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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

東日本大震災 「福島第一原発の炉心溶融」 各紙の報道の違い・・・

2011-03-13 21:08:04 | 原子力発電・放射能汚染・自然エネルギー
東日本大震災 「福島第一原発の炉心溶融」 各紙の報道の違い・・・

「毎日新聞」
「福島原発 炉心溶融」「建屋爆発、格納容器「無事」」「国内初 海水注入、廃炉も」「原発「安全神話」崩壊」「エネルギー政策見直し必至」「幾重も対策不発」「東電「想定外」繰り返す」「海水利用 決断遅れ」








「讀賣新聞」
「福島原発 建屋で爆発」「炉心溶融の恐れ」「放射能漏れ 90人以上被爆」「水素充満 爆発」「事故レベル「4」」「炉心冷却へ最終手段」






「日本経済新聞」
「原発の炉心溶融」「過熱防止へ海水注入」「政府「格納容器損傷ない」」「避難20キロ圏に」「国内最悪の原発事故」「冷却水不足が原因」「安全の確保急ぐ」






「神戸新聞」
「福島原発で炉心溶融」「原子炉建屋で爆発」「半径20キロに避難指示」「崩れ去る「安全神話」」「対応後手 傷つく信頼」「他国の失敗生かせず」






「産経新聞」
「福島原発で爆発」「炉心溶融 民間人3人被爆」「避難20キロ」「日本の原子力試練」「政府対応、後手に」






「朝日新聞」
「福島原発 炉心溶融」「建屋爆発、90人被爆か」「半径20キロに避難指示」「汚染防止 険しい道」「危機管理 悩む政権」






同じ記事を報道しても新聞社によってかなりのニュアンスが違うことがお分かり頂けると思います。

「毎日新聞」や地方紙の「神戸新聞」は、「「安全神話」が崩壊」を指摘、「エネルギー政策の見直し」などにも言及しています。また、「東電「想定外」繰り返す」、「他国の失敗生かせず」と電力会社と国の原子力政策そのものも批判しています。

「日本経済新聞」でさえ、「国内最悪の原発事故」「冷却水不足が原因」と報道。事故の深刻さを伝えています。
「讀賣新聞」も、「事故レベル「4」」「炉心冷却へ最終手段」と事故の深刻さを伝えています。

「産経新聞」が、「炉心溶融 民間人3人被爆」と被害を少なめに伝え、「日本の原子力試練」と事故を起こした東電や政府の立場で報道しているのは「言わずもがな」ですが・・。


「朝日新聞」が、「汚染防止 険しい道」「危機管理 悩む政権」と擁護の報道をしていることは許すことができませんね。

そうこうしているうちに、福島第一原発の1号炉だけでなく3号炉も「炉心溶融」が起こっているといいます。海水注入による冷却もうまくいっていないようです。
二重三重による安全装置が働くといわれていたが、停電や津波などでどれも機能しなかったといいます。

一刻も早く危機的状態からの回復が求められます。
原発の放射能漏れにより被爆した方々、避難指示で震災と合わせてダブルの困難な生活を余儀なくされておられる方々にお見舞い申し上げます。

また、この際に、原子力政策からの脱却が求められるのではないでしょうか。

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