アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチスロ)実に情けない

2020-03-22 07:55:47 | パチスロ
 いろんな意味で話題のパチスロ「いろはに愛姫」を打ちました。
 大都技研の「政宗」のスピンオフで、史実でも伊達政宗の正室である愛姫が主人公となっています。大河ドラマ「独眼竜政宗」を見ていた世代の人は難なく読めると思いますが、「めごひめ」と読みます(パチスロを打っていればキャラクターのセリフで読み方が分かります)。大河ドラマでは、幼少時代の愛姫を後藤久美子が演じて話題になりましたが、パチスロの方は豊崎愛生(とよさきあき)が演じています。「愛姫」は「あき」とも読めそうな感じですが、名前で決めたのでしょうか(笑)。なお、愛姫の侍女であるツバキを演じるのは日笠陽子で、けいおん!コンビのそろい踏みとなっています。

 スペックとしては分かりやすいです。通常時は、とりあえずボーナスを目指します。REGは40枚獲得して終了し、その後はほぼ特典がありません(ART中のREGは特典があります)。ただの「40枚小役」です。一方BIGは、150枚獲得した上でART突入も確定します。ARTは1Gあたり0.3枚しか増えませんが、1回のBIGで最低30G(ART中のBIGは最低10G)、平均100Gくらい継続するため、地味に増やしながら次のボーナスを待つ形となります。一気にドル箱を積み上げることはなくても、噛み合えば1000枚くらい出ることはあります。
 そして、今回話題となっているのが、BIG中に出現する3択当てです。最初にどのリールを止めたかで、青7リプレイが並んで、ゲーム数上乗せとなるのですが、設定によりどこかのリールに偏るのです。設定は「左」「中」「右」「6(これのみ偏りなし)」の4段階で、設定6以外は、その偏り以外のスペックは全く変わらず、例えば設定左なら、3択の選択率は左が50%となり、それ以外は25%ずつとなります。そのため、いかに早く設定を見抜くかが鍵となるのです。もし、設定が分かっていて、その有利なリールを毎回止めた場合、機械割は104%になるということです。ところが、この設定判別が簡単すぎて、たやすく見抜かれてしまい、等価のホールでは全く使えない状況となり、新台なのに早々と外されているということです。今回、幸運にも等価(46スロ)の店で打つことができました。

 実践では、5Kで無事BIGを引き、最初の三択チャレンジでは右を選ぶも失敗。次に中を選ぶと成功したので、それ以降はずっと中を選んでいたら、どうも中が正解だったようです。あまりにあっけなく設定判別に成功してしまったのですが、普通の引きだったとしても、BIG数回で判別できそうな感じです。途中、8回くらい連続で外れることもあり、成功率は終始50%を下回って推移したものの、最終的には試行264回に対し成功130回程度に収まりました(記録が消えてしまったので、少し違うかもしれません)。
 途中、BIG間で800G程度のハマリはあったものの、終盤は順調すぎるほど噛み合い、結果は2500枚を超える黒字。104%どころか、設定6の106%も大幅に超える黒字で終わりました。

 打つ時のポイントについて。
 通常時は、基本的にチャンス目(3種類)からの同時成立待ちとなります。チャンス目が出た場合は、確定演出まで6Gくらいかかることもあるので、すぐにボーナスを揃えにかかった方が効率的です。右リール中段にBAR図柄をビタ押しし、ビタ止まりならそのままREGを狙います(並ばないこともあります)。4コマ滑って赤7が中段まで滑ってきた場合は、目押しが正確ならBIG確定。赤7揃いか、青青赤のBIGが成立しています。それ以外の位置に停止して小役未成立なら、一応赤赤青のBIGが成立している可能性がありますが、押し順ベルを引いている場合もあるため、ハズレ確定を見抜くのは少し難しそうです。なお、ART中のボーナスは押し順ナビが出るので、ボーナス確定演出まで待った方が得なのではないかと思います。
 チェリーもチャンス目の半分くらいは期待できるので、予告の強さ次第ではボーナスを狙ってもいいかもしれません。スイカは更に期待度が下がるため、こちらも無理に狙うことはないと思います。

 ART中について。
 ベルの押し順ミスは6枚損するだけですが、リプレイの押し順をミスして、それがパンクリプレイ回避の押し順だった場合は、次のボーナスを引くまでリプレイ確率が下がってしまい、出玉がどんどん減ってしまうことはもちろん、ART上乗せの青7揃いチャンスも全く発生しなくなるので、絶対にミスしてはいけません。加えて非常に重要なのが、リール枠が白フラッシュした時に、左リールか中リールにBAR絵柄を目押ししなければならないことです。これを無視して1枚役が入賞してしまった場合、こちらもリプレイが低確率に戻ってしまうのです。
 この件について、私は実践終了まで全く知りませんでした。今は押し順でパンク回避ができるのが当たり前だと思っていたので、5号機の当初多くの台に導入されていたリプパン回避が搭載されているとは夢にも思っていなかったのです。そのため、今回の実践で3回ほど、突然リプレイが全く揃わなくなり、クレジットが無くなってしまうことがありました。最初は押し順を間違えたのかと思ったのですが、押し順を間違えたら「気を付けて」と声がするので、それにも気づかないことなんてあるのだろうかと首をかしげながら打っていました。おかげで、250枚程度は損したのではないかと思います。スロマガのサイトの「ARTの打ち方」を見ると、上記の打ち方はちゃんと明記されています。スマホで色々調べることだってできたはずです。出玉が好調だったことにかまけて、この程度のことも調べずに打ち続けた自分が本当に情けないです。
 なぜ、今更こんなパンク役を設定しなければいけなかったのか分かりませんが、今後はちゃんとART中の打ち方も欠かさずチェックして、このようなミスを無くしていきたいと思います。

