です。

　特に最近、はっきり戻ってきているのがＧＤＨ。５月２０日ごろ、４．３万円くらいまで下げてからは上昇に転じ、今日も上昇して６．２万円まで回復しました。２５日平均を越え、７５日移動平均にも届きそうなレベルです。まだ赤字ですが、この復調は本物でしょうか？
　マーベラスは４万円で固まってしまっていますが、とりあえず下落傾向は止まったと思います。果たしてどちらへ傾くか予断は許さないのですが、上へ向いてくれないでしょうか。
　バンダイビジュアルは、相変わらず好業績が株価に反映されないものの、こちらもそれなりのレベルで安定しています。らき☆すた効果はまだ表れていませんが、こちらもそろそろでしょう。
　余談ですが、バンダイビジュアルの無料情報誌で、株主には無料で送ってもらえる「ＢＥＡＴマガジン」ですが、何ヶ月か前から、色つきの袋で送られてくるようになりました。やはり、「恥ずかしい」という意見が多かったのでしょうか？私は別に構わないと思ってましたけどね・・・。

　ついでに、実は私の持ち株の中では２番目に時価総額が高いマクドナルドも、業績が好調のようで、高いレベルで安定しています。もう今までもらった優待の効果を考えれば、少なくとも赤字にはなっていないでしょう。

　今まで、「そろそろ回復か」と思わせられながら、何度も裏切られてきましたが、さすがにここまで来ると、私の時価総額は減らなくなってきました。いい加減、回復に向いてほしいと思っているところですが、もう落ちることに慣れた感も・・・。