アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(競艇)久々の的中のはずが・・・

2011-08-29 14:08:36 | その他のギャンブル
 この日のWIN5は、自己新記録の3レース目まで的中も、堅実にインバルコ(他1頭)に賭けていたのに出遅れて終了。まあ、新潟記念も当たっていないので致し方ないのですが・・・。

 で、やる気がなかったものの一応買ってみた競艇のモーターボート記念。内枠の方は知らない人ばかりだったので、(生で見た)児島のグラチャンを勝った瓜生を買ってみることに。4号艇ながらそれなりに売れていたので、人気の1号艇を切り、それ以外の4艇を2着受け、3着は総流しで16点買い(1点500円)としていました。

 テレビ中継ですが、都合により音なしで見ていました。これが、今後に大きな影響を与えるとは・・・。

 スタートは内の1と3の方が良さそうに見えましたが、4号艇の瓜生はカドから捲くり勝負。差しの方がいいのではと思ったのですが、豪快に捲くり切ってしまいました。更に5,6あたりも差してきて、期待通りの展開。これはどう転んでも当たりです。

 SGの優勝戦はもう2年くらい当たった記憶がなく、本当に久々の大当たりです。大きな期待を持って、払い戻し画面を見たのですが・・・。

 配当金に、4桁のものがありません。3連単オッズが表示されていないのかと思っていたら、よく見ると3連単はちゃんとあります。そのオッズは、何と590円。しかも、1番人気と書いてあります。

 最低でも50倍は付くと思っていたので、最初は混乱しました。しかし、次の瞬間に意味を理解しました。下の方に、返還艇の表示があります。しかも、1と3の2艇です。

 音を出して見ていればすぐに分かったのでしょうが、音を消していたせいでぬかよろこびしてしまいました。以前も、植木が1号艇でフライングをやらかした時も、パチンコ屋のテレビで見ていたため音が聞こえず、当たったと思ったらフライングで全返還となってしまったことがありましたが、また同じような目にあってしまいました。
 更に、私の買った舟券のうち、返還を除いた組み合わせは6点。ということは、オッズが590円ということは、まさかのトリガミということです。僅か50円の負けですが、数万円負けた気分です。

 残念ですが、フライングの二人もしたくてやった訳ではないでしょうし、勝った瓜生も誤差0.00秒のタッチスタートでした。二人とも地元福岡の選手で、地元の競艇場に大きな迷惑を掛けてしまったということで、SG1年出走停止以上にショックを受けているのではないかと思います。

 ということで、トリガミになった以上、SG連敗記録が伸びてしまったわけですが、次こそは当てたいと思います。

(パチンコ)期待値の計算

2011-08-22 12:01:46 | パチンコ
 平和の「打-WIN」対応機種として、戦国乙女2に続いて登場した「ぱちんこRio」。アニメのRioのスポンサーに、なんで平和が加わっているのかと思っていたら、こういうことでした。キャストも、リオ役の井上麻里奈をはじめ、アニメ版と全く同じです。

 しかし、それ以上に注目なのはスペックです。過去に紹介した、相川七瀬や及川奈央のパチンコと同じく、7回ワンセットとなっています。初当たりについては小当たり地獄に苦しめられるものの、時短に突入すれば残りセットは全て出玉ありとなることに加え、最後の100回時短で通常確率を引くことができれば、あと7回の追加大当たりが来るというものです。相川や及川と比べると、確率が甘めで出玉ありの大当たりの割合も多く、その分出玉は少なめ(1回で850個程度)となっています。

 ラウンドランプがないことに加えて、セグランプが16個もあるためにパターンも多そうで、私が知る限りでは、セグパターンを完全網羅できません。そのため、小当たりか潜伏確変かの見分けが非常に困難なんですが、ある店に「小当たりはカウントせず、潜伏確変はカウントする」というナンバーランプを設置していることが分かり、その店に行ってきました。