 設定判別に関する小技。
 通常時のREG後と、ARTのゲーム数が無くなった後は、パンクリプレイ回避のナビは出ませんが、7揃い回避のナビは出ます。そこで、パンクリプレイ(リプ・リプ・ベル)が並ぶまでの間にナビが出たら、最初に止めるリールを、わざと指示されていないところから青7を狙って止め、残りのリールも青7を目押しします(無理に青7を狙わなくても、正解の場合はリプレイが一直線に並ばないので、正解か不正解か判別可能)。その結果、青7が並んでも何も起こりませんが、どこのリールが「当たり」だったか判別できます(仮に右からの指示で、左から狙って7が揃わなかった場合は、正解は中となる)。

 感想。
 今回は幸運に恵まれ大勝ちできましたが、基本的には緩やかに増えて緩やかに減る台です。もちろん、BIG間大ハマリを食らえば一気に転落する可能性はありますが、設定も気にしなくていいし、打ち方を間違えなければ100%以上の機械割が期待できるのですから、今のご時世では考えられないレベルの優良台だと思います。加えて、愛姫をはじめとする女の子たちが本当に可愛くて、見ているだけで幸せな気持ちになれます。ハマったら辛くなるのは仕方ないところですが、機会があれば今後も是非打ちたいです。等価の店はちょっと無理だろうと思いますが、等価でない店については、何とか残してもらいたいと心の底から願っています。

 ということで、写真を色々撮ったので載せておきます。



 レバーオンでいきなり出てくる予告です。通常時は愛姫が出てきますが、ART中はナオエが出てきます。赤7を狙えばそのまま揃います。今回の実践では全て7が揃いましたが、確定演出なんでしょうか?



 いろはが愛姫に会いに行くため、馬に乗って崖を飛び越える演出。二段階発展で当たりました。
 いろはは、愛姫の娘です。この外見で経産婦だと!?



 いろはボーナス(通常時のREG)中に、左リールに中段チェリーを止めると、いろはがどんどん成長してます。学生までは、服が変わるだけで中身は全然変わらないのですが、8回全て成功させると突然成長します。なお、設定示唆などは全くなく、ただのサービスカットです。



 今回の初当たり時の最高上乗せゲーム数、そして、最高獲得枚数です。これだけ出れば十分です。



 ART中のBIGであるナオエ決戦後の画面ですが、結構乗ったので載せておきます。



 ART中に青7を並べると、ナオエの色々な1枚絵を見ることができます。悪くないのですが、できれば愛姫のバージョンも見たかったな・・・。なお、この写真を撮ったのは、左上のゲーム数です。ART中のBIGでいきなり100G乗りました。普通は10Gです。



 まるで期待できない着替え演出が珍しく当たりました。かなり終盤で発生したので、いったい何に着替えるのかと思ったら、普通の戦装束でした。少しガッカリ・・・。



 ソコソコの信頼度がある「嫁からの一言演出」。「激熱」だった場合は全て当たりました。表情が色っぽくて素晴らしい(笑)



 ART中のナオエと戦う演出ですが、外れる方が珍しいので撮りました。これもなかなか素晴らしい(笑)

(追記)
 2回目の実践ができました。等価ではないものの、貯玉再プレイができる店です。なお、「自分がコロナウイルスを人に感染させない」という考え方に同調して、1日中マスクを着用してプレイしました。

 BIGは早めに来ましたが、最初に右を狙うとハズレ。次に中を狙うもハズレ。続いて左を狙うと当たりましたが、そこから3連続でハズレと、前回と違って設定判別は苦戦しました。その後も右、中と狙ったりもしましたが、左が優勢かなと思ったところで、ARTゲーム数が切れたあと、10回程度押し順を確認できるケースに恵まれたおかげで、設定は左だと確信できました。しかし、10回程度「気を付けて」という声が流れたのはちょっとやりすぎました。店員が見ていた(聞いていた)ら、おそらく不審に思うでしょう。3回くらいで止めるか、ボリュームを絞るなどのした方が良さそうです。
 その後は、飲まれて追加投資(貯玉)を繰り返しましたが、途中からは順調に増えるようになり、最後は400GのARTがノーボーナスで駆け抜けてしまったものの、今回も2500枚以上の黒字でした。相性抜群です。なお、今回はちゃんと白枠フラッシュ時にBARを狙ったところ、一度もパンクしませんでした(当たり前ですが)。念のため、押し順が出なかった場合は左リールにBARを狙って、うっかりミスを防ぎました。それでも1回だけ、左をうっかり適当に止めてしまいましたが、中にBARを狙うことでパンクを回避しました。なお、白枠フラッシュ時は、ほぼハズレで、たまにチェリーが出ますが、リプレイやベルが並んだ時はボーナス確定ではないかと思います。
 改めての感想ですが、やはり通常時はつまらないです。出目がワンパターンだし、リーチ目がほとんど出ないので、少しハマるとどんどんつらくなります。しかし、ART中はパンクの恐怖から解放されたら爽快感が増します。前回は300Gくらい残してパンクしたこともあったので、ちゃんと打てばパンクしないことが分かっただけでも、安心感がまるで違います。

 最後に、青7押し順当ての特徴について。
 左から狙った場合:
上中青7停止は7揃い確定。実践上はシングルのみ。
中下青7停止は、次に右を狙う。1ラインテンパイなら7揃い確定。2ラインテンパイはハズレ濃厚だが、たまに2ライン揃い。中リールは適当に止めて良い(リプレイが並ばなければダブル7揃い確定)
下段のみ青7停止は、シングル揃いの期待高。

