アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アキバ系)祝!!紅白出場

2009-11-25 10:21:05 | アキバ系
 先日、年末の紅白歌合戦の出場者が発表され、声優の水樹奈々が初めての出場を果たしました。

 今年に関しては、アルバムが声優として初のオリコン週間ランキングで1位を記録し、コンサートツアーでは西武ドームでのコンサートを、3万人の観客を動員して成功させました。NHKへの露出についても、「MUSIC JAPAN」という番組でナレーションを担当し、なおかつ自身も何度か出演して歌を披露しています。一方、先に発表された紅白歌合戦のデジタル応援団に任命されていたため、これは歌手としては出場できないということかと心配していましたが、それとは別の話だったようです。
 今までについても、売り上げ面を物差しにすると、出場してもおかしくない声優は何人かいたのですが、結果的に出場はかなわず、もう声優が紅白に出場できることは永久にないのかとも思っていました。その分、今回の出場のニュースは本当に驚いたし、本当に嬉しく思ったものです。
 披露される歌は、ホワイトアルバムの主題歌のどちらか(第1期か第2期)だと思いますが、個人的には第1期の主題歌である「深愛」を希望します。現在発売されている一番新しい(オリコンで1位を獲った)アルバムには、「深愛」しか収録されていませんから、営業的にもそちらになるのではないでしょうか(笑)。

 さーて、何から書こうかなあ(笑)。

 とりあえず、水樹奈々本人について。
 声優としての代表作として、ある新聞の記事では「NARUTOの日向ヒナタ」と書かれていました。まあ、作品名が一般的な人にも比較的分かりやすいという事情はわかります。しかし、(NARUTOは見ていないので、日向ヒナタがどれくらい重要なキャラクターか知りませんが)代表作と言うには少しかわいそうだと思います。
 彼女の演技の幅は意外に広いです。地獄少女の柴田つぐみのような幼い少女を演じたかと思えば、ライドバックの尾形琳のような落ち着いた大学生も演じられるし、ロザリオとバンパイアでは全くタイプの違う二面性を持ったキャラクターを演じ分けました。男の子役は少ないですが、「みなみけ」の南冬馬は男兄弟の中で育った女の子ということで、外見やしゃべり方なども男の子そのものでした。実際の男の子役を担当しても、きっといい演技をしてくれることでしょう。
一方で、先ほど紹介したMUSIC JAPANに加え、日本テレビ系の「満天☆青空レストラン」でもナレーションを担当し、NHK-BSの「はろ~!あにまる」では、動物番組でのナレーション(動物に声をあてることもある)も担当しています。
 最近は歌手活動の方が忙しくなっているのか、少し出番が減ってきたような気もしますが、それでもナレーション関係を(放送レベルで)毎週こなしているし、出番が少しだけの役にも積極的に出演しています。仮に歌手活動を全くしていなかったとしても、「売れている声優」と言っても過言ではないと思います。今後も、声優活動の方も続けてほしいと思います。

 水樹奈々の人気に火がついた作品としては、歌手の面でも声優の面でも「魔法少女リリカルなのは」だと思います。名前通りの魔法少女モノとはいえ、U局系で深夜に放送されたこともあり、アニメファンにとって見応えのある作品でした。水樹が演じたのは、第1作では主人公高町なのはの敵役であるフェイト・テスタロッサというキャラクターでした。初登場時は9歳の少女です(高町なのはも9歳です)。言うまでもないですが、悪いだけの敵ではなく、悲しい過去を持つ少女です。
 このキャラクターも人気がありましたが、この作品のオープニング主題歌を歌ったのが水樹奈々本人でした。この主題歌が初めてオリコンで10位以内にランクインしたということです。当時、私はオリコンランキングをあまり見ていませんでしたが、この曲は一度聴いただけで「これは凄い」と思えるような歌でした。今でも、カラオケで歌詞を見ながらなら歌えます(テレビで流れない部分は別ですが・・・)。
 なお、リリカルなのはシリーズは、この後発売されたA’s、StrikerSも含め、全巻DVDを購入しています。第1期シリーズについては、当時サンテレビを見られなかったためにテレビで見ることができず、CSでも放送がなかったのですが、雑誌の記事などを見ていちかばちかでDVD購入に踏み切りました。結果的に正解でした。来年、新作映画が上映されます。あと、将来パチンコになるという話もあります。ついでですが、水樹奈々は「バジリスク」でパチンコ出演は経験済みで、歌も披露しています。バジリスクは、近々パチスロになるという話もあります。