 ある日の実践では、朝一で3回残りの台があったので打ったものの、出玉ありを引くも時短26回転スルー。次が潜伏で、その次も保留で当たったので、残った玉を打ちこんで終了。その後、別の店で打ってから、しばらくして戻ってみると、まだ5回残っている台を発見。しかし、これも2回出玉を獲得しただけで残り1回に。残り1回はさすがに不利なので、残った1回分程度の玉を持って、1000回ハマっている台に移動。打-WINポイントが1回転で3ポイント貯まるのでお得だと思っていたら、これが無くなる前に、出玉なしの13回時短に当選。途中、かなり熱そうなリーチになったのに外れてショックを受けていたのですが、残り4回のところで引いた出玉あり大当たり(多分時短26回)で、とても当たりそうにないBJ勝負で勝つと、合計4回分の大当たりに加えて、時短引き戻しにも成功し合計11連チャン。結局、ハイエナではなく正攻法で打って勝ってしまったという実践結果でした。





 さて、ここからが本題です。
 ハイエナは本当に有利なんでしょうか。この辺について、まだ雑誌には検証記事が載っていないので、計算してみました。なお、計算結果は自分なりに確認したつもりですが、間違っている可能性も否定できません。また、私の思いこみにより、スペックを勘違いしている可能性もあります。ご了承ください。

 計算する上での条件は次のとおりです。
 ・1回の大当たり出玉は850個
 ・確変、通常に関わらず、時短終了後4回転は電チューメモリーが消化されると仮定(電チューのタイミングが合えばもう1回転させられる)
 ・ヘソメモリーで当たった時、ヘソメモリーは3個点灯していると仮定(時短に突入しても、3回転はヘソメモリーが消化される)
 ・時短中にヘソメモリーで当たり、更にヘソメモリーが残っていれば、それが当たって取れるはずの大当たりが減る可能性もあるが、可能性は非常に低いので無視。
 ・時短中の玉増え、玉減りはゼロとする。
 

 まず、潜伏確変中で、「出玉なし、時短なし(選択率57%)」の次に引きやすい「出玉あり、時短13回(22.5%)」について計算します。

 850個の出玉を獲得した後、「当たれば残りを全て出玉ありで取れる」状態になるためには、時短13回+メモリー4回の17回転以内に、確変中の確率である49.9分の1を引く必要がある。これが達成される確率は、29.1%。
 うち、ヘソメモリーの3回転で当たる確率は、5.9%となるので、この場合は出玉がない可能性がある(32.5%の出玉ありを引けば出玉は取れる)。差し引きして23.2%については、出玉ありで取れる。
 保留以外で当たった場合に、最終的に時短終了までに取れる出玉の期待値は、残りリミッターが6回なら、850×6=5100に加え、引き戻し回数の期待値である0.50回に7を掛けた3.5回分の大当たりを加算。省略した小数点以下も含めて計算すると、結果は8089個となる。
 同様に、保留で当たった場合も計算。7515個となる。
 達成される確率である29.1%の反対側である70.9%については、達成できず850個の出玉が取れるだけである。
 これらを全て合算して、「出玉あり、時短13回」を引いた時の出玉期待値を計算すると、2924個となる。

 こんな感じで、以下時短が26回、39回、次まで、或いは出玉なしで時短ありの各種パターンについて、全て期待値を計算し、合算してみると、「リミッター6回の時、49.9分の1に当たった場合の出玉期待値(出玉なし、時短なしも含む)」は、1375.6個となりました。
 これを元に等価ボーダーを計算すると、何と9.07回となります。

 ということで、リミッター6回の台については、積極的にハイエナするしかないということは分かりました。では、残り何回まで有利なのかということが気になります。私の直感では、残り2回まででも、引き戻し率が高い分、損はなかろうと考えていましたが、その計算結果は・・・。
 出玉期待値852.4個となり、ボーダーは14.6回となります。
 残り6回と比べれば妙味は薄れますが、それでも普通の台を打つよりはずっとマシな状況です。残り3~5回については、2回よりいいことは言うまでもなく、残り1回になるまでは、打ち続けても問題ありません。