 中から狙った場合:
 青7中段停止は、7揃い確定。ダブルで揃う場合もある。
 青7下段停止は、期待は薄いがたまにシングルで揃うこともある。

 もう一軒、貯玉で打てる店があるんだけど、次に行く時にまだ残っているかな・・・。

(株)コロナ渦中の株の動き

2020-03-22 07:54:27 | 株式
 少し落ち着いてきたかなと思ったところ、また20日にニューヨークが大幅に下落し、連休明けの値動きが心配な株式市場について、私が保有している株式についてジャンル別に色々比較したいと思います。なお、細かい点まで調べず思い付きで書いているので、実情は全く違っていることを書くかもしれませんが、ご了承ください。

〇カラオケ系

 完全に悪者にされてしまったカラオケ業界。今後は、この騒動が収まり、ワクチンが開発されたとしても、カラオケ離れが進んでしまうのではないかと懸念されます。
 私の持っている銘柄では、カラオケまねきねこのコシダカホールディングスは、カーブスがスピンオフにより分離されたおかげで株価もすっかり安くなり、最悪倒産してもそれほどダメージがないレベルになっています。とはいえ、現在の株価(332円)では、優待利回りが3年以上保有なら10%を超えています。まあ、今後優待を減らされる可能性もありますが・・・。
 一方、何より心配なのがカラオケDAMやビッグエコーを運営している第一興商です。優待目当てで購入し、順調に株価は上昇していたのですが、今回の騒動で半分近くまで下落。正直、早く売っておけば良かったと思っているくらいです。完全に売り時を失ったので、諦めてもう少し持っておこうと思います。

〇ゲーム系

 外出を控える動きがある中、どちらかと言えば追い風の要素もあるゲーム業界ですが、見事に三者三様となっています。
 最も下落が大きいのがコナミ。やはり、カラオケと同じく悪者にされたスポーツクラブを経営していることが大きいようです。バンダイナムコは日経平均と同等の下げ。こちらは、ラブライブやアイマスのライブを当面開けなくなる点はマイナスです。一方、スクウェア・エニックスは1割減あたりの水準まで戻ってきていて、ゲーム株の中ではかなり踏ん張っています。

〇スーパー系

 多少景気が悪くなろうと、日常の買い物は避けられないわけで、加えてマスクやトイレットペーパーを求める層が店をのぞけば、マスクはなくても他のものを買ってくれる可能性は高まります。今の状況では、薬局の次に値を戻しそうな業界ですが・・・。

 一番堅調なのがイオン。会社の規模が大きいだけに、保有する株式や土地などの価格が下落すれば、株価が下がっても仕方ないと思っていましたが、現在下落前とほぼ同等まで回復しています。一方、グループ会社であるマックスバリュ西日本などは2割近く下落したまま。この差は何なんでしょう。ハローズについても同じくらい下落しています。

〇飲食店系

 外食を避ける動きの中、何とか生き残りを模索する外食業界。私も優待目的で多くの会社の株を持っているので、その値動きが気になるところです。

 勝ち組はマクドナルド。現在下落前と比較して1割程度の下落で済んでいます。特に地方ではドライブスルーの利用者が多く、持ち帰りが一般化していることもあり、売り上げはそれなりのレベルをキープできているように思います。優待券の期限が切れそうなので先日行きましたが、ドライブスルーでもそれなりに待たされました。そして、今回の騒動の対応として、3月期限の優待券を4月まで使えるようにするそうです。急いで使う必要なかった・・・。
 すかいらーくも、1割安くらいのレベルまで戻ってきました。先日ステーキガストに行きましたが、店員が入口でアルコールスプレーを持って待ち構えており、入店客一人一人の手にスプレーしていました。最近は持ち帰りや宅配にも力を入れているし、どちらかと言えば店も広く他人と距離をとって食事できるイメージもあります。
 牛丼系は軒並み2割程度の下落。ファミレスと比べれば他の客との距離が近いイメージです。その分がファミレスとの差でしょうか。
 一方下落が著しいのはクリエイトレストランツ。半値近くまで下げてしまいました。どちらかと言えば磯丸水産のような居酒屋のイメージが強いこともあるでしょうか。待ちに待った新店が岡山でオープンしましたが、株価の下落を見ると憂鬱になります。同じく岡山に新店がオープンしたフジオフードシステムも3割以上下落しています。
 また、株主優待を利用して来店を促すことで回復を図る企業も出てきました。カッパ・クリエイトは、親会社のコロワイドと共に、3月の権利落ちに限り、優待金額を倍にしてきました。そのこともあって、株価は大幅に回復し、下落前の水準近くまで戻ってきています。カプリチョーザを経営するWDIも、長期保有に対する追加優待を新設。5年以上と期間は長いですが、優待額は倍になります。実は、岡山の店舗が1つ閉店したため、売却も考えていたのですが、少なくとも5年以上は持ち続けているので、もう少し保留しようかと思い直しています。会社の思うつぼです(笑)。
 
 こんな感じで、銘柄により幅はありますが、結局のところほぼ全ての銘柄が下落しているわけで、その事実を改めて確認すると落ち込んでしまいます。
 ただ、日経平均を改めて確認すると、高いところから33%近く下落し、まだ下げ止まっている雰囲気はありません。それと比較すると、私の持ち株の多くは、まだマシな部類なのかもしれません。また、ニューヨークダウは、日経平均より大きい35%程度の下落となっています。日本は、もはやオリンピックの開催が風前の灯火となる悪材料を持ちながら、ニューヨークダウほど下落していません。これは、厳しい行動制限が実施されているアメリカと比べれば、日本はまだ自由に活動できる分、アメリカほど危機的な状況に陥っていないという評価でしょうか。

