引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知 初めの一歩教室 2017年11月12日

2017年11月14日 | 昔ながらの和食教室

全部ではありませんが、今日の材料です。

わたしの教室は、

「材料を洗うことから」が

教室です。

 小豆のゆで汁で染めたもち米を

蒸します。

 もう、お気付きと思いますが、

盆ザルにのせて蒸します。

本枯節を削ります。

お1人づつ。

 銀杏の鬼殻は「銀杏割り」で割ります。

鬼殻の失敗しない割り方、

薄皮の手早いむき方習得中。

 秋鮭を切り、柚庵地に漬け込みます。

 煮染めの材料。

里芋は昨日と同じ畑のもの。

やわらかいので、注意深くゆでましょう。

 お赤飯蒸しあがり。

 秋鮭の柚庵焼き、黒い器に合うでしょう?

拙著「だし取り教室」に掲載の

ほうれんそうのおひたし。

数多くの方から喜ばれています。

「ほうれん草食べてほしいんですけど、

お醤油をかけただけでは、しょっぱいから、

ちょっとつまむ程度でした。

教室で習ってからは、家族が進んで

食べるようになりました」

 

このクラスのAさんも、「娘(幼稚園児)

が、ほうれん草のおひたしが大好きに。

「これ、おいしいね!」とパクパクなの

だそうです。

 

やっぱりね、

だし、おそるべし。

 

今日のは、もっとかんたんです。

玉子焼き。

たまご5個

だし巻きでもない、関東風でもない

おだし多めに入れて、しっとりした

いい香りの玉子焼き。

今日の気分の即興玉子焼き。

「えーと、卵5個に、・・・」とわたし。

「えええー・・・」と生徒さん、メモメモ。

 写真は手前のものが大きく映ります。

(おせち料理につかえます)

お煮しめできあがり。

今日は里芋、監督しながらゆでました。

大丈夫そうです。

(おせち料理につかえます)

残りは翌日細かく切って、

ばらずし(ちらしずし)にも、

チャーハンにも。

 配膳中

小鯛と小蕪の甘酢漬け

(おせち料理につかえます)

 お赤飯

黒胡麻の胡麻塩待ちです。

お吸い物

絹こし豆腐、ぶなしめじ、三つ葉、

吸口は、おろし生姜

 今日で初めの一歩教室は終了です。

 

12月は、お正月料理。

教室では3名の新婚さんが新年を迎えます。

おせち初めの一歩ですね。

 

募集中!

第1火曜日に空席がございます。

[場所]小田急線経堂駅下車7分

[時間]2~6時

男性も歓迎です。

 

 

 

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引頭佐知 初めの一歩教室 2017年11月11日

2017年11月13日 | 昔ながらの和食教室

 

小豆のゆで汁

小豆は、つけ置きしません。

水と共に鍋に入れ、火にかけます。

8~9分通りゆでたら火からおろし、

冷めたらもち米を浸けて一晩おき

「もち米を」染めます

11日午後3時。

一晩ゆで汁に浸けておいたもち米、

ゆで小豆を混ぜ合わせて蒸します。

中華せいろ。

「フタ」と「ミ」の色、ちがうでしょ?

フタは30年前、横浜中華街で購入したもの。

ミの方、焦がしまして、

今年、求めました。

 

30年前のにしてはきれいでしょう?

棕櫚のたわしでゴシゴシゴシゴシ

洗いました(洗剤つかいませんよ)。

 試飲しましょう。

 お赤飯、そろそろ手水の時間

お煮染め(にしめ)

野菜を煮る場合は、まず下ごしらえとして

皮をむく、切る、面をとる、刻むなどの手順が

あります。

次にゆでる、水にさらす、煮るという過程が

あります。下の材料は、それら下ごしらえを

したものです。

煮始めます。

 蒸しあがり。

かための里芋が続いたので

注意力に欠けました。

ゆですぎ。

おかあちゃん(わたし)失敗です。

小蕪と小鯛の甘酢漬け

「小鯛の甘酢漬け」は

福井県若狭の特産品。

加工品ですが、

「はじめてのおもてなし」のときの、

ちょっとお刺身替わりになど、

いろんな風につかえて便利です。

秋鮭(生です。塩鮭ではありませんよ)。

私の大事な奈良漬サービス。

最後にお吸い物。

お吸い物の美味しい温度は80℃

立冬が過ぎ、すこーし寒くなってきました。

みなさん写真を撮ったりなさるので

水溶き片栗粉で冷めにくくします。

葉物野菜の入荷がとっても少なくて

走りまわってます。

今日は菊菜がなくて甘酢漬けで使った

小蕪の葉を利用。

 ほうれん草の写真、撮り忘れです。

 

 

 

 

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引頭佐知 初めの一歩教室 2017年11月7日

2017年11月10日 | 昔ながらの和食教室

 