 私にとっての、水樹奈々との最初の出会いは、昔書いたかもしれませんが、「七人のナナ」というアニメです。全体的に下手な子が多かったように記憶していますが、その中で演技が光っていたのが、主演である水樹奈々と、同じくこの作品で名前を覚えた中原麻衣でした。名前は聴いたことない人だけど、結構うまいなあと思いました。
 私が最初に、水樹奈々の演技に強烈な印象を受けたのは、「ニニンが忍伝」というアニメ。忍(しのぶ)という「くのいち」を演じていたのですが、内容は完全なギャグアニメだったことにより、忍自身も超ハイテンションでした。一番目立っていたのは、水樹奈々の声優事務所の先輩でもある若本規夫でしたが、水樹の演技も決して負けていなかったと思います。
 今でも、私の中では好きな声優の一人です。出演作品のDVDも結構買っているし、CDも何枚か買いました。ファンクラブには入っていないし、コンサートにも行ったことがないですが、機会があれば考えたいと思います。とりあえず、12月23日に出るブルーレイは予約しました。

 続いては、一般の人から見た声優の出場について。
 我々アキバ系の人間からすれば、水樹奈々の名前を知らない人はいません。しかし、一般のレベルで言うと、むしろ知らない人の方が多いでしょう。そのような人から見れば、なぜこの人が出られるのかという感想を持つかもしれません。
 しかし、現状で誰もが知っていて、更に今年ヒットを出している歌手と言えば、いったいどれくらいいるでしょうか。少なくとも、今回のメンバーを見渡しても、それに該当しない人は大勢いると思います。3年前の紅白でブレイクした秋川雅史、2年前のすぎもとまさと、昨年の秋元順子は知名度があったでしょうか。彼らは、紅白までは無名に近い状態でしたが、紅白で歌を披露することにより良さが分かってもらえた人たちではないかと思います。そう考えれば、紅白の出場条件に、知名度はそれほど重要な要素ではないと思います。
 その観点で見渡すと、水樹奈々を含め、今回の初出場メンバーに、出場を疑問視される人(グループ)はいないと思います。ネットなどを見ると、NYC boysに対して批判が挙がっていますが、期間限定ユニットとはいえ、今年発売されたバレーボールの応援歌は既に27万枚を売り上げており、年間ランキングでも上位に入っています。バレーを全く見ない人でなければ、聴いたことはあるという人も多いと思います。

 私は今でも紅白はちゃんと見ていますが、今年は今まで以上に気合を入れて見ます。とりあえず、HDレコーダーには標準画質で録画しようと思います。
 紅白歌合戦自体についても、色々な声がありますが、2008年1月4日の記事で書いたように、私としては、CDが売れない時代であるにもかかわらず、よく踏ん張っていると思うのです。なんだかんだ言っても視聴率は40%近くを記録し、他の民放は全く太刀打ちできていません。今年は、大きな見どころが嵐しかいない・・・とか言われていますが、それなりの視聴率は記録できると思います。あと、去年までの秋元順子や秋川雅史のような立場の人がいませんが、願わくは水樹奈々が彼らと同じようなことにならないか・・・なんて淡い期待も持っています。「たかが声優」とバカにして聴きもしなかった人が、「聴いてみると結構いい」と思ってくれる人がいれば、これ以上嬉しいことはありません。

 とにかく、今から12月31日が本当に楽しみです。さて、どんな演出になるのかな・・・。応援ゲストとして、他の声優(同じ事務所の堀江由衣とか田村ゆかりとか)が出演しないかな?(さすがに無理だと思いますが)

(中央競馬)今回も内が・・・

2009-11-25 09:25:07 | 中央競馬
 今週はマイルチャンピオンシップでした。

 先週が大当たりだったこともあり、強気に狙いました。
 1番人気のカンパニーですが、8歳にしてますます盛んとはいえ、過去のこのレースではことごとく人気を裏切っており、更にここ2走は人気薄の気楽さで、内でじっと脚をため、最後抜け出すという理想的なレースで勝ってきています。他の馬はとてもGⅠ馬としては格が足りないと分かっていましたが、今回1600mの競馬で、更に人気を背負っている状態では、同じような競馬はできず、外へ出して追い込むも一息と予想し、3連単で3着にすら受けませんでした。
 代わりに買う馬は絞り切れなかったので、手広く流しました。

