ツールド東北終了後自転車に乗り始めた。
アジア選手権及び世界選手権女子選手の練習相手の為に。
女子とは言えそんあに甘くは無いと思っていたが、ここまできついとは。
初日先頭交代で一杯になったところで2人の選手に攻撃され、一気に坂で遅れ始めた、何度も修正しようとしても上がりきった呼吸と一杯になった筋肉は言うことを聞かない。
先頭では2人が競り合っている、追撃距離も黄色信号点滅、ここで体のモードが切り替わる、インターバルをとりながら残り1kmで何とか追いつくことに成功、後ろで休み体力を回復、ここで一気にスパートされるが、前で速度が鈍る、ここを俺が見逃すはずは無い、一気にスパートして離す、もう切れただろうと後方を確認したらもう1人が追撃してきている。
ここで負けたら男がすたるともう一度ダッシュするが、加速はしないどころかへろへろ、でも何とか逃げ切る。
単純に分析すると、彼女たちの方が呼吸器も持久力も俺より勝っている。
ただし技術は俺のほうがはるかに勝っている、ダッシュするとこの部分のみが有利で長く勾配がきついさかでは断然俺が苦しむ。
彼女達はすきあれば俺を振り切ろうとする、ダッシュして俺を苦しめれば苦しめるほど俺の中のマッスルメモリーが呼び起こされる。
75KGあった体重も70kgになに、メタボリック化した腹もだいぶへこんだ。
でも横隔膜が痛い。