アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(宝くじ)抜群のアピール度

2019-04-23 15:48:05 | その他のギャンブル
 3月18日に放送された「10万円でできるかな」という番組を最近見ました。

 この週は、「1000円ガチャで何が出るか」という企画とあわせて、「10万円分宝くじビンゴ5を買ったら元が取れるのか」という企画がありました。
 過去にもこの番組は見たことありましたが、宝くじの企画は必ずうさんくさい「宝くじ研究家」みたいな人が出てきて、全く根拠のない話をぶちこんで来ます。今回も、「隣り合った数字の差が5となる数字を選ぶ」とか「対角線の組み合わせの数字の合計が41となるようにする」とか言ってましたが、左右で隣り合った数字の差は5になる確率が最も高く、更に対角線の数字の合計も41になる確率が一番高いので、これらが出やすいのは当たり前の話です。

 一方で、私が驚かされたのは、ビンゴ5の売り上げです。
 ビンゴ5は、私も第1回を買ったきりですが、売り上げはミニロトの半分以下でした。CMはインパクトがありましたが、仕組みが分かりにくいという声が多かったのか、最近のCMでは「変なダンスばかりで分かりにくい」みたいな自虐的なセリフもありました。ところが、この番組が放送されたあと、売り上げが一挙に増えたのです。
 放送直前の、3月13日抽選回は、売り上げは2.4億円でした。これが、放送の2日後の抽選回は3.2億円に跳ね上がり、更にその翌週は3.8億円まで伸びました。放送直前と放送翌週を比較すれば1.5倍以上です。宝くじ協会がどれだけこの番組のために払ったのかわかりませんが、少なくとも結構やってたCMに使ったお金よりは少ないでしょう。今回の番組内ではビンゴ5の買い方やルールも丁寧に説明していたので、これを見て初めてルールを理解して、買ってみようと思った人も多いのだろうと思います。最近テレビ離れが叫ばれていますが、それでもテレビの影響力がまだまだ大きいと思い知らされます。

 それにしても、一緒に紹介していた「1000円ガチャ」については、本当に大丈夫なのかと思ってしまいます。私の感覚では、あんなのインチキのイメージしかありませんし、今回紹介されたもの以外のものまで全て本当に当たりが入っていると信じる人も出てくると思います。そもそも、今回紹介されたものでさえ、テレビ用に当たりを入れただけかもしれません。更に、今回は金額に視点を大きく当てていて、使ったお金よりも得をするような紹介をしていました。普通の人は「得だったとしても、あんなガラクタばかりもらっても仕方ない」と思うでしょうが、見ている人の一部は触発されて何万円も使うことが考えられます。その結果大損しても、番組は自己責任で逃げる気でしょうか。
 私は、あんな胡散臭いもの取り上げるべきではないと思います。宝くじの方の自称宝くじ研究家は、得はしない代わりに損もしない(ただし、数字選択式は同じような買い方をする人が多くなった結果、配当が安くなり損となる可能性はある)し、ただ適当に買って抽選結果を見るだけでは取れ高が足りなくなりそうなので、ある程度は仕方ないような気もしますが・・・。

(地方競馬)まさかの除外

2019-04-20 22:35:21 | 地方競馬
 船橋のマリーンカップ。

 8頭立てと小頭数。実質5頭立てでした。
 JRAは3頭。しかし、先行馬ばかり。とはいえ、まともならアイアンテーラーが逃げることになりそうで、逃げれば簡単に捕まらないと予想。ここからオウケンビリーヴ、リエノテソーロへ。一方、予想以上のハイペースになれば、地方馬のラーゴブルーが展開的に向きそう。こうなると何が来るか分からないので手広く流しましたが、この展開になるとJRAの中では堅実に来そうなオウケンビリーヴだけは厚めに買い足し。

 そして、レース。しかし、思わぬ波乱が待ち受けていました。
 もう1頭の地方馬チークスがゲート内で暴れ、それに驚いたオウケンビリーヴがスタート前にゲートをこじ開けて飛び出しました。チークスの方が馬体検査となり、セーフだったのでやれやれ(この馬は逃げ馬なので、ハイペースに一役買ってもらう予定だったため、除外してほしくなかった)と思っていたら、馬体検査の告知すらなかったオウケンビリーヴの方が、突進した時に故障したということで競争除外に・・・。これには参りました。賭け金は7割以上返ってきました。当然、このお金は楽天ポイント10%還元の対象外です。
 これで、生き残った馬券はラーゴブルーが1着のものだけなのに、展開的にはアイアンテーラーが圧倒的に有利になったと思いながら改めてスタート。チークスは暴れた影響か全く行けず、アイアンテーラーがすんなりハナ。しかし、ラーゴブルーがスッと2番手に付け、手応えもかなり良さそう。これは意外な展開になったと思ったら、最後はラーゴブルーがアイアンテーラーを楽々捕らえて優勝。3着はリエノテソーロだったためド安めだったのですが、それでも何とか黒字は確保してくれました。

 とはいえ、もしオウケンビリーヴが除外されず、2、3着に入ってくれていれば大当たりでした。まあ、1着まで突き抜けて外れていた可能性は否定しませんが、余裕を持って勝ったように思うので、本当に勝てたのではと思わせる内容でした。

(パチンコ)あり得ないお店

2019-04-20 22:32:48 | パチンコ
 最近、新たな良いお店はないかと色々探して回っているのですが、私の常識では色々と考えられないお店がありました。下に書いたのは、全て同じ店の話です。

○台に玉すくいカップを置いていない

 パーソナルシステム導入店でもないのに、玉すくいカップを置いていない店なんて、ここ5年以上見たことありませんでした。以前は、シマの間などにまとめて置いてあって、それを持ってくるような店はありましたが、その店は玉すくいカップ自体ないようです。
 昔は、コーヒーの紙コップを玉すくいカップの代わりに使ったことはありましたが、さすがに今それをやるのは気が引けた(とはいえ、パチンコ玉自体がそれほど綺麗なものではなく、その行為をやったことを責められる覚えはありませんが)のですが、他の客は誰も気にしないのでしょうか。玉すくいカップ自体、1台に1個置いたところでそれほど大きな出費にはならないと思うのですが。

