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さ、今日は、2リットルの一番だしを取ります。
昆布だしをきかせる料理が2品。
というわけで、本場折浜の真昆布を1時間水
出ししておきました。
おひなさまには、はまぐりやさざえの料理
がつきものです。
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さざえといえば、つぼ焼き。
さばき方のポイントは、ふたの開け方。
まずは、ストレスを与えないよう、伏せたまま
静かに置いておきましょう。
殻からなにか生えてますよ。
わかめやふのりのようです。
ゆるんだすきに、貝むきの刃先をあて、クルリ
と回し、身とわたを引っ張り出します。
ストレスを与えると、ふたが引っ込み、
開けにくくなります。
身とわたを切り離し、身は軽く塩でもみ、
洗って、刻みます。
わたの先端も2cm位に切り、身と共に
殻につめて焼きます。
下の写真は、みなさん1個ずつさばき、
洗って切ったものです。
数が多い場合、こんな風に分ける方が、
殻に詰めるとき、身を数えなくていいの
で便利です.
からに詰めておきます。ふたは捨てないで
くださいね。
さざえのつぼ焼きは子供のころからの
大好物。
祖母や母は七輪で焼いていました。
「ガスじゃ、おいしゅうない」と。
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さて、 細巻きずし。
おひなさまには「可愛い~♪」がたいせつ。
細巻きずしのサイズは、おひなさまにぴったり、
と思っています。
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具を準備しましょう。
下の写真は、削りかつおと00を混ぜている
ところです。これはおいしいんです。
卵焼き。10等分します。
「細巻きずしっておままごとみたい~♪」
かつお節、玉子焼き、かんぴょう、干し椎茸、きゅうり・・・・。
お米の量は、カップ3,5。
たくさんできました。
25本かな。
細いの、太いの、いろいろ。巻く人によって
違います(笑)。楽しいですよね。
切り口を上に向けて盛ってみてください。
ちょっぴり華やかで可愛いでしょう?
朝届いた、久松達央さんの野菜。
これは一番弟子・山内生子さんの育てた長ねぎ。
冷蔵庫に先週の教室で作った酢味噌があります。
軟らかそうなので焼いて田楽にしましょう。
串をさして、 油をぬって焼いて、
酢味噌をぬって、再びさっと焼きます。
.なばな、おいしいですよね。煮びたしにします。
花かつおをしのばせて。
器に盛って、さらに削りかつおを天盛り。
イクラのちり酢。
上から撮ると器が大きく写ります。
こんな、少しじゃないんです(号泣)
さざえができあがり。
つぼ焼きは、さざえの他、なにも入れません。
せっかくのさざえの味、もったいない ので。
吸い物は、うどの花びら椀。
型ぬきではないので色んな花びらがありますね。
チューリップ、さくら、Vサイン花(笑)・・・・・・・・。
こんなお椀です。
いただきます!
本科も、来月は筍ずくし。
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おーー、わすれもの。
うどのきんぴら。
もうひとつ,わすれもの。
天に、炒り黒ごまふるの。