 結果。
 今回も内でじっとしていたカンパニーですが、それでも楽に追走していて、直線もぱっくりと開いた内を突いて楽勝でした。
 結果的には、あまりにも格が違いすぎたということでしょうか。他の馬は自分の走りをするのが精いっぱいで、内の人気馬の進路を(降着にならない程度に)ふさいでやろうとかいう作戦は考えられなかったということでしょうか。

 1番人気を切っていたのですから、このような結果になることは覚悟の上ですが、個人的には少し納得のいかないレースでした。

(地方競馬)責任は取っているのか・・・

2009-11-21 22:21:47 | 地方競馬
 2006年10月3日の記事で、ハルウララについて書いたことがあります。

 簡単に内容を説明すると、途中からハルウララの馬主になった安西さんという人が、リフレッシュという名目で半ば強引にハルウララを休養させ、その結果ハルウララはレース勘を取り戻すことができずそのまま引退したという話です。そのまま走らせていたら、休養前の内容から、近いうちに1勝くらいはさせられたと思うし、そもそも赤字に苦しむ高知競馬の儲け口を奪ってしまったことに対し、本当に憤ったものです。

 そこで私は「ハルウララの余生については責任を持ってほしいと思います」と書きました。

 すると、先日放送された「めざまし×とくダネ合体スペシャル」という番組で、ハルウララが久々に登場しました。(実はあまり本気で見ておらず、点いていたテレビをふと見たらハルウララが映っていたというレベルなので、色々と大事な情報を見逃している可能性があります)
 ハルウララは引退後、ホースセラピー用の馬として活動し、現在はそれも引退して北海道に帰ってきているということです。馬主は今でも安西さんのようです。
 更に、ハルウララの子供を作り、子供に1勝の夢を託すという話も出ていました。種付け相手にはディープインパクトを検討しているとのことです。

 競馬の血統論を考えると、ハルウララみたいな馬の子供を残していいのかという気もしますが、この際それは置いておきます。
 引退後のハルウララについて、収支がどうなったのかは分かりませんが、テレビには全く出てきていなかったのでそれほど儲けられてはいないと思うし、一方馬の管理にそれなりのお金は必要なので、下手すれば赤字ではないかと思います。どちらにせよ、引退して用済みと言ってもおかしくないハルウララの余生について、ちゃんと責任を取って生かしていることについては、私は感心しました。

 子供がどうなるかについては、まあ中央ではよほど化けない限り難しいと思いますが、地方なら何勝かくらいはできると思います。どうか高知競馬に入厩させて、罪滅ぼしとして少しでも高知競馬の売り上げに貢献してほしいと思います。

(中央競馬)また走ってくれてありがとう

2009-11-17 21:22:42 | 中央競馬
 今日はエリザベス女王杯でした。

 今年のGⅠでまともに当たったのはヴィクトリアマイルくらい。NHKマイルで100万馬券をクビ差で逃すなど、惜しい競馬はありましたが、とりあえず秋のGⅠシリーズは全敗中でした。

 エリザベス女王杯には、思い入れが強い馬が何頭がいて、正直困りました。

 まずは、馬というより騎手ですが、岡山県出身の古川君と難波君が二人とも騎乗しています。難波君はこれがGⅠ初騎乗でしょうか(違うかもしれません)。期待できない馬ですが、GⅠに乗れたのは本人にとっては良かったと思います。一方、古川君はアインブライドで阪神3歳牝馬ステークスを勝って以来、ずっとご無沙汰だった重賞勝ちが、本日騎乗したピエナビーナスにより達成されました。この二人については、何も買わないという選択肢はなく、かといって馬単総流しを買うほどでもないと思ったので、馬連総流しを買いました。

