つなぐ 能登の産業④ 揚げ浜式製塩 伝統500年
均一にならされた砂の塩田に、職人がまんべんなく海水をまきます(写真)。
奥能登塩田村は断水が続くなど、復旧はすすんでいませんが4月24日から、塩づくりを再開しています。
能登半島の先端、珠洲市で約500年前から受け継がれてきた揚げ浜式製塩。地震で塩田に亀裂が入るなどの被害を受け、主要道路も寸断されています。
塩づくりは乾燥させた砂を集める作業など、人手が必要です。しかし、作業員は8人。いずれも被災者です。もともと30人ほどいた作業員は、各地に避難しています。
そんな中、金沢学院大学の学生が夏休みに、ボランティアで来てくれることになり、通信販売のみ、再開できました。
昨年亡くなった先代浜士(はまじ)の登谷良一さんに塩づくりの継承を託された浦清次郎さん(56)。「人が足りないのは変わらない。少しでも戻ってきてほしい。塩づくりを未来につなげたい」と決意を固めます。(つづく)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年8月17日付掲載
能登半島の先端、珠洲市で約500年前から受け継がれてきた揚げ浜式製塩。地震で塩田に亀裂が入るなどの被害を受け、主要道路も寸断。
そんな中、金沢学院大学の学生が夏休みに、ボランティアで来てくれることになり、通信販売のみ、再開。
均一にならされた砂の塩田に、職人がまんべんなく海水をまきます(写真)。
奥能登塩田村は断水が続くなど、復旧はすすんでいませんが4月24日から、塩づくりを再開しています。
能登半島の先端、珠洲市で約500年前から受け継がれてきた揚げ浜式製塩。地震で塩田に亀裂が入るなどの被害を受け、主要道路も寸断されています。
塩づくりは乾燥させた砂を集める作業など、人手が必要です。しかし、作業員は8人。いずれも被災者です。もともと30人ほどいた作業員は、各地に避難しています。
そんな中、金沢学院大学の学生が夏休みに、ボランティアで来てくれることになり、通信販売のみ、再開できました。
昨年亡くなった先代浜士(はまじ)の登谷良一さんに塩づくりの継承を託された浦清次郎さん(56)。「人が足りないのは変わらない。少しでも戻ってきてほしい。塩づくりを未来につなげたい」と決意を固めます。(つづく)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2024年8月17日付掲載
能登半島の先端、珠洲市で約500年前から受け継がれてきた揚げ浜式製塩。地震で塩田に亀裂が入るなどの被害を受け、主要道路も寸断。
そんな中、金沢学院大学の学生が夏休みに、ボランティアで来てくれることになり、通信販売のみ、再開。