○玉箱に緩衝材がない

 打っている時、隣の人が当たりを引き、下皿から玉箱に玉を落とすのですが、その時久しく聞いていなかった騒音が・・・。
 なんと、この店の玉箱には緩衝材がないのです。これも、ここ5年以上、いや10年くらい見た記憶がありません。私は自分でこの音を出すのも嫌なので、玉を落とす時はある程度たまるまでは手で音が出ないようにすくいながら静かに落としました。
 その代わり、特に大きく見えない箱なのに、1箱で1900発くらい入りました。出玉には全く関係ない話なので、パーソナルシステムにしないのなら緩衝材くらい付けて欲しいと思います。

○貯玉数に限度がある

 色々あって4箱流すことができました。玉数で7500発を越えていました。この店には貯玉システムがあるので、早速会員になってカードを作り、その後玉を流して店員にカードを渡しました。
 しかし、カードを渡したのに、店員がボールペン(不正防止用に、レシートにサインするためのもの)を持っています。このようなことは、以前別の店でもあったので、うっかり勘違いしているのかなと思っていると計数が終わり、店員がボタンを押すと・・・。
 液晶表示に「貯玉限度 3000発」と表示され、残りはレシートで出てきて、レシートと会員証を手渡されたのです。
 貯玉数に限度があるなんて、私のパチンコ人生で初めての経験です。かなり混乱した状態で、カウンターにレシートを持って行くと、更に驚かされることが・・・。

○交換率が・・・

 玉数が7500個を越えていたのは間違いないですが、よく確認せずにレシートを渡してしまったので、下二桁を覚え忘れました。それでも、液晶モニターか何かに玉数や景品数が表示されるかと思ったら何も表示されず、黙って特殊景品が渡されました。それを持って景品交換所に行くと、渡されたお金は15,200円。ということは・・・。
 何と、今時30個交換です。下二桁が60個以上なら計算が合いますが、中途半端な交換率にしても仕方ないので、おそらく30個交換で間違いないでしょう。
 この地域は等価の店がないことは知っていたのですが、てっきり28個くらいだと思っていました。どうりで、遊パチでも結構回ると思いました。逆に言えば、30個交換にしたらこんなに回るのなら、等価交換のガチガチな釘で打つ意味なんて全くないとも思いました。
 3000発までしか貯玉が出来ないのは痛いですが、それでも1万円で1万2千円分遊べるのですから、この差は大きいです。


 ということで、ありえない部分は多いですが、それを差し引いても30個交換は大歓迎。今後も少し通ってみたいと思う店でした。

(中央競馬)死亡フラグ

2019-04-14 21:31:26 | 中央競馬
 まずは土曜日の中山グランドジャンプ。

 オジュウチョウサンについては何となく嫌な予感がして、最悪落馬もあると予想し、6頭の3連単ボックスを買おうと思いました。単勝1.1倍のオジュウが飛べば、何が来てもかなりの高配当になると思ったのです。
 しかし、オッズを見るとこれが意外にもつかず、3連単で最も安い組み合わせは208倍で、6頭ボックスでは当たっても倍にすらなりません。3連複についても同様で、最低だと35.3倍です。
 何となく嫌な予感がして、逆にオジュウが勝てば2着が荒れると予想し、私が買う中では比較的人気薄の2,3,8をオジュウの2着で受ける馬券を急遽買い足しました。

 結果。
 前が入れ替わり立ち代わりのめまぐるしい競馬となりましたが、オジュウはこれらを振り切り優勝。飛越は問題ありませんでしたが、周りが本気で潰しに来ても勝つという、まさに王者の戦いでした。結果として押さえた馬券が当たり。トリガミに終わりました。こちらの買い方にスイッチすべきだったと思います。

 そして皐月賞。
 サートゥルナーリアは、血統と勝ちぶりだけで人気になっており、持ち時計も平凡、上がり時計も新馬戦で記録した34.2秒が最速で、32.9秒のダノンキングリーと比較すると物足りません。
 何とか雨は降りませんでしたが、当日の芝のレースは前残りばかり。人気馬は前へ行く馬が多く、外枠のサートゥルナーリアについては、あまり良いとは言えません。
 更に、ルメールが8R~10Rで立て続けに1番人気を飛ばしました。それも、全て馬券圏外に飛んだのです。
 サートゥルナーリアの状態について、陣営は強気でしたが、調教診断、パドック診断などはいずれも完調手前という感じ。まさに、死亡フラグが立ちまくりです。

 いつもの私なら、こんな一番人気は切っていたと思います。しかし、そうする気にならなかったのは、以前も書いた通り、ウマ娘のイベントがまさに今日開催されたことにあります。スペシャルウィークの孫でもあるサートゥルナーリアを応援したいという気持ちが強く、割り切ることができなかったのです。

 そこで、前日と同様に、サートゥルナーリアが来るなら2着に紐荒れ、来ないなら完全に来ないという馬券を買いました。来ない場合の筆頭は、前走慣れない逃げの競馬を強いられたアドマイヤマーズです。

 結果。
 予想通りの馬が逃げて、若干スローっぽいミドルペース。人気の一角ダノンキングリーはアドマイヤマーズよりも前。サートゥルナーリアは7番手付近でした。勝負所で、アドマイヤマーズは外へ出そうにもスムーズに出せず、ダノンキングリーは内へ。更にサートゥルナーリアより先に4番人気のヴェロックスが前に出るという展開。アドマイヤマーズは完全に置かれてしまい、3頭の叩き合いになりましたが、外のサートゥルナーリアが何とか内を捕らえて優勝。2着はヴェロックス、3着ダノンキングリー、4着アドマイヤマーズで、見事に順当に決まってしまい、私の馬券はサッパリで終わりました。

 直線でサートゥルナーリアが内によれて審議となりましたが、ヴェロックスは挟まれたわけでも進路をふさがれたわけでもありません。とにかく、前が残る馬場で後ろから外を回って差し切ったのですから、私は完勝、圧勝と言ってもいいと思います。今回の斜行は、サートゥルナーリア自身の勢いも削がれていて、まともならもっと突き放していたのではないかと思います。しかも、これが休み明けの完調手前なんですから、ダービーではちょっと負ける要素が見当たりません。一部では「3強」とか書かれていましたが、私は「1強」としか思えません。ダービーでは、よほどの状態で出てこない限り、この馬の1着固定で買おうと思います。