 では、残り1回の台はどうなんでしょう?
 残り1回の台については、時短ありを引いたとしても通常確率です。当たれば7回分の出玉が追加されるとはいえ、39回時短を引いたとしても、引き戻し確率は非常に低いです。
 ということで、悲惨な結果が出るのではないかと恐怖しながら、出玉期待値を計算していました。なお「時短次回まで」となっている部分については、確変が終了しても適用されるとは到底思えないので、「時短100回まで」に置き換えて計算してみました。まあ、選択率は出玉ありなし合わせて1%なので、影響はほとんどないと思います。

 その結果は・・・。
 626.2個。ボーダーは19.9回でした。

 思ったよりは大したこと無いなというのが正直な感想です。
 とはいえ、通常のボーダーより低いことは間違いないので、無理に打つ必要はないということです。

 ということで、計算結果ではハイエナがおいしいということになりました。2回以上の台を、残り1回まで打てばいいということです。
 しかし、これはあくまで「小当たりをカウントしない」という店があるから成り立つわけで、小当たりまでカウントしてしまうカウンターの場合は、立ち回りが難しくなってしまいます。
 また、ボーダーラインはあくまで等価交換の場合ですから、低換金率店で現金投資する場合は、もっと厳しいことになります。残り6回の台をハイエナできても、出玉なしが続けば現金投資がかさむので注意が必要です。

 最後に、おそらくプレミアというものが確認できました。アニメを見ていれば分かりますが、リオのお母さんのリサです。声は井上喜久子ですが、井上麻里奈のお母さんではありません(笑)


(その他)コメント再び

2011-08-13 23:03:03 | その他のギャンブル
 11日には、問題の東日本大震災復興宝くじの抽選結果が発表されました。言うまでもないですが、日経に誤掲載されたものと一致した番号は一つもありませんでした。(とはいえ、6等で1つでも一致する確率は10%程度あったのですが)

 ジャンボではないので、あまり大きく報じられなかったのですが、ヤフーニュースでは、コメントが書き込めるオリコンがニュースとして記事を載せました。その中に、またバ●コメがあったので、さらしたいと思います。

>これって賞金の一部が復興に当てられるのか?
>それともテラ銭の一部が当てられるのか?
>どれくらい復興のために寄付されるんだ?
>まったく分からん。復興復興となんでも
>唱えればまかり通ってしまうのがイヤ

 この宝くじは300億円売れた場合、当せん金や経費を除いた142億円が被災地である9の都県と2つの政令市に配分されるということが、ちゃんと報じられています。ヤフーニュースで「東日本大震災復興宝くじ」で検索すれば、そのような記事はすぐ見つけられます。
 この程度の努力もしないくせに、筋違いな批判をする単純さがイヤ。

>この宝くじ買おうかな?と思った矢先、当選番号の漏えい(?)が発覚して
>買う気が失せました。だって胡散臭いんだもん。
>やっぱり直接赤十字に募金した方が確実だな、と思ったよ。

 元々買う気があったのに、完全な誤解である漏えいで買う気が失せる時点でお話にならないが、そのくせ直接赤十字に募金したら確実だと言いきってしまうところが恥の上塗り。赤十字がきっちり被災地に届ける保証はどこにあるんだ?追跡調査でもするのか?
 もちろん、赤十字がどこかで着服している・・・なんて言うつもりはありません。その辺の条件は宝くじも赤十字も同じだということです。「確実だ」とする根拠は何一つありません。
 あと、6000円赤十字に募金すれば、その6000円は(おそらく)全て被災地のために寄付されますが、この宝くじを6000円買っても、被災地に寄付されるのは2820円です。そういう意味では、赤十字に募金をした方が被災地のためになるのは確かですが、このコメントは「確実だ」と言っている点が、そういうことを言っているのではないと判断しました。とはいえ、もう募金を呼び掛ける宣伝も見慣れた(言い換えれば見あきた)今となっては、普通に募金を集めるよりは、宝くじという形で集めるのは非常に意味があることだと思っています。

 こういうようなコメントをする人、このようコメントに「私もそう思う」をクリックする人が多いということは非常に残念です。こういう人たちを減らすために、確率の授業を義務教育でもっと増やすべきだと思います。


 なお、私は40枚(8000円)買いました。今回の宝くじは、下1桁の当たりがなく、最低は下2桁が3通りで当せん金は1000円。当たる確率は33分の1で、40枚では1枚も当たらない可能性も十分にあるのですが、見事に3枚当たってくれました。それ以外は当たらなかったのですが、新潟に引き続き、震災復興宝くじでは引き強が発揮されました。

(その他)宝くじはヤラセ?