 また、5月か6月くらいになったら嫌でも世間の耳に入ってしまうニュースが、年金を運用するGPIFの運用成績です。このまま年度末を迎えれば、おそらく数十兆円レベルの損失が出ることでしょう。左派マスコミや野党が政府を叩く姿が今からでも想像できます。
 私は全く問題ないと思います。株価が下がるということは景気が後退するので、必然的に物価が下がります。現に原油価格は下落の一途で、ガソリン価格もどんどん下がっています。物価が下がれば、実質的な年金額は下がりません。逆に、経済が回復し、連れて物価も上昇した時に備え、株を持っておくことは大切なことです。
 そもそもアメリカは、個人の資産のうち35%が株に投資されているのに対し、日本は10%ということ。日本人の個人資産は推定1800兆円程度あると推定されており、株式の割合をアメリカ並みに増やせば、450兆円が株式市場に流れ込むことになるのですから、日銀や年金を投入する必要は全くなくなり、株価も高値で安定します。
 外国は素晴らしい、日本はダメだというなら、日本の個人資産のうち、株式の割合が35%に満たないものは強制的に取り上げて株式市場に投入してはどうかと思います。文句を言うなら、日本経済のためにちゃんとやるべきことをやってから言ってほしいものです。

 コロナウイルス自体、簡単に収束するようなものではなさそうで、まだまだ前途多難です。何より、コロナウイルスの爆発的な感染を防ぐために、一人ひとりの努力が引き続き必要です。私も感染予防を心掛けながら、経済も回していく努力いたいと思います。

(その他)コロナウイルスについて 4

2020-03-16 23:31:20 | その他
 騒動が収まらないコロナウイルスについて。
 株式市場については、全てを諦めなければならないほどの状況になっています。これまでじっくり年月をかけて積み重ねてきた含み益の大半が無くなってしまいました。この先日本だけでなく世界経済がどうなっていくか、不安は尽きません。

 私はこれまで、コロナウイルスについてインフルエンザと同等の警戒で問題ないという立場でした。しかし、患者の増加による医療崩壊の危険性を理解して、考え方を変えました。隔離病棟が無尽蔵にあり、対応する医師や看護師が掃いて捨てるほどいるならともかく、現状では患者が増えすぎた結果、重症患者でも入院できない事態に陥る恐れがあります。そうならないためにも、患者数の増加を抑えることが必要です。私の考えが甘かったと思います。

 一方、世界から対応のまずさを批判されていた日本(政府)の対応ですが、ここにきて風向きが大きく変わってきました。現実として、日本の感染者数は外国ほど大きく増えていないということです。
 水際対策が遅かったという意見についても、早めに中国からの入国制限をしたアメリカですら感染が広がっており、あまり大きな意味がないということが結果として表れています。
 学校の休校についても、当初はかなり批判が多く、私もそこまでは必要ないと思っていましたが、海外の惨状が次々に分かってくると、その批判も徐々に消えつつあります。子供は重症化しにくいとはいえ、子供を介して高齢の家族に感染する可能性は十分にあり、この政策は致し方ないという意見が増えてきたように思います。
 PCR検査が少ない件についても、以前より大きく風向きが変わり、そこまで無理して検査する必要ないのではないかという意見が大勢を占めるようになってきました。以前も書いた通りですが、PCR検査は制度が低く、特に症状が軽い人ほど陽性なのに陰性が出やすいということで、陰性の証拠になりません。また、陽性と分かっても、軽症だった場合は対応する手立てがほとんどないという現状もあります。日本は韓国やイタリア、フランス、スペインあたりを比較しても死者数は少なく抑えられており、政府の対応は今のところ成功していると見ることもできます。3月9日からは、PCR検査が保険適用となり、保健所を介さなくても医師が直接民間の検査機関に依頼できるようになったため、1日で50人以上の感染者が確認される日が続いていますが、それでも他の国と比べると抑えられているように思います。
 未だに、日本政府の対応が失敗だったと言い張る人がいますが、仮にアメリカと同じタイミングで中国人の入国拒否をしていたら、日本では感染者数が増えなかったと本気で思っているのでしょうか。先進国の中で、その対応に成功している国がどこにあるのでしょうか。株価が下がっていない国がどこにあるのでしょうか。世界最強の軍隊を持ち、広大な土地を持ち、中国からの入国制限を早々と行ったアメリカですら、今は日本の倍以上の死者を出しているのです。いくら政治は結果責任とはいえ、今の状況は決して政府のせいではない(むしろ、下手を打っていたらもっとひどい状況になっていた可能性もある)ことは、想像に難くないと思うのですが。

