8月末に新たに加入した民間ポータルサイト、TIPSTARについて。
方向性がかなり変わっています。ソーシャルゲームで良く見られる要素がふんだんに盛り込まれています。TIPSTARを語る上で外せないパラメーターを説明します。
TIPマネー・・・いわゆる投票ポイントで、これを賭けて当たると払戻が現金になる(ただし、2か月放置すると勝手にTIPマネーにチャージされてしまうので注意)。銀行口座やクレジットカードからチャージするが、稀に車券を当てた時等に追加でもらえることもある。
TIPメダル・・・これもTIPマネーと同様に投票することができるが、当たった場合払い戻されるものはお金ではなくガチャポイントになる。例えば1000枚メダルを賭けて5倍を当てれば5000ガチャポイントがもらえるが、追加でボーナスガチャポイントがつくことも多い。ログインボーナスなどでミッションクリアで無料でもらえる他、TIPマネーの投票等でももらえることがある。
ガチャポイント・・・ガチャを回せる。運が良ければTIPマネーを獲得できるが、外れても必ずプライズポイントを獲得できる。
プライズポイント・・・TIPマネーやアマゾンギフトに交換できる。アマゾンギフトへの交換はTIPマネーの3倍のプライズポイントが必要なので、TIPマネーに交換した方が確実にお得だが、身分証明などを行っていない場合はアマゾンギフトにしか交換できないらしい。
ミッションについては、1日ごとにリセットされるデイリーミッションと、基本的にリセットされないチャレンジミッションがあり、クリアすれば各種ポイントが獲得できます。期間限定ミッションが設定されることもあります。獲得できるのは、基本的にTIPメダルですが、稀にTIPマネー等他のアイテムを獲得できる場合もあります。
TIPメダルの価値について。
普通に賭けてもいいですが、ある程度やりこむとどんどんメダルが貯まるので使い切れません。そこで、2連複に配分を考慮して全通り賭けなどを行い、事務的にガチャポイントに変換しています。当てればなんだかんだで追加ボーナスがもらえるので、9割くらいをガチャポイントに変えることができますが、ということで9割で計算することにします。100万メダル→90万ガチャpt
ガチャはノーマルとスペシャルがあり、ノーマルは1回2000pt、スペシャルは1回2万pt必要で、いずれも10回まとめて回すことが可能です。1等から10等まであり、7等以上が当たればTIPマネー獲得となりますが、私は1度も当たったことありません。8等以下の場合はプライズポイント獲得となりますが、10等でも獲得できるptが6~14pt程度(ノーマルガチャの場合)とバラつきがあります。2000pt使って平均12プライズptを獲得できるといったところでしょうか。90万ガチャpt→5400プライズpt。
5400プライズptは、TIPマネーに換算すると54円です。従って、100万メダル持っていても、その価値はお金換算で50円分程度にしかならないということです。もし一発でもTIPマネーが当たれば違うかもしれませんが、今のところメダル目的でミッション等に参加する価値はほとんどないと言わざるをえません。噂によると、昔は7等以上が簡単に当たっていたらしいです。
なお、スペシャルガチャは50回(100万pt)引くごとに100円もらえます。これを合わせれば100万ptごとに150円程度となるわけですが、これでも少ないと思います。
それ以外の還元については、9月については9月1日にチャージの15%のTIPマネー上乗せが行われた上、平日は3%、土日は5%も、投票額に対する還元が行われました。単純計算で土日は20%ものすさまじい還元です。その後も、チャージの10%還元は9月中の土日に毎週実施されました。こちらは5万円以上のチャージが条件なので、カードも使えます(月30万円まで)。2%還元のカードなら単純計算で合計12%、土日の投票額に対する5%を考慮したら単純計算で17%にのぼります。
マルチについて。
スマホ限定で、位置情報を使うことにより、近くにいる人とマルチというグループを組むことができます。このグループは1レースごとに組まれるもので、レースが終わって結果が出れば即解散されます。マルチ相手にメッセージを送ることもできないので、逆に他の相手から何か言われることもありません。
