アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アキバ系)10月の新番組

2015-09-29 10:02:41 | アキバ系
 10月からスタートするアニメ新番組の一覧です。岡山の無料放送(NHK、無料BS含む)で見られる作品、CSやケーブルテレビで見られる作品(サンテレビ含む)、見られない作品(ネット配信のみで見られる作品含む)に分けています。
 なお、サンテレビについては、CS以外でも放送がある場合は表記しません。

●無料チャンネルで見られる作品

かみさまみならい ヒミツのここたま
テレビせとうち 10月1日(木)18:00
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/cocotama/index2.html

ランス・アンド・マスクス
BS-TBS 10月3日(土)25:00
http://www.tbs.co.jp/anime/lance/

原作はライトノベル。騎士道精神によって行動してしまう主人公(ショタ顔で高校生くらいの年齢?)と、孤独ながら健気に生きる少女(見た目小学生)を中心としたお話です。主人公は、普段はおどおどしていますが、女性の危機を感じると凄い能力を発揮して女性を救います。個人的には、絵やキャスト、ストーリーといずれも好みです。
今年の「TBSアニメフェスタ」で先行上映されたのを既に見ていました。最初は中世のような雰囲気ですが、突然場面が現代に切り替わり驚かされました。あと、開催されたのは8月でしたが、主題歌の部分以外は全て出来上がっていて、スケジュール管理が大変だったのではないかと思います。

ヤング ブラック・ジャック
BS-TBS 10月3日(土)25:30
http://www.tbs.co.jp/anime/ybj/

原作は手塚治虫の漫画で、闇医者になる前のブラック・ジャックこと間黒男が主人公のお話です。
こちらも「TBSアニメフェスタ」で先行上映されました。どちらかと言えば、主に女性声優のトーク等に期待している人が多く集まっているイベントなだけに、場違いではないかとも思ったのですが、思わず見入ってしまいました。主役の梅原裕一郎は若手声優ですが、何の違和感もなかったです。なお、大人のブラック・ジャックを演じていた大塚明夫がナレーターで出演しているため、梅原さんのプレッシャーは半端ではないでしょう。

ヘヴィーオブジェクト
BS11 10月4日(日)24:00
AT-X 10月4日(日)24:00
http://heavyobject.net/

原作はライトノベル。オブジェクトと呼ばれるロボットで戦うお話のようです。
主人公はパイロットではなく、オブジェクトの設計士ということ。女の子みたいな顔ですが、声優は男性なので、男性で間違いないでしょう。

影鰐-KAGEWANI-
BS11 10月4日(日)25:00(ウルトラスーパーアニメタイム内)
http://kagewani.com/

まずは、ウルトラスーパーアニメタイムが今季も続くとは思いませんでした。
オリジナル作品のようですが、これまでのこの枠の作品とは雰囲気が違いすぎます。シュールな感じです。

ハッカドール
BS11 10月4日(日)25:00(ウルトラスーパーアニメタイム内)
http://hackadoll-anime.com/

モバゲーの会社が運営するアプリのキャラクターがアニメになりました。このアプリは、サブカルチャーのニュースをまとめて読むことができ、興味のある分野の登録したり、特定の分野の記事を多く読むと、アプリがそれを判断して、興味がありそうなニュースが優先して表示されるようになるというものです。
1話を見ましたが、そのアプリの宣伝のような内容でした。まあ、宣伝目的で製作されたと思うので、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。

ミス・モノクローム -The Animation- 3
BS11 10月4日(日)25:00(ウルトラスーパーアニメタイム内)
http://www.starchild.co.jp/special/miss_monochrome_anime_2/

堀江由衣がデザインとベースの声を担当した少女(アンドロイド)が主役の作品。一応3期ということですが、2クール連続放送です。
相変わらず、Club AT-Xのナレーションを毎回担当しています。堀江由衣本人を毎回出演させるのは色々大変だと思うので、おそらくプログラマーがいればどんなセリフでもしゃべらせられるんでしょうね。

