メタボリック

又も腹はメタボリック。
７月のカナダ遠征から自転車に乗る時間が少なくなった。
おかげで７ｋｇ増しで腹が出始める、。
昨夜娘と嫁に何その腹と指摘される、そして選手を辞めてからほとんど顔を合わせていない娘が、パパ練習してるバイクペーサーしようかだと。
殺すきか、ついていけるわけねーだろ選手じゃあるまいしと言いながら腹の肉を触る。
そうだ９月になると沖の練習につき会わなくてはいけないのだ。そこには唐見もいる、そこで勝負を挑まれると勝ち目は無い、それまでには体力をアップしなければ。
そして今日は１時間のロード練習、インターハイを思い出して坂を登るが体は正直、ギヤを間違えているのではないかとギヤに目をやるが間違いない、リムがブレーキに当たっているのでは思うがこれも違う、単に体が重いのと筋力が低下しているだけだ。
苦しくなると、ふと我に返り目標も無いのに俺は何しているんだろうと思い近道で帰宅、そして気がつけば冷たいビールがのどを通っている。
これじゃメタボリックも解消せんばい。
明日は６時からチーム員と強制ロード練習だ。

武雄

懐かしい佐賀、武雄競輪場。
佐賀県出身の俺は博多よりだから佐賀にほとんど行った事が無い。
武雄も高校時代合宿で良く行ったが宿泊先の唐津屋と競輪場の往復のみ。
それでも少しはさま変わりして、都会になっているではないか？
その高校時代に殴られ蹴られながらも勝つために練習をしてきたバンク、ここで一緒に走ってきた元選手も多く訪れているかと思っていたがその姿は無かった。
唯一２年後輩の佐々木がいて一緒に酒を飲む。兄貴は現在佐賀の支部長。
当時の佐賀は全国を制するほど強かったが、今回のインターハイで決勝に残る事はできなかったのは残念。
今回福岡、佐賀が低迷したが九州勢は活躍、大分、熊本、鹿児島は上位で活躍した。
一時代が雄終わり元選手の二世が走り始めている、熊本の野口、佐賀の佐々木、
横浜の佐々木等の息子、選手の息子たちはまだ乗り始めて間もないが荒削りな走りで将来が楽しみだ。
今回インターハイは知っている選手がいるから見ていて興奮した。少し前にカナダで行われたラビテビで一緒に戦った選手が多くいたからだ。
その中の数人。
入部、お父ちゃんとは昔から知り合いで正太郎が生まれた時から知っている、ヘルメットの下にかぶるバンダナが旧日本軍に似ているので二等兵と呼ぶ。
そして大分のでこぼこコンビ、カナダでは何時も一著に行動、身長差があり縄文系と弥生系、二人とも礼儀正しい、この二人対照的で見た目が面白いから忘れはしない。大きい方は１０００ＴＴで４位と検討、小さい方はロードで落車に巻き込まれ遅れたが最後までゴールを目指しスプリントする姿が印象的だった。
香川の青山、ヘルメットをかぶっているが役に立たないほどあご紐が長い。
その姿が超田舎物、物静かだが最後のアタックを逃さずトップグループでゴール。
高校生は本当に見ていて面白い。真剣には感動する。