最初は意味がよく分からず、避けていたのですが、デメリットは自分の買い目をグループの相手に晒すことになるくらいで、マルチを組むとTIPマネーのボーナスを通常より多くもらえることもあるので、この程度のデメリットなら甘受できると思います。たまに驚くようなボーナスが付くこともあり、1380円当たっただけなのに400円以上ボーナスが付いたことがあります。
しかし、ネットでやってるのに位置情報で近くにいる人としかマルチができないシステムは正直意味が分かりません。岡山よりは東京に住んでいる人の方が有利になるし、岡山より田舎に住んでいる人はもっと不利になり、下手すればデイリーミッションすらクリアできない人もいるのではないでしょうか。また、マルチを募集したり申し込んだりすると、メンバーが確定するまではその画面から移動することができません(移動した場合はマルチから抜けることになる)。募集をかけた人がメンバーを確定させると移動できるようになりますが、4人に満たない場合は基本的に揃うまで待つことが多く、或いは募集を賭けた人がほったらかしにしていたら、車券が締め切られるまで何もできなくなります。ところが、同じIDでログインした他のスマホやパソコンのブラウザでは普通に車券を買うことができ、その結果はマルチにも普通に反映されます。どうしてこんな煩わしいシステムにしたのか、全く意味が分かりません。
(追記)マルチはLINEを使って遠くに住んでいる人とも組むことができるようですが、私はそもそもLINEを普段使っていないので、どのように使うか分かりません。これを使えば、地方に住んでいる人でもマルチができるようです。
肝心の投票システムについて。
最初に言っておきますが、ウィンチケットやKドリームスと比較すると、圧倒的に不満が多いです。キャンペーンがなければ、即使うのをやめたいくらいです。
一番大きな不満が、投票成績照会がないことです。私は多くのレースに投票するスタイルなので、今の自分の成績がどの程度なのか、自分で管理して把握するのは大変です。ウィンチケットは、1日の成績、1か月の成績、1年の成績を簡単に見ることができ、各レースの確定直後にはデータが更新されるという非常に優秀なものです。Kドリームスは、ウィンチケットには劣り、1日単位の成績を見ることはできなくても、1か月、1年の成績は、5年前の成績でも紹介可能です。それに対し、TIPSTARにはそのような機能は全くないようです。仕方ないので、TIPマネー残高と払戻金を自分で管理して投票成績を確認するしかありません。従って、TIPSTARの成績は投資額が投票還元の分だけ減ってしまう(千円賭けて5%還元があると、投資額は950円になってしまう)ので、少し回収率が高めに出てしまいます。
続いて、投票システムの使いにくさです。オッズ分析で買う時は、ブラウザではオッズ投票が使えず、スマホは縦一列にオッズが並ぶためかなり使いにくく、締め切りに間に合わず買いたいものが全て買えないこともよくあります。一方本命狙いの時も、他社では例えば1,2の2車単表裏と2車複を一括で買うことができますが、TIPSTARではこれができず、2車単で買って、追加で2車複を買うという余計な操作が必要です。
更に、資金の自動配分もできません。オッズに応じて配当が均等になるように配分できる機能は、今や必須と言ってもいい機能だと思うのですが、TIPSTARでは使えません。先ほどの、メダルのガチャptへの変換も、自動配分があればもっと簡単にできるのですが、機能がないので自分でエクセル等を使って計算し、1つずつ自分で打ち込むしかありません。そのため、5車のように打ち込みやすい(2連複で10通りしかない)レースでメダルの変換を行っています。
続いて、レースの動画に対し非常に不満があります。ウィンチケットはこの点も非常に使いやすく、ブラウザでもアプリでも、ウィンチケット(アベマTV)が製作しているオリジナル動画か、各競輪場が配信している動画を簡単に見ることができますが、TIPSTARではレース中の動画しか見ることができません。しかも何の意味があるのか、レース中に意味不明なBGMが流れるのが実に鬱陶しいです。そのため、基本的にTIPSTARで車券を買っても、動画はウィンチケットで見ることが多いです。
・・・と書いていたのですが、PIST6(後述)の開始を前に、大幅なシステム改善が行われました。オッズ投票や資金分配ができるようになりました。この点についてはかなり使いやすくなったと思います。しかし、レースのBGMは相変わらずだし、見たくもないのに動画(知らない芸能人が3人一組で車券を予想しレースを見る番組が何チャンネルか放送されている)が勝手に再生されて音まで流れるのことがあるのは困りものです。