魚の焼き物にはいろいろありますが、

魚は足が早いので、

取り敢えず「漬け置き」がおすすめ。

みりん、酒、醤油を合わせた柚庵地に

柚子の輪切りを加えて、1時間以上

漬けておきます。

脂ののった冬の魚、

柚子の香りでさらにおいしくなります。

 

前夜、お弁当分も焼いておいても。

 かつお節、削りたて。

 一番だし

試飲

おだしがとれたら、お煮染め、なます、

吸物につかいます。

 

お煮染め、だし煮込みスタートです。

赤飯は最初から最後まで強火で

1時間蒸します。

途中、3回、小豆のゆで汁を、

手でつかみ(手水といいます)、

パッパ、パッパとふりかけます。

 赤飯、手づかみでポイッ

「もち米の香り、歯ごたえおいしい~」

「小豆の香り、こんなだったんですね!」

お赤飯には、玉子焼き

欲しいですよね。

「新婚の方、焼いてくださいね」

と、言いつつ

卵溶いてる人がいます(生徒さん盗撮)。

無事、焼けました。

お1人1枚づつに切り分けてくださいね。

 で、焼き物どうしで盛ります。

お煮しめ

盛り付けは、お2人ずつどうぞ!

 

最後はお椀。

(盗撮2枚目)

お椀を盛ったら、

いただきます! です。

吸物 「吹き寄せ」

すくい豆腐、菊菜(春菊の秋の呼び名)

人参、生椎茸、銀杏、

明るい食卓!

土瓶が雰囲気こわしまくり。

 火曜日のこのクラス、空席がございます。

ご希望の方は「初めの一歩教室ご案内」

をお目通しの上、お申込みください。

 

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引頭佐知 初めの一歩教室 2017年11月5日

2017年11月09日 | 昔ながらの和食教室

 

小豆のゆで汁に浸けておいた、もち米。

ほんのり小豆色に染まってるでしょう?

中華せいろから湯気がでてきました。

これから1時間蒸します。

 だしとり。

昨日小さくなったかつお節も入れてます。

今日もお1人ずつ削りますよ。

お1人分。

おだしの試飲

 ゆでたほうれんそう。

煮染め

「鍋まわし」

鍋を動かし、煮汁が材料全体に

ゆきわたるようにします。

 蒸しあがりました。

もち米特有の甘い香りが立ち上がって・・・。

最近、桜色のお赤飯が増えている

ようです。

トップの写真と見比べてくださいませ。

なにも加えていない、

これが本物のお赤飯の色です。

生鮭の柚庵焼き、玉子焼き

染めおろし

玉子焼き、できあがってから

生徒さんから、ひょうたん型の

玉子焼きの話しになり、

それじゃ、瓢型にしましょう、と。

ちょっといびつですが・・・笑。

吸い物は「吹き寄せ」。

白玉粉とお豆腐の団子

つるつるしてないのも食べやすくて

いいものです。

緑の茎は、小蕪の茎。

即席漬けの残りもの。

さわやかな色と香りと食感、

好きです。

即席漬け

食後のおしゃべり。

青森県十和田出身大学生の翠ちゃん。

話題は子供のころからのお稽古ごと。

「華道、茶道・・・茶道は公民館のような

ところで80歳の方に教わってました。

生徒、わたし一人なんてことも」

 

道理で所作の美しい人です。

 

 

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引頭佐知 初めの一歩教室 2017年11月4日

2017年11月05日 | 昔ながらの和食教室

 

 生徒さんから

お赤飯のリクエストがありました。

 

(わたしの)前夜の仕事は、

1,もち米をとぐ。

2,小豆を固茹でする。

3,といだもち米に、小豆のゆで汁を

加えて一晩おき、もち米を赤く染めます。

4,「煮染め」用に、干し椎茸を戻しておく。

 朝、地元の魚真へ。

いまが旬の「秋鮭」、柚庵焼きにします。

脂がノリノリです。

柚庵地をこしらえて

輪切りの柚子をちらして、

約1時間浸けておきます。

煮物は「お煮しめ」。

材料は、

里芋、ごぼう、人参、蓮根、

こんにゃく、干し椎茸

おだしで煮含めてから調味料を

加えます。

お赤飯、蒸しあがりました!

せいろの蓋をあけると

湯気がもち米の香り、

小豆の香りを運びます。

お煮しめの盛り付け、ご自由にどうぞ。

生徒さんの盛り付けです

いんげん3本を、そろえて正面にあしらえば

落ち着きます。

ぐふふ・・・姑気分

小鯛と小蕪の甘酢

秋鮭の柚庵焼き

 お赤飯。

小豆のお腹、割れてないでしょう?

 お椀は、吹き寄せ椀。

旬の野菜と豆腐をつかったお椀です。

枯れ枝のようなかつお節、

今日は、ここまで削りました。

気分、すっきり!

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