アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(株)テレビの程度の低さよ・・・

2017-01-05 17:42:05 | 株式
 またしばらくサボっていました。年末のグランプリシリーズは安定の全滅でした。今後もしばらくサボるつもりだったんですが、今日あるテレビを見て、その内容があまりにお粗末だったので、ちょっと書いておこうと思います。

 個人でためて個人で運用し、個人に年金として支給される個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)は、先月までは企業年金がある企業の職員、公務員、いわゆる扶養されている主婦(主夫)は加入できませんでしたが、今月から20歳以上60歳未満の全ての国民が加入できるようになりました。今日放送されたフジテレビのワイドショー番組で、イデコについての簡単な特集がありました。
 この番組での見出しは「確実に儲かる」という刺激的な言葉を出していました。それについて、レギュラーコメンテーターが、「運用先が損を出したら、マイナスになることもあるんじゃないか」と質問したのですが、イデコについて説明していたアナウンサー(?)は、これに対して適切な返答が全くできなかったのです。そこが今回の件の核心なのに、それが説明できないのであれば、何しに出てきたんだと言われても仕方ありません。

 「確実に儲かる」の仕組みを最初から説明すると、イデコで拠出した金額は全額所得から控除されるため、その分所得税が減税されるのです。お金は貯まるのに、本来払わなければならない所得税を払わずに済むのです。1月1万円積み立てると、年収500万円程度の家庭なら4万円程度の減税になるのです。
 そして、その積み立てたお金を、投機性の高い株式投信などで運用すれば、損が出て結果的に「確実に儲かる」と言えないですが、運用先は定期預金という方法があるのです。定期預金なら、ペイオフにでもかからない限り絶対に損はしません。従って、口座維持手数料を考慮に入れても、確実に儲かるのです。ただし、例えば物価が倍になって円の価値が半分になれば、実質的には損が出ることになりますが、その点は考慮に入れていません。(その意味では、株や債券を一部に組み込むバランスタイプの投資信託が最も「確実に儲かる」手段ではないかと思います)

 ただし、「確実」と書きましたが、本当に「確実」になるには条件があります。それは、「60歳までイデコへの拠出を続けること」です。
 イデコは、口座の維持に手数料がかかります(最低2千円/年程度、他に証券会社等も手数料がかかる場合あり)。イデコへの拠出額は変更することもできますが、ローンなどを組んだりリストラなどに遭ったりして拠出が難しくなり、拠出をやめたとしても、手数料は取られ続けます。そうなると、「確実」が崩れる可能性があります。イデコは、本人が死亡するか、大震災クラスの災害が発生するなど、よほどのことがない限り辞めることはできません。とはいえ、5年くらいやっておけば、残り30年ほったらかしていても、トータルでマイナスになることはないと思いますが・・・。

 ということで、メリットとデメリットをまとめておきます。

 メリット
 所得税が減税される(主婦はメリットなし)
 運用で利益が出ても非課税
 もらう時も基本非課税(一括払いにすればほぼ非課税、分割の場合は他の年金と合算して一定の額を超えなければ非課税)
 60歳までに亡くなっても、積み立てたお金は遺族が相続できる。

 デメリット
 口座維持に手数料がかかる
 基本的に60歳まで辞められない

 という感じです。若い人は、今後の生活が激変する可能性が高いので、加入には注意が必要かもしれませんが、概ね将来が見えてきた4~50代のサラリーマンにとっては、むしろやらない理由が見当たりません。
 この程度のこと、数々のホームページで簡単に調べられます。東京キー局の番組でその程度のことも理解できずに特集を流そうとする神経が理解できません。

 なお、私も素人なので、勘違いがある可能性があります。必ず金融機関等のホームページでご確認ください。
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