 なお、ツイッターに流れた情報を見る限り、今日のウマ娘のイベントでは特に目立った告知はなかったということです。事前登録開始から1年を経過したアプリについても、鋭意製作中というコメントだけだったようです。残念ですが、こちらは特に損失が出るわけではないですし、某アプリのように開始しても入場制限の上メンテ入りみたいなことになってもいけないので、じっくり良いものを作ってほしいと思います。

 おまけ。
 ウマ娘でスペシャルウィーク役の和氣あずみが、この春の新作アニメで主演を務めますが、このキャラクターが動物の耳(頭の上に耳があり、人間の耳の位置は髪の毛で隠れている点もウマ娘といっしょ)としっぽを持つキツネ少女。800歳なのに幼女という設定もあり、これはスぺちゃんと、やはり和氣あずみが演じた「となりの吸血鬼さん」のエリー(吸血鬼で、姿は幼女だが400歳を超えている)を足して2で割ったようなキャラクターになっています。あじゅじゅ(和氣あずみのこと)は、今後普通の人間は演じないのでしょうか(笑)

(パチンコ)設定2

2019-04-12 15:28:33 | パチンコ
 この日の実践は「P Rewrite FA」でした。

 泣きゲーでおなじみの「Key」ブランドのゲームが原作。スペックはいわゆるシンフォギアタイプですが、小当たりの確率がシンフォギアより高い5.9分の1となっており、初当たりの5回転でも約60%で当たる確率となっています。連チャン中の9回転の連チャン率は82%に上ります。更に、初当たりでの出玉も少し多めの900発となっていますが、連チャン中はほぼ500発なので、ギャンブル性は穏やかです。
 設定差があるのは初当たり確率のみ。しかも、設定1の256分の1に対し、設定6でも227.56分の1とそれほど差はなく、等価ボーダーラインは設定1の23.5回に対し、設定6でも20.8回と、あまり大きくありません。
 設定判別については、確率はほとんど参考になりません。むしろ設定示唆演出の方がかなり分かりやすく、3時間くらいで高いか低いか、奇数か偶数かくらいはすぐ分かると思います。通常時の小当たり時のCGについては、奇数示唆のライバルキャラ(画面右下の小さいデジタルが135で停止)と基本ヒロイン(デジタルが246で停止)がそれなりの差が付いており、また大当たり中のアタッカー入賞時の赤ランプ(音も特殊音が鳴るため、少し目をそらしても分かる)出現率が、それなりに当たればそれなりにデータを取れるため高いか低いかが結構な精度で見えてきます。更に、通常時のドハズレ目時に中央に7停止も、設定により結構な差が付いているので、高設定が期待できるなら、序盤は集中してチェックしてもいいと思います(とはいえ、一応7停止時には特殊音が鳴るとはいえ、通常時にもある程度集中する必要があるため、私はチェックしませんでした)。

 実践の結果。
 序盤は3Kで初当たり。最初の壁もあっさりクリアするも、次であっけなくスルー。その後は普通にハマって合計10Kを超えたのですが、ここで無事当たり、最初の壁もクリアすると・・・




 ひたすら当たり続け、気づけば27連チャンとなりました。
 その後も、単発で終わることは少なく、連チャンもそれなりに続きました。一度600回以上の大ハマリを喰らいましたが、この当たりが11連して帳消し。最後は、そろそろ止めようかと思ったところで大当たりを引くも単発。しかし、この次がすぐ当たり。4回転目まで当たらず、5回転目も青メモリーで、最後は2連続単発で煮え切らないと思ったらこれが当たり。更に更に、この大当たり後に消化されたヘソメモリーがまさかの大当たり。当然9ラウンドとなり、表示上は「SUPERアウロラBONUS」となっており、これは次回確定となるのか(電チューメモリーの方の9ラウンドなら、時短が100回になり実質次回確定)と思ったのですが、時短は5回転で普通に終わりました(6回転目で当たったが、時短ランプの消灯を確認)。かなり貴重な体験ができました。

 大当たり回数は70回に届き、引きに恵まれて圧勝できましたが、設定推測については、偶数示唆が8回出たのに対し、奇数示唆は何とゼロ。一方、大当たり中のアタッカーは3000回以上のデータを取れましたが出現率は設定1並みで、攻略マガジンのサイトで入力したら、99%以上の確率で「設定2」という判断結果でした。序盤から偶数示唆と設定2以上示唆の「ヒロイン集合」が続いたのに対し、設定3以上示唆の「吉野」は一度も出ず(4以上示唆の「ちびもす」は1回出現)。アタッカーは最初良かったものの大当たりを重ねるにつれて徐々に期待値は下がっていきました。本来なら、出ていてもさっさと止めるべき状況だったと思います。
 しかし、夜まで打ち切りました。理由は「回ったから」です。一応ひと箱で何回回るかカウントしていましたが、1500発で安定して150回回りました。平均25回です。お宝台というほどではないにせよ、持ち玉なら打ち続けてもバチが当たらない台でした。

 攻略について。
 設定推測の役割を持つ通常時の小当たりですが、シンフォギア同様、右下のアタッカーが少し開くので、発生してすぐ3発打てば若干の玉増やしが可能です。まあ、無理して狙うほどのものではないです。
 大当たり中のラウンド間はかなりのラグがあるため止め打ち必須です。8カウント目が入ったら停止し、打ち出し再開は開いてからでも構わないと思います。赤ランプ点灯のカウントも同時に行う必要があるので少し混乱しますが、慣れればそれほど難しくありません。
 時短中の右打ち中は、電チューがかなり下の方にあるので、狙い撃ちするのはほぼ不可能です。また、ミニデジタルも結構外れるので、初当たり直後は早く打たないとヘソメモリーが2つ消化されてしまう可能性があるので、大当たりが終わったら早めに打ち出しを開始した方がいいでしょう。
 連チャン中の時短中は、電チューメモリーがなくなったらメモリーを補充という形で問題ありません。また、メモリーが4つ貯まるまで打ち続けると、4つ目が入った瞬間に飛んでいる玉が全て無駄玉となるため、早めに停止しても構いません。結果4つ貯まらなくても、それほど問題はありません。
 ただし、残りタイマーが1を切ったら(時短5回転目が始まったら)必ずメモリーを満タンにしましょう。とはいえ、その回転(シンフォギア同様、5回転目は必ずリーチアクションが発生する)が停止するまでに満タンにすれば良いので、時間はたっぷりあります。
 余談ですが、5回転目のリーチアクションは、その回転が始まる瞬間に既に点灯していたメモリー内に当たりがあるかまで判定している模様なので、「最後の回転は必ずリーチがかかるから時間の無駄で嫌いだ」というタイプの人は5回転目までにメモリーを点灯させ、「最後のリーチが外れた後の逆転が気持ちいいんじゃん」というタイプの人は、5回転目開始時にメモリーがなるべくつかないようにしましょう(5回転目が始まってからメモリーを満タンにする)。もちろん、いずれにしても一番最後の回転(9回転目)は、完全一発抽選となります。
 電チューから大当たりすると直撃ではない限りVを狙う必要がありますが、篝が「さあ、右打ちするのだ、ヒューマン」と言い切ったら打ち出しを開始するとタイミングが合います。普通に打てば10発拾うと思います。7発目くらいが入ったら打ち出しを停止させましょう。