金田一少年の事件簿R 新シリーズ
西日本放送 10月3日(土)17:30
http://www.ytv.co.jp/kindaichi_r/

昨年久々に復活しましたが、2クールで終わってしまったため、間を埋めるためだけに復活したのかと思いましたが、再復活となったのは素直に嬉しいです。前回は実写版と同時スタートで、そちらの宣伝の意味もあったと思いますが、今回はそのようなことがないわけで、意外と視聴率が良かったのでしょうか。

学戦都市アスタリスク
BS11 10月3日(土)23:30
http://asterisk-war.com/

原作はライトノベル。第一印象は、ライトノベルらしい作品という感じです。まあ、こういう定番タイプも嫌いじゃありません。舞台は近未来風の日本で、舞台となる学園に転校してきた少年は、窓から落ちてきたハンカチを届けに、窓から部屋に飛び込んだら、女の子が着替え中だったという、こういうアニメではありがちでも、現実ではありえない展開。いきなり見知らぬ人の部屋に飛び込まないでしょ普通(笑)

K RETURN OF KINGS
BS-TBS 10月3日(土)24:00
AT-X 10月3日(土)24:00
http://k-project-come-back.jpn.com/

オリジナルアニメの第2期。1期はずいぶん前に放送されたイメージがあるし、そんなにヒットした感じもなかったのですが、まさかの2期放送となりました。パチンコにでもなるのでしょうか(笑)。
前作はアンジェラが主題歌を担当していましたが、今回の主題歌は堀江由衣が担当しています。正直見るつもりなかったのですが、見たくなってきました(笑)。

蒼穹のファフナー EXODUS 後期
BS-TBS 10月3日(土)24:30
AT-X 10月21日(水)21:30
http://fafner-exodus.jp/

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
山陽放送 10月4日(日)17:00
http://g-tekketsu.com/

ガンダムの新作。今回は深夜ではなく日5になりました。主人公のキャストは知らない人です。それ以降も、男性キャストが並んでいます。女の子キャラはあまり重要ではないのでしょうか。
絵も少し古臭いし、正直、私は見なくていいかなという感じです。

ハイキュー!!2ndシーズン
BS11 10月4日(日)24:30
http://www.j-haikyu.com/anime/index.html

バレーボールスポ根アニメの2期ですが、深夜アニメな上にTBS系でもありません。
1期はそれなりに評価が高かったように思いますが、どうしたことでしょう?

ノラガミ ARAGOTO
BSフジ 10月4日(日)25:00
AT-X 10月9日(金)23:30
http://noragami-anime.net/

野良神様が主人公のアニメの第2期です。
面白くないことはないのですが、選別の結果前作は途中で見るのをやめたので、多分見ないと思います。

スタミュ -高校星歌劇-
BS11 10月5日(月)24:30
AT-X 10月12日(月)23:30
http://hstar-mu.com/

ミュージカルがテーマのオリジナルアニメ。主要キャラは全て男性で、完全に女性向けアニメのようです。
メインの5人のうち、唯一実績が少ないランズベリー・アーサーは、以前声優番組に出てきたので印象が残っていますが、人気声優の波に乗れるでしょうか(既に人気があったらすみません)。

進撃!巨人中学校
BS11 10月5日(月)25:00
http://kyojinchu.tv/

タイトルから分かる通り、進撃の巨人のキャラクターがデフォルメされて、中学校に通うという学園ギャグアニメです。原作は漫画のようです。
もちろん原作者公認の作品ですが、進撃の巨人の、ファンの間でも評価が分かれそうです。

コメット・ルシファー
BS11 10月6日(火)24:00
AT-X 10月11日(日)17:00
http://comet-lucifer.jp/

バンダイビジュアルのオリジナルアニメです。舞台は鉱石に覆われた惑星です。ヒロインは正体不明の少女で、ロボットも出てきます。

コンクリート・レボルティオ 超人幻想
BS11 10月6日(火)24:30
http://concreterevolutio.com/

こちらもオリジナルアニメのようです。超能力も美少女もロボットも出てきます。少し難しそうな感じもあります。

ワンパンマン
BSジャパン 10月6日(火)24:58
AT-X 10月8日(木)21:30
http://onepunchman-anime.net/

原作は漫画。嫌でも、あの子供に大人気のアニメを思い起こします。主人公は最強の力を得たらしいですが、実にシュールな外見をしています。

緋弾のアリアAA
BS11 10月7日(水)24:00
AT-X 10月6日(火)23:00(国内最速放送)
http://ariaaa.tv/

原作はライトノベル。ずいぶん前にアニメ化され、去年はパチンコになってまさかのヒット機種となった緋弾のアリアの、スピンオフ作品。主人公は、アリアに憧れるが、武偵としての能力は低い少女です。
前作はブルーレイも買ったので、当然期待しています。