 しかし、今後の世界経済への影響を考えると、そろそろ「ここまではOK」という指針も出してほしいところです。今しきりに言われている3つの条件が「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声」であり、この条件が全て重なるとクラスターの発生リスクが高まるということです。
 パチンコが相変わらず悪者にされがちですが、パチンコは「多くの人が密集」には少し当てはまりますが「近距離での会話や発声」はほとんどなく、「換気の悪い密閉空間」についても、最近の多くの店舗は高性能の換気装置を備え付けています。分煙ボードを設置している店なら、隣の客の飛沫もほぼ防げます。リスクはゼロではないにしても、かなり低いのではないかと思います。
 公営ギャンブルも無観客が続いていますが、例えば換気の悪い屋内を使用禁止として、入場制限で一定数以上の人を入れないようにするという対策で、リスクを下げる対応は可能だと思います。場外発売所についても、入場制限や窓解放による換気で対応できるのではないでしょうか。もともとネット購入の割合が多い中央競馬や地方競馬はまだ持ちこたえていますが、競輪などは大打撃を受けているようです。そんなに大勢入る施設ではないので、ある程度は緩和してほしいです。
 カラオケについても、一人カラオケや1家族だけのケースは、感染リスクはありません。それ以外のグループについては、窓のある部屋に案内して、1時間に1回程度換気することで、リスクを減らせるのではないでしょうか。
 このように、何でも自粛ではなく、これならできることをどんどん発表していくことが、今後の日本経済にとって非常に大事なことではないかと思います。

 一方、世界の感染者数の増加は、日本にとっても懸念材料となっています。今回の問題は、自分の国さえ良ければいいという問題ではありません。日本で問題が収束しても、外国で収束していなければ、いつ再び日本にウイルスが入ってくるか分かりません。
 先日、日本がWHOに約170億円拠出して、WHOの事務局長が感謝の意を表したというニュースがありました。このお金が、どのような根拠で拠出されたのかは分かりませんが、「そんなお金があるなら日本のために使うべきだ」という意見は間違っています。日本は先進国の一員として、世界のために取り組む義務を負っています。その取り組みが、まわりまわって日本に返ってくるのです。「情けは人の為ならず」という言葉を思い出すべきです。

 私も精神的にかなりキツイ状況が続いていますが、なんだかんだ文句を言いながらも、感染拡大防止に取り組む人が多く、結果的に感染拡大を最低限に抑えている日本人の民度の高さにホッとしている気持ちもあります。何とかこの難局を乗り切っていきたいと思っています。

(アキバ系)声優アワード2019

2020-03-11 22:13:26 | アキバ系
 3月7日、毎年恒例の声優アワードが発表されました。今年はコロナのせいで、授賞式は行われませんでした。

〇新人女優賞

 今年は、昨年の5人を超える6人が選ばれました。
 エジプトハーフ、女性離れした肉体、声質がほぼ大谷育江というチートぶりを見せつけた、「ダンベル何キロ持てる?」主演のファイルーズあい、2クール放送された人気作品「転生したらスライムだった件」でベテラン声優、人気声優が多く参加する中堂々と主演を果たした岡咲美保、「キャロル&チューズデイ」と「グランベルム」で主演した島袋美由利、「荒野のコトブキ飛行隊」で主演し、「ハイスコアガール(2期)」でもヒロインを演じた鈴代紗弓までは十分納得、声優ではないが映画「天気の子」でヒロインを演じた森七菜は、まあ仕方ない(失礼)と思うが、朝比奈丸佳は目立った役が少なく、それまでの実績を考慮しても少し疑問が残ります。
何より、大ヒットと言っても過言ではない「まちカドまぞく」で主演し、プリキュアも演じ、主演賞が出た作品でもかなりのインパクトを残した小原好美が何も受賞できなかったのは全く解せません(個人的には主演賞でもいいと思っていました)。大沢事務所がまた拒否したのかと思いきや、島袋美由利は大沢事務所所属で受賞しています。事務所で1人までの縛りでもあるのでしょうか。仮にそうだったとしても理解できませんが・・・。あと、スペシャルウィーク役の和氣あず未は、19年も主演を3作品で演じる等大活躍でしたが、やはり何も受賞できませんでした。

〇新人男優賞

 こちらも5人受賞しましたが、正直誰一人、名前を見ただけでキャラクター名が言えません。女性声優ほど興味がないのもありますが、男性声優が、一定の地位を獲得した人が長い間幅を利かせるせいで、大成しない人が多いような気もします。

〇助演男優賞

 2人が受賞。石川界人は、何といっても「ダンベル何キロ持てる?」で、美少女たち以上にインパクトがあった街雄さんを演じ、2クール放送され2期も決まっている「盾の勇者の成り上がり」でも主演を務めました。もちろん、女性向き作品でも多くの作品に出演しています。暮れに、ちょっと問題を起こしましたが、とりあえず影響はなかったようです。
 古川慎は、数の面では少し足りないものの、主演女優賞の作品で主役と言ってもいいキャラクターを演じたことが評価されたようです。

〇助演女優賞

 1人だけ受賞。種崎敦美は、2クール放送された、琴にかける青春がテーマの「この音止まれ!」でヒロインを演じたことが評価されたのでしょう。
 しかし、個人的には鬼頭明里が何も受賞できなかったのが疑問です。主演男優賞作品のヒロインを筆頭に、「まちカドまぞく」など多くの作品で「助演」を務めています。何が足りなかったのでしょうか。

〇主演男優賞

 花江夏樹でした。誰でもわかるド鉄板が順当に受賞しました。
 何といっても、アニメ放送終了後に大ブレイクを果たした「鬼滅の刃」での主演が光ります。「星合の空」でも主演しています。加えて、おはスタのメインMCもずっと務めており、声優アワード発表後のおはスタでも、他の出演者に祝ってもらっていました。

〇主演女優賞

 古賀葵でした。「かぐや様は告らせたい」の主演が決め手だったのは間違いありません。
 しかし、19年でメインキャラクターを演じたのは、かぐや様を含めて2作品のみ。もう1つの「慎重勇者」のエルルは本当に可愛くて、彼女の演技がその魅力を十分に引き出せていたと思うのですが、主演賞受賞者としてはかなり実績が少ないように思います。彼女は新人賞も受賞できるキャリアなので、新人賞でも良かったのではないかと思います。