その他のイベントについて。
前月から告知されていましたが、26日までは平日のポイントバックが3%、土日は5%という破格のレートになっているので、土日はイベント以外できるだけTIPSTARで買うようにしました。
向日町の記念では、払戻金が合計1万円に到達したら10万メダル、2万円で更に20万メダル、3万円で更に30万メダルもらえるイベントがありました。本気でやる気はありませんでしたが、そこそこ当たったおかげで3万円達成できました。とはいえ、全部もらっても60万メダルで、上で書いたとおり数十円の価値しかありません。
松坂記念では、万車券を当てたらメダルがもらえるという企画ですが、TIPマネーで当てないといけません。それでもらえるのは最高60万メダルですから話になりません。
そんな中、岐阜で開催されたG2共同通信社杯の最終日において、3連単チャレンジが実施されました。的中ノルマは6レースと多いものの、報酬は何と1万ポイント(もちろんTIPマネー)です。荒れないことを祈って挑戦したのですが・・・。
11レース制になったのは予想通りも、1Rから5Rまで万車券が続き、6Rも80倍台となり全く当てられず終了。加えて2車単などの車券もほとんど当たらず、唯一当たったはずのレースは、ウマ娘で当日実装されてあっさり引けたアグネスデジタルの育成をしてたら締め切り直前になって買えず(まあ当たっていても2千円ちょっとくらいだけど)。決勝戦は、グランプリレーサー山口幸二の息子山口拳矢が優勝するまでは良かったものの大本命新田が2着に入れず、3着も4着も押さえていたのに買っていない選手が2着に入り踏んだり蹴ったり(もし新田が2着なら1万円近くになっていた)。ただ、決勝戦で参加していたマルチが、参加者の一人が588倍の3連単をTIPマネーで当てたことが功を奏したのか、外れた私にも3千円近くボーナスマネー(換金はできないがお金として普通に賭けることができる)が振り分けられました。
そして、24日に27日以降の還元について発表されたのですが、これがもう唖然とさせられるものでした。良い意味で・・・。
何と、全日7%の還元(ワイド、オートの単勝は除く)。更に、10月2日にスタートする新しい競輪(ケイリンと書くべきか)、PIST6への投票なら、単勝、ワイドも含めて9%の還元になります。10月1日には、再び30万円以上のチャージで15%ボーナスが実施されるため、PIST6への投票なら合計24%還元、更に更に10月からクレジットカードでも1回で50万円(1か月の限度額も50万円)のチャージができるようになるので、LINE PAYカードの2%還元なら26%の還元です。ホントに大丈夫かTIPSTAR。
あと、キャンペーンの一環としてEXILEが躍るテレビCMをこれでもかと流していますが、一見競輪投票アプリだと分からないようなCMで、興味のない人にはあまり記憶に残らないのではないかと思います。
PIST6について。(10.6追記)
基本ルールはオリンピックやガールズ競輪とほぼ同じです。特徴を挙げます。
①250mのバンク6周で競う。
②ラインは組まない。
③競りや押上げ、押圧等は禁止。
④誘導員は残り3周で自動的に退避。
⑤1日2走することもできる。初週の開催は基本的に2日で4走し優勝を争った。開催前日にタイムトライアルがあり、この時計を基にレースの組み合わせが決まる(番号が若いほどタイムトライアルの成績が良い)。タイムトライアルとレース2回の成績を点数化し、上位18人が準決勝進出。準決勝は2着までが決勝に出られる。
⑥発売される車券は、枠を除く通常賭け式に加え、単勝式も発売される。買えるのはネット(TIPSTAR)のみ。本場で買うこともできない。
これに影響されたか、ウィンチケット、Kドリームスも対抗措置を取ってきました。
ウィンチケットは、毎月の初回チャージ3%に加えて12%の還元を上乗せし、トータル15%の還元を10月1日限定で実施しました。限度は999,900円までです。しかし、以前のようなLINE PAYの2%割引がないため、カードの限度額である40万円のチャージにとどめました。
一方、Kドリームスの方も、1日の10%増量キャンペーンについて、50万円の限度額と撤廃しました。総還元額の限度もありません。とはいえ他とは見劣りする10%だし、まだ投票ポイントにも余裕があるので、今回は貯まっていた払戻金とカードの限度額(5万円)のチャージにとどめました。
こうやって競争することで還元が増えるのはありがたいですが、少しチキンレースのようになっている気もします。今後が心配になります。