ゆるゆり さん☆ハイ!
テレビせとうち 10月8日(木)26:15
AT-X 10月9日(金)23:00
http://yuruyuri.com/3hai/

タイトル通り、ゆるい百合アニメの第3期。当初は何も買いませんでしたが、何となくブルーレイボックスを買ってしまい、原作の電子書籍も11巻まで買ってしまいました。
1話を見ましたが、私が原作で読んだ話が元になっていました。

うたわれるもの 偽りの仮面
BS11 10月9日(金)23:00
AT-X 10月8日(木)23:00
http://utawarerumono.jp/

前作のゲームの発売が2002年で、アニメ制作も2006年とのこと。それから10年近く経過して、新作のゲームとアニメが製作されました。前作については、ゲームはクリアしたしアニメはDVDも買いました。
主人公をはじめ、キャラクターは一変しており、公式で紹介されているキャラクターはいずれも前作に登場していませんが、一方で前作の主人公であるハクオロっぽい人物もいます。主人公は普通の好青年風ですが、演じるのは大ベテランの藤原啓治です。

落第騎士の英雄譚
BS11 10月9日(金)23:30
AT-X 10月3日(土)23:00(国内最速放送)
http://www.ittoshura.com/

原作はライトノベル。落第騎士とは主人公のことを指しますが、当然(?)無能ではありません。そして、エリートで才能があり、かつ努力家でもある転校生のお姫様と、当然のようにルームメイトになります(笑)。
まあ、皮肉でなく、気軽に楽しめそうで、いいんじゃないかと思います。

牙狼-紅蓮ノ月- (第2期)
テレビせとうち 10月9日(金)25:53
http://garo-project.jp/ANIME2/

対魔導学園35試験小隊
BS11 10月9日(金)27:00
http://35shoutai.jp/

原作はライトノベル。「のうりん」のと同じイラストレーターがデザインしたキャラクターで、美少女が大勢出てくるのですが、雰囲気は少し暗めです。

いとしのムーコ
テレビせとうち 10月10日(土)7:14
http://www.anime-muco.com/

終物語
BS11 10月10日(土)24:00
AT-X 10月10日(土)25:00
http://www.monogatari-series.com/owarimonogatari/

物語シリーズの新作。ここ最近はOVAで製作され、BS11等で一気に放送されるというパターンでしたが、今回は久々のテレビシリーズとなります。
「終」ということは、最終シリーズなんでしょうか?

おそ松さん
AT-X 10月6日(火)24:30
BSジャパン 10月10日(土)24:00
http://osomatsusan.com/

赤塚不二夫の代表作の一つ「おそ松くん」の六つ子が大人になった後のお話。
元々シュールギャグアニメですが、シュールさに拍車がかかっています。前作は六つ子よりもイヤミやちび太の方が目立っていましたが、少なくとも1話では六つ子が主役。大量のパロディや古いギャグが投下されました。賛否両論が出そうですが、私の第一印象はそんなに悪くありませんでした。

新妹魔王の契約者 BURST (第2期)
BS11 10月10日(土)27:00
AT-X 10月10日(土)24:30
http://anime-shinmaimaou.com/

原作はライトノベル。1期は今年の冬に放送されていましたが、早くも2期のスタートとなりました。
1期はかなり激しいエロ描写がありましたが、2期でも勢いそのままに行けるでしょうか?

ブレイブビーツ
瀬戸内海放送? 10月11日(日)7:00
http://www.bravebeats.net/

子供が変身して大人になって、ダンスで戦うようです。
バンダイナムコが絡んでいるようですが、ゲームにでもなるのでしょうか?