(パチンコ)釘のない台

2020-03-11 22:11:52 | パチンコ
 釘がないことで話題の、Pホームランキングを打ってきました。
 玉を打ち出す盤面左上にはいくらか釘がありますが、これは回転率に大きな影響を与えるとは思えません。その後、盤面左部に羽根が常に開閉を繰り返していて、ここに拾われた玉だけがヘソに向かいます。そして、ヘソの上にもブロックするバーが開閉を繰り返していて、引っ込んでいる時に飛び込めば、晴れてヘソ入賞となります。
 確かに、ヘソに向かうまでには釘がないのですが、最初の羽根に拾われなかった玉が、賞球穴に入るかどうかは釘次第です。また、打った感じではヘソに向かった玉が真ん中から真っすぐ落ちるか、左右から落ちるかで、入賞率が変わると思います。癖の良い台と悪い台には、回転数にそれなりの差が出るかもしれません。

 続いてゲーム性について。
 リーチがかかり、スーパーに発展すると、ピッチャーが玉を投げます。それを打ち返せば、盤面に大きく鎮座したルーレットが回転します。最終的に、ホームランで止まれば2ラウンド大当たり+時短突入、ヒットで止まれば、2ラウンド大当たりは確定で、大当たり中の演出で、ランナーがホームインすれば時短突入、できなければ通常に戻ります。
 時短は1回転+保留3回転。時短で当たっても更なる時短はなく、必ず4回転で終了し通常に戻ります。1回転あたりの当選確率は1.8分の1で、1回あたり約900発獲得できます。全て当たりなら3600発獲得となりますが、全てハズレでゼロという可能性もあります。

 設定について。
 演出に差はないのですが、大当たりには、直撃大当たりと小当たり経由の大当たりの2種類があります。小当たり経由だった場合は、右下のVアタッカーを狙うよう指示があります。小当たり経由の大当たりには設定差がほぼありませんが、直撃大当たりは設定1が約320分の1に対し、設定6は約170分の1とかなりの差があります。時短突入率も、小当たり経由は40%に対し、直撃は60%と優遇されています。
 設定判別もありますが、ここでは省略します。

 攻略について。
 釘はなくても、回転にはムラが出るので、保3止めは必須です。
 Vアタッカーは賞球が1個なので、Vに入ればすぐに止めるべきです。右打ちの指示が出て、液晶上で矢印がVアタッカーに届いたあたりで打ち出します。確実に1個入れる必要はありますが、5個くらい打てばまず、確実に1個以上入ると思います。念のため、右上にある賞球口に入らない(ちゃんとVアタッカーに向かう)かどうかは見ておきましょう。
 初当たり直後は、1ラウンド目と2ラウンド目のインターバルがかなり長いので止め打ち必須です。9ラウンド大当たりの場合は、必須とまでは言いませんが、しないよりはした方がいいかと思います。
 時短に突入し、電チューに4つ玉を入れればセット完了です。シンフォギアのように、更に電チューに玉を入れると演出が発生しますが、玉の無駄なのでやめましょう。
 ただし、右上の入賞口は賞球が5個もあるので、もしここが甘ければ、打ちっぱなしの方がいいというケースがあるかもしれません。まあ、現実的にはないと思いますが・・・。

 実践ですが、序盤は時短に恵まれ、2回目の時短では全当たり(出玉3600発)を達成。着々と出玉が増えていきましたが、その後は完全にジリ貧となりました。設定判別も、直撃大当たりが少ない上、設定4以上確定のスタンプは当然出ず。大当たり中に蝶型の花火が出て設定2以上は確定しましたが、設定2ではお話にならないので移動することに。移動先では、大当たり中やたらしだれ柳の花火(高設定期待)が上がりますが、やはり設定4以上確定演出は出ず、全部飲まれたので諦めて帰りました。

 感想。
 釘うんぬんは関係なくおもしろかったです。最大4連チャンで打ち止めとはいえ、昔は3回権利でラウンド数が変わるタイプの台も結構ありました(ギンギラパラダイスVとか、トリオとか)。当たりも比較的軽いし、飽きずに楽しめました。
 しかし、やはりこの手の台はとっつきにくいのか、新台直後の土曜日でも客付きは良くなく、設定も入っていない感じでした。普通の釘があり設定がないパチンコで出してほしかったです。残念。

(パチンコ)コロナのせいで

2020-03-02 23:13:34 | パチンコ
 コロナで自粛要請が出ようと、パチンコ店は元気に営業中です。パチンコ玉やメダルに触るのは少し危険性があるのかもしれませんが、汚れた手でなるべく顔を触らないようにして、トイレに行ったら積極的に石けんで手を洗うようにしています。アルコールを置いているところもあるし、マスクをタダでもらえる店すらあります。今後も、営業停止にならない限り行くつもりです。ずっと家にいても憂鬱になるだけです。

 この日は「P地獄少女四」でした。
 スペックはかなり変わっています。パチマガのサイトを見ても、1回見ただけでは意味がよく分かりませんでした。
 初当たりは、99.5%が10ラウンドで確変に入る(0.5%は極ゾーン直行+当たるまで極ゾーン継続)のですが、時短はゼロ回です。ということは潜伏するのかと思いきや、実は右打ちすると、行きつく先にチャッカーが待ち構えていて、ここに入ると「特図2」が回転します(ヘソは特図1です)。アウトからこぼれる玉はほとんどないので、実質時短のような状態になります。
 特図2は、44.5%が10ラウンド確変、5.5%が2ラウンド確変、50%が3ラウンド通常(ほぼ時短50回)となります。ここで確変を引くと、晴れて最も上位のモードである、「極ゾーン」に入ります。
 極ゾーンに入ると、やっと電チューが開く状態となります。電チューで当たると、100%10ラウンド確変となります。ただし、電チュー解放は83回転で終了するので、ここで当たりを引けないと、初当たり後の特図2が回るゾーンに転落します。つまり、極ゾーンに入ると、83回転をスルーさせ、更に50%の悪い方を引くと、時短に転落するという仕組みです。
 特図2から時短に転落した場合は、電チューが開く状態となります。確率は通常時に戻りますが、当たれば100%10ラウンド確変となり、極ゾーンへ昇格となります。