 右打ち中は5%の確率で9ラウンド大当たりとなり、大当たり後の時短が100回転になります。私の場合、2度のケースでいずれも再抽選で7揃いとなったため、70回転目くらいまでは7以外ならわざとVに入れないという攻略法が考えられますが、私が思うに「100回時短中は、9ラウンドに当たっても7表示とならない可能性がある」「5ラウンドと9ラウンドでは、出玉に大きな差があるとはいえない」「そもそも連チャン率が82%もあるため、1度だけ連チャン率が100%になってもあまりありがたみがない」「時短中は、Vゾーンに玉を入れない限りほぼ確実に持ち玉が減る」という理由から、実践する価値はないと思います。

 感想。
 西陣の台にはいろいろと不満を感じることが多いですが、なぜか相性が良く、最近では織田信奈の野望とか、春一番とかに続き、また圧勝できました。
 今回も、シンフォギアを意識するのは良いとしても、やはりシンフォギアをパクったをしか思えないところが多く、なんでもっとオリジナル要素で勝負しないのかと思うと腹が立ちます。勝負所でボタンを押させる時、毎回ボタンが組み立てられていくような演出がある(これもシンフォギアを意識したものかもしれない)のですが、演出に意味があるのはボタン完成後のボタンの色だけなので組み立てる途中についてはほとんど意味がなく、正直かなり鬱陶しいです。ただ、初当たり時の連チャンチャレンジでは、シンフォギアのように無駄玉を打たせてメモリーをランクアップさせるという演出が、無駄玉を打たなくてもランクアップすることがある演出になっており、この点は半分パクリでも嬉しい改変だと思います。
 スペックについても、シンフォギアを打っている時は「どうして7分の1がこんなに引けないのか」と思わせられることが多かったですが、これが5.9分の1になっただけで、凄く当たりやすくなったような気がします。まあ、今回は勝てたのでそう思っただけかもしれませんが・・・。ボーダーラインはかなり辛いですが、設定は読みやすいし、これはホールの使い方の問題だと思います。もちろん、20回も回さない(設定6でも勝てない)ような店は論外です。
 リーチ演出なども極めて普通の台だと思います。絵も綺麗で、昔「舞-HiME」とかで絵がボロボロだった西陣とは思えないほどです。あまりないと思いますが、機会があればまた打ってみたいです。



 上は超レアケースではないかと思われるドット。1列目はヘソメモリーでハズレ目。2列目が電チューで当たり目なんですが、ラウンドが9になっているので、時短中に9ラウンドの直撃大当たり(振り分け率5%?)を引いたということです。もしかして、直撃は9ラウンド確定なのかと思いましたが、その後5ラウンドの直撃大当たりも引いたので、時短中に252分の1の5%(約5000分の1)を引いたのだと思います。

 最後に、「Rewrite」について。
 Keyのアニメについては、最初に見たAirはDVDを購入。Kanon(京アニ版)もDVD(ブルーレイ?)を購入。クラナドもブルーレイを購入したくらいです。Rewriteと聞いて、私の大好き(笑)なクド(能美クドリャフカ)が出る話かと思っていましたが、それはリトルバスターズ!でした。これについてはブルーレイは買っていませんが、いい話だったと思います。
 しかし、Rewriteについて、何の記憶もないのです。もしかして、ゲームだけでアニメにはなっていないのか・・・とも考えましたが、パチンコでも最強リーチ等で使われている曲「Philosophyz」についてはハッキリ覚えているため、アニメはあったはずです。調べてみると、16年と17年に1期、2期と放送されていました。



 そう言われてみると見たような気もしますが、面白い、面白くない、の前に「覚えていない」というのは、本当に情けない話です。私も視聴作品の数をこなすために流して見ることがあり、昨年おそらく最も評価が高かったアニメ「宇宙よりも遠い場所」についても、特別に面白いともつまらないとも思いませんでした。一因として、集中して見ていないので話しについていけていないのだと思います。パチンコを打っていても「この場面あったなあ」とか思うことが一度たりともありませんでした(つまらない作品に加え、じっくり見ないと理解できないと思った作品を途中で切ることがあるので、この作品のその一つだったかもしれない)。AT-Xで放送されたものをブルーレイに焼いているので、この機会に改めて見直したいと思います。

(地方競馬)菜七子にやられた

2019-04-10 21:48:24 | 地方競馬
 今日は東京スプリント。

 藤田菜七子騎手がコパノキッキングで重賞勝利に挑戦ということで注目されていましたが、天気は生憎の雨。キタサンミカヅキにとっては厳しいかとも思いましたが、それまでのレースが意外にも追い込みが効いているため、一応本命。しかし、この中では実績が抜けているのに4番人気とか意味が分かりません。状態に問題はなく、競馬ブックも本命でした。とにかく道悪以外は何の不安もありません。
 相手は一応人気のホウショウナウ、ヒロシゲゴールド、あたりにも手を伸ばしましたが決して信頼できるレベルではなく、2着でも10番人気までを全て買い、3着は総流しをかけました。
 コパノキッキングは、カペラステークスでは出遅れており、この馬場なら出遅れの不安もありました。全くいらないと思いましたが、キタサンミカヅキからの流し馬券の組み合わせには、一応加えました。

