アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(中央競馬)15頭中3頭

2018-09-30 16:51:34 | 中央競馬
 今日はスプリンターズステークス。

 前哨戦を8分のデキで完勝したファインニードル。重馬場も全く問題ないし、ここは頭で勝負・・・と思ったのですが、パドック診断では「思ったほど良くなっていない」という評価で、競馬ブックの調教診断でも「まだ絶好調時の雰囲気にない」と書かれていて不安になり、1点の額を下げて2,3着のケースも想定しました。
 相手は、タイトルまであと一歩のレッツゴードンキ中心で行く予定でしたが、雨で馬場が悪化したこともあり、香港馬のラッキーバブルズ、重馬場実績があるセイウンコウセイあたりにも手を広げ、3着は手広く伸ばした。
 2番人気のナックビーナスは、モレイラ効果で予想外の人気になっていたが、実績上はそこまで評価できず3着受けにとどめた。

 結果。
 予想通りワンスインナムーンが逃げ、前半3Fが32.9秒のハイペース。これはうってつけの展開になったかと思ったが、10Rと同様に後ろの伸び脚も鈍く前残りの展開。それでもファインニードルはゴール前で前をしっかりと捕らえ、スプリント春秋制覇を果たしました。
 それはいいのですが、2着に入ったのは3歳牝馬ラブカンプー。今回は明らかに展開が厳しいと思ったのですが、直線半ばで前をとらえに行ったのを見て、もう私の馬券は終わったと思わせる内容でした。そして、3着も前付けしていたラインスピリット。私は今日のレースで、ファインニードル以外の15頭のうち全く馬券を買わなかったのは3頭しかいなかったのですが、そのうち2頭が2,3着でした。

 まあ、今回は悪天候のレースとなって予想が困難を極めただけに、仕方ないかなと思います。

(パチンコ)勝つには勝ったが

2018-09-24 18:41:50 | パチンコ
 戦国乙女5の長時間実践を行ってきました。
 等価交換のあまり期待できない店でのプレイだったので、回らなければすぐに撤退するつもりだったのですが、思ったより回ったので夕方まで実践しました。

 スペックは現状のフルスペックで、320分の1に当たって50%が確変突入。ただし15%は2ラウンド確変なので、図柄大当たりだった場合は35:50の割合で通常の方が多くなります。更に、7で当たれば恐らく確変確定なので、4とかだった場合は更に期待値が下がるのではないかと思います。通常ならもれなく100回時短が付きます。
 確変はSTです。200回転までに約120分の1に当たる必要があります。引ける確率は80%程度です。右打ちからの大当たりは70%が16ラウンド+確変、10%が7ラウンド+確変、20%が7ラウンド+通常となります。通常の場合は時短100回です。7ラウンド大当たりの場合は、100回転まで当たらなければ演出で確変だったかどうかが分かりますが、実際は大当たりの2ラウンド目にVゾーンに玉が入るかどうかで確実に判別することができます。

 実践は、序盤は少し苦労するも、そこからまとまった連チャンが続いて持ち玉が一気に増えました。その後は当たりこそ引けるも続かなくなり、増えも減りもせずに終わったという感じです。