方向性がかなり変わっています。ソーシャルゲームで良く見られる要素がふんだんに盛り込まれています。TIPSTARを語る上で外せないパラメーターを説明します。
TIPマネー・・・いわゆる投票ポイントで、これを賭けて当たると払戻が現金になる(ただし、2か月放置すると勝手にTIPマネーにチャージされてしまうので注意)。銀行口座やクレジットカードからチャージするが、稀に車券を当てた時等に追加でもらえることもある。
TIPメダル・・・これもTIPマネーと同様に投票することができるが、当たった場合払い戻されるものはお金ではなくガチャポイントになる。例えば1000枚メダルを賭けて5倍を当てれば5000ガチャポイントがもらえるが、追加でボーナスガチャポイントがつくことも多い。ログインボーナスなどでミッションクリアで無料でもらえる他、TIPマネーの投票等でももらえることがある。
ガチャポイント・・・ガチャを回せる。運が良ければTIPマネーを獲得できるが、外れても必ずプライズポイントを獲得できる。
プライズポイント・・・TIPマネーやアマゾンギフトに交換できる。アマゾンギフトへの交換はTIPマネーの3倍のプライズポイントが必要なので、TIPマネーに交換した方が確実にお得だが、身分証明などを行っていない場合はアマゾンギフトにしか交換できないらしい。
ミッションについては、1日ごとにリセットされるデイリーミッションと、基本的にリセットされないチャレンジミッションがあり、クリアすれば各種ポイントが獲得できます。期間限定ミッションが設定されることもあります。獲得できるのは、基本的にTIPメダルですが、稀にTIPマネー等他のアイテムを獲得できる場合もあります。
TIPメダルの価値について。
普通に賭けてもいいですが、ある程度やりこむとどんどんメダルが貯まるので使い切れません。そこで、2連複に配分を考慮して全通り賭けなどを行い、事務的にガチャポイントに変換しています。当てればなんだかんだで追加ボーナスがもらえるので、9割くらいをガチャポイントに変えることができますが、ということで9割で計算することにします。100万メダル→90万ガチャpt
ガチャはノーマルとスペシャルがあり、ノーマルは1回2000pt、スペシャルは1回2万pt必要で、いずれも10回まとめて回すことが可能です。1等から10等まであり、7等以上が当たればTIPマネー獲得となりますが、私は1度も当たったことありません。8等以下の場合はプライズポイント獲得となりますが、10等でも獲得できるptが6~14pt程度(ノーマルガチャの場合)とバラつきがあります。2000pt使って平均12プライズptを獲得できるといったところでしょうか。90万ガチャpt→5400プライズpt。
5400プライズptは、TIPマネーに換算すると54円です。従って、100万メダル持っていても、その価値はお金換算で50円分程度にしかならないということです。もし一発でもTIPマネーが当たれば違うかもしれませんが、今のところメダル目的でミッション等に参加する価値はほとんどないと言わざるをえません。噂によると、昔は7等以上が簡単に当たっていたらしいです。
なお、スペシャルガチャは50回(100万pt)引くごとに100円もらえます。これを合わせれば100万ptごとに150円程度となるわけですが、これでも少ないと思います。
それ以外の還元については、9月については9月1日にチャージの15%のTIPマネー上乗せが行われた上、平日は3%、土日は5%も、投票額に対する還元が行われました。単純計算で土日は20%ものすさまじい還元です。その後も、チャージの10%還元は9月中の土日に毎週実施されました。こちらは5万円以上のチャージが条件なので、カードも使えます(月30万円まで)。2%還元のカードなら単純計算で合計12%、土日の投票額に対する5%を考慮したら単純計算で17%にのぼります。
マルチについて。
スマホ限定で、位置情報を使うことにより、近くにいる人とマルチというグループを組むことができます。このグループは1レースごとに組まれるもので、レースが終わって結果が出れば即解散されます。マルチ相手にメッセージを送ることもできないので、逆に他の相手から何か言われることもありません。
最初は意味がよく分からず、避けていたのですが、デメリットは自分の買い目をグループの相手に晒すことになるくらいで、マルチを組むとTIPマネーのボーナスを通常より多くもらえることもあるので、この程度のデメリットなら甘受できると思います。たまに驚くようなボーナスが付くこともあり、1380円当たっただけなのに400円以上ボーナスが付いたことがあります。