 結果。
 コパノキッキングは予想通り出遅れ。逆にキタサンミカヅキはすっと2番手に付け、この時点でもう勝てると思いました。直線では逃げるヒロシゲゴールドが意外に抵抗しましたが、最後は振り切り、後ろからは6番人気のショコラブランが追走。何とか当たるかと思ったところ・・・。出遅れたコパノキッキングは、馬群の中を伸びてコーナーは最内を回ると、直線では外に出して追い込んで来ました。それでも振り切れるかと思ったのですが、最後はヒロシゲゴールドまで交わして2着でゴール。一応押さえてはいたものの完全なトリガミで終わりました。
 キタサンミカヅキの確定単勝オッズは7.8倍。こんなに付くならこっちを買えば良かったです。地元でコース実績もあるのに、どうしてこんなに人気がなかったのでしょう。グリーンチャンネルの出演者も、二人とも本命に推していました。ちょっと地方馬を馬鹿にしすぎじゃないでしょうか。
 一方のコパノキッキング。菜七子騎手は上手く乗ったと思います。出遅れは想定内で、その後コースが開いたラッキーもあったのかもしれませんが、泥んこ馬場にひるむことなく馬群の中を上がっていったのと見た時は、あれっと思いました。勝てはしなかったものの賞金は稼げましたから、私は及第点の騎乗だったと思います。馬券がダメになったのは悔しいですが、負けても少しだけ良かったと思いました。

(中央競馬)これは仕方ない

2019-04-07 18:30:02 | 中央競馬
 今日は桜花賞。

 結局本命サイドで行くことに。本命は減点材料の少ないダノンファンタジー。ただ、競馬ブックで調教診断、直前変わり身診断の両方で高評価のシゲルピンクダイヤが出遅れなければ逆転もあると見て1着受け。2着受けはグランアレグリア、ビーチサンバ。3着受けは内枠で評価を落としたクロスジェネシス、シェーングランツ等としました。

 結果。
 ダノンファンタジーは前半かかっていましたが、鞍上の川田に言わせれば抑えられたとのころ。ダノンファンタジーが4コーナーで早々と先頭に立ち、ダノンがそれを追いかける形。これは朝日杯の再現かと期待したのですが、むしろ差は開く一方。ダノンの方が力尽きてしまい、シゲルピンクダイヤとクロスジェネシスにも交わされてしまいました。一方、早め先頭のグランアレグリアは桜花賞レコードでの圧勝でした。

 これは仕方ありません。ダノンファンタジーは勝ちに行っての失速。私はどちらにしても外れていましたが、仮にダノンを2着に受けていたとしても、1番人気が勝ちに行くのは当たり前ですから、この失速は批判できません。単に、相手の方が強かっただけということです。逆にグランアレグリアは、こちらが本当の姿と言わんばかりの圧勝でした。やはり直行だけに信頼しきれず、かといってダノンを選べばグランもという買い方はできない(人気馬ばかり買っているため、相手を絞ることは必須)ので、グランを1着受けできなかったことは悔いはありません。むしろ、どうせならシゲルピンクダイヤから行くという手はあったかと思います。後になって思うと、ダノンは調教診断、直前変わり身診断とも普通の評価でした。グランは調教が高評価でした(直前変わり身診断は関東馬輸送中のため評価なし)。

 来週の皐月賞はサートゥルナーリアが、グランと同じく今年初戦でのGI挑戦。あやかってほしいものです。

 その前にも、注目のレースがあります。オジュウチョウサンが4連覇を狙う中山グランドジャンプもそうですが、それ以上(?)に注目なのが10日の東京スプリントです。
 注目は、菜七子騎手のコパノキッキング。勝てば、日本人女性騎手のダートグレードレース初制覇となることもあり、相当注目されています。頑張ってほしいですが、馬券は全く買わないつもりです。
 コパノキッキングは逃げても追い込んでも勝てますが、最近は追い込みの競馬が目立ちます。もし、控える戦法を取った場合は、その時点で終了だと思います。失礼ながら、菜七子騎手に馬郡を裁く技術はなく、かといって大外を回るような競馬をすれば、よほどの力差がない限り届かないと思います(現在の馬場状況が分からないので、当日はチェックが必要ですが)。一方、逃げたとしても武豊が逃げ馬に乗っています。幸い、その馬の内を引いたので、好発を決めて先手を取れば、勝てる可能性はあるかと思いますが、最近出遅れることがあるので、電撃戦でハナを切るのは結構大変なのではないかと思います。
 他のJRA勢も、テーオーヘリオスは目下絶不調だし、他は格下ばかり。これなら、状態に問題なければキタサンミカヅキで何の問題もないでしょう。
 最近不調なので、手広く流して当てに行きたいと思っています。

(中央競馬)頭がはたらかない

2019-04-06 20:47:21 | 中央競馬
 今日から福島開催が始まり、藤田菜七子騎手が9レースも騎乗するということで、その様子を見ながら馬券も賭けてみようと思い、福島3Rから馬券を買ってしまいました。

 その福島3R。データマイニングもパドック診断も1着評価は5番人気の2。これを見て買う気になった次第です。相手を5頭選んで馬連で300円ずつ流しました。
 結果。2は見事快勝。相手は1番人気だったものの配当は18.5倍とまずまず。

 福島6R。菜七子騎手の馬が1番人気ながら1着評価。パドック診断も末席ながら挙がったので、これから馬連4点流しで300円ずつ。
 結果。逃げた2番人気が楽勝。菜七子の馬は何とか伸びて2着は確保。9倍だがプラスで満足。

 福島7Rはデータマイニングとパドック診断が全く違ったので1000円に押さえたが、やっぱりハズレ。

 福島9R。データマイニングは4番人気の11が1着評価。パドック診断も上位に挙がったのでこれを本命。ここから6頭へ馬連で300円流し。加えて、データマイニングで上位評価だった11番人気の6の2頭から3連複総流し(100円ずつ)を遊びで買ってみた。
 結果。11は勝負所でぐんぐん上がってきて、これはもらったという感じ。さらに遅れて追い込んできたのが何と6。嘘のようなジャストミート。しかし、10倍と27倍の馬連なので最低でも万馬券になるかと思ったら80倍どまり。3着に2番人気が入ったせいか、3連複は80倍も付かずとんだ拍子抜け。それでも元金10倍なので決して悪くはないのだが・・・。