2011-08-10 12:02:58 | その他のギャンブル
 9日まで発売されていた「東日本大震災復興宝くじ」。この宝くじの当せん番号が、まだ発売中なのに日経新聞に載ってしまうというニュースが流れました。テスト様に作ったものが、本社から大阪支社に送られ、それをそのまま載せてしまったということです。大阪支社管内の、岡山を含む21府県に、その新聞が届けられたということです。
 この記事を受けて、ヤフーコメント欄には、宝くじがヤラセであるという証拠だと言わんばかりのコメントがズラリと並びました。

 そもそも、仮にヤラセだったとしても、なぜそれが新聞社に流れるのかが全く理解できず、私はこれがヤラセの根拠とはなり得ないと思っていましたが、私はそれ以上に気になったことがありました。一体どんな番号が載ったのかということです。
 時事通信の記事には、どんな番号が載ったのかは記載されていませんでした。誤解を避けるための配慮ではないかと思いますが、今思えば、違う意味(ヤラセ)での誤解を受けるくらいなら、載せるべきだったのではないかと思います。
 もしこの番号が、本物っぽい番号であれば仕方ないですが、私はおそらく、明らかに適当に並べただけの番号か、或いは過去の当せん番号をそのまま流用したかのどちらかではないかと予想していました。

 調べてみると、テレビ朝日系のニュース映像(下のリンク)で、その載せられた番号を確認することができました。その番号は次の通りでした。

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210805038.html

1等 12組123456 100組234567
(前後賞、組違い賞もあります)
2等 組下一桁 2組345678
3等 各組共通 456789
4等 下4桁 7890 8901
5等 下3桁 012
6等 下2桁 23 34 45

 予想どおり、適当に並べただけの番号でした。正直ホッとしました。
 宝くじをよく購入される方はご存じだと思いますが、宝くじの、6桁番号の一番上の桁は必ず「1」です。ですから、1等の2つめと、2等、3等の番号は実在しません。
 4等以下の番号については、どのような番号にしても実在してしまうのですが、見ての通り全てのパターンが連続番号。「テスト様に作った番号」という日経新聞の主張を疑う要素は全くありません。

ヤフーにのった残念な(笑)コメントをいくつか紹介したいと思います。

>どうりで周りに成金が見当たらないはずだ
 自分の周りで起こっていることが全てなんでしょうね。この人にとっては・・・。この程度のことでヤラセに結びつける単純な思考回路に、私はついて行けません。
 ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は1000万分の1です。20枚買ったとして50万分の1。要するに、1人20枚買っても50万人に一人しか当たらないです。当然、当たったことを黙っている人もいるでしょうし、他の理由を付けてひっそりと退職している人もいるでしょう。
 なお、私の職場には、2000万円当てた人が過去にいたらしいです。自分から言った訳ではないですが、車が突然高級車に変わったのですぐバレたということです。

>みずほの丸儲け?

 なんでみずほ銀行が儲かるのか・・・。
 今回の宝くじは、東日本大震災の復興に使われます。みずほ銀行に入るのは、取り扱いの手数料だけ。当たりが減っても、利益はほとんど(全く?)変わらないと思われます。少なくとも、丸儲けという話にはなりません。

>当選番号は売れ残り分に割り当てている?

