貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

えんぴつで奥の細道

2006年06月03日 | Weblog
     
みちのくは 白河関か 杉茂る


5月13日のブログ「原点に戻る」から始めた、えんぴつで奥の細道は「遊行柳・白河の関」につきました。毎日書けばもっと早く進むのですが、楽しみが早く終っちゃう気がして・・・朝 早く起きられた時、少しかいては、字の練習に入ります。

     鉛筆を 削り朝梅雨 深呼吸

2年前始めた「貴美華が巡る奥の細道」の旅では、まさかブログにするとは、考えていなかったし、パソコンもデジカメ持って無かったのですが、一人旅は不安なので携帯のナミ付きを買い、心強くおもったものです。

あの時から 何年もたっていないのに、生活のリズムは大きく変わり、デジカメはいつもバックの中に入っています。 写真のこと?
どんどん前に進み・・・立ち止まって、戻ってみなくては。

原点は 行きつ戻りつ 春心

関所跡から南湖(日本最初の公園)を通り、戊辰戦争で落城した小峰城跡(三重櫓復元)へ向かう途中に
連歌人 宗祇が少女に声をかけたところ、見事な和歌で返され、宗祇は大いに恥じて 都へ帰ったと伝われている「宗祇戻し」の場所があります。

     
     朱のぼうし かぶる地蔵は 旅宗祇

棚倉街道と鹿島街道の分岐点で狭い三角地です。ここに立てば自己の驕りを捨て、原点に戻らなければ、と旅の宗祇に言はれます。