 そして、今日のメインはオーストラリアのドンカスターマイルです。20頭もいますが、オッズしか見ないので関係ありません。
 今回は、妙味度の波もそこそこあるので、少しやる気になりました。人気馬では15番がいい感じ。一方、人気馬で妙味度が0.7以下と相当少ない馬が4頭(うち1頭は日本馬)もいたので、この馬は頭固定の3連単で買いました。穴狙いで最も妙味率が高いのが9で、続いて7も悪くなかったので、この2頭から3連複で流すことにしました。
 しかし、このレースは発走が15時15分だったので、締め切りは4分前の15時11分だということは十分理解していたのですが、JRAの場合は発走の1分前が締め切りになっているため感覚的に誤解していたのか、気づけば締め切り3分前になっており、それでももたもたしていたらあっという間に1分前。この時点で、肝心の9からの3連複馬券を入力できていなかったため、諦めて打ち込めている分だけでも買おうとしたら、その瞬間に締め切りとなり、全く馬券を買えませんでした。
 パドック診断を見たらさっさと買っているJRA(地方競馬も)の馬券と違い、締め切り直前まで粘る必要があるのが海外馬券だからといって、ちゃんと買うつもりで見ていたレースを買えなかったというのは、ある意味屈辱です。今日は凄く眠いのを我慢して馬券を買っていたので、頭がはたらかなかったのも原因の一つだと思うので、今後はできるだけ眠気を取った状態で取り組みたいです。また、30分くらい前には一応現時点での買い目を入れておいて、その後オッズの動きを見て変更という形を取れば、このようなミスは防げたと思います。

 なお、自分が買う予定だった馬券が当たらないことを祈ってレースを見たところ、勝負所でいい感じに上がっていった15は直線でさっぱり伸びず12着。9も凡走し、7(JRAでは単勝49.8倍の14番人気)は5着とそこそこ健闘しましたが、馬券に絡みそうな雰囲気はありませんでした。勝った20は妙味度も高かったので買っていた(最終的には15と変わらないくらいの妙味度があった)のですが、2着の5は上で書いた0.7以下の馬だったため無印。3着の1は押さえにすぎませんでした。
 当たらなかったので金銭面では損せず済みましたが、外れたら外れたで「もう少し惜しいところまで来てほしかった」と思ってしまいます。

 メインは、阪神と中山が重賞だったこともあり、3場とも買いましたが、阪神牝馬Sは本命の4番人気ミッキーチャームは見事勝ったのに2,3着無印で大荒れ。4,5,6着は買っており、1,4,5着の組み合わせなら800倍×500円で40万円になっていました。それを、4,5着の馬より人気のない馬に阻まれたのですから、それなりの悔しさがあります。福島と中山(NZT)は大ハズレでしたが、どちらも除外が出ていくらか払い出しがありました。最後に福島12Rにも手を出しましたが、こちらはサッパリでした。

 結果として、1万円少々のプラスで終われましたが、前半の儲けを後半に吐き出す形だったのでストレスが溜まりました。そもそも、もし海外馬券を買えていたら赤字でしたし・・・。明日は方向性も分かりません。本命を買うならダノンファンタジーから行くと思いますが、荒れるならとことん荒れそうな気もします。

(中央競馬)連敗続き

2019-04-02 11:30:28 | 中央競馬
 とにかく競馬は絶不調が続いています。

 GI以外もろくに当たらない中迎えた高松宮記念。大波乱になったため当たらないのは仕方ないにしても、勝った比較的人気のミスターメロディを、点数が多くなりすぎることを嫌って買い目から完全に外してしまうという、救いようのない大ハズレ。

 続いてドバイワールドカップ。
 ゴールデンシャヒーンは、日本馬のマテラスカイが人気がなく、加えて他の馬もあまり妙味がなく食指が動かず。予定より賭け金を減らして買ったところ、勝った3は予定どおりも2着にマテラスカイが好走してハズレ。このレースも、妙味率1以下の2が3着に入っており、仮にマテラスカイが予定どおり凡走していても当たっていないところがとにかく残念。
 ドバイターフ。アーモンドアイの妙味率は0.7程度。とにかく、来たら仕方ないと割り切って賭けたところ、アーモンドアイは完勝。こちらも、2着にヴィヴロスが入っていた(2着受けにはしていた)し、本命にした2は最下位に沈んでおり、仮にアーモンドアイが惨敗していても当たっていない。アーモンドアイは、残り300mくらいで私の馬券を諦めるくらいの楽勝でした。本当に凄い馬です。ただ、凱旋門賞に出るのなら、芝質のこともあり切るつもりですが・・・。
 シーマクラシック。ブックメーカーの1,2番人気の2-3組み合わせが、馬単でも18倍(確定で15.1倍)だったため、この組み合わせにぶっこんだ。しかし、締め切り直前で3のオッズがどんどん上がっていった。結果、2は勝ったが3は5着に終わる。2,3着は日本馬。日本馬がいなければ一応当たっていたがかなり遠すぎる。かなり狙い目だと思ったので本当にガッカリ。
 ワールドカップ。ケイティブレイブがまさかの取り消し。妙味率もイマイチで完全にやる気なし。加えて、妙味率1以下だった人気の2が、日本での締め切り後にオッズが下がって妙味率が1を越える始末。ところが、レースでは2が最下位惨敗し、別の妙味率が低い馬が優勝。1着に受けた3と5は揃って惨敗。もう救いようなし。

 物理的(金銭面)にも精神的にも大ダメージを受けた中で買った大阪杯。
 バッサリ切れそうな人気馬が全くおらず、もう割り切ってきって展開が向きそうなキセキを頭固定で手広く流した。
 キセキは好走したが惜しくも2着。1着は状態面で疑問符が付いていたアルアイン。3着も比較的低評価だったワグネリアン。もしキセキが勝っていれば3連単5万馬券を100円だけ買っていたが、それすら取れず。まあ、これまでの救いようのない馬券と比べればマシだったが、精神面でもこれまでのダメージを癒やすほどではなかった。