 感想としては、リーチが意外にあっさりしていて、その代わりに予告が充実しているという感じです。予告で当たるかどうかがほとんど分かり、長いリーチを延々と見せられるのが苦痛な台が多いので、これはこれで良いのではないかと思います。
 確変中も、釘がまともなら200回転時短のストレスなくプレイできるのではないかと思いますが、残念ながらこの店の釘はストレスが溜まる一方でした。
 この台、電チューの賞球は1個しかありません。代わりに、電チューに入らなかった玉の行き着く先にチャッカーがあり、ここに入っても賞球は1個です。それ以外に賞球チャッカーはないので、どんなプラス調整をして、どんな止め打ちを行っても、時短中に玉を増やすことは常識の範囲内でほぼ不可能です。ですから、店はできる限りの調整で電チューに玉が入るように調整すれば、スピーディーに時短を消化させることが可能です。
 ところがこの店はこういう調整をせず、電チュー入賞のために重要な三角釘を閉め、更に最後のチャッカーの釘も閉めて横にこぼれやすいような調整がしてあったため、時短中に玉はかなり減りました。台ランプの表示で、時短100回で5~60発くらい減っていたように思います。攻略マガジンのボーダーラインは時短中増減無しが条件なので、この条件を加味すれば、もしかしたらボーダーに足りていなかったかもしれません。
 等価交換だから、こうでもして出玉を減らさないということでしょうが、それなら等価交換なんて止めてしまえと思います。この調整のせいで、本当なら一番の見せ場である確変中が本当に苦痛でした。また、こんな調整にされてしまうのはメーカーにも責任があります。右打ちした玉はほぼ電チューに向かうような釘調整にすればいいだけのことです。

 また、いわゆる萌えの部分についても、もうすっかり慣れてしまって、10年前に感じたような「ときめき」は、今はもうありません。書き下ろしの映像も多く、しっかり作ってあるとは思うのですが、萌えカットインを今見ても、当たるかもしれないと期待が持てる以上のものはありません。
 ということで、今後は店の隠れイベントか何かでよほど釘が期待できない限りは、打つことはないと思います。遊パチが出たら少し打ってみるという程度でしょうか。



 あと、大当たり中の表示を見ていれば分かるのですが、ノブナガの声は小松未可子でした。やはり代わっていたようです。ただ、代わっているのはノブナガだけだったので、ゆかりん(田村ゆかり)の移籍に関わることが原因だったようです。小松未可子は普通のヒロインっぽいキャラクターも多いですが、中性的な女性キャラクターを何人も演じていて、ノブナガのようなキャラクターもかなり合っていると思いました。
 今回は事情が事情のようですから、仕方ない変更なのかなと思います。

(地方競馬)当たると思ったのに

2018-09-24 16:37:03 | 地方競馬
 23日は東西でダービー馬が勝ちましたが馬券はハズレ。そして、24日は浦和のテレ玉杯オーバルスプリント。

 JRA勢は逃げ先行馬が勢ぞろいで、更に逃げそうな地元のノブワイルドが内枠。これはどう転んでもハイペース必至。
 JRA勢の中では控えても大丈夫そうで、実績豊富なオウケンビリーヴ。外枠もプラスに出そう。これが本命。相手は、オープンを勝っただけで地方交流初、展開も向きそうにないのに抜けた1番人気になっているウインムートは全く妙味がないので、来たら仕方なしの3着受け。それ以外のJRA勢と、展開が向きそうなアンサンブルライフとサトノタイガーを狙った。一方、逃げるノブワイルドもすんなり逃げたらそのまま残るケースもあり得ると予想し、頭で押さえた。

 結果。
 あっさりノブワイルドが逃げるところネロが猛追。しかし抜かせずハナを切ったノブワイルドは直線でリードを広げる展開。ウインムートは何もできず後退(なんで浦和でこういう馬を1番人気にするのか意味がわからない)。オウケンビリーヴは中団から追い込むも伸び一息で、ノブワイルド頭なら何か当たるかなと思っていたら、最後に後方から突っ込んできたのは、全くノーマークのトーセンハルカゼでした。

 うーん、何か当たるかと思ったのに・・・。4着はアンサンブルライフで、これが3着なら7万馬券でした。しかし改めて見ても、トーセンハルカゼがここで好走する理由は見当たらず、どちらかと言えばノブワイルド自体が押さえみたいなものだったので、まあ仕方ないかなと思います。浦和はあのスマートファルコンが惨敗するくらい特異なコースなので、今後も懲りずに狙っていきます。