しかし、ネットでやってるのに位置情報で近くにいる人としかマルチができないシステムは正直意味が分かりません。岡山よりは東京に住んでいる人の方が有利になるし、岡山より田舎に住んでいる人はもっと不利になり、下手すればデイリーミッションすらクリアできない人もいるのではないでしょうか。また、マルチを募集したり申し込んだりすると、メンバーが確定するまではその画面から移動することができません(移動した場合はマルチから抜けることになる)。募集をかけた人がメンバーを確定させると移動できるようになりますが、4人に満たない場合は基本的に揃うまで待つことが多く、或いは募集を賭けた人がほったらかしにしていたら、車券が締め切られるまで何もできなくなります。ところが、同じIDでログインした他のスマホやパソコンのブラウザでは普通に車券を買うことができ、その結果はマルチにも普通に反映されます。どうしてこんな煩わしいシステムにしたのか、全く意味が分かりません。
(追記)マルチはLINEを使って遠くに住んでいる人とも組むことができるようですが、私はそもそもLINEを普段使っていないので、どのように使うか分かりません。これを使えば、地方に住んでいる人でもマルチができるようです。
肝心の投票システムについて。
最初に言っておきますが、ウィンチケットやKドリームスと比較すると、圧倒的に不満が多いです。キャンペーンがなければ、即使うのをやめたいくらいです。
一番大きな不満が、投票成績照会がないことです。私は多くのレースに投票するスタイルなので、今の自分の成績がどの程度なのか、自分で管理して把握するのは大変です。ウィンチケットは、1日の成績、1か月の成績、1年の成績を簡単に見ることができ、各レースの確定直後にはデータが更新されるという非常に優秀なものです。Kドリームスは、ウィンチケットには劣り、1日単位の成績を見ることはできなくても、1か月、1年の成績は、5年前の成績でも紹介可能です。それに対し、TIPSTARにはそのような機能は全くないようです。仕方ないので、TIPマネー残高と払戻金を自分で管理して投票成績を確認するしかありません。従って、TIPSTARの成績は投資額が投票還元の分だけ減ってしまう(千円賭けて5%還元があると、投資額は950円になってしまう)ので、少し回収率が高めに出てしまいます。
続いて、投票システムの使いにくさです。オッズ分析で買う時は、ブラウザではオッズ投票が使えず、スマホは縦一列にオッズが並ぶためかなり使いにくく、締め切りに間に合わず買いたいものが全て買えないこともよくあります。一方本命狙いの時も、他社では例えば1,2の2車単表裏と2車複を一括で買うことができますが、TIPSTARではこれができず、2車単で買って、追加で2車複を買うという余計な操作が必要です。
更に、資金の自動配分もできません。オッズに応じて配当が均等になるように配分できる機能は、今や必須と言ってもいい機能だと思うのですが、TIPSTARでは使えません。先ほどの、メダルのガチャptへの変換も、自動配分があればもっと簡単にできるのですが、機能がないので自分でエクセル等を使って計算し、1つずつ自分で打ち込むしかありません。そのため、5車のように打ち込みやすい(2連複で10通りしかない)レースでメダルの変換を行っています。
続いて、レースの動画に対し非常に不満があります。ウィンチケットはこの点も非常に使いやすく、ブラウザでもアプリでも、ウィンチケット(アベマTV)が製作しているオリジナル動画か、各競輪場が配信している動画を簡単に見ることができますが、TIPSTARではレース中の動画しか見ることができません。しかも何の意味があるのか、レース中に意味不明なBGMが流れるのが実に鬱陶しいです。そのため、基本的にTIPSTARで車券を買っても、動画はウィンチケットで見ることが多いです。
・・・と書いていたのですが、PIST6(後述)の開始を前に、大幅なシステム改善が行われました。オッズ投票や資金分配ができるようになりました。この点についてはかなり使いやすくなったと思います。しかし、レースのBGMは相変わらずだし、見たくもないのに動画(知らない芸能人が3人一組で車券を予想しレースを見る番組が何チャンネルか放送されている)が勝手に再生されて音まで流れるのことがあるのは困りものです。
その他のイベントについて。
