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伊吹いりこの漁期は、天候、他条件にもよりますが、
毎年、6月中旬~9月中旬。
伊吹いりこ、6月の教室でも使いましたが、
先日、うれしいメールがとどきました。
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「今年の伊吹いりこ、送りますよ、中羽と大羽」
伊吹島のK. I さん。
昨年、取材でお世話になってからのご縁。
時折届くカジュアルな「水揚げ状況」メールは
ありがたく、教室でそのまま伝えています。
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さて、箱をあけます。
思わず「うわっ」と、ひとりごと。
自然光の下で見ると、腹部の輝きが、まるで銀細工のよう。
中羽のいりこです。
大羽です。
中羽、8cm前後
これは、大羽10cm前後。
<伊吹いりこは、全商品完全無添加>。
伊吹島には17社の加工場がありますが、全社、無添加で
加工・製造しています。
つまり、伊吹いりこは、天然の自然食品というわけです。
*詳しくは、わたしのブログで記事にしています。
カテゴリー「出汁素材を訪ねて」。
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上質の天然だし素材との出会い。
日本料理、だし取り教室を催すわたしにとって、
いちばんうれしい出会いです。
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箱をあけたとき、味見のつまみぐいをしたら、
とまらなくなり<一気つまみぐい>で、中羽25尾(笑)。
やわらかく、生臭みなどまったくないので、ついつい。
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築地の煮干屋さんによると、
添加物をつかっていない、という理由で、
都内の小学校では給食のだしに使われているそうですが、
カルシューム補給のためにも、毎日3尾くらい、そのまま
食べさせるってどうでしょう。
わたしの小学時代、学校で、毎日、肝油を飲ませられましたから。
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さて、肝心のいりこだし、おいしいだしがとれます。
日本一のいりこだしです。
断言します。
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伊吹いりこのだし、
わたしの教室以外でも、味わえる機会がありますよ。
来る11月27~28日、池袋サンシャインにて、
<アイランダー2010>というイベントが催されます。
全国のいろんな島が、島のPRをするという興味深い内容です。
物販だけではありません。その島の風習とか、いろいろ学べます。
わたしは、28日(日)、
なーーんと、伊吹いりこで取っただしで、お味噌汁を
みなさんに味わっていただくことになりました。
どうぞ、いらしてくださいね。
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伊吹島は、いりこだけではありません。
全国で唯一の、すてきなお話があるのです。
それはまた、書きますね。
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