(中央競馬)3年ぶり

2018-09-18 22:40:45 | 中央競馬
 日曜日はローズステークス。

 オークスでも少し人気になったサトノワルキューレが1番人気。しかし、スロー必至なメンバー構成で、展開は向かなそう。そこで、先行しそうなオールフォーラヴ(3番人気)、カンタービレ(5番人気)、ゴージャスランチ(8番人気)を狙い、1着をこの3頭、2,3着は幅広く狙った。

 結果。
 ゴージャスランチが逃げ、カンタービレが並走という形。予想通りペースは上がらず、サトノワルキューレは最速の上がりを記録するも全く届かず6着。2番手から抜け出したカンタービレが優勝。2着は2番人気で、3着もゴージャスランチが粘りこんで当たり・・・かと思ったら、その内から伸びたのは13番人気の馬。この馬、競馬ブックでは唯一「逃げ」になっていたが逃げずに追い込んで来ました。ゴージャスランチが粘っていれば6万馬券だっただけに痛い・・・

 ところが、3年当たっておらず、パドック診断も見ずに買ったWIN5の方が・・・

 中山9R データマイニングぶっちぎりの1番人気を1点狙い  結果 逃げて7馬身差の圧勝
 阪神10R 無難に1,2番人気の2点  結果 1番人気が先行から抜け出して楽勝
 中山10R 4番人気が1着予想だったので、一応2番人気も押さえる  結果 2番人気の方が抜け出し快勝
 阪神11R ローズステークス 上に書いた通り3点で  結果 5番人気が快勝
 中山11R 1番人気は平安ステークス3着のクインズサターンだが、あの内容で57kgでは妙味なしと評価。マーキュリーカップでお世話になった3番人気ヨシオと、データマイニングの評価から2番人気のヒラボクラターシュの2点で  結果 直線は買っている2頭のマッチレースの様相も、外から買っていない1番が鋭く追い込む。これはやばいかと思ったが、坂を上がったあたりで勢いが止まり、ヒラボクラターシュが余裕をもって勝利

 ということで、当たってしまいました。前回当たったのは、多分3年前(ブログに記事あり)なので、それ以来のWIN5の当たりです。
 買わない週もありますが、それでも100回くらいは外れ続けていたのではないかと思います。最近は基本2400円しか買わない(今回も2400円)ので、そんなに当たらないことは覚悟していますが、たまには当たってくれないとね・・・。



 ついでに月曜日(祝日)はセントライト記念。

 こちらは先行馬が多く展開予想が困難。かといって素直に1番人気のレイエンダを信じる気にもならず、パドック診断等からオッズ的に狙えそうな6番人気のグレイルと8番人気のダブルフラットから3連複で流した。

 結果。
 前にいたダブルフラットは勝負所で一気に後退して終了。グレイルもかなり後ろにいて、これはダメだと思って見ていたら、最後でグレイルが猛追し、ハナ差届いて3着に入ってくれました。
 レイエンダが2着に入ったので安くはなりましたが、それでも回収率は200%を超えてくれたので全然OKです。

 あと、クリンチャーが凱旋門賞の前哨戦として同じ距離、コースで行われたフォア賞に出走しましたが、最下位の6着に終わりました。これは本番で人気を背負ってくれないかもしれませんが、どうなるでしょうか。

 来週は、神戸新聞杯ではダービー馬と皐月賞馬が激突、オールカマーではレイエンダの兄のダービー馬レイデオロが復帰戦を迎えます。馬券を別にしても見どころ満載です。

(パチンコ)620個じゃあねぇ

2018-09-17 18:04:41 | パチンコ
 この週は真北斗無双2という注目機種の導入がありましたが、私が選んだのは魔法先生ネギま!のライトミドルでした。