 来週は桜花賞。もう何を買えば良いのか分からないし、素直にダノンファンタジーを買いましょうか。皐月賞は、スペシャルウィークの孫のサートゥルナーリアを素直に応援しようと思います。この日はウマ娘のラジオの公開収録(私は行きません)があり、レースの10分前に始まるようです。ウマ娘ファンには当然私のような競馬好きも多くいるわけで、彼らに注目のGIレースを見せないつもりなんでしょうか。或いは、レース中継をみんなで一緒に見るのでしょうか。まあ、公開収録ならいずれ聴ける(見れる?)はずなので、楽しみにしたいです。

(アキバ系)久々の貢献リスト

2019-04-02 11:27:42 | アキバ系
 最近全く書いていなかった、アニメ業界への貢献=ブルーレイの購入した作品を挙げておきます。順番は特に意味はありません。

○寄宿学校のジュリエット

 週間少年マガジン連載のマンガが原作ということ。アニメ化まで存在を知りませんでした。
 架空の敵対する二国(といっても、日本と西洋のどこかという感じ)の学生が同じ学校に通っており、学生同士も常に敵対しあっている中、主人公で東和国の1年生のリーダーである犬塚露壬雄(ロミオ)とメインヒロインでウェスト公国のジュリエット・ペルシアが恋人関係になり、お互い周りにバレないように愛を育みながら困難に挑んでいくというストーリー。
 あくまで犬塚はペルシア一筋なのでハーレム系ではないのですが、実質ハーレムに近い状態にはなっています。ヒロインたちはみんな可愛いし、特に犬塚を一途に思いながら、二人の関係を知ってしまう蓮李には本当に幸せになってほしいと思います(笑)。敵対勢力の中には多少嫌な感じのキャラクターもいるし、二人の関係がバレないように付き合う方法はちょっと無理がありすぎ(普通にバレるでしょ)だけど、犬塚の竹を割ったようなサッパリした性格と、ペルシアの清楚でありながら頭脳明晰で活動的な性格のおかげか、見たあとにスッキリした爽快感を感じる作品でした。

○となりの吸血鬼さん

 月間コミックキューン連載のマンガが原作。
 吸血鬼として少女の姿で300年以上生き続けているソフィーが一人で暮らす洋館に、可愛い物が大好きな人間の少女の灯(あかり)が転がり込んで共同生活をするという話。多少の百合要素もあるものの、基本的には「もし吸血鬼が現代で生活するとどんなことが起こるか」をおもしろおかしく描く美少女コメディーです。
 物語の起伏が少なく、登場人物もかなり少ない(主に話に係わっているのはソフィーと灯を含め4人、一部の話で絡んでくる友人を含めても全部で6人)ので、気楽に楽しむことができました。また、灯のことが(友達として以上に)大好きなひなたが、気付けばもう一人の吸血鬼の少女エリーと絡んでいることが多いのですが、ひなたの声優のLynnとエリーの声優和氣あず未は、ウマ娘ではマルゼンスキーとスペシャルウィーク(史実では母の父がマルゼンスキー)であり、この二人も何度か絡んでいることもあり、ウマ娘ファンとしてもおいしい場面でした(笑)。

○うちのメイドがウザすぎる!

 原作は月刊アクション連載のマンガ。内容からすると意外な雑誌です。
 主人公のミーシャは母がロシア人の小学2年生の少女。母を亡くし、日本人の父親(実の父親ではない)と二人で暮らしている。母を亡くしたショックで家に引きこもり、父親が雇った家政婦も、母親との思い出に足を踏み入れて欲しくないという思いから、無理矢理追い出してしまう。そんな中、新しく雇われた家政婦の鴨居つばめは元自衛官で鋼の肉体を持ち、更に「初潮を過ぎた子には興味がない」と言ってはばからないロリコンの女性だった。前置きが長くなりましたが、簡単に言うと「おねロリ(お姉さんと幼い少女)」の美少女コメディーです。
 つばめはミーシャの妨害をものともせず、愛するミーシャのために誠心誠意尽くそうそしますが、時々(しょっちゅう)愛が暴走してしまいます。そんなつばめをミーシャは毛嫌いしますが、徐々に打ち解けていきます。つばめは今までにないほどの個性を詰め込んだキャラクターで、インパクトは抜群です。ミーシャは、喋る内容などがどう考えても小学2年生とは思えないほど大人びていますが、おかげでストーリーのテンポが良く、動画工房のアニメーション技術も上手くかみ合って、かなり話題になった作品です。
 ただ、最後の終わり方が正直不満でした。ミーシャは母を亡くして心に傷を負っているので、深刻な話を挟むことは構わないと思いますが、全12話しかないのに最後の2話をほとんど深刻な話にしてしまったのは、さすがに違うと思いました。序盤は多かったつばめの筋肉要素も後半はほとんどなかったし、前半の(私のこの作品に対する評価の)貯金があったのでブルーレイの購入をやめませんでしたが、ニコ動の再生数も、最終話などはそれまでずっと勝っていた「となりの吸血鬼さん」に負けるほど激減しました。他の人も同じように思った人が多かったのではないかと思います。