カードファイト!! ヴァンガードG-ギアースクライシス編-(第6期)
テレビせとうち 10月11日(日)10:00
AT-X 11月?
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/cf-vanguard-g2/

Dance with Devils
BSフジ 10月11日(日)24:30
http://dwd-anime.com/

オリジナルでしょうか?典型的な逆ハーレムのように見えます。タイトル通り少し暗い雰囲気です。

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
BS11 10月11日(日)25:30
AT-X 10月7日(水)23:30(国内最速放送)
http://syominsample-anime.jp/

原作はライトノベル。こちらは典型的なハーレムのように見えます。
1話を少し見ましたが、いくらご令嬢ばかりのお嬢様学校とはいえ、スマホも知らないというのはどうなんでしょう?

終わりのセラフ 第2クール
BS11 10月12日(月)24:00
AT-X 10月11日(日)20:30
http://owarino-seraph.jp/

櫻子さんの足下には死体が埋まっている
BS11 10月12日(月)27:00
http://sakurakosan.jp/

原作はライトノベル。北海道の旭川市が舞台になっています。黒髪ロングのお姉さんが、幼気な少年(高校生)をもてあそぶお話のようです(嘘)。
主人公の櫻子さんを演じるのは伊藤静。結婚して少し出番が減ったようにも見えましたが、最近盛り返してきているような気がします。

ご注文はうさぎですか??
BS11 10月13日(火)25:00
AT-X 10月10日(土)21:30(国内最速放送)
http://www.gochiusa.com/

原作は4コマ漫画。まんがタイムきららお得意のガールズコメディーで、1期の時点で話題になっていましたから、2期製作も当然でしょう。

ヴァルキリードライヴ マーメイド
BS11 10月17日(土)23:00
AT-X 10月10日(土)23:30(国内最速放送)
http://valkyriedrive.jp/anime/

マーベラスが展開するオリジナルアニメ。今後、コンシューマーゲームとソーシャルゲームと、マルチメディア展開していくようです。
同じくマーベラスの閃乱カグラと同じような雰囲気ですが、エロ度はこちらの方が遥かに上。最初にAT-X版を見たのですが、地上波版は白い光だらけになることが簡単に想像できました(実際そうなりました)。女の子が、別の女の子を武器にして戦うという、どこかで見たことがある設定ですが、あちらと比べるとこちらは全員女の子なので、例外なく百合展開になります。
とりあえず、コンシューマーゲームは買おうと思います(笑)

●有料チャンネルのみで見られる作品

温泉妖精ハコネちゃん
アニマックス 10月4日(日)20:55
サンテレビ 10月8日(木)26:30
http://www.hakone-chan.jp/

原作は漫画のようです。文字通り箱根が舞台で、幼くなってしまった妖精のハコネちゃんが、元に戻るために奮闘するようです。
主役の声優は知らない人ですが、他は有名な人も出ていて、主題歌は、悠木碧と竹達彩奈のコンビです。

小森さんは断れない!
サンテレビ 10月4日(日)22:27
http://komori-anime.com/

原作はまんがタイムきらら・・・ではなく、まんがタイムオリジナル(きららよりは少し一般向け)の連載です。
小森さんは身長180cmでスタイル抜群の美少女ですが、頼られると断れないタイプということです。

てーきゅう 第6期
サンテレビ 10月5日(月)25:30
http://te-kyu.com/

新あたしンち
アニマックス 10月6日(火)19:00
http://www.animax.co.jp/special/atashinchi/

血液型くん!第3期
サンテレビ 10月12日(月)25:33
http://ketsuekigatakun.com/

不思議なソメラちゃん
AT-X 10月7日(水)23:55(国内最速放送)
サンテレビ 10月12日(月)26:30
http://dreamcreation.co.jp/somera/

原作は漫画。ストーリーは一応ありますが、ノリは完全に同作者の「あいまいみぃ」と変わらず、ナレーションも天津向が担当しています。
主役のソメラを演じるのは仲谷明香。AKBを卒業してからは、かなり苦労されているように見えます。

雨色ココア Rainy colorへようこそ!(第2期)
サンテレビ 10月8日(木)23:30
http://rainycocoa.jp/anime/index.html

