引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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より道・京都3時間。

2017年11月01日 | ときどき日記

27日より叔母と母の法事のため西へ。

父や祖父母,、叔父、ご先祖の墓にも

手をあわせる。

お墓参りは気持ちがいい。

 

帰りは台風と道づれ。

雨の中、迷ったけど、

約3時間の予定で京都へ。

目的は錦市場。

市場5時着、

閉店時間6時まで1時間しかない!

 

こののれんをくぐると、

日曜日というのに混み合ってます。

穴子2本求めて、

 鰆が・・・身に透明感があり

東京ではちょっと見れない鮮度の高さ。

今日は日曜日。

昨日入荷したものでしょうけど、この

鮮度、漁場が近いのがその理由だろう。

あまりの美しさに、しばし佇み、

鰆、笹ガレイを求めました。

ここでは買わなかったけど、

奈良漬大好きなんですわ。

金時にんじん(香川産)

右が430円、左が330円

 ごぼう

かつお節

立てかけてある、左の黒いの・・・・・。

中華素材の干海鼠(なまこ)。

日本料理では(きんこ)と呼ばれています。

中国名は海参(ハイシェン)。

この「海参」という名は、滋養強壮に優れて

いることから「海の薬用人参」と名付けられ

たそうです。

約7日間かけて戻しますが、

こんなに小さい(約9cm)のが、

戻せば25cm位に。

主産地は北海道。中華料理でいた

だきますが、煮物、炒め物、酢の物

などに用いられます。

なんと形容したらよいか、しこしこ

した歯ざわりが特長です。

翌日、つるっつる。

干し貝柱

丹波栗

韓国の栗!?

国産の約半額ですね。

さすが、老舗「四寅」さん。

6時きっかりで閉店です。

 

が、小芋が欲しくて

お店の奥に向かって

「すみませーーん!」

声をかけたら、電話で聞き覚えのある声、

ご主人でした。

 

商品、もうしまってあるのに、

「何かご入用でしたら、

なんでも言うてください」

旅の途中なので、と、

小芋(里芋)だけ求めました。

閉店というのに、

これから入荷予定の秋~冬野菜のこと、

また他野菜の使い方を説明してくださる

ご主人。

 

その間、従業員さんは

片付けの手を止めてます。

細かいようですが、そういう心遣いも

ちがう、と思うのです。

気持ちいいですよね。

キャリーバッグに小芋をつめて、食事へ。

錦から四条通りに出て左方面に歩けば、

気軽に入れる日本料理店「田ごと」さん。

 

いつもは満席なのに、台風の雨のおかげで

空席が目立ちます。

 

小芋を確かめたくて

死角になる席に座り、

お料理が運ばれるまでチェックし、

ついでに、こっそり撮影。

女将さんなのか店長格の方なのか、女性が

微笑みながらそばに。

「小芋、どちらさんで?」

「四寅さんです」

「うちの今日の小芋、そうですよ」

 

先付けのごま豆腐

お造り

まぐろ、鯛、かます

真蒸のお椀

吸い地が濁ってないでしょう?

さてと

箸をすすめると

「あ、みつけました」

そのタイミングで

「おいしおすよ

四寅さん、夏のトマトのおいしさゆうたら、

最高でしたわ。ヘタのとこから、ふーんて、

昔のトマトの香りがして・・・・」

食材の話でしばし楽しくおしゃべり。

 

帰りは、入り口の池のそばで鯉の

「あかねちゃん」8歳も加わりおしゃべり。

四条通りでウインドー・ショッピング。

老舗茶道具「龍善堂」さん。

白と黒の三つ編みのヘア、

さすがのセンスです。

 遊び心満点の鉢。

お懐石の「強肴」でつかわれたら

お席が華やぐでしょうね。

こちらも老舗呉服店「えり善」さん。

かぼちゃ色の帯揚げ、

遊び心がおしゃれ。

コメント (1)
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