○ハイスコアガール

 原作は月間「ビッグガンガン」連載のマンガ。
 実名の(主にアーケード)ゲームが数多く登場する。アニメ化前には、版権の問題でSNKと揉めることもあったが、どうやら円満に解決したらしく、SNKのゲームもちゃんと登場する。
 主人公のハルオ(春雄)はスタート当初小学6年生で、時代は1990年代。ゲーセンの格闘ゲームで実力を発揮してたが、そこへクラスメイトで成績優秀な美少女の晶が現れ、ハルオ以上の実力を見せつける。これをきっかけに、二人はちょっと不思議な関係となる。その後二人は成長していき、後半は中学生になっている。
 レトロアーケードゲームが大好きな私としては放送前から期待していましたが、正直、ハルオたちが私より少し若いことに加え、私があまり格闘ゲームに取り組んでいないので、内容としては時代のギャップを感じました。それでもブルーレイ購入を決意したのは、原作の出版社がゲーム会社(スクウェア・エニックス)であるにも係わらず多くのライバルゲームメーカーから協力を取り付け、実際のゲーム画面をアニメに取り込むという拘りようもあるのですが、一番の理由が、この作品がラブロマンスの面で非常に優れた作品だと思ったからです。気持ちの表現どころか喋ること自体苦手で台詞がうなることくらいしかないのに、密かにハルオのことを思っていて、その感情をところどころで出している晶、中学編から登場し、好きになったハルオのために努力してゲームの実力を上げるも、ハルオの気持ちに気付き思いを伝えられない小春、そして、勉強嫌いなのに成績優秀な晶と同じ学校に通いたくて必死に勉強する(しかし落ちる)ハルオ。もどかしいながらもドロドロした面がないせいか、ただせつなくなる展開は今思いだしても涙を誘います。正直、ゲームよりこちらの面に感銘を受けたことがブルーレイ購入のきっかけになりました。
 なお、アニメの最終回ではお話が完全に終わらず、続きが描かれることが発表されました。この時点でブルーレイ購入を決めていたので、私は素直に喜びましたが、続きは有料配信でしか放送されないこととなったため、かなり批判されました。ウマ娘も同様に14話から16話が作られて、現時点ではテレビで放送されていませんが、そちらは13話で完全にお話を終わらせていたため批判されることはありませんでした。そう考えると、この手法はちょっと露骨かなという気もします(むしろ、そこまでするなら最初から有料配信だけにするべきだった)。
 なお、10月より2期放送開始が決定したようです。

○上野さんは不器用

 原作は「ヤングアニマル」連載のマンガ。
 女子中学生の上野さん(下の名前は不明)は科学部の部長を務め、天才的な頭脳で発明品を作り上げるが、密かに思いを寄せる後輩の田中(男子、下の名前は不明)に発明品を利用してその思いを届けようとするが、この方法があまりに回りくどく、田中には全く伝わらない。1年生部員の山下(女子)は、先輩をフォローしようとするも、恋愛下手な上野や朴念仁の田中に振り回されていつもイライラしている。奇想天外な学園ラブコメディ。
 かなり下品な表現があるため、多少人を選ぶ面もありますが、15分アニメの中に毎回独立した話が2話入っているのでテンポがよく、気軽に楽しめます。上野さんは、発明品を使うところでは濾過した自分のオシッコを田中に飲ませようとするなど、かなり強引で大胆な作戦を思いつくも、いざ実行すると田中と手をつないだだけで赤面してその場から逃げ出してしまうほどピュアな女の子で、これは過去に放送された「B型H系」の主人公の山田(女子、下の名前は不明(笑))に通じるところがあります。
 もちろんストーリーも面白いのですが、このブルーレイを購入する決め手となったのは上野役の声優、芹沢優の演技。声優アワードの記事でも書きましたが、これまで多く演じてきた正当派ヒロインとは少しかけ離れた低めの声を使い、発明品の説明での長台詞や各種の下ネタはもちろんのこと、奇声、裏声、田中の声マネなど、数々の技術を伴う演技を要求されながら、それに見事に応えているのです。一方で、2話ごとに変わるエンディングの歌も全曲担当し、ジャンルの違う歌を上野として歌いきっています。特に最終回で使われたものは、最終回らしくしんみりさせられる歌だったのですが、一方で背景では田中とのあまり思い出したくない思い出が走馬灯のように流れるもので、歌との激しいギャップで最後まで笑わせてもらいました。エンディングテーマ集のCDも買おうと思っています。
 原作も買いましたが、まだ使っていないお話も結構あるので、2期があるのではないかと期待しています。

○私に天使が舞い降りた!

 原作はコミック百合姫原作のマンガ。
 2期連続で動画工房が手がける「おねロリ」作品。今度の主人公の女子大生の星野みやこは、引っ込み思案で他人と話すことが苦手な性格。ある日、実の妹が連れてきた友達の女の子(小学5年生)の白咲花かわいさに一目惚れしてしまう。みやこは花に自分が作ったコスプレ衣装を着てもらうために積極的にアプローチを仕掛ける。
 基本的にはドタバタコメディーで、お風呂演出は毎週必ずありますがエロ描写、下品な描写は全くありません。とにかくテンポが良く、毎回笑顔にさせられる展開で、ニコ動の再生数も当初からウザメイド(うちのメイドがウザすぎる)を上回りました。特に、9話はまさに神回と言うしかなく、序盤は意外なイケメンぶりを発揮するみやこの妹のひなたと、ひなたの魅力に堕ちてしまっているノア(改めて見直すと、ひなたに「かわいい」と言われて照れたり、ひなたに抱きつかれて喜んだりと、ひなたに惚れていると思わせるシーンが何度かある)のデートシーンは何度見ても顔が緩んでしまいます。後半も、花がみやこに対し、色々あって「みやこお姉ちゃん」と呼びかけるシーンは、みやこと一緒に昇天してしまいそうでした(笑)。
 そして、こちらも最後の展開に賛否がわき起こりました。ウザメイドのような深刻なお話にはなりませんでしたが、最終回の半分以上が、子供たちが演じる演劇の様子が延々と流れたのです。私も、最初見た時は、いったい何を見せられているのかと混乱し、また子供たちが劇中で空を飛んだり、劇のセットがとても自作のものとは思えないなど現実離れしすぎていて、途中からはまともに見ていませんでしたが、もう一度見直してみて、途中からみやこのイメージ映像に切り替わったことが理解できると、素直に劇の内容を受け入れることができました。アニメーション自体は、最終話とは思えない力の入れようで、また子供たちが歌う劇中歌も実に見事だったのですが、正直そこまでしなくても、無難に日常的な風景を描いて終わらせても良かったのではないかとも思います。それでも、エンディング(曲はオープニングのもの)が流れた後にこの日初めて登場した入浴シーンになり、みやこが一人で入っているところに、突然子供たちが乱入してくるところで終わるという演出は、それだけみやこと花が打ち解けた(以前ならみやこを警戒して一緒に入浴することは絶対になかった)ことを端的に表現しており、スッキリした終わり方だったとも思います。
 ちなみに、ニコ動でのこのアニメの再生数では、最終話は全話中最低の24.8万再生。次に少ないのが5話の30.8万再生なので、やはり大きく下げてしまいました。なお、現在も無料で見られる1話以外で一番多いのは「神回」の9話で42.1万再生でした。