あにトレ!EX
サンテレビ 10月12日(月)25:36
http://anime-training.com/

アニメ情報番組みたいなタイトルですが、アニメを見ながらトレーニングができるようです。

●見られない作品

すべてがFになる
フジテレビ系ノイタミナ
http://www.f-noitamina.com/

ルパン三世 新シリーズ
http://lupin-new-season.jp/

フジテレビも日テレも、BSでアニメをやっているんですから、地上波でネットワークできないのなら、これらもBSでやってほしいものです。

(その他)松山英樹と石川遼について 4

2015-09-28 23:02:14 | その他
 ゴルフのアメリカPGAツアー2014-15シーズンが9月27日を持って終了したので、今年度の日本人選手2人について、まとめておきたいと思います。

 まずは、松山英樹について。
 ツアールーキーだった初年度から優勝を果たすなど、期待以上の活躍を見せた前年度と比べると、多少物足りない面はありました。私としては、一度も優勝できないとは思いませんでした。
 しかし、「優勝できなかったこと」以外については十分すぎるほどの結果。25試合に出場し、予選落ちは僅かに2回。19試合でトップ25に入るという安定性で、年間王者や来季シード権を決めるフェデックスポイントランキングも常に上位を維持し続けました(最終順位は16位)。昨年は活躍できなかったメジャーでも、全試合で予選を通過し、マスターズでは5位に入りました。また、昨年までは見え隠れしていたケガについても、今シーズンについては欠場、棄権することもなく、不安材料としては一気に後退したのでした。
 ドライバーの安定性、アイアンの正確性、グリーン周りのショートゲームはいずれも申し分なく、パターについては前半こそ足を引っ張ったものの、後半は人並みには入るようになってきたように思います。あとは、優勝できなかったからといって無理な練習をして体を壊すようなことがない限り、来季も今年と同等程度の活躍は十分期待できるでしょう。優勝も、少しの運があればそんなに遠くない話だと思います。
 唯一の心配といえば、それは「英語」です。アメリカ向けのインタビューをきっちり英語でこなす石川に対し、松山は公式の場での会見を英語で行ったことは一度もありません。メモリアルトーナメントでは、前年の優勝者として公式会見を行いましたが、全て通訳を介し、日本語で行いました。このことは、ジャックニクラウスが「日本に行ったアメリカ人選手が日本語を覚えたりしない」という感じのフォローを行ったあたり、アメリカの記者の間では悪評となったのではないかと予想されます。その後も、これだけの上位選手であるにもかかわらず、英語でのインタビューには呼ばれることすらありません。アメリカでは、優勝を決めた選手にすかさずインタビュアーが近づいて、手短にインタビューをする場面がありますが、次に松山が優勝した時、まともに答えられないようなシーンがテレビに流れると、アメリカ人のファンを一気に敵に回す可能性もあるのではないかと思います。
 一方で、松山はちゃんと英語が話せるという話もあります。おぼつかない英語を披露するのは恥ずかしいという気持ちもあると思いますが、ゴルフの技術面以外の問題をかかえこまないようにするためにも、頑張って英語で受け答えができるようになってほしいと思います。