 それが理由なら、まだ発売中なのに番号が発表されるわけないでしょ。
 そもそも、この宝くじは15ユニット発売されています。ロト6やBIGじゃないんですから、全く売れてない番号自体が存在しないはずです。14枚売れているか15枚売れているか・・・という程度の差しかないと思われます。

>LOTO6なんかもいつも1等1口か2口しかないのおかしいんだよ
1等30口2等2口なんて絶対無いもんね

 何を言ってるのか意味不明。
 確率論で言えば、1口2口になるのは全く一般的なこと。むしろ、30口になる方がずっとおかしいし、その上で1等の6倍当たりやすい2等が2口になるなんて、理論的にはほぼ考えられません。そういう結果になった方が、ずっと「おかしい」です。


 まあどちらにしても、どんな番号が誤掲載されたかを全く調べずに、ヤラセだと決めつける人があまりに多すぎることに、私は恐怖を感じます。結局彼らは、「今回掲載された番号は、本物だと勘違いしてもおかしくないような番号が並んでいる」という先入観に支配されてしまっているのです。こういう人たちが、どこか別のところで欺されてしまうような人たちではないでしょうか。もちろん、そのように勘違いする人が多数出てくることを想定できず、どんな番号が載ったかということに全く触れていない時事通信の記者にも、大きな問題があると思います。

しかし
>当選番号123456だったらしい。
まあテスト用だろうけど、この件で抽選操作の疑惑は強まった。

 なにゆえ?
 何をどのようにつなげていけば、この結論に到達するのか・・・。

※ところで、結構多くの人が書いている「抽選のデジタル化」ってどういう意味?ネットでちょっと検索してみても、何も出てこないんですけど。何か昔と変わったところがあるのでしょうか。(下で触れますが)ナンバーズは矢を打って抽選しているし、ロトの抽選も全く変わらないようですが・・・。


 しかし、これで「宝くじにはヤラセはない」ということが証明されたわけではありません。
 みずほ銀行の宝くじのホームページを見ても、抽選方法を説明するコーナーは存在しません。おそらく、あまり詳しく説明しても余計疑われるだけだということでしょうか。
 他のページを調べてみると、色々書かれています。ロト以外の抽選方法は、円盤に向かって矢を放つ方法で行われています。それなら、狙い打つことができるのではないかと思ってしまいますが、回転させるモーターがランダムでON・OFFを繰り返すようになっており、回転周期が変動するので、狙い打ちできないようにしているようです。
 ただ、矢を打つ方については、説明が見つかりませんでした。普通の宝くじについては、矢が飛んでいく音が不規則に聞こえるので、恐らく抽選番号の数と同じだけの人間がスイッチを押していると予想できますが、ナンバーズについては「ピンポンパンポーン」って音の後に、同じペースで順番に矢が飛んでいきます。あれはOKなのかと思ってしまいます。
 とはいえ、宝くじの抽選は全て公開されているし、打った矢が落ちたり(数字の境目に打ち込んである金属棒に当たったものと思われる)、数字の境目付近に矢が刺さり、テレビではどちらの数字に刺さっているか分かりにくかったりすることがあるので、抽選方法に問題はないと思われます。ただ、仮にヤラセがあるなら必ず改造が必要となる矢の発射機が、その余地がないほど単純なつくりであることくらいは、きっちり説明して欲しいと思います。

 一方、ロトについては以前に書いたことがあるので、繰り返すのはやめておきますが、私が見た感じでは、恣意的なものが入る余地はないように思います。

 いろいろな考え方があるかとは思いますが、ヤラセ(遠隔操作)が入る余地は全くなく、完全にランダムで数字が選ばれる抽選方法をとっているという自負があるのなら、抽選方法の詳細についてちゃんと公開し、疑いや誤解の芽を摘む努力をしてほしいと思います。

(余談)
 7月5日に抽選が行われたミニロトで、平均では1千万円程度になる1等の当せん金が、何と17万5900円にとどまるという珍事が起きました。
 誰かが法則性を見つけて大量買いしたのか・・・とも思われましたが、原因を作った一番の要因は、当せん番号です。5つの数字が、6,12,18,24,30。要するに、全て6の倍数です。こういう規則性のある番号は、どうしても買っている人が多くなるため、結果として安くなってしまいます。ナンバーズでも、ゾロ目になった場合は、ボックスとセットが全てハズレになってストレートに多く配分されるにもかかわらず、期待値以下の配当金になってしまうのも、同じ理由です。ですから、連続目(1,2,3,4,5 等)についても、もし出たら配当は相当安くなると思います。
 数字選択式については、人が買いそうにない番号を買うのが、高配当金を狙う鉄則です。とはいえ、人間が選んでいる以上は、結局のところ「人が買う」番号なので、最近ロト6を買う時はクイックピックで買うようにしています。

