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「みなさま、暑い中、おつかれさま。
しそジュース、どうぞ!」。
しそジュース、梅干し用のしそを少し取り分けて作りました。
グビグビしてから始めましょう。
昨日のクラスには、出し忘れ。
抗議がきそうでこわいです。
さて、さて、
今日も、きほん学級。
昨日と同じだしをとります。
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「おだし、おいし・・・・・」
おいしいね!
昆布の旨みはグルタミン酸、干し椎茸の旨みはグアニル酸。
2つの旨み成分が合わさった、相乗効果による強い旨みな
のですが、椎茸くささは、ありません。
なぜ?
どうぞ、ご自分で工夫してみてください。
精進揚げの材料です。
たこきゅうの材料。
わかめは、鳴門産の灰干しわかめです。
灰干しわかめ=採取したわかめに木灰をまぶして乾燥させたもの。
味、香りはもちろん、厚み、歯ごたえがちがいます。
わかめは、食用の海藻の中で最も多量のカルシュウムを
含んでいるので、子どもたちの生育にぴったり。
あ、強いアルカリ性食品でもあるんですよ。
朝は、身体が酸性にかたむきがち。
朝ごはんの酢の物、サラダ、お味噌汁におすすめします。
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今月の新入生です、サラリーマンのMさん。
今日のおけいこは、卵の正しい割り方、とき方から
スタートしました。
日本料理は、下ごしらえが大切。
下ごしらえのひと手間で大きく味が変わります。
今日一日だけでも、たくさんの下ごしらえがあります。
1年でもいいですから、通ってみてください。
そうめんの具用に、だしまき玉子を2枚、焼きました。
はい、みなさん、絵を描くように盛ってくださいね。
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どんなことでも、学んだことは、いつか役に立つといいますよね。
わたしにとっては、絵画がそうかもしれません。
器はキャンバス、料理は景色なのです。
尾道で、小学校3年から通った絵画教室。
尾道東高では美術部に所属。
どちらも先生は、独立美術協会の画家・妹尾正雄先生。
1人1人の絵を丁寧に見、厳しく熱く指導なさり、
部活とは思えない熱の入れようでした。
放課後の絵画教室には、多くの部員が集まり、本当によく絵を描いていました。
描いていたのは、ほとんど風景画でしたが、
この風景画の構図、遠近感の表し方が料理の盛り付けに
とっても役に立っているような気がします。
絵は、ヘタっぴでしたけどね。
生姜酢です。
この上に氷をのせます。
玉子は、七夕の短冊を模したもの。
いただきます!
今回は、あまりの暑さに、身体に負担のかからない、
こざっぱりした献立にしました。
夏は、健康な方でも胃腸が弱りがち。濃厚な脂のものを食べると
消化不良をおこしてしまいます。
「うなぎや焼き肉」でスタミナをつけるなんて、若くて元気な方なら
ともかく、あまりおすすめできません。