 一方、石川遼について。
 初戦で19位タイに入り、その後2試合でも無難に順位をまとめてフェデックスポイントを稼ぎ、順調なように見えたのですが、そこからは苦難の連続でした。
 年明けから4試合連続で予選落ちしたことをはじめ、予選を通過しても下位に沈んでほとんどポイントを獲得できないという感じで、ポイントランキングもどんどん落ちていきました。浮上の目がないまま、気づけば5月になりプレイヤーズ選手権に初出場。この試合は、「第5のメジャー」と呼ばれるだけあって出場選手はメジャー級。こんな試合で上位進出などとても期待できないと思っていたら、初日から安定したゴルフを続けて8位タイでフィニッシュ。もっとフィールドが薄い(強い選手が少ない)試合で好成績がのこせないのに、このメジャー級のフィールドでシーズン初のトップ10フィニッシュとなったのでした。
 それでも、その後も好成績が残せず、気づけば出られる試合は残り3試合。この3試合で、トップ10に入るくらいの成績が残せなければ、2年前のように入れ替え戦回りとなるという状況まで追い込まれましたが、その最初の試合で、初日首位スタートというロケットスタートを決め、その後も何とか崩れずに4日間を終えて単独10位フィニッシュ。これにより、賞金ランキング125位以内が確定的となり、来季の準シード相当の優先出場順位は獲得できました。次の試合は予選落ちしてしまいましたが、最後の試合では初日の出遅れからその後巻き返し31位タイでフィニッシュ。この結果、僅かな差でフェデックスポイントランキングも124位となり、本シード権も獲得できたのでした。
 その後は、プレーオフシリーズは初戦敗退(ギリギリでシードを取れた選手は、2戦目に進むためのハードルが高いルールになっている)。その後、日本に帰国してANAオープンに出場すると、これまでトップ10にも入ったことがない試合だったのにあっけなく優勝。PGAツアーシード選手の底力を見せつけたのでした。
 2年前にシードを取れず、入れ替え戦に回った時は、そんな状況にも関わらず日本にノコノコ帰って試合に出場するなど、批判する要素もありましたが、今回は年が明けてからはPGAツアーの試合に専念し続けたにも関わらず大苦戦。一番の原因は、ドライバーが曲がってフェアウェイをとらえられず、ピンチを量産したことにあると思います。一方で、アイアンの正確性はPGAツアーでも決して引けを取らず、終盤はドライバーを控えてティーショットで距離をかせぐことを諦め、アイアンを生かすゴルフに徹したおかげで、ギリギリでのシード権獲得につながったように思います。一方、日本に帰ってからはドライバーを握り続け、インタビューでももっと積極的なゴルフをしたいという感じのコメントをしていました。私としては大いに不安を感じるコメントですが、一部ではアメリカでもドライバーを振り回すという意味ではないとの意見もあり、来季はどんなゴルフを見せてくれるか、期待もあり不安もあるという感じです。
 なお、石川の賞金ランキングは851,004ドルで117位。シードギリギリの選手でも1億円稼げる・・・アメリカPGAツアーはそういう場所です。松山は375万ドルで15位、日本円で4.5億円にもなり、日本人選手では歴代最高ということです。日本に帰れば今でもトップクラスの実力があることは証明できたので、少なくともPGAツアーの出場権を失うまでは、アメリカで泥臭く頑張ってほしいと思います。

 また、来季はもう一人、PGAツアーに参戦する日本人選手が増えそうです。
 現在、入れ替え戦に出場している岩田寛は、3戦目を終えて現在入れ替え戦賞金ランキングで11位。4戦を終えて25位に入っていれば、来季PGAツアーのシード権が与えられますが、仮に最終戦予選落ちでも、25位はキープできそうな状況です。若いうちから結果を出した二人と比べれば完全な遅咲きで、33歳だった去年日本で初優勝を果たし、今年2勝目を挙げました。一方、海外の試合は相性がいいのか、昨年出場した準メジャーのHSBCチャンピオンズで3位タイ、今年のメジャーの一つである全米プロでも、2日目に記録的なスコアを出して21位タイでフィニッシュするなど、好成績を残しています。入れ替え戦も、これらの試合の結果で出場することができました。
 岩田は松山と同じく東北福祉大学出身なので、松山にとっては頼もしいでしょう。一方、石川にとっても、ランキング上位の松山とは同じ試合に出場しないことが多かったのですが、おそらく岩田とは同じ試合となることが多いと思うので、やはり頼もしく感じるのではないかと思います。もちろん、ツアールーキーとなる岩田にとっても、右も左もわからない状況で、「(PGAツアーの)先輩」がいることについては頼もしいだろうと思います。相乗効果で、好成績につなげていってほしいと思います。

 今後の予定ですが・・・。

 まず石川は、来週の日本の試合に出場した後渡米し、PGAツアーの開幕戦に挑みます。アメリカで2試合した後、マレーシアの試合に出場(例年通りなら出場できるはず)。その後は、アメリカに戻って3試合(全部出ると強行軍になるので、おそらく出られるのは2試合)するか、日本の試合に出るかの選択肢があります。石川は日本ツアーメンバーで、5試合の出場義務があるのですが、ANAオープン優勝で、日本シリーズJTカップの出場権を得たので、アメリカに戻っても5試合消化は達成できる見込みとなりました。ということで、最初の3試合である程度ポイントが稼げたら日本へ、思うように稼げなければアメリカへという感じでしょう。