 一方、一番困ったのがテイエムプリキュアの扱いでした。
 前走は強い牡馬を相手に、休み明けで56kgを背負っての競馬でした。何とか先手は取ったものの、同じく逃げ馬のクィーンスプマンテにつつかれてオーバーペースとなり、14着に惨敗しました。今回は単騎で行けるか・・・と期待したのに、そのクィーンスプマンテは今回も出走しています。そもそも、日経新春杯を激走した時は負担重量が49kgだったのであって、その後の別定戦では凡走を繰り返しており、マイペースで行けても果たして・・・という評価でした。
 まあ、向うの陣営も前走は早くなりすぎたことに懲りたはずなので、或いは折り合ってくれれば・・・と期待したのですが、コメントではハナを主張するかのような発言をしています。プリキュアは逃げるしかないので、これは疑いようもなくハイペース必至かと覚悟していたのですが・・・。
 レース前日の記事のコメントを読むと、プリキュア陣営は「控えてもいい」と言っています。外枠なので、内の様子を見ながら進み、場合によっては2,3番手からの競馬をしてもいいとのことです。

 こうなると、むしろクィーンスプマンテの方が気になりました。
 前走は、慣れない2番手からの競馬を強いられたにも関わらず、直線で先頭に立つと、もしかして逃げ粘るのではないかという競馬を見せつけました。結果は9着でしたが、相手は牡馬です。今回、すんなりハナを切れるのならプリキュアが潰れても逃げ切るケースがあるのではないかと考えました。

 従って、この2頭の逃げ馬からも馬連を総流し(先ほどの2頭も含め、複合する組み合わせは除外)を行い、更にこの逃げ馬2頭の頭からフォーメーションで色々と流しました。
 もちろん、想定通りハイペースとなるケースも考えました。ブエナビスタを中心視して、相手をブロードストリート、ミクロコスモス、ムードインディゴに絞りました。基本的にはこちらが狙いの中心です。

 で、結果。
 予想通り、内のクィーンスプマンテが逃げ、テイエムプリキュアは2番手に控えました。1000mの通過は60秒台と、距離の割にやや早めのペースでしたが、プリキュアはつついているのではなく、折り合って進んでいるので、むしろ後ろとの差が大きくなったところでは、(本音ではかなり小さかった)期待が徐々に膨らんでいくのを感じました。
 それでも捕まるかなあと思いながら見ていたのですが、後続がやっと直線に向いたあたりで、その期待は爆発的に大きくなりました。家で見ていたので、力の限り叫んで応援しました。
 最後は1番人気のブエナビスタが、追い込んでくるのが分かりました。ほぼ同時に、プリキュアはクィーンスプマンテを抜けないと判断したので、せめて2着に粘ってくれと祈りました。その祈りは通じましたが、落ち着いて考えればクィーンスプマンテ頭の馬券の中に、ブエナビスタ2着の馬券も入れていたので、多少配当が減るとはいえ当たっていたのですが・・・。




 払い戻し金額は3連単に馬連の払い戻しも含まれています。
 この3連単馬券を当てられた人は、たいてい「ブエナビスタからの3連単マルチ」ではないかと思うのです。こういう買い方で当てたのは私の他に何人いるでしょうか。しかし、3着は一番安いところが来たわけで、もしこれが7=11の馬単馬券(表裏1600円ずつ)なら、400万円くらいになったわけです。あるいは、圧倒的1番人気のブエナビスタの組み合わせくらいは、少し厚めに買っても良かったと思います。とはいえ、初の100万馬券を当てられただけでも十分で、今(2018年)思い出しても、あまり後悔はありません。

 しかし、自分でこういう馬券を買っておきながら言うのもなんですが、2頭の行った行ったというのは珍しいと思います。しかし、どちらも逃げたいということがハッキリしている分、折り合わなければという意識も強くはたらいだのでしょう。しかも、馬は単騎で行くと、多少の差はあっても、どうしてもソラを使うものだと思いますが、今回は2頭だったので、併せ馬のような状態になってどちらも最後まで気を抜かず走れたのではないでしょうか。
 後ろについては、ブエナビスタはスローだと分かっていても先行できない脚質の馬です。一方、ブエナビスタが圧倒的な人気である分、他の人気馬にとっても、早めに動くと捕まってしまうと思って、結果的にブエナビスタが捲くり気味に上がっていかざるをえないという展開になったということでしょうか。