 ネギま!の原作・・・というかアニメは私も好きで、DVDも買いそろえたくらいです。パチンコは昨年発売され、私も1度打ちましたが、勝つことはできませんでした。いわゆるシンフォギアタイプですが、派手な連チャンはなく、そのせいかあまり人気も出ず、完全に同時期に発売されたまどマギの陰に隠れてしまいました。
 今回のライトミドルはスペック的にもミドルと少し変わっています。確率約120分の1で、確変突入率は50%(漏れた場合は即通常モードへ)で、次の大当たりは保障されます。ここで65%に当たると確変継続で、漏れると1回転だけ復活チャンスがあります。しかし、ここで当たる確率が2.3分の1という高確率で、そのため確変突入時の平均連チャン回数は約6回になります。なお、機種名にPが付いていますが、設定による確率の差はないようです。
 とはいえ、出玉は4ラウンドで310個、右打ち時の50%で引ける8ラウンドでも620個にしかならいので、あまり大勝ちできるタイプではないと思っていたのですが・・・。

 最初は当たり前のようにハマり、当たっても通常、更に確変に突入しても2連チャンで終了ということが2度続き、投資は13.5Kに上りました。このスペックで初期投資が増えるのは辛いと思っていたのですが、次の確変が10連チャンを超えてまともな持ち玉を作ると、次の確変は何と24連チャンと爆裂。その後、300回を超えるハマリもあったものの、その後は何の苦労もなく初当たりを引き、連チャンも続き、終わってみれば3万発を超える出玉になりました。ツボにはまった時の出玉は北斗無双にも負けていません(笑)。



 これだけ出ればどんなつまらない台でも面白くなるというものですが、それを差し引いても面白いと思いました。確率が甘いこともあり、ミドルでは絶対当たらないようなリーチで当たることもあります。ただ、当たるリーチと外れるリーチの予告の差はかかり大きいように思います。当たる時はパクティオをはじめとする予告がこれでもかというほど乗ります。

 攻略ポイントについて。
 通常時、まれに生徒1人の1枚絵を意味も無く見せられることがありますが、この時右下のアタッカーがパカパカ開放を繰り返しています。この絵が出たらすぐに右打ちし、12球くらい打つと、少し玉を増やすことができます(多分5~6球くらい)。無理に狙う必要はないですが、余裕があれば狙うべきだと思います。なお、この演出の時たまに直撃大当たりになることがあります。
 確変中は、常に保留(液晶の右上の方にある2連ランプの真ん中、2つとも点灯すれば保留があることになる)を点灯させ、点灯したら手を放すという感じでいいと思います。ただ、私が打った台はなかなかスルーを通過せず、ギリギリまで保留が点灯しないこともあったので、心配なら大当たり確定(液晶でバトルという文字が完成する)まで打ちっぱなしでも構いません。
 大当たりが確定したら、「右打ちだ」という声が6回かかった後、右下のアタッカーが開放されます。ここに玉を入れて初めて大当たりが確定するので、入れられないとパンクになります。タイミングとしては4回目の「右打ちだ」を言い終わった後くらいがベストタイミングで、ここで4~5発打てば無駄玉も出ず一番理想的ですが、パンクを避けるため少し早め、少し多めに打つべきでしょう。なお、保留消化のラストチャンスで当たった場合は演出が変わります。
 右下アタッカーに玉が入った後は、かなりラグがあるので、1ラウンド目が始まるまで待ちましょう。

 バトル中の演出について。
 確変に突入すると演出を選択できますが、出てくるキャラクターが変わるくらいで、演出自体は大差ないです。
 右下アタッカーに玉が入った瞬間にロゴ役物が完成したら8ラウンド確変確定です。なお、盤面右下のランプでラウンドを確認すれば、8ラウンド確変はすぐに分かります。
 バトルに突入すると、最初のターンが始まり、ここで味方側が登場すれば確変確定。敵が出た場合、保留があれば必ず回避します。
 3ラウンド目に次のターンが始まり、ここで味方側なら8ラウンド確変が確定します(つまり、この時点で4ラウンドが点灯していれば敵登場確定)。敵が登場した場合は、保留を使った復活チャレンジとなります。
 復活チャレンジは一発抽選です(ただし告知音で復活を告知されることもある)。ここで負けた場合は終了確定のようです。