 松山は、この後アメリカと世界選抜の対抗戦であるプレジデンツカップに出場しますが、この試合が韓国で行われることが、本人を悩ませているようです。この試合の翌週にPGAツアーの開幕戦が行われるのですが、その週には日本ツアーで最も格の高い試合である日本オープンが行われます。この試合への出場について、PGAツアーで戦う二人にもアプローチがあったらしいですが、即答でお断りを入れた石川に対し、松山は即答を控えたようです。韓国での試合の翌週がアメリカの試合では、時差ボケの影響が残ったまま試合に出なければならない可能性もあります。更に、その2週後にはマレーシアの試合があることを考えれば、日本オープンに出て翌週休みという日程の方が、体への負担は遥かに軽いものとなるでしょう。今のところ、出るとも出ないとも発表されていませんが、私は日本オープンに出る可能性もあるのではないかと思います。松山は、優勝による2年シードが切れるため、16-17年度のシード権はまだ確保できていない状態ですが、まさかシード落ちするほど低迷するとはとても思えないので、私は日本オープンに出てほしいと思います。
 その後は、マレーシアと中国の試合に出場した後、昨年同様ダンロップフェニックスに出場し、これまた昨年と同様にヒーローワールドチャレンジに出場することとなりそうです。松山は日本ツアーメンバーではないので、5試合の出場義務はありません。

 最後に岩田についても、一つ問題があります。
 来週の、入れ替え戦の4戦目の翌週、日本では新規トーナメントである本間ツアーワールドカップがあります。岩田は本間ゴルフのクラブを使っており、スポンサーとしても新規大会には出場させたいだろうし、本人も出場したいと思います。しかし、そうなると長距離移動から休みなくこの試合に出場し、試合が終わればアメリカにとんぼ返りして、また休みなく開幕戦に出る必要があります。その後についても、マレーシアの試合には多分出られないし、HSBCチャンピオンズは出られるかどうか分からないという状況。それ以前に、日本の試合にはどれだけ出るのかという問題もあるので、今後どの試合を選ぶのかは全く読めません。賞金王争いでは、現在2位ながら1位のキム・キョンテが独走態勢に入っているため、賞金王は難しいと判断すれば、アメリカの出られる試合に出て、カシオワールドと日本シリーズだけ出るという道もありそうです。

 とにかく、来季PGAツアーの選手は3人となり、見る楽しみが増えるというものです。ただ、これでも多いとは言えません。韓国人選手は、来季下部ツアーから少なくとも5人がPGAツアーに進むことが決まっており、おそらく来季は7~8人参戦することとなりそうです。更に続きそうな日本人選手は、QTの途中で脱落した小平智がもしかすると来年も挑戦するかという程度です。日本ではある程度結果を残せば食うには困らない一方、アメリカではある程度稼いでも移動費や拠点の維持費等で多額の費用がかかることを考えれば、色々な意味で敷居が高いとは思いますが、それでも3人に続く選手が出てきてほしいと思います。

(パチンコ)今後のアニメ系パチ・スロ

2015-09-05 23:13:51 | パチスロ
 8月は夏風邪を引いたこともあり、なかなか書く気にならず、更に株価が急落し、競馬もサボり気味だったこともあり、何も記事を更新しませんでした。しかし、先日パチンコで久しぶりに勝ったこともあり、元気を出して更新していこうと思います。

 ということで、最初は今後発売される見込みのアニメ(比較的最近の作品に限る)タイアップパチンコ、パチスロについて。相変わらず、勢いはとどまるところを知りません。

 まずはパチスロから。

 ○ガールズ&パンツァー・・・オリンピア

 戦車に乗って戦う部活動に取り組む少女たちの奮闘ぶりを描く人気作。噂には挙がっていましたが、オリンピア(平和)からパチスロになりました。今年は既に、高砂(KPE)からスカイガールズ2が、オーイズミからストライクウィッチーズがパチスロとして発売されており、島田フミカネキャラクターのアニメが2015年に全てパチスロになることがほぼ確定しました。

