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子どものころ食べたものというのは、いくつになっても好物
なんですよ。筍もそのひとつ。祖父母の家の敷地内には、
2箇所の竹林があり、春休みの楽しみは筍掘りでした。
ほんの少し土が持ち上がったところを長靴の先でツンツンと
つつき、その感触で筍のありかを確かめ掘るのです。
掘ったときの切り口からは、水気が吹きだし、みずみずしい
筍特有の甘い香りが鼻を刺激します。
いまも、筍を買うとき、どれどれと、切り口の香りをかぐの
ですが、掘りたての、あのときのものとはちがいます。
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今日の筍も福岡県八女産。
今日は、新しい方がお2人、入られましたので、お料理の前に
だしの取り方を集中講習。
昆布といりこのだし。
昆布と花かつおの一番だし。
取り方、味見のあと、どんな料理に向くか、をお話します。
さて、ゆでた筍は、炊き合わせ用に切り、
菜ばなは、ゆでておきます。
うどは、厚く皮をむき、
皮と葉は、いつものように、きんぴらに。
小田急線・和泉多摩川駅で募金をしてきたというクマちゃん。
張り切ってまして、
「辛子酢味噌は、ぼくにまかせて」
「おとなの味っす」
おとなの味?
「辛子きかせます」
ええええっ、不評です。
さきほどの筍に、追いがつお。
盛り付けです。
筍と菜ばなの炊き合わせ。
盛り方で、印象がちがいます。
ほたるいかとうどの辛子酢味噌和え。
筍ごはん。
木の芽がいい香り~~。
うどのきんぴらです。
揺れませんでしたが、余震を心配しながらの教室でした。
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ことしは出産ラッシュ
ところで、こちらのクラスから3名の方、編集の方1名、
経堂の某店のKちゃん、わたしの周囲5人のみなさんご懐妊。
「子授けパワーがあるのでは?」と言われてます(笑)
みなさん、しあわせそう。
新米ママのため、子どもたちのため、
地震、原発、速やかな収束を心から願います。
18日。
「いんどうさん!」経堂某店のKちゃん
「もう1人いました」
「・・・・・・?」
「Kちゃん、4ヶ月だそうです。びっくりです」
「えええっ・・・・・・・・6人!!!」
「9月、10月出産ラッシュです、すごいですね」
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こどもたちとのご縁は、2009年青森県三沢市の自然食品店
「ふきのとう」さん主催のだし取り教室から。
それ以来、なぜか子どもたちとの交流が多くなりました。
今年は離乳食をはじめましょうかね。