 なお、バトル突入時に保留がない場合は演出が少し変わります。「保留がない場合」は、保留をつけ損ねたケースもありますが、復活成功からバトルに突入した場合は、総じて「保留がない場合」となります。
 保留がない場合は、最初のターンで敵が登場し、敵の攻撃に耐えた場合は8ラウンド確変が確定します。通常の場合は、このターンで敗北となります。なお、このパターンで敗北した場合、連チャン数の表示がすぐに消えてしまうので、写真を撮りたい方はご注意ください。



おまけ



ストーリーリーチが外れる場面ですが、パクティオの準備中がまだ残っているので、復活確定です。


(中央競馬)菊花賞馬についても

2018-09-07 12:18:11 | 中央競馬
 前回、ダービー馬のその後がイマイチすぎるという内容の記事を書きましたが、なら「強い馬が勝つ」と言われる菊花賞の勝ち馬のその後はどんな感じかと思い、調べて見ました。今回も、調査範囲は前回同様1990年以降の28頭についてです。

GIを勝った

6勝
キタサンブラック(天皇賞春×2、ジャパンカップ、大阪杯、天皇賞秋、有馬記念)

4勝
ディープインパクト(天皇賞春、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)
ゴールドシップ(有馬記念、宝塚記念×2、天皇賞春)

3勝
メジロマックイーン(天皇賞春×2、宝塚記念)
マヤノトップガン(有馬記念、宝塚記念、天皇賞春)
オルフェーヴル(有馬記念×2、宝塚記念)

2勝
ライスシャワー(天皇賞春×2)
ビワハヤヒデ(天皇賞春、宝塚記念)
マンハッタンカフェ(有馬記念、天皇賞春)
ヒシミラクル(天皇賞春、宝塚記念)

1勝
ナリタブライアン(有馬記念)
デルタブルース(メルボルンカップ)
エピファネイア(ジャパンカップ)
サトノダイヤモンド(有馬記念)※現役

何と全体の半分にあたる14頭がその後もGIを勝っています。9頭だったダービー馬とはえらい違いです。やはり京都の長距離戦の適正から、天皇賞春を勝っている馬が多くなっていますが、天皇賞春「だけ」しか勝っていないのはライスシャワーだけで、それ以外の馬は天皇賞春以外のGIを勝っており、まさに「強い馬」が多いことを裏付けています。

GI以外を勝った
ナリタトップロード(阪神大賞典×2、京都記念、京都大賞典)
アサクサキングス(京都記念、阪神大賞典)
セイウンスカイ(日経賞、札幌記念)
オウケンブルースリ(京都大賞典)
ビッグウィーク(障害未勝利)

菊花賞の後は3歳限定の重賞は行われないので、必然的に古馬との戦いとなるわけですが、それでもこれだけの馬が勝利を挙げています。障害入りしたビッグウィークはかなり特殊な例だと思いますが・・・。

1勝もできなかった
ソングオブウインド(1戦)
スリーロールス(1戦)
レオダーバン(2戦)
トーホウジャッカル(6戦)
ザッツザプレンティ(9戦)
エアシャカール(10戦)
マチカネフクキタル(11戦)
キセキ(3戦)※現役

菊花賞で引退した
ダンスインザダーク

頭数で言えば9頭もいるので少ないとは言えませんが、上でも書いたとおり菊花賞後が総じて古馬とのレースになることを考えると決して多いとは思いません。ダービー馬で、その後「3歳限定戦を除き」勝ち星がない馬という条件で数えると、現役2頭を含め15頭にのぼります。

 血統的に長距離馬は価値が低いようなことをよく言われますが、この傾向を見ると決してそうとも言い切れないのではないかと思います。長距離でもきっちり折り合って、勝負所で切れ味を発揮できる馬こそ、本当に強い馬なのかもしれません。