 ○銀河機攻隊マジェスティックプリンス・・・ディライト

 以前の記事で書いた、フィールズが製作委員会に入っていて版権も押さえているオリジナルアニメーションがパチスロになるということです。もちろんフィールズが販売しますが、パチスロ制作はディライト(大一)が担当するということです。

 ○インフィニット・ストラトス・・・SANKYO

 私もブルーレイを購入した、美少女がメカを装備して戦うハーレム学園アニメ。以前から噂に挙がっていましたが、この作品を「IS」と略すことが多いことから、「イスラミック・ステート」を連想させる可能性もあり、下手すると企画が流れる可能性もあるかと心配しましたが、SANKYOの東京支店の外装を見る限りは大丈夫のようです。

 ○デッドマン・ワンダーランド・・・北電子

 乙女妖怪ざくろに引き続き、微妙にマニアックなところを付いてきた北電子。やる気ないならジャグラーだけ作っておけばいいのに・・・。一応アニメを見た記憶がありますが、多少グロい表現などがあまり好きではありませんでした。

 ○トータル・イクリプス・・・?

 マブラブシリーズとしてアニメ化されたトータル・イクリプスがまさかのパチスロ化です。人間を襲う化け物と戦う、美少女満載の割には少し硬派な作品です。1巻2巻武道館のイベントに行ったのを思い出します。

 ○シュタインズ・ゲート・・・オーイズミ

 オーイズミのパチスロはアニメタイアップで押していくのでしょうか。美少女満載とはいえ、少し難しめのお話で、あの世界観をパチスロにするのは大変そうです。まあ、(別の会社ですが)まどマギも完全に世界観を説明しきっているわけじゃないけどヒットしたのだから、全部理解させる必要はないのかもしれませんが・・・。

 続いてパチンコ

 ○アクエリオンEVOL・・・SANKYO

 現在アクエリオンロゴスが放送中ですが、ついにEVOLがパチンコになるようです。キャスティングが似ている「ギルティクラウン」が、未だに発売される見込みが無い中、「主人公梶裕貴、ヒロイン茅野愛衣、セカンドヒロイン(主人公のことが好きだけど振られる)花澤香菜」アニメとして先に発売できて良かったですね(笑)

 ○織田信奈の野望・・・?

 現代からタイムスリップした歴史好きの少年が出会ったのは、いわゆる女体化された武将(男性もいます)がいる世界の戦国時代でした・・・という話。ある意味過激すぎるブルーレイのジャケットも一部で話題となりました。最近バラエティー番組を荒らしている金田朋子もソコソコの役(幼女)で出演しています。メーカーは分かりませんが、やっぱり平和でしょうか?

 ○クイーンズブレイド2・・・高尾

 前作がそんなにヒットしていないのに「2」が出るとは・・・と思いましたが、甘デジはソコソコ導入されたし、私もある程度打ちました。パチンコだけにエロ表現は控えめですが、それでもヒットした(同じく高尾の)一騎当千シリーズに続けるでしょうか。

 ○ペルソナ4・・・タイヨーエレック

 ゲームを制作したアトラスは、親会社の破たんによりセガサミーに買収されましたが、ペルソナ4のパチスロはニューギンから発売され、デビルサバイバーもオリンピアから発売されました。やっとセガサミーグループで発売される…と思ったのですが、よく考えたらペルソナ3のパチンコも発売したのはタイヨーエレックでしたね・・・。


 最後に、パチンコ(パチスロ)オリジナルコンテンツについて。

 ○乙女フェスティバル(パチンコ)・・・平和

 乙女ということで、戦国乙女や銀河乙女のキャラクターたちが勢ぞろいするのでしょうか。正直、期待より不安の方が大きいです。

 ○シスタークエスト4(パチスロ)・・・SNKプレイモア

 スフィアが勢ぞろいしたシスタークエストシリーズがまさかの復活。SNKプレイモアは中国の会社に買収されたようですが、スフィアを再招集できるほどの開発費がもらえたのでしょうか?あと、3が発売されたころから始まったシスタークエストのソーシャルゲームは、現在もまだ運営中のようです。こんなのすぐに終了すると思っていたので意外・・・。