引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知だしとり教室2013年6月15日

2013年06月26日 | いんどうさち だしとり教室

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今朝いただいた福岡の野菜です。

今日の野菜は、この中から。

どれにしようか・・・・・な。
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だしとり教室の内容は、一応、決めて

ますが、生徒さんの世代、職業、ご両

親の出身地により多少、軌道修正します。

さて、

今日の生徒さんは、40代の方1名、

20~30代の方5名。

<化学のダシ>で育ち、

<手作りだし>を知らない方々です。

「どんなものでだしをとるのか、

知りたいです」とのこと。

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昆布、かつお節、いりこ(煮干し)の試食

(いつもは昆布4種、かつお節2種、

いりこは、今回2種).

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写真は、水だししておいた昆布です。

右の昆布の切り口から細かな泡が・・・。

左の昆布のだし、黄色味を帯びています。

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さて、右の昆布、取り出してみましょう。

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南茅部産 天然真昆布です。

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こちらの昆布は、羅臼昆布。

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今日の若いみなさんは、

数々の初めてのだし、とっても慎重に

味見をされていました。

ただいま、上記の昆布だしを試飲中。

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次は、真昆布と花かつおの一番だし。

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この取り方は、

拙著「引頭佐知さんのだしとり教室」

16~17頁の、10分でとれる、

一番だしのとり方です。

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昆布は、上記の、水だしの真昆布と

同じものです。

(後ろの薄く見えるのは、写り方によるもの)。

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たった10分で、

昆布がまるで生き返ったように戻り、

かつお節が香気を放ちます。

自然な塩味もやさしく、

「このまま、何も入れなくていい・・・」

毎回、みなさんが仰います。

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昆布といりこの、合わせだし。

<20~21頁>。

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次は、いりこだけ、花かつおだけ、

単体でとりましょう。

<19,22頁>。

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だしとり前にいりこの説明をしましたが、

今日のいりこは伊吹いりこ小羽(5cm位)。

頭と腹ワタを取らないでもとれます。

●コーヒーポットのようなものを

だし専用にして、

朝、分量の水といりこを入れて

出社し、帰宅して鍋に入れて

火にかければいいのです。

(あれば昆布も)

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このとき、水だししただしだけを

使うか、いりこも入れるかは

好みの問題になります。

いりこを入れた場合は

グラグラ沸かしてはいけませんよ。

決して、沸かしてはだめ。

 

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かつおぶしも。

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とっただしで調理するお楽しみ料理は、

新ごぼうと人参、干し椎茸の

炊き込みごはん。

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常備の鳴門わかめで煮びたし。

すっかりこわくなった、うちの木の芽。

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汁ものは2種。

お吸い物とお味噌汁 をつくります。

写真は、ゆでたじゃがいも、小松菜

ときがらし。

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コメント
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