(中央競馬)記憶力の衰え

2018-09-07 11:47:52 | 中央競馬
 先日、スペシャルウィークの思い出について色々書きました。まだブログを始めていなかったころの馬だったので、公式記録以外については記憶だけを元に記事を書きました。しかし、家に残っている古いパソコンに、昔自分のホームページにアップしていた競馬の記事が残っているのではないかと思い調べて見ると、スペシャルウィークが活躍した1998年~99年の記事が見つかりました。その記事を読んでみると、色々と記憶違いがあったことに気付かされました。

 まず、皐月賞については記憶通りでした。最初はスペを本命とするも、グリーンベルトによりセイウンスカイを本命に変え、馬連しかない時代としてはそこそこの利益を挙げることができました。回収率は450%でした。
 ダービーについてもそれほど間違っていませんでしたが、キングヘイローだけから買ったわけではなく、スペからもそれなりに流していました。ボールドエンペラーについても、最後に切ったという記述が残っていました。
 菊花賞は概ね記憶通り。セイウンスカイの単勝を買うも、相手でスペを買っておらず、回収率は150%にとどまったと書いてありました。

 一番記憶違いだったのが天皇賞春。馬券を本戦的中させていたのは間違いないですが、メジロブライトを本命にしたという記憶は間違いで、記事ではスペ>メジロ>セイウンスカイと明言しており、3連単があったとしても本線で当てられた予想でした。また、この日の前日に、馬連で自己最高の19万馬券を当てたとも書いてありましたが、正直全く覚えていませんでした。
 宝塚記念はスペ鉄板予想。しかしグラスワンダーに完敗。これには私も落ち込み、「グラスとの勝負付けは98%付いた」「スペは数年に一度の名馬だと思っていたが、その思いが打ち砕かれた」とまで書いています。

 そして最も予想外だったのが天皇賞秋。実は万馬券決着となったこのレースを、私はちゃんと当てていたのです。
 とはいえ、当てたにも関わらず回収率は120%にとどまったと書いてあります。理由は、スペも(2着の)ステイゴールドも状態が良さそうに見えなかったとあります。その上で「スぺに思い入れがなければ切っていた」と書いてあり、ステイゴールドも状態が良くなさそうに見えたため、一応買っておいたという程度で、よくぞ当たってくれたとも書いています。
 ジャパンカップもスペを本命にしていました。対抗は一応モンジューでしたが、不安要素が多いとは思っていました。そのため、他の馬にも流しましたが、インディジェナスには印が届きませんでした。
 有馬記念は記憶通り狙ってハズレ。それでも、最高のレースだったと評しています。

 何より、私にとってショックだったのは、当時の私はスペシャルウィークのファンであると言いきっていたことです。99年の有馬記念の記事の中で、こんなことを書いていました。

>私はスペシャルウィークに惚れています。昨年の菊花賞で、セイウンスカイのレコードタイムばかりに目が行っている中で、スペシャルウィークの馬場的な不利があった中での末脚に注目し、その時点から来年(つまり今年)
>の天皇賞春は、必ずスペシャルウィークが勝つと信じ、実際スペシャルウィークは勝ってくれました。それなのに、宝塚記念の敗戦でその思いが少し冷め、天皇賞秋ではボロクソにけなしてしまいました。それでもある程度
>買ってはいたら、驚きの激走で優勝。ジャパンカップも勝って、歴代最高賞金獲得馬になってしまいました。その馬が有馬記念に出走するのですから、いくら疲れが心配でも、買わざるを得ないのです

 菊花賞の内容で勝ち馬よりスぺの方を評価したのは覚えていましたが、スぺに対する熱い思いは、19年が過ぎてすっかり忘れていました。本当に記録に残して良かったと思います。私がウマ娘に惹かれたのは、この文章を見ると必然だったのかもしれません(笑)。