 それにしても・・・。
 当然、クィーンスプマンテにも感謝していますが、私にとっては何よりもテイエムプリキュアです。今回の馬券で、彼女には3度目の10万馬券(100万馬券含む)を的中させてもらいました。
 今年の1月。単騎の大逃げを打ってそのまま逃げ切りました。引退レースと言っていたのに、好走したために現役続行となりました。なぜ引退させなかったのかという批判もありましたが、今回のGⅠ2着により、この陣営の判断は間違っていなかったということが証明されたと言えるでしょう。2歳時に連勝でGⅠを取り、その後泣かず飛ばずとなりながら、6歳時にそのGⅠ以来の勝利を重賞で飾っただけでも感動的なのに、まさかまたGⅠで連に絡めるとは・・・。
 個人的な感想ですが、このまま走り続けてももう勝てるレースはありません。ハンデ戦に出ても、今度はそれなりのハンデを課せられるでしょう。なら、次で引退というのが理想的ではないかと思います。許されるなら有馬記念で、ダメなら日経新春杯で引退という感じがいいのではないかと思います。
 本心は、有馬記念に出てこられたら嫌でも馬券を大量に買わざるを得ないので、日経新春杯くらいにしてほしいところですが(笑)。

 とにかく、本当に最後まで頑張って走ってくれました。馬券も嬉しいですが、走ってくれたことが何より嬉しいです。

(アキバ系)中毒性あり

2009-11-12 11:54:39 | アキバ系
 少しご無沙汰気味だったクイズマジックアカデミー6ですが、新たに「声優検定」がスタートしました。この検定が、私にとっては中毒気味となっています。

 昔から声優関係の問題は出題されていましたが、過去にもいくらか問題を紹介したように、我々声優ファンにとっては常識的な問題でも、そういうことに興味がない一般の人にとっては意味不明な難問となっており、声優問題のおかげで勝てることも何度かありました。とはいえ、声優問題は狙って出るようなものではなく、特に今回のQMA6では、大枠のジャンルの中でも特にジャンルを絞るシステムがなくなってしまったため、多くのアニメ・マンガ、ゲームの問題の中で、声優関係の問題が出題される確率は非常に低くなっていました。
 ところが、今回の検定では声優関係の問題に限って出題されるのですから、これは一種の中毒のようになってしまうのも仕方ありません。検定はトーナメントのように大勢で1つの問題を考えるシステムではありませんが、このような問題を解くだけでも、それ自体が喜びになってしまっています。一度ゲーセンに行って、声優検定ばかり10回連続でプレイし、そのままトーナメントを1回もプレイせずに帰ったこともあるくらいです。

 検定のルールは25問出題されます。誤答はもちろん0点で、早く答えれば高得点となるルールは同じですが、各問題の基準となる点数は、問題の難易度(種類も?)で決められているようです。で、1回目のプレイでは難易度の低い問題しか出題されないため、ほぼ全問正解できてもSクラスの点数(2500点)に届かないことが多いですが、何度かプレイして難問を解いていると、半分くらいしか正解できなくてもSクラスの点数に届く場合があります。最高得点を狙うという意味では、難問が多く出題された方がいいという面もあります(当然、答えられなければ意味がありませんが)。

 問題は、過去に出題された問題も多数ありますが、新作も結構あるようです。また時間があったら問題を紹介しようと思いますが、今回はとりあえず一つだけ・・・。なお、この問題は新作なのか、あるいは過去に出題されているかは分かりません。

 (○×クイズ)声優の能登麻美子は、能登半島のある石川県の出身である。

 こういう問題は、パターン論だけならどちらのケースもあるため難しいところですが、どちらかと言えば「×」を選びたくなります。
 しかし、ツインエンジェルで神無月葵を演じる能登麻美子のことですから、私は出身地くらい当然チェックしています。チェックした時に、名前通りだなあと思いましたから・・・。なお、能登半島の出身ではなく、あくまで金沢市の出身ということですが・・・。

 答え:○

(アキバ系)毛利小五郎の声優交代について思うこと

2009-11-09 22:58:01 | アキバ系
 9月下旬、人気長寿アニメ「名探偵コナン」で、重要な役どころである毛利小五郎の声優が降板するというニュースが流れました。