(余談2)
 内容がごちゃごちゃしてきたので、こちらに書きます。

 私の感想としては、抽選方法を確認しなくても、宝くじにやらせがある可能性は極めて低いと思っています。

 最も大きな理由は、機械の保守管理の問題です。
 高速で動いている的に対し、確実に狙った数字に矢を当てることができる精密機械が必要です。その機械を導入するとなると、その機械の保守管理を行う専門の技術者が必要です。当然、その辺の電気屋で買いそろえることができる機械で、そのような装置は作れないでしょうから、業者に作ってもらって納入するとなると、営業マンや技術者など、多くの人がこの件に関わることとなります。これだけの人の口を封じることが可能でしょうか。
 この理論は、パチンコの遠隔操作に対する考え方に近いものがあります。

 更に、ヤラセによって恩恵を受ける人にも問題があります。ヤフーのコメントに「宝くじは税金がかからない。だから、税務署に申告する必要はないので、何度当たってもばれることはない」なんて意見がありましたが、これは誤解です。税務署は個人口座に億単位のお金が振り込まれれば、何のお金か分からないので、必ず調査します。そこで、宝くじの当せん者には、「当せん証明書」が発行され、それを示すことによって税金を納める必要がなくなるという仕組みです。ですから、もし何度も当せんすれば、その回数だけ税務署にはバレてしまいます。ヤラセにより、同じ人が何度も当せんするようなことがあれば、さすがに税務署は怪しみます。

 「1等が当たった宝くじをブログに掲載したのを見たことがない」という意見もありますが、これの理由は、ブログをやっているような人は宝くじを買う人が少ないのではないかと予想できます。一度に何万、何十万と購入するような人は高齢者が多いようです。
 それ以前に、そんなもの積極的に公表しようと思う人は少ないと思いますけどね。私も、仮に億単位の宝くじが当たったとしても、絶対に公表はしません。私のように、知り合いに自分のブログを教えている場合がありますからね。
 また、それを言うなら、「宝くじのヤラセの証拠をブログに載せてあるのを見たことがない」と言うこともできると思います。

 まあ、(繰り返しますが)ヤラセが絶対無いと言い切ることはできないものの、外にバレないようにヤラセを成立させるのは大変なことだと思います。

(余談3)
 もう一つだけ・・・。

 8月9日に、サマージャンボ宝くじの当せん番号抽選が行われました。ジャンボは毎回そうですが、テレビでも1等の抽選のみ生放送されました。

 ゲストは演歌歌手の天童よしみでした。今回の抽選でも、千の位の抽選を受け持ちました。音楽が流れ、音楽が終わったらボタンを押すという流れだったのですが、それ以外の桁を担当した女性たちに対し、天童よしみはタイミングが遅れてしまいました。矢は同時に飛んでいっていないということを、意外な形で証明してくれました。

 ただ、少し気になることがありました。
 回転している的ですが、矢が刺さる直前にスピードが落ちるのです。
 恐らく、高速回転したままで矢を打つと、上手く刺さらないことが増えたり、下手をすると金具に当たった時に激しい勢いで跳ね返って危なかったりするので、確実に刺さるようにスピードを落としているのでしょう。矢の位置が確認しやすいということもあると思います。少し胡散臭いです。
 とはいえ、ボタンを押してからスピードが落ちているのは明らかで、先ほどの天童よしみの件では、千の位だけ最後まで高速で回っていました。また、落ちるといっても完全に止まるわけではなく、映像に映っていた百の位については、矢が画面の端っこに見えた時に、的の真下の数字は「1」でしたが、刺さったのは2つ次の「3」でした。

 ということで、発射ボタンは発射機とも的ともリンクしていることです。やっぱり、ちゃんと仕様を公表してほしいと思います。