前月から告知されていましたが、26日までは平日のポイントバックが3%、土日は5%という破格のレートになっているので、土日はイベント以外できるだけTIPSTARで買うようにしました。
向日町の記念では、払戻金が合計1万円に到達したら10万メダル、2万円で更に20万メダル、3万円で更に30万メダルもらえるイベントがありました。本気でやる気はありませんでしたが、そこそこ当たったおかげで3万円達成できました。とはいえ、全部もらっても60万メダルで、上で書いたとおり数十円の価値しかありません。
松坂記念では、万車券を当てたらメダルがもらえるという企画ですが、TIPマネーで当てないといけません。それでもらえるのは最高60万メダルですから話になりません。
そんな中、岐阜で開催されたG2共同通信社杯の最終日において、3連単チャレンジが実施されました。的中ノルマは6レースと多いものの、報酬は何と1万ポイント(もちろんTIPマネー)です。荒れないことを祈って挑戦したのですが・・・。
11レース制になったのは予想通りも、1Rから5Rまで万車券が続き、6Rも80倍台となり全く当てられず終了。加えて2車単などの車券もほとんど当たらず、唯一当たったはずのレースは、ウマ娘で当日実装されてあっさり引けたアグネスデジタルの育成をしてたら締め切り直前になって買えず(まあ当たっていても2千円ちょっとくらいだけど)。決勝戦は、グランプリレーサー山口幸二の息子山口拳矢が優勝するまでは良かったものの大本命新田が2着に入れず、3着も4着も押さえていたのに買っていない選手が2着に入り踏んだり蹴ったり(もし新田が2着なら1万円近くになっていた)。ただ、決勝戦で参加していたマルチが、参加者の一人が588倍の3連単をTIPマネーで当てたことが功を奏したのか、外れた私にも3千円近くボーナスマネー(換金はできないがお金として普通に賭けることができる)が振り分けられました。
そして、24日に27日以降の還元について発表されたのですが、これがもう唖然とさせられるものでした。良い意味で・・・。
何と、全日7%の還元(ワイド、オートの単勝は除く)。更に、10月2日にスタートする新しい競輪(ケイリンと書くべきか)、PIST6への投票なら、単勝、ワイドも含めて9%の還元になります。10月1日には、再び30万円以上のチャージで15%ボーナスが実施されるため、PIST6への投票なら合計24%還元、更に更に10月からクレジットカードでも1回で50万円(1か月の限度額も50万円)のチャージができるようになるので、LINE PAYカードの2%還元なら26%の還元です。ホントに大丈夫かTIPSTAR。
あと、キャンペーンの一環としてEXILEが躍るテレビCMをこれでもかと流していますが、一見競輪投票アプリだと分からないようなCMで、興味のない人にはあまり記憶に残らないのではないかと思います。
PIST6について。(10.6追記)
基本ルールはオリンピックやガールズ競輪とほぼ同じです。特徴を挙げます。
①250mのバンク6周で競う。
②ラインは組まない。
③競りや押上げ、押圧等は禁止。
④誘導員は残り3周で自動的に退避。
⑤1日2走することもできる。初週の開催は基本的に2日で4走し優勝を争った。開催前日にタイムトライアルがあり、この時計を基にレースの組み合わせが決まる(番号が若いほどタイムトライアルの成績が良い)。タイムトライアルとレース2回の成績を点数化し、上位18人が準決勝進出。準決勝は2着までが決勝に出られる。
⑥発売される車券は、枠を除く通常賭け式に加え、単勝式も発売される。買えるのはネット(TIPSTAR)のみ。本場で買うこともできない。
これに影響されたか、ウィンチケット、Kドリームスも対抗措置を取ってきました。
ウィンチケットは、毎月の初回チャージ3%に加えて12%の還元を上乗せし、トータル15%の還元を10月1日限定で実施しました。限度は999,900円までです。しかし、以前のようなLINE PAYの2%割引がないため、カードの限度額である40万円のチャージにとどめました。
一方、Kドリームスの方も、1日の10%増量キャンペーンについて、50万円の限度額と撤廃しました。総還元額の限度もありません。とはいえ他とは見劣りする10%だし、まだ投票ポイントにも余裕があるので、今回は貯まっていた払戻金とカードの限度額(5万円)のチャージにとどめました。
こうやって競争することで還元が増えるのはありがたいですが、少しチキンレースのようになっている気もします。今後が心配になります。