 今回のはっきりした降板理由は明らかになっていませんが、毛利小五郎役の神谷明(いつものことながら敬称略)が自身のブログで「信と義の問題である」と書いており、少し流れた情報では、プライバシーに関することをスタッフから他の関係者に流されたという話もあります。ギャラが原因ではないという発言もありました。
 我々一般人としては、推測でしか話ができないので原因の推測はやめておきますが、神谷明は過去にいくつかトラブルを起こしています。その結果、パチンコ等で使われる声が神谷明ではないケースが何度かあります。例えば、数年前に放送された「キン肉マンⅡ世」では、主人公の父親である「キン肉マン」ことキン肉スグルの声や、パチスロ北斗の拳のケンシロウ、パチンコシティハンターの冴羽リョウの声は、神谷明の声ではありません。
 これらについても、何が原因なのかは分かりませんが、神谷明は自分で芸能事務所を立ち上げており、これらのギャラについて、他の声優なら黙っておくところをハッキリ言うタイプなのかもしれません。制作側にも言い分があると思うし、これ以上どちらがいいか悪いかは全く判断できないですが、他のベテラン声優と比べると、トラブルが多いのは確かだと思います。

 そして、ニュースが流れた後は番組改編期であったことに加え、小五郎が登場しない話が2週ほど続いたため、神谷明が降板した9月最終週放送後、最初に毛利小五郎が登場したのは10月の最終週となってからでした。その放送がある週の少年サンデーで、新しい声優の発表が1ページくらい使って行われました。新しい毛利小五郎役として抜擢されたのは小山力也でした。神谷明についても、エールを送るメッセージを載せており、一応円満に交代したという形をとっています。

 小山力也と言えば、何といっても海外ドラマ「24」の主人公で、キーファー・サザーランドが演じるジャック・バウワーの吹き替えの声として、声優ファンではない人にとっても結構有名です。少なくとも、声は聴いたことあるという人が大多数でしょう。
 一方で、アニメの方でも多くの役で活躍しています。私が彼の声を初めて聴いたのは、8年前にCSで放送された「フィギュア17」という番組で、物語上重要な位置づけである宇宙人の「D・D」でした。当時はあまり印象に残らなかったのですが、今思い出しても、今の演技と同じような雰囲気だったと思います。その後も時々アニメに出演していましたが、「24」で話題になって以降はアニメへの出演が飛躍的に伸びています。

 そして、緊張の中放送を見てみたのですが・・・。

 ぶっちゃけ、激しい違和感があります。

 しかし、初めはこんなものだということを分かっていますから、想定の範囲内です。特に神谷明の演技に合わせるのではなく、あくまで小山力也の演技を前面に押し出している点は、これでいいと思います。物まねでオリジナルを超えるのはほぼ不可能ですが、自分の声ならそういう比較にはなりませんから、小山力也の毛利小五郎として、育っていくのではないかと思います。
 見ているうちに、最初の違和感が徐々に和らいでいくような気もしました。多分2,3カ月も見ていれば、慣れていくのではないかと思います。頑張ってほしいと思います。

 最後に、某掲示板に書いてあった声に対し、ここで勝手に回答したいと思います。

 「神谷さんほどではなくても、小山さんも結構ギャラは高いのではないか」

 小山力也は現在CS放送のアニメ情報番組(月2回更新)に1年以上顔出し出演しており、更にそんなに大ヒットしたわけではない某深夜アニメのラジオ番組にも1年以上出演しているところを見ると、そんなに大したギャラをもらっていないと思います。

 「毛利小五郎のお調子者のシーンとジャック・バウワーが結びつかない」

 この意見は、あくまでジャック・バウワーの演技しか知らない方のコメントで、決して否定的な意見ではありませんが、一応参考までに・・・。

 そのCS番組では、お調子者の塊のような人です(笑)。アニメでは、そのような役も多く演じており、心配は無用です。声の幅はそんなに広くないですが、演技の幅は非常に広く、存在感を前面に押し出す演技ができる一方、作品に上手く溶け込んでいるような演技もできる人です。

 なお、「快盗天使ツインエンジェル2」でも、敵の大ボスである「ブラックトレーダー」として出演されています。お調子者な面は、パチスロではあまり見られないものの、ニコ動などにアップされたプロモーションビデオ(30分バージョン)では、お茶目な面も見せてくれています。