 ボーダーラインは等価で約19回ということで、最近の台にしては甘いのかと思いきや、何とヘソの戻しが1個です。ですから、むしろ辛い方だと言っても過言ではありません。
※参考 15発打てばに1球ヘソに入賞する台の場合、ヘソ4個:千円22.7回 ヘソ3個:千円20.8回 ヘソ1個:千円17.9回 ヘソ以外の賞球は考慮しない
 5Kくらい打って90回くらいしか回らなかったので、そこで止めようかと思ったら、あまり期待できそうになかったリーチから、普通に人形のヒモが引かれ、更にお嬢(地獄少女)まで登場してあっさり大当たり。更に2分の1の関門も通過して極ゾーンに入ったかと思うと、全く転落することなく15連チャンと噴きました。
 通常時に戻り、一応6K分の玉を打ち込むと、今度は120回近くとまずまず回りました。しかし、コロナによる株価の急落の真っ最中だったためどんどんテンションが下がり、その時点でやめてしまいました。まあ、無理して回すほどの台ではないので、後悔はありません。

 スペック的にはなかなか面白く、更に初当たりは確実に最低13ラウンド分の玉(約1500発)は得られるので、その点はキツくないのですが、一方ヘソ1個はなかなかキツイように思います。まあ、今後打つ機会は少ないのではないかと思います。

 攻略について。
 右打ち中は、ほとんどの玉がチャッカーに向かうのですが、やはりたまに右上にあるアウト穴に入ることがあります。無駄な玉は打たない方が賢明です。
 大当たり時は、1ラウンド目にV入賞チャンスがあり、2ラウンド目までの間が少しあいています。オーバー入賞もたまにあるので、少し多めに打ったら3発くらいの間をあけてもいいかもしれません。それ以外は、大当たり終了まで打ちっぱなしで構いません。
 極モード中は、打ちっぱなしまでは必要ありません。メモリーが切れないように打っていれば大丈夫です。仮に切れても、すぐにメモリーを補充すれば、特図2が止まることはありません。
 初当たり後や極モードを抜けた後(確変で電チューが開かない状態)は、消化スピードがかなり速いので打ちっぱなしで構いません。ただし、(状態に関わらず)演出が始まったら打ち出しを停止して成り行きを見守ります。
 時短中は、スピードが遅いのでメモリーを補充していく打ち方でOK。ただし、時短が切れる寸前にメモリーを満タンにしておきます(その分ヘソメモリーとして消化されます)。

 なお、通常時に右打ちすれば、リスクなく特図2を回すことが可能ですが、基本的に全く意味はありません。
 私も最近知ったのですが、確変中に玉が増えるタイプのように、特図1と特図2が同時に回るタイプの、通常時の右打ちは特定の客が有利にならないようにする対策が可能です。特図1と特図2が同時に回っていて、どちらの特図も当たっていた場合、先に止まった方のみ有効となり、もう片方は強制的にハズレで停止します。ここで言う「当たり」は、小当たりにも適用されます。地獄少女の場合、特図1はほぼ毎回小当たりが当たるため、通常時に特図2を回しても特図1が先に止まってしまうため特図2は仮に大当たりを引いていても無効にされてしまうのです。なおこの台の小当たりは、右にある小さなチャッカーが一瞬開いて終了です。
 もちろん、ヘソ(特図1)を回さずに右打ちして特図2を回し、そのまま放置した場合は、当たったら大当たりが発動すると思います。この台はスルー通過まで大当たりがスタートしないので、食事休憩に行く時に特図2メモリーを貯めておくのは有効かもしれません。
 応用編として、極モード突入直後にトイレに行くと、貯まっている特図2が消化されて、もし当たると通常ならせっかくの極モードの恩恵を受けることなく時短に転落してしまう可能性があります。少しだけ打って特図2のメモリーを全て消化した後なら、トイレに行っても問題ありません。また、極ゾーンが終わる時に、特図1を満タンにして特図2を回さない状態にしてトイレに行けば、84回転目以降も何回転か特図1を回せます。ただし、1回止まるまでどれくらい時間がかかるかは、試していないので分かりません。

(株)コロナウイルスについて 3

2020-03-02 23:12:35 | 株式
 その後も信じられない勢いで株価が下がり、私自身も含み益が凄い勢いで減っています。それも十分に堪えるのですが、それ以上に心配なのが、世界の行く末です。株価の暴落はアメリカまで及んでおり、オリンピックがどうとか以前に、今後も世界が順調に回っていくかどうかすら心配しています。

 しかし、コロナウイルスがあまり恐れる必要のないウイルスではないかという考え方は、相変わらず変わっていません。
 いくらイベントを自粛しても満員電車は毎日動いていますが、それでも爆発的に感染が広がっている様子はありません。おそらく、満員電車でも駅にとまるたびに扉が開いて換気されるので、くしゃみの飛沫を直接相手に浴びせでもしない限り感染はしないのでしょう。さすがに、感染経路不明の患者も出てきましたが、いわゆる濃厚接触でない限りは簡単に感染していないように感じます。イベント等も、屋外や天井の高いホールで行う場合は、そこまで気にする必要ないと思います。

 中国人の入国制限の件を、まだしつこく言っている人がいますが、中国からの入国を拒否しているアメリカでさえ、感染経路不明の患者が出てきています。要するに、入国拒否したところで無駄なのです。特に、現在の日本の状況を考えると、これ以上中国からの入国を拒否したところで、何が変わるとも思いません。むしろ、マスクの中国からの輸入が再開されているのですが、これも止まってしまっていいのでしょうか。

 クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号について。
 下船された方から陽性反応が出るのは予想通りです。政府(というか厚生労働省)が、なぜ問題ないと言い切ったのかは少々理解に苦しみますが、こちらも隔離してもしなくても、大勢に影響はありません。

 PCR検査について。
 最近やっと、PCR検査の無意味さに触れる専門家も増えてきたし、テレビのコメンテーターも、PCR検査ができないことを嘆く人に対し疑問を呈する人が出てきました。
 PCR検査は、陽性の証拠にはなりえます(ただし、偽陽性となることもある)が、陰性の証拠にはなりません。中国では、8回検査して全て陰性だったものの、状況的に陽性だと判断された人もいたようです。それくらい、正確性に欠ける検査だということです。
 また、仮に陽性が出たとしても、これといった治療法が発見されていない以上、せいぜい他の人と隔離するくらいしか方法がありません。だからこそ、厚生労働省が訴えているように、風邪を引いたら家族にうつらないよう気を付けながら安静にしておくしかないのです。医師が希望しても検査してもらえない件は少し問題だと思います(とはいえ、医師は検査を依頼すると儲かるので、気軽に検査させようとする傾向もあるらしいです)が、拒否されたからといって、重症の患者を帰宅させる医師はいないでしょう。うつらないようにする努力は、仮にインフルエンザだったとしても必要です。
 厚生労働省の本音は、現在検査が全額国費負担で行われていることと、陽性になったら医療費は全額国費ということから、検査したくないというところはあると思います。大切な税金が使われることですから、今の状況になっていることは十分に理解できます。いずれ3割負担で検査ができるような体制になれば、それでいいと思います。もちろん、軽症の患者がどんどん入院してしまったら、医療の現場がパンクしてしまいかねません。

 結局、マスコミが不安を煽っているだけとしか思えません。最近、トイレットペーパーが品薄になってきているという問題が発生しています。マスクと違いトイレットペーパーは97%以上国産で、マスクと材料も違うため、全く問題はないということですが、マスコミが、ニュース番組でトイレットペーパーがなくなった商品棚を映すため、それを見た人が不安になって買いに行くという悪循環になっています。こんな映像こそ規制すべきだと思います。今回の騒動は、政府の対応も頼りなかったですが、それ以上にマスコミが騒ぎすぎていることがより問題だと思います。
 今は、ニュースやワイドショー番組を見ると憂鬱になるので、できる限り見ないようにしています。しかし、全く見ないとそれはそれで心配なので、NHKのニュースだけ見ています。ヤフーニュースも同様に、なるべく見ないようにしていますが、気になる記事があったらついつい見てしまいます。

 警察庁によると、平成30年度に経済的な理由で自殺した人は、3,432人だったそうです。しかし、今より景気が悪かった平成21年度は8,377人だったということです。現在の自粛ムードのせいで経済が停滞することにより、経済的理由による自殺者は確実に増えると思います。増えた分については、この死亡率1%未満(湖北省以外)のウイルスを過剰に怖がった人たちに殺されるようなものです。お金は人を殺すということが、まだ分からないのでしょうか。
 私は、自粛なんて必要ないし、学校を休みにする必要もないと思います。今後はインフルエンザと同様に付き合っていくしかありません(もし暖かくなって、ウイルスが消えてくれれば、それに越したことはありませんが)。これまでより積極的に手洗いし、お店の入り口に普通に置いてあるアルコールを使って消毒していれば、ある程度は防げるし、万一感染しても、軽症で終わる可能性が高いのです。死に至る可能性があるのはインフルエンザでも同じです。2000年以降でも、インフルエンザが原因で最大、年1800人亡くなっているのです。

 経済活動を止めることは、人間で言えば「毒ガスが怖いから息を止めろ」と言っているようなものです。1分くらいなら我慢できても、10分息を止めていたらガスで中毒になる前に窒息して死んでしまいます。そんな簡単なことに、どうして気付かないのでしょうか。

 とにかく、少なくとも2週間後(状況が許せばできる限り前倒しすべき)には、どんな状況だろうと全ての経済活動は再開すべきです。その後は、国民一人一人が努力して、感染拡大を防ぐ努力をするべきだと思います。

 前回も書きましたが、私はあくまで素人であり、素人なりに判断しています。ご了承ください。

 おまけ。
 中央競馬ですが、ウインズまで全部閉鎖する必要があるのでしょうか。
 もちろん、多くの人が長時間滞在を続ける環境は、比較的感染しやすい状況だとは思います。それなら、例えば入場制限をして一定人数以上入れないように規制をかけ、場内のテレビを全て消して、馬券を買った人はすぐに帰ってもらうようにして、馬券だけは買えるようにすべきではないかと思います。往年のファンには、I-PATを持っていない人もいるだろうし、特定の銀行口座や、パソコンやスマホを持っていない人も多いでしょう。そんなファンを切り捨ててもいいのでしょうか。(本当に往年ファンを無視するなら、存在意義がない枠連を廃止してほしいです)